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» 2015年12月07日 21時45分 UPDATE

なんだか“パパラッチな”ヤツを試してみよう:忘年会で活躍! 顔を認識して自動追尾するスマートフォンスタンド「パパラッチくん」 (1/2)

上海問屋で発売中の、顔を認識して自動追尾する電動スマートフォンスタンド「パパラッチくん」。名前からは想像できない高性能に驚く。

[山口恵祐,ITmedia]

 世は空前のセルフィーブーム。セルフィーとは、スマートフォンのカメラで自分自身を撮影する、いわゆる自撮りと呼ばれるものだ。ブームに乗じてスマートフォンのインカメラ(内側カメラ)は高画素化が進み、自撮り棒も観光地を中心に多く見かけるようになった。自撮り棒はいわば長物であるため、安全を考慮して駅のホームや遊園地で使用禁止になるほどだ。

 え、自分の回りじゃ流行ってないって? “若い女子”の間で流行っているらしいですよ! とはいえ、「自撮りなんかしないよ、恥ずかしいもん」という人も、これから年末に向けて忘年会といった行事が増えるはず。そんな場で友人と一緒に写真を撮影する機会が何かと増えるのではないだろうか。そんなときに活躍するのが、上海問屋から発売されている「パパラッチくん」(DN-13215)だ。

パパラッチくん 「パパラッチくん」という名前が既に怪しい感じを醸し出しているが、そのユニークな名前とは裏腹にかなりデキルやつなのだ

 パパラッチくんは、iOS/Android対応の専用アプリと組み合わせると、人物の顔を認識してスタンドが上下左右に回転する。構図を自動的に調節しながらシャッターを切ってくれる電動スマートフォンスタンドなのだ。

パパラッチくん 裏面の三脚ネジで固定することもできる

製品のセットアップ

 パパラッチくんを利用するには、まずスマートフォンに「Wali(iOSAndroid)」というアプリをインストールする。メーカー名の「Unigear」で検索すると探しやすい。

 Waliをインストールしたら、画面下部中央のボタンをタップする。Bluetoothによるペアリング待機状態となるので、パパラッチくん本体と付属リモコンの電源をオンにしよう。自動的にペアリングが完了すると、カメラアプリが起動する。

ky_paparazzi-02.jpgky_paparazzi-03.jpg アプリを起動したら、中央下部にあるパパラッチくんのアイコンをタップ(写真=左)。正常にペアリングできれば、このような画面になる(写真=右)
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