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 2015~16年の「日本カー・オブ・ザ・イヤー」が7日発表され、マツダの新型「ロードスター」が選ばれた。マツダ車の受賞は、前年の小型車「デミオ」に続いて2年連続となった。

 小型スポーツカーのロードスターは今年5月、10年ぶりに全面改良して4代目が売り出された。「明確なコンセプトを持ち、作り手の熱い情熱を感じさせる」などと評価された。価格は消費税込み249万4800円から。

 初代のロードスターは1989年発売で、「世界で最も多く売れた2人乗り小型オープンカー」として、ギネス世界記録に認定されている。

 日本カー・オブ・ザ・イヤーは、自動車専門誌などでつくる実行委員会が選んでおり、昨年11月からの1年間に発表、発売された乗用車が対象。ロードスターと同じ小型スポーツカーで、今年4月に発売されたホンダの軽自動車「S660」は次点だった。(田中美保)