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メディアにおもねる女子高校生(4) ー 創作右翼の「正論」

さて、前回まで3回にわたり、山本みずきという人が雑誌「正論」に書いた文章の内容のデタラメさについて検証してきました。
最後に、ではこの筆者は何故このようなものを書くに至ったのかという点について考察します。

本件を取り上げてから、私はこの筆者のホームページというものを知りました。
そこには、本人のプロフィールとしてこのように書かれています。
--
山本みずき Mizuki Yamamoto

1995年、福岡県生まれ。福岡市親善大使、ボランティア活動団体 Peaces 代表、YouthSchool代表、華道師範
趣味:旅行・生け花・ ピアノ・雅楽・スキー 等

誕生から小学校時代

1995 0歳
・福岡県に生まれる
2002 6歳
・ピアノ、華道を始める
2004 8歳
・YMCAハワイ校に短期留学
2006 11歳
・アジア太平洋子ども会議Mission Project,モンゴル団員に選出
(→事業の一環としてモンゴルに派遣,日本大使館や小学校等を訪問)
2007 12歳
・福岡海星女子学院付属小学校卒業

父の仕事関係上、幼少期から海外に行く機会が多く、国際社会に興味を持つ。好奇心旺盛で、8歳にして留学、ホームステイにも挑戦をしていた。
小学生1年生の頃にピアノを始め、コンクールで優秀賞を受賞。
華道においては、毎年花展に出展し、その他サッカーを始めとする多くのスポーツなどを嗜んでいた。
また、校内においては生徒副会長に推薦され、この頃から生徒会活動を始めていた。

中学時代

2007 12歳
・筑紫女学園中学校入学
・バレーボール部所属

2008 13歳
・卓球部に転向

2010 15歳
・筑紫女学園中学校卒業

小学生の頃から運動好きで、中学では運動部に所属し、部活漬けの日々を送る。
長期休みには、友人と外国に行くなど、アウトドア派の中学生だった。また、中学1年生の時、武〇哲也とCMに出演した経験もある。


高校時代

2010 15歳
・筑紫女学園高等学校入学
・福岡市の親善大使に就任。マレーシアに派遣。教育省大臣と懇談、JICAなどの国際機関を訪問
・募金活動団体 Peacesを設立、代表に就任
・核兵器廃絶と平和な世界の実現を目指す『高校生1万人署名活動実行委員会』に所属
・アジア太平洋子ども会議Mission Projectモルディブ団リーダーに就任。
(→事業の一環としてモルディブとシンガポールに派遣され、教育省大臣を表敬訪問)
・原水禁 福岡県代表として原水禁世界大会を始めとする行事に参列
・平和大使使節団としてスイス・オランダに派遣。
(→核兵器廃絶を目指して集めた 8万83筆の署名を国連欧州本部にて欧州事務局長に提出)
(→平和を訴え英語での演説。他、多数の国際機関を訪問)

2011 16歳
・筑紫女学園高校 生徒会長に就任

2012 17歳
・ヴァイオレット・リチャードソン賞受賞、日本南リジョン賞受賞。Youth School設立。代表に就任

高校入学後、親善大使として訪問したマレーシアで、再び貧困の実態を目の当たりにし、帰国直後にボランティア活動団体を立ち上げ、代表に就任。
他にも、生徒会活動、署名活動、募金活動や講演活動、その他勉強会を主催するなど、微力ながらも日々活動している
そのことが国際ソロプチミストに称えられ、ヴァイオレット・リチャードソン賞を受賞。
現在は人生をさまよいながらも、様々なジャンルの活動を展開。
小・中学生を対象に華道を指導し、趣味で雅楽を始め、日本の伝統文化の継承にも務める。
また、高校生の政治関心・国際理解の向上を目的とする学生団体Youth Schoolを設立。 日本をより良い国にするべく、受験生の傍ら、挑戦の日々を送っている。

http://yamamotomizuki.web.fc2.com/pages/profile.html
--

まず、大きな違和感を感じるのは、出身校をはっきりと書いていること。

筆者の「正論」の冒頭に何が書かれていたかと言えば、

--
2年前の高校1年の夏、福岡市の親善大使として派遣されたマレーシアの学校で、
現地の先生に日本の国家を歌うことを求められた。しかしながら、学生たちを前に
私は国歌を歌うことができなかった。

それは人前で歌うことが恥ずかしかったからではない。
君が代の歌詞を完全に暗唱できなかったからだ。

あの時の学生たちの唖然とした表情を忘れることは一生ないだろう。
まさに、日本を知らぬまま日本人とした生きてきたことに恥を覚えた瞬間だった。

平成7年生まれの私は小学校の頃から、学校生活を送る中で
一度たりとも日の丸を見たことがなければ君が代を歌ったこともない。
自分の友人のほとんどは未だに君が代を歌うことができないと言う。

--

自分が学校生活を送る中で、「一度たりとも日の丸を見たことがなければ君が代を歌ったこともない」、その結果として、「君が代の歌詞を完全に暗唱できなかった」「日本を知らぬまま日本人とした生きてきたことに恥を覚えた」こういうことになったと、ある意味、自分の出身校を告発した内容だったからです。

もちろん、そういう学校を糾弾するという意図で書かれたのであるなら、出身校を明記することもわかります。
ところが、この筆者は高校を卒業するにあたって、自分のfacebookにはこんなことを書いているらしい。

--
昨日(3月3日)、筑紫女学園高校を卒業しました。

六年間を共にした大好きな友との別れは想像以上に辛い。
私は一部の友人から「筑女狂愛者」と呼ばれるほど母校が大好きだった。

私の原点でもあり、たくさんのお父さんお母さんおじいちゃんおばあちゃんならぬ大勢の先生方に見守られた学生生活は言葉では表せられないほど暖かくて、楽しくて・・・

そんな筑女で過ごした日々はもうすべてが過去のものかと思うと、虚無感に包まれる自分がいるけれど、この感覚は昨日卒業した一同全員に共通するものだと思う。

私のような破天荒でどうしようもない人間を生徒会長として最後まで支えて下さり、本当にありがとうございました。女子高生らしい話が苦手で、政治以外の話題になるといつも顔がひきつるコミュ症な私ですが、大学生になったら少しは若者らしい話題にもついていけるように芸能やサブカルの勉強をしてみようと思います。
後輩の皆さんは、筑女生ということに誇りをもって素晴らしい歴史を新に刻んで下さい。
長くなりましたが、この六年間は私の一生の宝物です。
筑女の友達は一生もの。

写真は私の思い出の場所で最後の一枚。
恩師、中嶋利昭校長先生と校長室にて。


https://www.facebook.com/mizuki.yamamoto.12

http://8225.teacup.com/chikujyo/bbs
--

『私は一部の友人から「筑女狂愛者」と呼ばれるほど母校が大好きだった』と言っていた人物が、その翌月には自分の学校のいい加減な教育のせいで恥をかいたという内容の文章を発表していた、というより、おそらくこの時点で4月1日に発売された当該「正論」の記事は脱稿、送付済みと考えるのが自然。

