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五輪エンブレム 応募は1万4599件に
12月7日 17時07分

五輪エンブレム 応募は1万4599件に
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2020年東京オリンピック・パラリンピックのエンブレムの応募が7日正午に締め切られ、最終的な応募件数は1万4599件になりました。
ことし9月に白紙撤回されたエンブレムは、先月24日から新たな応募の受け付けが始まり、7日正午に締め切られました。
前回は、デザインの受賞歴など条件が限定されたことから104件の応募にとどまりましたが、今回はデザインの受賞歴を設けず、個人だけでなくグループでの応募も認め、グループの代表者が18歳以上の日本人、または国内に住む外国人であれば、子どもや海外に住む外国人もグループで参加できるようにするなど応募条件を大幅に緩和しました。
この結果、組織委員会は、最終的に1万4599件の応募が寄せられたと発表しました。
今後は、専門家などによって年内に100から200点に絞り込まれたあと、来月7日から3日間、外部の有識者で作る「エンブレム委員会」のメンバーによる選考で数点に絞られる予定で、来年春には決まる見込みです。
エンブレム委員会の宮田亮平委員長は「まずはこれだけ多くの方に参画してもらったことに感激しております。この中から最終的にたった1つを選考するのは至難の業ですが、皆さんに納得いただけるようなプロセスでしっかりと審査していくつもりです」とコメントしています。

市ぐるみで応募も

エンブレムの応募に参加した人たちからは「2020年の大会を自分が作ったエンブレムで迎えたい」という期待の声が高まっています。
このうち埼玉県鶴ヶ島市は、市ぐるみで応募作品を選ぶ取り組みを行いました。パソコンが使えない人たちでも参加できるように、手書きの作品も含めて受け付け、年齢の制限も設けず10月16日から1か月間、公募を行いました。
その結果、市内外の14歳から82歳までの200人を超える人たちから、合わせて485点の作品が寄せられたということです。
市は先月19日に外部の選考委員5人による選考会で1点を選び、今月4日に、▽原案を作った人と、▽それを応募条件に合うように清書をした人、▽代表者である市長の、3人のグループで組織委員会に応募しました。
事前の公表が禁じられている応募した作品について、鶴ヶ島市市政情報課の永井昌和さんは「一目見れば日本がイメージでき、色づかいがすごく鮮やかな作品です」と説明しています。そのうえで永井さんは「これをきっかけに5年後の大会を楽しんでもらえばいいと思う。1人だけでなく200人以上の思いがこもった作品だと思うので、代表としてぜひ選んでいただければいいですね」と期待を寄せていました。

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