平成27年12月20日『いまこそ双葉がひとつになるとき！～歴史をつくるのは君たちだ～』開催！

東日本大震災から４年半が経過し、避難となった地域はいまだ混沌という状況が継続している。現在においても故郷に戻ることが出来ない地域が双葉郡には多く存在し、避難解除となった地域でも実際には住民が避難先にとどまり、真の帰還を果たしていないのが現状である。避難状況の長期化により双葉郡民はそれぞれの避難先に移り住み、住民意識アンケート結果からも表れるように帰郷を望む住民は減少傾向にある。
一方で、少ないながらも帰郷を諦めない住民もいるが、地域によっては先がまだ見えていない状況であり、また、周囲の風潮や圧力により、故郷に戻ることを選択する気持ちを継続させるには既に限界に近づいている。

今回の講演では、震災直後より積極的に福島県復興、特に原発立地エリアである福島県浜通り地区の復興に向け、避難住民に対し対話や講話によって多くの支援を賜っている櫻井よしこ氏を講師に招き講演をしていただき、故郷を諦めていない住民に対しての更なる勇気づけや気づきの機会としたい。
また、同じく福島県の復興に向け尽力をいただいている福島大学特任研究員の開沼博氏にコーディネーターを務めていただき、パネルディスカッションを開催し、住民主導による双葉郡復興再生への大きな一歩となるよう事業を実施する。

①基調講演
講師　櫻井よしこ氏　（国家基本問題研究所理事長）
演題　『いまこそ双葉がひとつになるとき！～歴史をつくるのは君たちだ～』

②パネルディスカッション
コーディネーター：開沼　　博（福島大学特任研究員）
パネラー：桜井　よしこ（国家基本問題研究所理事長）
パネラー：遠藤　秀文　（㈱ふたば　代表取締役　富岡町　青年代表）
パネラー：黒川　進（日本JC2012年度復興支援委員会委員長）
パネラー：原　稔（前田建設東北支店環境省関連工事統括部長）
テーマ『いまこそ双葉がひとつになるとき！～故郷を再生するのは俺たちだ～』のもと、双葉郡の現状と問題点を再度共有し認識したうえで、将来の双葉郡像を話し合い、故郷復興再生のカギやヒントを模索し、双葉住民が一致団結して目標に向かえるような時間としたい。

主催：NPO法人ハッピーロードネット
後援：双葉地方町村会・南双葉青年会議所・（一社）浪江青年会議所・（一社）原町青年会議所・（一社）相馬青年会議所・（公社）いわき青年会議所

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