どの面下げて、こんなことをfacebookに書けたのか、そして、この校長先生と写真に写ったのかと聞いてみたくなります。
そして、この「正論」の存在を知った校長先生がどんな気分になったかも。

ちなみに筑紫女学園についてはわかりませんが、小学校の方の上位校にあたる、高校のブログにはこんなことが書かれています。

--
卒業式練習後、3年生全体に話したこと
①国家「君が代」を美しく歌うための具体的指導を受ける学校は他にないといってよい。このような学校に学んだことを幸せに思い、自信と誇りを持ち続けてほしい。

--

さて、このような学校の附属小学校を卒業した者が、「私は小学校の頃から、学校生活を送る中で一度たりとも日の丸を見たことがなければ君が代を歌ったこともない。」などと自分の出身校を告発するのは甚だ不自然です。
また、以前にも書いたように福岡の公立小中学校においては卒業式や入学式における日の丸掲揚、君が代斉唱の実施率は100%。そういう小学校を卒業して来た多くの筑紫女学園の生徒に囲まれていたはずなのに、「自分の友人のほとんどは未だに君が代を歌うことができないと言う」と主張するのも同じく不自然。あるいは自分の友人は教えられても君が代を覚えられないバカばっかりとでも言うつもりか(苦笑)。

さらには、当人が掲げてる数々の肩書きがまた矛盾を引き起こしている。

「国家観」を持ち「国を守れ」という者が

『核兵器廃絶と平和な世界の実現を目指す『高校生1万人署名活動実行委員会』に所属』
『原水禁 福岡県代表として原水禁世界大会を始めとする行事に参列』
『平和大使使節団としてスイス・オランダに派遣。』


こういう肩書きって、どう考えてもおかしくありませんか?

原水爆の廃絶を願う人って、国家間の戦争など起こさないようにすれば、核兵器なんてものはいらなくなるという発想はおおむね共通していると思います。
一方、「国家観」だとか「国を守れ」なんて主張する人は、他の国からなめられないように強い軍事力を持つ必要があるという人がほとんど。安倍一派を見ても彼らが原水爆の禁止に熱心とはとても思えない。

こういう、矛盾しているとしか思えない行動をこの人はとっているのです。

==========

では、どうしてこういうことができるのでしょうか。

結局、この人はその場で何が自分にとって得かを考え、強いものに迎合する行動を取っているのではないかと、私には見えます。

だから、高校の途中までは核兵器廃絶に熱心だったのに、竹田宮にでも感化されたのか、まるで真逆の主張をするようになった。ただ、在籍している学校は批判しない。
そして、竹田宮にくっついて行動し、慶応大学に進学できたというのですから、ある意味、非常にわかりやすい。

もちろん、「自分の誤りに気づいたから主張を変えただけだ」ということもあるでしょう。
でも、だったら、過去の自分の行動はしっかりと総括すべきだし、また、核兵器廃絶のために派遣された際に得た経験を、まるで真逆のものであるかのように扱うのは、信義にもとる行為。
そして、自分の在籍校も告発の対象に含めてこそ、言論人としての整合性をとることができるはず。

でも残念ながら、この人にはそこまでの覚悟は見られない。
というか、そういう必要性を認識できていないから、間接的に自分が告発している学校名を堂々とかかげ、そこでの学校生活を称賛するという矛盾した行動をとれるのでしょう。

そしてあの「正論」の記事は、「正論」というメディアが喜ぶ内容を「女子高生」という肩書きで書いたから載せてもらえたとしか言いようがなく、本人もそれがわかっているから、ギリギリ女子高生を名乗れるあのタイミングでの掲載だったし、内容も、客観的なデータの裏付けはほとんどなく、とにかく掲載されるにはどうしたら良いか、それだけを考えて書かれているものにしかなっていない。

おそらく、このままで行けば、この人は産経などの一派に使い捨てられて終わってしまうでしょう。
自業自得と言ってしまえばそれまでですけれど、こういう未熟な人を利用してまで、日本を自分たちの言いなりになるような国にしたがる「自称保守」の面々には本当に腹が立ちます。

本件、以上です。

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テーマ : 日本を正常な国に戻したい - ジャンル : 政治・経済

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コメント

オプション

学校でよく歌わされた君が代は短調で暗い感じがし歌うのも難しいこともあって私も好きではありませんでした。パチンコ店の軍艦マーチのほうは好きでしたが。
ああいった場合、ちょっと機転をきかせて他の自分の得意な日本の歌でも歌っておけばよいのです。みずきさんはたくさんのすばらしい経験をなさっている方のようです。一度ぐらいの負(?)の経験など気にしないで、これからも頑張って欲しいものです。

掲載されることを狙って最初から彼女が誇張をまじえて書いたのか。
それより、よりおもしろくなるように、出版社側が彼女に文章の一部改変を依頼した可能性もあるのではないか、と勘ぐってしまいます。

私は彼女のやった事をそこまで肯定的に見ることができません


chukaさん

>ああいった場合、ちょっと機転をきかせて他の自分の得意な日本の歌でも歌っておけばよいのです。

おそらく、その「ああいった場合」というのは実際にはなかったと私は推察しています。

>みずきさんはたくさんのすばらしい経験をなさっている方のようです。一度ぐらいの負(?)の経験など気にしないで、これからも頑張って欲しいものです。

この人によれば、最初に8歳でアメリカに「留学」した時に、国旗への忠誠の場面を見て衝撃を受けたそうです。
でも、何故かその後、高校生になっても最初は原水禁だの核廃絶に関わり、竹田宮の講演を聞いた後になって、それらの運動と訣別したようです。

この人の言動は経験に裏打ちされたものではなく、多分に観念に支配されたものと考えるべきと思います。


少なくとも、本人も納得しているようです


プラモデル工作員すだちさん

>掲載されることを狙って最初から彼女が誇張をまじえて書いたのか。

私はその可能性が高いと思っています。

>それより、よりおもしろくなるように、出版社側が彼女に文章の一部改変を依頼した可能性もあるのではないか、と勘ぐってしまいます。

仮に改変のようなことがあったとしても、雑誌「正論」に載ったことを本人がブログで誇っているのですから、少なくとも、本人は納得していると思われます。
客観的にみても友人のほとんどが君が代が歌えないなどということは、よほど少ないサンプルで判断しない限り、現代ではあり得ないのに平気でそれを書く。

