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再稼動の是非 住民投票求める

12月07日 13時16分

再稼動の是非 住民投票求める

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四国電力・伊方原子力発電所3号機の再稼働の是非を住民投票で問うよう求めて、八幡浜市の住民グループが1万人以上の署名を市の選挙管理委員会に提出しました。
署名を集めたのは、伊方町に隣接する八幡浜市の住民グループ、「住民投票を実現する会」で、メンバー7人が八幡浜市役所を訪れ署名を市の選挙管理委員会に提出しました。
署名には「再稼働は人々の暮らしや命を左右する重大な問題だ」として、再稼働の是非を住民投票で問うよう求めています。
署名は11月3日から1か月間、戸別訪問や街頭での呼びかけなどで募り、八幡浜市のおよそ3万人の有権者のうち1万1175人分が集まったということです。
会の共同代表の遠藤綾さんは、「原発再稼働は住民全員で考えなければいけない。市は署名の重みを受け止めて住民投票を実現してほしい」と話していました。
八幡浜市には住民投票に関する条例がないことから、署名では、住民投票を実施するための条例の制定も求めています。
今後、署名の人数の確認が行われたあと、来月にも再稼働に関する住民投票の条例案が市議会で審議される見通しです。
伊方原発3号機の再稼働には愛媛県と伊方町が同意を表明していて、八幡浜市も再稼働を了承する意向を中村知事に伝えています。

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