千葉・茂原市の寺で骨董市の会場に車突っ込む、６人けが

　千葉県茂原市の寺で、骨董市の会場に軽乗用車が突っ込み、数人をはねてけがをさせる事故があり、運転していた７０代の男が逮捕されました。

　５日正午すぎ、骨董市が開かれていた茂原市の藻原寺の駐車場で「乗用車と歩行者の事故があった」と通報がありました。警察によりますと、軽乗用車にはねられて骨を折るなどの重傷が２人、軽傷が４人だということですが、全員意識はあるということです。

　警察の調べに対し、車を運転していた長南町の無職・関誠紀容疑者（７１）が「アクセルとブレーキを踏み間違えた」と話したことなどから、過失運転傷害の疑いで現行犯逮捕されました。

　「いきなり脇の道から入ってきて、すごい勢いで。すごいスピード、ガンガンガンガンって」（目撃者）

　この骨董市は月に２回開催されていて、事故当時、現場には来場者が１００人ほどいたということです。警察は、当時の状況を詳しく調べています。（05日17:16）