そういう姿勢が、この筆者の本質ではないかと、私は認識しているわけです。


原水禁ならさもありなん

原水禁の福岡県代表と聞いて、
「なら、ありえるな」と思ってしまいました。

http://www.gensuikin.org/whatis.html
原水禁は↑のページにあるように、もともとが
共産党を抜きにした反核運動を目指して設立された団体です。

で、こういう共産党を死ぬほど憎んでる団体は、
極右とつるんで行動することがよくあるのです。

一番わかりやすい例としては、
北朝鮮の人権侵害を訴える声明を
櫻井よし子たちと一緒に出している連中が
反核を訴えていたりしています。

で、原水禁のホームページをよく読んでみると
「いかなる国の核実験にも反対」とあります。

つまり、反核団体の中には、「日本が
中国や北朝鮮のような国にならないように」
頑張っている連中が存在するわけです。

こういう連中は根本的な部分では、
「日本の」平和を守るため、「日本を」核から
守るために行動しているので、実のところ、
愛国者と親和性が実に高い。

未だに日本の反原発団体は共産党を抜きにして
行動している所が主流ですが、こういう人たちが
日の丸を掲げる右翼団体と協力しているわけです。

http://exposedradiation.blog.fc2.com/blog-entry-20.html
↑この団体の参加者には反原発の代表的存在である
広瀬隆氏も交じっています。

http://torahigebeast.jugem.jp/?day=20130723
↑こういう文章を読むと、結局は「自分たちが
被爆しないための運動」にしかすぎないんじゃないかと思えてなりません。

本人が転向を宣言していますが

巣鴨明さん

亀レスにて失礼します。

> 原水禁の福岡県代表と聞いて、
> 「なら、ありえるな」と思ってしまいました。

それは少し違うと思いますけど。
ご当人は、それまでの核廃絶運動から手を引くと言っています。
ですから、自身でも、現在の極右的活動と原水禁とでは方向性が違うと自覚しているようですよ。

> で、原水禁のホームページをよく読んでみると
> 「いかなる国の核実験にも反対」とあります。

それが真っ当な核廃絶運動の方向性だと思いますけど。

> つまり、反核団体の中には、「日本が
> 中国や北朝鮮のような国にならないように」
> 頑張っている連中が存在するわけです。

そこのところのロジックがわかりませんが。
いかなる国の核実験にも反対なのですから、アメリカにもロシアにもならないように頑張るのではないですか?

> こういう連中は根本的な部分では、
> 「日本の」平和を守るため、「日本を」核から
> 守るために行動しているので、実のところ、
> 愛国者と親和性が実に高い。

核武装をいとわない自称保守連中とは相容れませんね。
それを認めたら自己矛盾です。

> 未だに日本の反原発団体は共産党を抜きにして
> 行動している所が主流ですが、こういう人たちが
> 日の丸を掲げる右翼団体と協力しているわけです。
>
> http://exposedradiation.blog.fc2.com/blog-entry-20.html
> ↑この団体の参加者には反原発の代表的存在である
> 広瀬隆氏も交じっています。

反原発と原水禁の目指す核兵器廃絶とは、必ずしも一致しないんですけど。

> http://torahigebeast.jugem.jp/?day=20130723
> ↑こういう文章を読むと、結局は「自分たちが
> 被爆しないための運動」にしかすぎないんじゃないかと思えてなりません。

反原発の皆さんは恐れるのは「被曝」。
原水禁の皆さんが恐れるのは「被爆」。

その辺、少し混同していませんか?

で、巣鴨さんはどのような核廃絶運動ならご満足なのですか?


A..右派と手を結ばない運動を

そこまでケンカ腰にならなくても・・・(汗

>どのような核廃絶運動を望むのか

たとえ向こうが反核・反原発を名乗ろうと、
わざわざ右派と協力するべきでない。各々別々に活動すれば良い。
このように思います。

揚げ足を取るようで恐縮ですが、白砂青松さんは、
「核武装をいとわない自称保守連中とは相容れません」
と仰いますが、ならば「核武装をいとう自称保守連中」とは
相容れてしまっていいのか?ということを気にしているんです。

(※なお、「核武装を主張する連中とは相いれない
 =反核武装を主張する奴とはOK」と解釈してはいません。
 白砂青松さんに対しての個人攻撃ではないのであしからず。
 白砂青松さんは逆にそういう輩とも対立する方だと思っています)

たとえば、安倍首相が「私は反核・反原発派だ」と公言し、
実際にその部分だけ路線変更したとしましょう。

この場合、いくら反核だと言っても、教科書問題やら
増税やらを行っている彼と協力して良いものか。
核さえ廃絶できれば他はどうでもいいのか。

たとえ熱心な反核運動家であっても、慰安婦を否定する
ような政治家を大会に招いたり、共同声明の一員にして
良いものか。それは違うでしょう?

もちろん、白砂青松さんがそういう方ではないことは
重々承知していますが、反核・反原発を主張する人間や団体のなかには
そういう輩もまたいるのです。

前のコメントでも述べましたが、反原連などの
「左右を問わず」を原則としている団体には、
その方針に従い、保守派と協力しているところもあり、それは問題だと言いたいのです。

原水禁と反原連の実態がまったく同じではないのは
当たり前のことです。ですから、細かい部分を指摘して
両者を違うとみなすことも十分可能だと思います。

しかし、両者ともその運営方針の根幹は「来る人拒まず」という姿勢
があり(実際にはそれぞれ特定の団体はお断りしているのですが)、
その言葉は一見進歩的であるようで、その実、
保守派と協力しながらの運動を認めていることになっており、
また、実際、そのような運動になってはいないでしょうか?

「なってない!」と言われればそれまでですが、
これまでの原水禁と原水協の骨肉の争いの中で、
原水禁があてつけのように、反共産党の人間と
積極的に連携してきた前例を知る者としては、
本記事を読んで、共産嫌いのあそこならありえるかもと思っただけです。

あくまで記事を読んでの感想レベルの意見で、
原水禁の個人攻撃をしたいわけではありません。
同団体を侮辱されたようで腹にすえかねたのならば、
この場を借りてお詫び申し上げます。私もツイッターレベルの
つぶやきに留めておけば良いものの、中傷ともとれる文章を書いてしまいました。反省しています。

私としてはあくまでも、右派との対決姿勢を維持したままでの
運動を願うばかりです。

ケンカ腰はむしろあなたの方では?

