【北海道編】日本全国のおすすめクラブガイド - United We Are -
日本全国のおすすめクラブ・おすすめパーティー・おすすめDJを紹介していく企画がDJ HACKsにてキックオフ! 第1回目は、北海道の札幌編。 ...
日本全国のおすすめクラブ・おすすめパーティー・おすすめDJを紹介していく企画がDJ HACKsにてキックオフ!
第1回目は、北海道の札幌編。
ダンスミュージックファン向けに、札幌のおすすめをわかりやすくお伝えします。
目次
「United We Are – Club Guide In Japan」。
新しく始まったこのコーナーでは、「日本全国各地のクラブシーンにフォーカスする」をテーマに、各地のクラブシーンをご紹介します。
日本全国47都道府県、どのようなクラブシーンがあるか皆さんはご存知でしょうか?
ダンスミュージックファン、パーティーピーポーなら旅行先で友達と「今日の夜どこのクラブに行く?」なんて会話になるでしょう。
そんなときに各地方のおすすめを知っていれば、そういう会話をする必要はありませんね。
DJ HACKsとして、日本各地にて第一線でがんばっている才能あるDJをフィーチャーして応援したいという思いもあります。
その意味も込めて、その地方のイケてるDJの方にその地方のクラブシーンを紹介してもらう形をとりました。
タイトルの「United We Are」は、勘のいい方はもうおわかりの通り、Hardwellのデビューアルバム『United We Are』からいただきました。
日本全国をUniteする、まとめるという意味合いで命名しました。
この記事シリーズを通して、日本全国のクラブの「おもしろい!」を知っていきましょう!
出典:wikipedia
北海道の県庁所在地で、独自の文化が根強い「札幌」にフォーカス。
紹介してくれるのは、札幌を中心に幅広く活躍するDJ、NORIYUKI OMOTOです。
札幌を中心にDJ/プロデューサー活動をしています、NORIYUKI OMOTO (ノリユキ・オーモト) です。
DJ HACKsで、今回は札幌のクラブシーンのおすすめをご紹介していきたいと思います。
NORIYUKI OMOTOおすすめの札幌のクラブは「Riviera sapporo (オフィシャルサイト)」です。
Riviera (リビエラ) は、同じく札幌の人気クラブ「alife sapporo」が全面プロデュースした姉妹店。
白を基調とした内装で、フロアの横に水が流れており、一言で表すならば「リゾート感のあるクラブ」。
機材も、レーザー照明が2台、LEDスモークが2台、ガスジェットが4台あるなど、今流行りのEDMを体感するのにぴったりな空間演出がいつでもできるよう備わっています。
長く遊ぶお客さんのことを考え、座れるテラス型の席やフロアを見下ろせる2階席も充実しており、1日中遊んでも”飽きない”、”疲れない”ことが皆さんに喜ばれていますね。
また、フードメニューの種類も豊富で、いつでもすぐに注文できることもおすすめポイント。
さらにおもしろいのが、クラブの他にカラオケルームが併設されているんです。
15部屋ほど設置されてるので、クラブを楽しみながらたまにはカラオケに、なんていう贅沢な遊び方もできます。(カラオケだけの利用も可)。
このRivieraは、今札幌で特に人気で、北海道以外の都道府県から来る方からも評価の高いクラブになっています。
最近では、世界的人気EDMアーティストのVINAI、HOUSEの大御所のMark KnightがRivieraでDJをやりに来ています。
おすすめのパーティーは、Rivieraで開催の「GIRLS♡GIRLS♡」です。
「ガルガル」という略した名前で愛されている札幌No.1パーティーなんです。
今回は、「#ガルガル」がなぜおすすめなのか、そのポイントを3つご紹介したいと思います。
MIX CDや前回イベントのアフタームービー (DVDで5分程度) や、イベント協賛のスポンサーさんからのノベルティ (KIREIMOから女性全員に1万円割引券など)がプレゼントされます。
ガルガルはオープンする前からすでにお客さんが並んでいて、オープンしてから30分くらい経ったあたりで300人ほどが入場してきます。
こんなクラブ、こんなパーティーは皆さんのお住まいの都道府県にありますか?
