ソニー生命保険が7日発表した都道府県別の生活意識調査によると、できるだけお金をかけたいと思うものに「教育」を挙げたのは徳島、福岡、大分の3県が20%で首位となった。兵庫、広島、山口、愛媛の4県が18%で続き、ソニー生命は「西日本のほうが、教育熱が高い傾向があるようだ」と分析している。全国平均は11.9%だった。
夫婦の関係では「夫がよく家事に参加している」と回答したのは、群馬県、東京都が48%で最も多かった。岩手、三重、和歌山、宮崎の4県が44%の3位で並んだ。全国平均は36%だった。
「夫がよく子育てに参加している」と答えたのは全国が35.6%。宮崎県が50%でトップとなり、岩手、山梨、佐賀の3県が46%で2位だった。ソニー生命は「岩手と宮崎が両方で上位に入り、結婚相手を探す際に参考になるのではないか」と指摘した。
「妻が財布のひもを握っている」との回答は、1位が岐阜県と長崎県の66%で、3位に奈良県と島根県が64%で並んだ。「妻がけんかで勝つことが多い」と答えたのは岐阜県が50%で首位。2位は44%の秋田、長野、徳島、香川、愛媛の5県。岐阜の妻の強さが際立った。
調査は20~59歳の男女を対象に、インターネットで11月に実施し、2350人が回答した。〔共同〕
ソニー生命保険、ノーベル