巣鴨明さん

> そこまでケンカ腰にならなくても・・・(汗

と、私が言いたいのですけどね、原水禁に対して。

> たとえ向こうが反核・反原発を名乗ろうと、
> わざわざ右派と協力するべきでない。各々別々に活動すれば良い。
> このように思います。

で、「原水禁」が核廃絶であなたの言うところの「右派」に協力している、それにより問題が生じているという何か根拠があるのですか?
前回のコメントでは、何故か「反原発」の話しかしておられなかったと記憶していますが。

> 揚げ足を取るようで恐縮ですが、白砂青松さんは、
> 「核武装をいとわない自称保守連中とは相容れません」
> と仰いますが、ならば「核武装をいとう自称保守連中」とは
> 相容れてしまっていいのか?ということを気にしているんです。

そういうことを言い出したところで、「自称保守」連中は自己矛盾をさらけ出すことになりますから、真っ当な関係は築けません。

> たとえ熱心な反核運動家であっても、慰安婦を否定する
> ような政治家を大会に招いたり、共同声明の一員にして
> 良いものか。それは違うでしょう?

そのあたりは程度問題だと思いますけど。
自称保守連中は最初から対象外ですけど、誰かとある目的に対して共闘することを考えた時、それ以外のイシューについても、全てあなたが満足できるようなポジションを取っているか、なんて確認するんですか?
それは現実問題として不可能でしょうし、「身体検査」に気を使いすぎる活動は、そちらへ割くエネルギーが大きくなり過ぎて、肝心のことがおろそかになる可能性も大と考えますけど。

> 前のコメントでも述べましたが、反原連などの
> 「左右を問わず」を原則としている団体には、
> その方針に従い、保守派と協力しているところもあり、それは問題だと言いたいのです。

それは「反原発」の話ですね。
原発というのは、根本は経済性の問題ですから、右派、左派という政治的なポジションとは独立した事象です。
一方、核兵器は戦争の道具なのですから、それを認める・認めないは、それ自体がその政治的なポジションを表す一つの大きな要素になりますから、あまりおかしな「協力」関係にはならないと思います。

現に、このエントリのネタにした人は、核廃絶運動から手を引くという「転向」をせざるを得なかったわけですから。

> 「なってない!」と言われればそれまでですが、
> これまでの原水禁と原水協の骨肉の争いの中で、
> 原水禁があてつけのように、反共産党の人間と
> 積極的に連携してきた前例を知る者としては、
> 本記事を読んで、共産嫌いのあそこならありえるかもと思っただけです。

で、逆にお聞きしたいのですが、その「共産党」系の政党が支配する国の核兵器に対し、あなたはどのようにお考えになっているのですか?
「いかなる国の核実験にも反対」という原水禁のポジションを批判されていましたけど、それは、特定の国の核武装は認めるということですか? それは違うとおっしゃるなら、じゃあ、結局のところあなたと原水禁の違いは何ですか?

> 私としてはあくまでも、右派との対決姿勢を維持したままでの
> 運動を願うばかりです。

その運動の目的が、核廃絶ではなく「右派との対決」にならないことを祈ります。


う~ん・・・「ケンカ腰はむしろあなたの方」ですか・・・

「原水禁を個人攻撃したいわけではない」
「侮辱していると感じられたならお詫びしたい」
「中傷とも受けとられる文章を書いてしまった」
「反省している」

このように書いていますよね?

原水禁が白か黒かをしきりに気にされているようで、
根拠をお求めになっていますが、こちらも前のコメントで
「共産嫌いのあそこならありえるかもと思っただけ」
と書いています。だからこそ、あなたが違うと言うなら
それまでだ(=違うんだろう)とも書きました。

誤解を生む文章になってしまったかもしれません。
改めて、中傷と受け取められたのならば、この場を借りて
お詫びを申し上げたいと思います。


>逆にお聞きしたいのですが、その「共産党」系の政党が支配する国の核兵器に対し、あなたはどのようにお考えになっているのですか?


「無くすに越したことはないが、今の反核運動の
 ままでは無くせるとは思えない」と思います。

これは別に原水禁限定で言っているのではなくて、
原水協等の他の団体も含めて(海外も)です。

中国やロシアのような経済的、政治的、軍事的にも余裕がある
大国であるならば、現状のままでも可能だとは思います。

しかし、北朝鮮やイランのように悪の枢軸と
呼ばれ、NATOの爆撃を受ける可能性がある弱国に対して
無くせと言われて「はい、そうですか」とは
いかないのではないでしょうか?

現に、悪の枢軸として指定されたイラク、リビアは
消滅し、シリアも先日、危うく爆撃されかけているのですから。

北朝鮮に至っては、毎年、米韓合同軍事演習が
領海付近で行われていますが、この作戦には
首都である平壌の占領を想定した作戦が行われています。

のど元に刃を突き付けられ、しかも旧ソ連の古い装備を
いまだに使用する軟弱な軍備となれば、同国が
「防衛のために」と称して核を持ちたがるのも
納得はできなくても理解はできるはずです。

ですから、本気で核を無くそうとするのならば
攻撃される不安を取り除くこと、さしあたっては
米韓の軍事演習の中止、および米韓朝との不戦条約の
締結を求めるべきではないでしょうか?

米韓軍事演習では去年も今年も
B52核戦略爆撃機を出撃させて核爆弾投下訓練を
行っていますし、立派な反核運動になると思うのです。

日本共産党も貶めているのでは?

巣鴨明さん

> う~ん・・・「ケンカ腰はむしろあなたの方」ですか・・・
>
> 「原水禁を個人攻撃したいわけではない」
> 「侮辱していると感じられたならお詫びしたい」
> 「中傷とも受けとられる文章を書いてしまった」
> 「反省している」
>
> このように書いていますよね?

それが何か?
あなたが原水禁に対して「ケンカ腰」だったことは事実ですよね。

> 原水禁が白か黒かをしきりに気にされているようで、
> 根拠をお求めになっていますが、こちらも前のコメントで
> 「共産嫌いのあそこならありえるかもと思っただけ」
> と書いています。だからこそ、あなたが違うと言うなら
> それまでだ(=違うんだろう)とも書きました。

申し訳ありませんが、この場の管理者として、根拠の定かでないうわさ話のような類いのものを広めて、誰かを貶めることに手を貸す訳には行かないのですよ。
ですから、私が違うと言うならそれまで、で済ませることはできません。
あなたが書いたことが正確なのかどうか確認させていただくのは、この場の管理者としての義務です。

> 誤解を生む文章になってしまったかもしれません。
> 改めて、中傷と受け取められたのならば、この場を借りて
> お詫びを申し上げたいと思います。

誰に対するお詫びなのでしょう。
私に詫びていただく必要性は全くありませんけど。

> >逆にお聞きしたいのですが、その「共産党」系の政党が支配する国の核兵器に対し、あなたはどのようにお考えになっているのですか?
>
>
> 「無くすに越したことはないが、今の反核運動の
>  ままでは無くせるとは思えない」と思います。

無くせるとは思えないかどうかではなくて、無くす気があるのかどうかをお聞きしているのですよ。

> しかし、北朝鮮やイランのように悪の枢軸と
> 呼ばれ、NATOの爆撃を受ける可能性がある弱国に対して
> 無くせと言われて「はい、そうですか」とは
> いかないのではないでしょうか?