かつ、イベントを最後まで楽しみたい人が多いため、パーティーがクローズする時もフロアはパンパンです!!笑
アンコールを求めるお客さんが多いせいで、朝7時くらいまで延長することもあったり、、、笑
EDMはもちろんですが、TechnoやTribal, Houseなどのジャンルでもお客さんが踊ることですね。
札幌の文化なのかはわかりませんが、知らない音に反応して踊ってくれるお客さんが多いと感じます。
「この曲知らない。。」って棒立ちしてテンションが下がってる人をあまり見ません。
海外の人みたいに、音に乗ってみようとする人が多いので、札幌に来てくれるゲストDJさんたちからも評価が高いのが自慢です。
DJ HACKsのSHOTAです。
ぼくは2015年10月に、札幌Rivieraの「ガルガル」というパーティーにゲストDJとして呼んでいただきました。
以前から「札幌のクラブの盛り上がりがすごい!」といううわさを聞いていたので、ずっと見てみたかったクラブの一つでもありました。
札幌に足を運び、実際のパーティーを目の当たりにして、あまりにも衝撃を受けました。
この感動を多くの方に伝えたいと思い、この記事を書くに至ったわけです。
ぼくと同年代で、若いながらも実績を着々と積み上げ、クラブシーンにおいて頭角を表しつつあるDJ NORIYUKI OMOTOと対談することにしました。
この対談を読めば、札幌のクラブシーンのことがさらにイメージしやすくなると思います。
SHOTA: 札幌の人気パーティー・ガルガルに出演してみて、まず感想の1つに、「みんな4つ打ちのDJばかりだった!」ってのがあるかな。最初のオープンからディープ・ハウス、テック・ハウスって音数を増やしていって、、、っていう本格的なパーティーの作り込みをするよね。そしてみんながUSBを使ってプレイしていたのも、パソコンでDJをする人が多い東京のDJ目線からはおもしろかった。ずばり、北海道は四つ打ちのDJが多い?
NORIYUKI OMOTO: そうですね!北海道は四つ打ちDJの割合のほうが多いですね。それも北海道がHOUSE DJが元々多いというところから、今の若手まで影響していると思います。もちろんEDMを聴いて、見て、DJを始める人は多いのですが、、、ただ北海道ではそれだけでは現場に立てないんですよ。deep,tech,80,90’house等を勉強してからではないと、なかなか良い現場でのDJプレイはやらせてもらえませんね。僕からすると良くも悪くも真面目って思いますけど、、笑
SHOTA: これは全国のDJが参考になるのでは?!DJはミーハーで盛り上がるものだけを調べるんじゃなくて、時代をさかのぼったり、ハウスだったらオープンでかかるようなジャンルの音楽を勉強するところから、ということだね。EDMってそもそも、今ではオールミックスのパーティーでかかるものの、その根底にあるのはハウス、いわゆる四つ打ちだもんね。たしかにガルガルのお客さんはオープンでかかってるDeepやTechでも体を揺らしてた!北海道のお客さんは踊り慣れてるというか、音に乗るのが好きなんだね?
NORIYUKI OMOTO: 音に乗ることは好きだと思いますね!知らない曲でも爆発的に盛り上がることもあるんですよ。ただ、最近の若い人たちは曲名やアーティストのことはあまり知らないんですよね、、、東京の人たちを見てると知らない曲や新曲がでると、ShazamをしたりDJに何の曲だったかを聞きに行ってるのを見るけど、札幌の若い人たちはあまりそういうことをしないですね。
SHOTA: たしかに東京のクラブのお客さんを見てると、よくShazamしてる人を見かけるね!特に女の子が勉強熱心な子が多いイメージ。でもよくよく考えたら、みんなが知らなそうな曲でも爆発的に盛り上がるってかなり理想的ってか、DJからしたら最高じゃない?(笑) こないだNORIは自分のオリジナル曲で会場を沸かせてたよね!オリジナル曲も札幌では知名度が高いのかな?
