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ドイツへの難民や移民 ことし96万人余に12月8日 5時28分
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ドイツ政府は、ことし中東などからドイツにたどり着いた難民や移民が96万人余りに上っていることを明らかにし、難民審査を担当する職員を大幅に増やすなど、対応を急ぐ方針を示しました。
ドイツのデメジエール内相は7日、ベルリンで声明を発表し、ことし1月から先月末までに中東などからドイツにたどり着いた難民や移民がおよそ96万5000人に上ったことを明らかにしました。
ドイツ政府は、ことし1年間にたどり着く難民や移民の数は最大で80万人という見通しをことし8月に示していましたが、その後、ヨーロッパに入った難民の数が急速に増えたことで、想定を上回ったとしています。
こうした人たちのうち、シリア出身者が48万人余りと最も多く、全体のおよそ半数を占め、次いで、アフガニスタンの12万人余り、イラクの9万人余りなどとなっています。
一方、先月末の時点で、難民申請をした人のうち、審査が終わっていない人が35万人余りいて、ドイツ国内では、難民問題を担当する当局の対応が遅れていると批判が強まっています。
デメジエール内相は「政府や自治体にとって大きな試練だ」と述べて、危機感をあらわにするとともに、来年、難民審査を担当する職員をさらに4000人増やすなど、対応を急ぐ方針を示しました。
ドイツ政府は、ことし1年間にたどり着く難民や移民の数は最大で80万人という見通しをことし8月に示していましたが、その後、ヨーロッパに入った難民の数が急速に増えたことで、想定を上回ったとしています。
こうした人たちのうち、シリア出身者が48万人余りと最も多く、全体のおよそ半数を占め、次いで、アフガニスタンの12万人余り、イラクの9万人余りなどとなっています。
一方、先月末の時点で、難民申請をした人のうち、審査が終わっていない人が35万人余りいて、ドイツ国内では、難民問題を担当する当局の対応が遅れていると批判が強まっています。
デメジエール内相は「政府や自治体にとって大きな試練だ」と述べて、危機感をあらわにするとともに、来年、難民審査を担当する職員をさらに4000人増やすなど、対応を急ぐ方針を示しました。