つまり、あなたは無くす気は無いということですね。
一方、現在の日本共産党は北朝鮮に対して核開発の中止を求めていますし、やはりいかなる国の核実験にも反対という立場ですよ。

あなたのおっしゃっていることは「共産」云々とは無関係のようですね。
私には、勝手に名前を使われて、言ってもいないことを言っているかのように言いふらされた共産党が、あなたの発言に一番迷惑していると思いますけど。

> ですから、本気で核を無くそうとするのならば
> 攻撃される不安を取り除くこと、さしあたっては
> 米韓の軍事演習の中止、および米韓朝との不戦条約の
> 締結を求めるべきではないでしょうか?

そのようなことは政府間交渉ですべきことです。
そういう前提を抜きにして廃棄を求めるから、非政府の立場での核廃絶運動に意味があると私は思います。


なんだかなぁ・・・

ある程度、予想はしていましたが・・・もう一度だけ書きます。

>「原水禁を個人攻撃したいわけではない」
>「侮辱していると感じられたならお詫びしたい」
> 「中傷とも受けとられる文章を書いてしまった」
> 「反省している」

これは素直に読んで、

原水禁に対して中傷する意図はない、
そのように理解されたならそれは違うと訂正したい、
こちらも誤解を生む表現をした、反省している。

という意味以外の何物でもないでしょう?

これを読んでもなお、私が不注意な発言を
してしまったこと、そして管理人であるあなたを
怒らせただけでなく、原水禁に対しても失礼な発言を
してしまって申し訳ないと言っていることに気付けませんか?

ネットだからと言えばそれまでですが、
二度も謝罪した相手にむかって「それが何か?」と返事し、
そちらから質問しておきながら、返ってきた答えに対して
「これも違う!ここも違う!」といちいち否定するのは少し違いませんか?

私は、あなたが書いた記事の内容を否定していません。
そして、次のようなあなたの思い込みに対しても否定はしませんでした。

>原発というのは、根本は経済性の問題ですから、右派、左派という政治的なポジションとは独立した事象です。一方、核兵器は戦争の道具なのですから、それを認める・認めないは、それ自体がその政治的なポジションを表す一つの大きな要素になります

原水協も原水禁も、原発に反対する活動を行っています。
「経済性の問題」と決めつけていますが、「安全性の問題」です。
原水禁の声明を読んでください。放射能汚染の危険を重点的に語っていますから。

私は、この部分で
「あぁ、この人は原水禁の活動を全く知らないんだな」と思いましたし、
政治的には対立するであろう共和党のマケイン氏と
民主党のオバマ氏が共に核廃絶論者であること、そして
マケイン氏が典型的なタカ派で空爆支持者であること、
オバマ氏がアフガンへの増兵を主張したことからも、
「別に政治性(平和主義者かどうかも含めて)を明確に分けるものでもない」
とも思いました。

他にも反核に「転向」したキッシンジャーはシリアへの空爆を支持しましたし、かつてと違って今は日本の核武装に反対する中曽根も
集団的自衛権は容認しています。

あなたは「奴らは口だけの偽物」と決めつけて無視するでしょうが、
客観的に言って、核の是非と軍事や他の政治問題に対するスタンスは
必ずしも一致しません。これは明確な事実です。

しかし、私はあえて反論しませんでした。
なぜだと思いますか?先に要らぬコメントをして
怒らせてしまったのがこちらだったからです。

こちらに落ち度があるからこそ、謝罪の言葉と
あなたが知りたがっている私の意見のみを書きました。

管理者として信憑性の薄い発言を看過できないという
ご意見はもっともです。ですが、それならば、

「こちらも少々、語調が激しかったようですね。ご自覚のとおり、
 語弊を生じる発言ですので、管理者権限で、
 問題の個所は削除致します(Orしてもよろしいでしょ うか?)」
 と書けば済むことです
(自分では語気が荒いと思っていなくても一応のエチケットとして)。

にも関わらず、「けんか腰はお前のほうだ」、
「それが何か?」「謝罪なんかいらねぇ」と悪態をつき、
自分から回答を要求しておきながら、返ってきた答えに
あーでもない、こーでもないと難癖をつけて否定する。

それが管理人らしい態度だと思いますか?
いっぱしに管理人を気取りたいならば、少し頭をひやしましょう。

なんだかなぁ・・・(続)

私も、ここまできたから、もう遠慮せず書きますが、
あなたの反論のほとんどが勝手な思い込みに基づいたものです。

>無くせるとは思えないかどうかではなくて、無くす気があるのかどうかをお聞きしているのですよ。
>つまり、あなたは無くす気は無いということですね。

無くす気があるからこそ、そのために何をすべきかを
提示したのではありませんか?

北朝鮮やイランのような米国から武力侵攻を受ける
危険を常に感じている保有国が核を廃絶するには、
まず、そのような危機を無くすことから
始めるべきだ。ちゃんと書いていますよ。

もうひとつ。

>そのようなことは政府間交渉ですべきことです。

なぜ市民団体が政府にむけて、米韓の軍事演習の中止を
求めてはいけないのでしょうか?

軍事演習の中止のかわりに核廃絶をするという提案は
私の思いつきではなく、中国政府や韓国政府が
2000年代半ばまで唱えていたことです。

そして、実際に途中までは上手くいっており、
北朝鮮が核を捨てる可能性はあったのです。

しかし、アメリカが軍事演習を中止しなかったこと、
逆に経済制裁などの締め付けを行ったことから、
2006年に核実験をし、ご破算になりました。

軍事演習の継続が核保有の原因になっていることは明らかです。
北朝鮮もそのように発言をしているのですから。

残念ながら、こういう事情について
マス・メディアや政府はろくに知らせていません。

だからこそ、政府が強硬姿勢であるからこそ、
彼らに軍事演習の中止を訴え、対話を促すのは
市民の私たちがしてもよいことではありませんか。

この他にも、この記事で挙げられた女性が転向したか
どうかなんて本人に聞かなければわからないことを
さも事実であるかのように主張しています。

これだって、「反核は政治の問題だ。だから反核団体
に右翼はいない」という思い込みにそったものです。
(おかしな意見だなとは思いましたが、前記したように
落ち度はこちらにあるので黙っていました。)


はっきり言いますが、ここ最近のあなたの返事は下品です。
ろくに文章も読まずに、勝手にヒステリーをあげて攻撃する。

そういう批評が通用するのは、安倍首相のような
わかりやすい敵のわかりやすい間違いに対してだけです。
ほとんどの場合、相手の政治的立ち位置もわからないし(特に中立派は)、
自分にだって非があるのかもしれない。

何でもかんでも否定するのではなく、
一歩下がるときは下がり、言うべきことを言うよう努力する。
あなたには、努力しようとする姿勢が残念ながら感じられません。

なんだかなぁ・・・(終)

