朝からツラ〜い寝起きの頭痛！2つの原因と対処法を知って、気持ちのいい目覚めを！

寝起きの頭痛の原因と症状 – 朝は色々な意味で辛い人は必見です。

朝起きて「さあこれから出勤だ」という時にズキズキと頭が痛むと、誰もが憂鬱になってしまうものです。

前夜に痛飲していたのであれば思い当たる原因もあるでしょうが、しかしほとんどの場合、寝起きに感じられる頭痛は全く身に覚えも無いようなものです。

ではどうして寝起きに頭痛が起きるのかというと、これにはいくつかの原因が考えられます。

そして原因が特定できたのであれば、その仕組みを理解することで予防することができるようになるのです。(参考：立ちくらみと頭痛が同時に起こるのは体のSOSサイン！？)

寝起きの頭痛は偏頭痛が原因になっているケース

これはこめかみのあたりにズキズキとした痛みが走るのが特徴となるタイプです。

特に女性に多く見られるタイプであり、女性が寝起きにこめかみのあたりに痛みを感じるという場合はまずこれが疑われます。

このタイプは脳の血管が拡張してしまうことで炎症を起こし、周囲の三叉神経という感覚神経を刺激してしまうことによって痛みが発生するのです。(参考：知っておきたい偏頭痛(片頭痛)の特徴・症状・原因まとめ)

対処法としては何よりも鎮痛剤で押さえこむことが手っ取り早いのですが、原因を取り除くのであれば睡眠の質を高めることや、生活リズムを安定させること、脳の血管を収縮・拡張させる成分であるチラミンを含むチョコレートや赤ワインの摂取を控えることが効果的です。

またコーヒーなどに含まれるカフェインは血管を収縮させる作用がありますから、寝起きにコーヒーを淹れて飲むとスッキリと一日をスタートできるようになります。

寝起きだけじゃなかった！？群発頭痛が原因になっているケース

これは先ほどのケースとは逆に男性に多く見られる症状です。

ではその仕組みは何かというと、実はまだ明らかになっていないところがほとんどです。

ただ傾向的に「こうした人には多く見られる」というようなことは言われるようになってきており、飲酒・喫煙を日常的にしている人ほど発生率が高いと言われるようになりました。

そしてこの症状の特徴として、一度痛むようになると長期間、決まった時間に痛みが襲うようになるというものがあります。

そのため長期的に対処をしていくことが必要なのですが、この際に飲酒・喫煙をすると症状が悪化する可能性があります。

ただその反面、痛みが無い時期であればある程度節制しておくだけで問題はないというようにされてもいますから、痛みが発生したのであればまず病院へ行って薬物療法をスタートし、根気強く対処をしていくようにするのがベストです。

また純度100%の酸素を吸入する方法でも痛みを解決することができるとして治療に利用されるようになりましたから、希望する場合は病院に申請することで器具やボンベを借りることができますので、痛みがひどい場合は検討してみましょう。(参考：こめかみが痛い！こめかみに痛みを感じる2つの頭痛：それぞれの原因と対処法、頭痛に加え吐き気などの症状が起こった時には)