NORIYUKI OMOTO: DJからしたら最高ですけど、ここ歌ってほしいって思ってるところでなにもリアクションないことが多くて、、、(笑) オリジナルは割と認知されてきてます!
SHOTA: それは我々DJの発信力もまだまだ伸ばさなきゃだね。NORIは結構オリジナル曲があるイメージだけど、プロデューサー活動がDJ活動に活きてるなって感じることってある?
NORIYUKI OMOTO: 基本僕はRemix,Bootleg,Editをしてからプレイしているので、オリジナリティーという面で活きてると思いますね!最近はフルセットEditした曲しか使ってないこともあるんですよ!
SHOTA: 北海道の人気パーティー「ガルガル」を主催してるわけだけど、どうやってこんな大きいパーティーをつくりあげたの?
NORIYUKI OMOTO: 去年の12月にマネージャーと車の中で「なにか新しいことやりたいねー!」って話してて、バレンタインからなにかイベントやろうかってなりまして、、、!イベント名を考えてるときに、「コンセプトとして、イベント名はチャらくてキャッチーだけど音はコアのこともやる、って感じで始めたいね!」となりました。そして、女の子にやさしいという意味も込めて、【GIRLS♡GIRLS♡#ガルガル】というパーティになりました。
SHOTA: 今や毎月1000人超えの動員が当たり前になってきたガルガルだけど、どういう工夫をしてここまで大きくしてきたかも聞いていい?
NORIYUKI OMOTO: 今の時代、オープンからお客さんが並んで遊びに来るパーティーってあまり見かけないですよね?「入場規制がかかるかもしれないから早く行こう」っていう感覚をお客さんに植え付けたいと思い、そこに重点をおきました。例えば、先着何名様までイベントステッカー、After DVD、スポンサー企業からのプレゼント、ロッカー無料という特典など、いろいろ考えながら毎月やってますね!
このような工夫をすることによって、早く人が来る。そして、早く行っても楽しめる。早く行かないと入れなくなる。といういい方向への連鎖が今の結果に結びついていると思います。
SHOTA: 「早く行かなきゃ」ってお客さんに思ってもらうってすごいことじゃない?もちろん入るのに並ぶほど求心力のあるガルガルはすごいけど、そこまで「このパーティーに行きたい」って思わせるのはこれからのクラブシーンで大事になってくるかもしれないね。
SHOTA: これからの話に移るけど、北海道を代表するDJ・プロデューサーとして、札幌のクラブシーンを今後どうしていきたい?
NORIYUKI OMOTO: これからの札幌ですね〜!DJはもちろんお客さんにも言えることなのですが、もっとアンテナを張って情報を収集してほしいと思います。クラブで楽しめるために曲を探して覚えたり、クラブでファッションを楽しんだりすることがもっともっと必要だと僕は思いますね。ネットでしっかり情報収集していれば、時代に遅れることはないですからね。「札幌だから、、、」「田舎だから、、、」といった言い訳をする時代はもう終わってると思いますね。
また、DJだけで言うと、オリジナルの曲やEDIT等だけでプレイできる人がもっと増えると面白いなぁと思います。誰かの真似をすることはとても大事なことだと思いますし、そうするべきだと思います。ただそこから派生してオリジナリティを追求する必要がありますけどね。
札幌のクラブシーン事情について、いかがでしたでしょうか。
東京でDJ活動をしているぼくは、東京のクラブやパーティー、DJや遊びに来るお客さんを日々見ているため、地方に遠征に行かせてもらうときなんかは東京と比較して観察するようにしています。
その分、「ここがこういう風にちがうのか!」と感動することばかり。
札幌はぼくが実際行ってみて、ものすごい衝撃を受けた土地のひとつです。
もちろんその土地で根付いてきたクラブ文化に触れるのは毎度毎度おもしろいです。
北海道の札幌は、東京にはまたない魅力がありました。
今後も、各地方のおすすめを取り上げていきたいと思います!
皆さんのお住まいの地方が紹介されることもあるかも!?おたのしみに!
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