ついでだから書きますが、これは、私がなぜ
「いかなる国にも反対」という強い表現に対して
抵抗を覚えるのかという答えに通じるものです。

それは、その言葉が孕む潔癖性です。私は無効化するのに数万年
以上もかかる放射能を生み出すものは核であれ何であれ
無くすべきだと思っています。

そして、良きにしろ悪きにしろ、保有国には持つ理由が
あり、その理由を無くすことから始めることが、
遠回りですが最も早い解決法だと考えています。

ところが、反核を唱える人間の中には、
「核を持つのは悪いことだ。捨てろ!」と
相手の事情を知ろうともせず、自分の意見だけ押しつける人がいます。

そういう人たちは「すぐには捨てられない」という
向こうの事情を無視して「核を捨てない!悪だ!」と
相手を罵倒する類が実に多い。

「核を捨てる」という前提で、いつ捨てるか
 そのタイミングを話し合おうという柔軟な考えが
 できず、今すぐ捨てないならば悪だと短絡的に判断し、
容赦ない言葉を浴びせる。


あ な た の こ と で す よ ? 白砂青松さん。


私も面白がっていたし、特にたしなめることでもないと思い、
黙していましたが、あなたのその

>根拠の定かでないうわさ話のような類いのものを広めて、誰かを貶めることに手を貸す訳には行かないのですよ。
ですから、私が違うと言うならそれまで、で済ませることはできません。

という言葉。それを読んだことで気が変わり、あえて指摘します。
自分の意見が正しいと思っても、何を言ってもいいわけではないのです。

本記事の中にある
「この人はその場で何が自分にとって得かを考え、
強いものに迎合する行動を取っている」という、
あなたの人物評は、それこそ根拠がさほどない感想レベルの意見です。

そのうち、かつての自分に対して、それこそ総括する可能性だって
否定できない。というより、単にあなたが総括している事実を知らないだけ
かもしれない。

紙やネット、映像などの記録に残らないところで総括をしているかもしれない。

にもかかわらず、あなたは特に本人に確かめたわけでもなく、
今それを自分が確認してないからというただそれだけで、
勝手に強者に迎合するひきょう者とみている。

政治的立場の違いを良いことに相手の人間性まで否定する。
これは立派な中傷ですよ。
残念ながら、根拠の定かでないうわさ話のような類いのものを広めて、
誰かを貶めることに手を貸しているのは、ほかならぬあなたです。

もちろん、ここは個人の感想サイトですから、
そのような意見を書くのは自由ですし、むしろ
そういう意見が書けるのがブログの利点です。

しかし、他人に対して「信ぴょう性の薄い発現で
他者の名誉を汚したくない」と恰好つけるあなたが、
そこまでの覚悟ある人間が自分に対しては
「あっぷっぷー」だなんて……ダサすぎですよ。

要するに、核に対するあなたの態度(自分が望む以外の
発言をする者は全て核推進者だと思い込み否定する)、
右翼に対する相手の人格にまで踏み込む容赦ない罵倒、
管理人以前に大人として礼節にかける態度は、
「正しい考えを持つ者はどんな言葉をかけても、
 どんなことをしても正しい」という思い込みに
基づくものです。なおしたほうが良いでしょう。

どうせこの忠言も
「それこそお前の決めつけだ!」
「お前こそそうだ!」「ブーメランだ!」
「中傷はお前が先に言ってきたんだ!」
と頑として聞き入れないのでしょう。

期待は全くしていませんが、どうせ最後だから好きなように書きました。

私は結論が最初から決まっている人間と話すのが嫌いです。
それは、向こうがこちらの話を聞かずに否定ばかりするからです。
自分の言葉が正しいと相手に発言させ、相手の意見が
間違いだったと本人自身の口から聞くまで気が済まないからです。

譲歩ができない人間とこれ以上話すことはありません。
これを最後にコメントも返事も書きません。

お得意の難癖は好きに書いて頂いて結構です。
削除して戴いても構いません。以上。

言動がネトウヨさんそっくり

巣鴨明さん

>これは素直に読んで、

>原水禁に対して中傷する意図はない、
>そのように理解されたならそれは違うと訂正したい、
>こちらも誤解を生む表現をした、反省している。

>という意味以外の何物でもないでしょう?

残念ながら、安倍晋三が中国、韓国に対して「対話の窓は開いている」と言ったって、そのまま信じる人はいないように、書いてある言葉だけで、人はその「意味」を認識しようとはしないということです。

あなたが「反省」しているか否かについて、それを私がとやかく言うことではない。
どうぞご自由にです。

私が関心を持たなければならないのはあなたの感情ではなく、あなたがこの場に書いたことが正しいか否かだけです。

>二度も謝罪した相手にむかって「それが何か?」と返事し、
>そちらから質問しておきながら、返ってきた答えに対して
>「これも違う!ここも違う!」といちいち否定するのは少し違いませんか?

正しくないことが書かれているとしたら、それは訂正してもらわなければいけませんから、仕方ありませんね。
それは、あなたが謝罪したかどうかは一切関係ない。
「自分は謝罪した」で全て済ませるのは、それこそ「大いに違う」です。

>そして、次のようなあなたの思い込みに対しても否定はしませんでした。

あなたが思い込みをされているようですね。
だって、その「次のような」はあなたの書いた『反原連などの「左右を問わず」を原則としている団体には、その方針に従い、保守派と協力しているところもあり、それは問題だと言いたいのです。』に対するコメントなのですから。
それも、私が、『「原水禁」が核廃絶であなたの言うところの「右派」に協力している、それにより問題が生じているという何か根拠があるのですか?』と聞いたにも関わらず、何故か返って来た答えは「反原連」。
ですから、

>私は、この部分で
>「あぁ、この人は原水禁の活動を全く知らないんだな」と思いましたし、

いきなり「原水禁」を持ち出されて「思い込み」呼ばわりされても「ああ、この人は自分が何を書いたか整理できていないんだな」と思うしかありません。

>「別に政治性(平和主義者かどうかも含めて)を明確に分けるものでもない」
>とも思いました。

つまり、核廃絶論者がどうかはどうでもいい。
問題はその「政治性」だとあなたは判断しているってことになりますね。

>あなたは「奴らは口だけの偽物」と決めつけて無視するでしょうが、
>客観的に言って、核の是非と軍事や他の政治問題に対するスタンスは
>必ずしも一致しません。これは明確な事実です。

で、あなたは何をしたいのです?

