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不正アクセスの罪 医師認める
12月07日 20時30分
北海道大学病院の32歳の医師が研修医だった女性のメールのIDなどを入手し、無断でアクセスしたとして不正アクセス禁止法違反などの罪に問われている裁判が7日、始まり、被告の医師は起訴された内容を認めました。
北海道大学病院の医師の照井浩也被告(32歳)は、去年6月、研修医をしていた20代の女性のメールのIDやパスワードを入手し、8回にわたって無断でアクセスしたとして不正アクセス禁止法違反の罪に問われているほか、同僚の男性医師を中傷するビラを貼ったとして名誉毀損の罪でも起訴されています。
7日、札幌地方裁判所で開かれた初公判で、照井医師は起訴された内容をいずれも認めました。
一方、検察は冒頭陳述で、「被告は女性研修医に好意を寄せていた一方で、同僚の男性医師への腹立たしさがあった。今回の不正アクセスは同僚の犯行に見せかけておとしめようとしたものだった」と、事件の動機について指摘しました。
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