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米船会社 国交省に港湾施設拡充を要請
12月7日 22時40分

大型客船で日本を訪れる外国人が急増し、8日、予定どおり、3500人を乗せた客船が博多港に入港すれば、過去最多の年間100万人に達する見込みです。一方で接岸できる港が限られていることから、アメリカの船会社が国土交通省に対し、港湾施設の拡充を要請しました。
大型客船で日本を訪れる外国人観光客は、年間で、おととし17万人だったのが、去年2.4倍の41万人となり、8日、3500人を乗せたおよそ11万トンの客船が予定どおり博多港に入港すると、ことしは100万人に達し、過去最多となる見込みです。
さらに、世界最大級のおよそ22万トンの客船が日本への寄港を検討していますが、国内に対応できる港がないほか、国土交通省によりますと、大型客船の急増で接岸できる港が不足する状況になっているということです。
このため、アメリカの大手船会社の上村博英上席顧問が国土交通省を訪れ、菊地身智雄港湾局長に、博多港など港湾施設の拡充を要請しました。
この中で船会社側は、中国の需要は増え続けており、来年も船を増やす予定だとして、早急な整備を求めました。これに対し、菊地局長は「想像を上回る勢いで利用者が増えている。緊急の課題だと認識している」と述べました。

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