>しかし、私はあえて反論しませんでした。
>なぜだと思いますか?先に要らぬコメントをして
>怒らせてしまったのがこちらだったからです。

自分が「反論」しなかったことをありがたく思え、ですか?
なんだか随分恩着せがましく言われているように受け取れますが、それが「謝罪」したと主張している人の態度ですかね。
そもそも、私は全く「怒って」などいないので、あなたのその「手加減」は全くの的外れなんですけどね。

私はただ、あなたの書いたことが正しいのか否か、それを管理者として確認したいだけです。
ですから、あなたが「反論しない」から、あるいは「謝罪した」から、あなたの書いたことの確認に手を抜くということもありません。

>にも関わらず、「けんか腰はお前のほうだ」、
>「それが何か?」「謝罪なんかいらねぇ」と悪態をつき、

「悪態」なんてついているつもりは全くありませんけど、仕方ありませんよね。
現にあなたは「原水禁」に対してケンカを売り、私が「本人が転向を宣言している」と指摘しているのにいまだにそれを撤回していませんし、

>自分から回答を要求しておきながら、返ってきた答えに
>あーでもない、こーでもないと難癖をつけて否定する。

私のお尋ねしたことに何も答えていないではないですか。

『本人が転向を宣言していますが』
『「原水禁」が核廃絶であなたの言うところの「右派」に協力している、それにより問題が生じているという何か根拠があるのですか?』

あなたがこれらの問いかけに何時答えましたか?
答えが無いから、「あなたが書くべきはそういうことではない」と書かざるを得ないのに、それを「難癖」呼ばわりとは、あなたは、本当に自分が何を書いているのかわかっていないのではないかと考えざるを得ません。

>それが管理人らしい態度だと思いますか?
>いっぱしに管理人を気取りたいならば、少し頭をひやしましょう。

私は極めて冷静ですよ。
あなたが勝手に私が「怒っている」と思い込んでいるだけでしょう。
それとも、私の指摘があまりにも痛いところを突いているから、そういうことにして答えずに逃げようという魂胆ですか?
どうもそのように思えて来ましたよ。

>北朝鮮やイランのような米国から武力侵攻を受ける
>危険を常に感じている保有国が核を廃絶するには、
>まず、そのような危機を無くすことから
>始めるべきだ。ちゃんと書いていますよ。

ですから、それは核廃絶をする気が無いということなんですよ。
だって、「武力侵攻を受ける危険」が無くなるということは、軍備自体が不要ってことなんですから、あなたのやっていることは「核廃絶」ではなく「軍備廃絶」です。
それはそれで、価値がある考え方だとは思いますけど、それは現在の世界各国が保有する自衛権としての実力行使を認めると矛盾が生じてしまう、即ち、自衛権の放棄をセットで訴えない限り「する気が無い」と言わざるを得ない。
だから、あなたは無くす気が無いのですねと確認させていただいたまでです。

>なぜ市民団体が政府にむけて、米韓の軍事演習の中止を
>求めてはいけないのでしょうか?

いけないなんて言ってません。
というかあなたは、「および米韓朝との不戦条約の締結」と言っていたんですけどね。
条約の締結は政府間の交渉が無ければできないことだから、そう書いたまで。

そして、政府の交渉が進まないことをもって、我々は何もしないで済むのがあなたの方向性ですよね、「不戦条約が結ばれていないのだから、北朝鮮が核開発しても仕方ない」と。

>だからこそ、政府が強硬姿勢であるからこそ、
>彼らに軍事演習の中止を訴え、対話を促すのは
>市民の私たちがしてもよいことではありませんか。

ですからどうぞなさって下さい。
ただし、そういう方向性ではない、北朝鮮の核開発に直接反対の声を上げる人々の活動を邪魔する必然性は無いということです。

>この他にも、この記事で挙げられた女性が転向したか
>どうかなんて本人に聞かなければわからないことを
>さも事実であるかのように主張しています。

ですから、事実なんですよ。
本人のブログにそう書いてあるんですから。

『高校生1万人署名活動 脱退』
http://yamamotomizuki.blog.fc2.com/blog-date-201205.html

あなたから、どこにそんなことが書いてありますか? というお尋ねがなかったから、あなたも確認されたものとばかり思っていましたけど、違ったんですか。ヤレヤレ。

>これだって、「反核は政治の問題だ。だから反核団体
>に右翼はいない」という思い込みにそったものです。

ということで、逆に私がそういう「思い込み」で書いているという、あなたの「思い込み」に沿って、あなたがこの一連の書き込みをしているということが理解できましたか?

>はっきり言いますが、ここ最近のあなたの返事は下品です。

買い被られているようですが、私のブログは以前からずっとこんな感じですよ。

>ろくに文章も読まずに、勝手にヒステリーをあげて攻撃する。

>何でもかんでも否定するのではなく、
>一歩下がるときは下がり、言うべきことを言うよう努力する。
>あなたには、努力しようとする姿勢が残念ながら感じられません。

残念ながら、そっくりお返しするしかありませんね。
あなたが、彼女のブログを確認する努力をせず、あるいは、ひとこと私の情報源を問い合わせる努力もせず、彼女の転向を私の思い込みと断定された以上。

>それは、その言葉が孕む潔癖性です。私は無効化するのに数万年
>以上もかかる放射能を生み出すものは核であれ何であれ
>無くすべきだと思っています。

>そして、良きにしろ悪きにしろ、保有国には持つ理由が
>あり、その理由を無くすことから始めることが、
>遠回りですが最も早い解決法だと考えています。

いやあ、「潔癖性」を言うならあなたの考え方の方でしょう。
核兵器は所詮は兵器です。つまり、敵を攻撃する、もしくは敵から攻撃されないために持つというのが保有国の「理由」であり、その手段が核なのか通常兵器なのかは結局は程度問題でしかありません。ですから、その「理由」を無くすには各国が持つ自衛権を放棄させるしかないと思いますけど。

言って見れば、原発を無くすためには原発を持つ理由を無くすことから始めるのが最も早い。
だから、電気を使うことを禁止しよう、そんな「潔癖性」をあなたの主張からは感じます。

いかなる国の核開発にも反対するだけなら、とりあえず各国の自衛権については手をつける必要が無い。そして、核開発を禁止する条約の制定や監視機関の拡充を求める。
このあたりの方法論はいろいろあるかもしれませんけど、いずれにしろ「潔癖性」とは随分かけ離れた考え方です。

だいたい、あなたはそういう方向性の者が「右派」と手を組んでいると批判しているんじゃありませんでしたっけ?
「右派」と手を組めるような方向性のどこに「潔癖性」があるって言うんです?
自分で書いていて矛盾を感じませんか?

