東武鉄道は、東上線の池袋駅発下りで運行している座席定員制列車「TJライナー」を、来春のダイヤ改正で朝の通勤時間帯の上りにも運行し、下りも増発すると発表した。
TJライナーは、池袋から座って帰宅できるようにと2008年から夕方以降の時間帯に池袋発の下り列車として停車駅を限定して運行している。
新たに運行する上り列車は、平日朝の2本(森林公園駅午前6時11分発と8時18分発)。停車駅は東松山と坂戸、川越、ふじみ野。定員450人で料金は乗車券のほかに410円(ふじみ野駅乗車は310円)。チケットは池袋駅、ふじみ野駅―森林公園駅間の各駅で販売する。
増発する下り列車は、平日3本(午後10時30分発小川町駅行き、11時30分発森林公園駅行き、午前0時発同駅行き)と、土曜休日3本(午後5時30分発小川町駅行き、午後8時30分発同駅行き、午後9時発同駅行き)。
また、平日午後10時50分発小川町駅行きを午後11時発に変更することで、下り列車は平日13本(午後6時から午前0時まで30分間隔)、土休日9本(午後5時から9時まで30分間隔)が運行される。
問い合わせは、東武鉄道お客さまセンター(03・5962・0102)へ。