>「核を捨てる」という前提で、いつ捨てるか
> そのタイミングを話し合おうという柔軟な考えが
> できず、今すぐ捨てないならば悪だと短絡的に判断し、
>容赦ない言葉を浴びせる。


>あ な た の こ と で す よ ? 白砂青松さん。

さてさて、私が何時「今すぐ捨てないならば悪」と言いましたっけね。
私が何を書いているかを読み取ろうともせず、あなたが短絡的にそう判断しているだけ(あるいはそう装ってプロパガンダを流しているだけ)ですよ、巣鴨明さん。

ちなみに、あなたとそっくり同じようなことを言っているのが、この元ネタになった人。

--
勢力均衡で成りったている国際政治、核兵器を廃絶することによって、まず第1に戦争の勃発が懸念されます。

核兵器を保有することで脅威にさらされる日々は確かに不快ですが、地球が核兵器を保有してしまった今、廃絶=平和には結びつかないと思います。

世界の軍縮には賛同致します。しかし、廃絶に関しては感情論的には賛成、論理的には反対です。また、日本国内にかぎる軍縮は絶対に反対です。

http://yamamotomizuki.blog.fc2.com/blog-date-201205.html
--

あなたの考え方は、ホント、「極右」との親和性が高そうですね。

そもそも、あなたが私からのコメントで「容赦ない言葉」を浴びせられたと感じたとしたら、それはあなたの書いた内容が「思い込み」以外に根拠が示されないから。
それがあたかも「核を捨てるタイミングについての見解の相違」に原因があるかのように書くのは、自分の所為であるものを反核運動の所為になすり付けようとするもので、全ての核兵器廃絶を願って活動している人に対する侮辱ですよ。

>あなたは特に本人に確かめたわけでもなく、
>今それを自分が確認してないからというただそれだけで、
>勝手に強者に迎合するひきょう者とみている。

本人がブログに書いているんですけどねぇ。
それを時系列で眺めれば、そういう結論が導かれるだけのこと。
私はそうやって確認しているのに、勝手に「確認してない」と思い込んでいるのがあなた。

あなたはここに書くにあたって、ご当人のブログを全く確認してませんよね。
そういう人にこういうことは言われたくありませんね。

--
>残念ながら、根拠の定かでないうわさ話のような類いのものを広めて、
>誰かを貶めることに手を貸しているのは、ほかならぬあなたです。
--
>しかし、他人に対して「信ぴょう性の薄い発現で
>他者の名誉を汚したくない」と恰好つけるあなたが、
>そこまでの覚悟ある人間が自分に対しては
>「あっぷっぷー」だなんて……ダサすぎですよ。
--
>要するに、核に対するあなたの態度(自分が望む以外の
>発言をする者は全て核推進者だと思い込み否定する)、
>右翼に対する相手の人格にまで踏み込む容赦ない罵倒、
>管理人以前に大人として礼節にかける態度は、
>「正しい考えを持つ者はどんな言葉をかけても、
> どんなことをしても正しい」という思い込みに
>基づくものです。なおしたほうが良いでしょう。
--

さてさて、ここまでまさに「罵倒」のオンパレードを並べていただきましたけど、正直、読んでいて気の毒になってしまいました。

だいたい転向を「宣言」とまで書いているのに、そこに全く根拠が無いわけないじゃありませんか。
あなたはご存知ないかもしれませんけど、私は自分の書いている内容に根拠が無い時には「これは私の考えです」と断る人間なんですよ。

その事実があるかないかを確認する努力を怠り、勝手に私の「思い込み」と決めつけて、これだけのことを書いたんですから、全てはご自分の「思い込み」であったとわかった今、それなりの対応をしていただけるのでしょうね。

それとも、あなたの原水禁や日本共産党への態度同様、デマを広めてそのまま逃げますか?
それでも驚きませんけどね。

>どうせこの忠言も

忠言?
あなたがやっているのは結局プロパガンダの拡散でしょ。

>譲歩ができない人間とこれ以上話すことはありません。
>これを最後にコメントも返事も書きません。

>お得意の難癖は好きに書いて頂いて結構です。
>削除して戴いても構いません。以上。

ま、こういう「最後の言葉」というのも、これまでに私がお相手させていただいたネトウヨさんたちとそっくり同じですね。


結局、あなたがやりたかったことは核廃絶運動を貶めることだったんでしょ

巣鴨明さん

で、あなたは最後の最後まで、やっぱりやるべきことをやらなかった。

私は、前のコメントで、

『誰に対するお詫びなのでしょう。
 私に詫びていただく必要性は全くありませんけど。』

と書きました。
不正確なことを書いて一番迷惑するのは、そういうことを書かれた人たちですよ。

だから、あなたが謝罪するなら、まず第一に原水禁であり、次に日本共産党ですよ。

でも、あなたはこの両者に対する謝罪は一切書かなかった。

それどころか、逆に極右的言動を示すこのネタになった人をしきりに擁護しているばかりでなく、私に対してこんな批判までしている。

>右翼に対する相手の人格にまで踏み込む容赦ない罵倒

『私としてはあくまでも、右派との対決姿勢を維持』と言っている人が右翼への批判を問題にするというのも、非常に違和感があります。

そして、この一連の書き込みであなたが為したのは、

『原水禁は右派と妥協する』
『日本共産党(原水協)は北朝鮮の核保有を当面容認する』

という印象を振りまいたこと。
どちらも、即座に否定するであろう内容ですよ。

逆に、既存の核廃絶運動を何か後押しするようなことは何一つ書いていない。

それどころか、このネタになった人が本人のブログにも書いている極右的言動を、

>この記事で挙げられた女性が転向したか
>どうかなんて本人に聞かなければわからないことを
>さも事実であるかのように主張しています。

>根拠の定かでないうわさ話のような類いのもの

と、必死に矮小化しようとしている。

ここまで見渡せば、あなたは共産党のシンパを装って、原水禁は右派と妥協し、共産党(原水協)は北朝鮮の核保有を当面容認するかのような印象を振りまき、一方、極右の御都合主義を矮小化し、右翼への批判を「罵倒」と決めつけることで封じる、最初からそういう目的でここに書き込んで来たとしか判断のしようがありませんね。

ネトウヨさんも手の込んだことをするようになったものです。
でも、右翼を擁護し過ぎて馬脚を現してしまいましたね。

さて、もし、そう言われることが我慢ならないなら、あなたはきちんとこの場で原水禁と共産党にお詫びしなければならない。
そして、私が本人の言葉を確認せずに批判したという思い込みをしていたことに対しても何らかの釈明が必要ですよ(前回までの内容なら私への謝罪は不要でしたけど)。

ま、あなたはもう書かないと言ってますけど、本当に「右派との対決姿勢を維持」する気があるなら、原水禁と共産党への謝罪は絶対にやらなければいけないこと。
やらないなら、あなたは「右派との対決姿勢を維持」よりも、自分のプライドが大事と考えていることであり、そういう人物にシンパ面されるのは共産党にとっても大迷惑でしょうから、私はあなたを真性の「自称保守」と扱わせていただくことにいたします。


これは是非彼女の出身学校の取材をしてほしいですね。嘘をついてる可能性が高いでしょうね。

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