布田一樹
2015年12月6日03時00分
2年ぶりの王座奪還――。サッカーJ1のサンフレッチェ広島は5日夜、チャンピオンシップ決勝の第2戦をエディオンスタジアム広島(広島市安佐南区)で戦った。ガンバ大阪と1―1で引き分け、2戦合計4―3とし、J1年間優勝を果たした。紫色にスタジアムを染めたサポーターたちは歓喜に酔いしれた。
引き分けでも優勝が決まる試合は、開始直後から押し込まれる苦しい展開。ガンバに前半、先制点を奪われたが後半31分、MF柏の右サイドからのクロスをFW浅野が頭でゴールへ。引き分けのまま試合終了の笛が鳴ると、スタジアムは大歓声に包まれた。
優勝の瞬間、観客席で友人と抱き合い喜んだ府中市の升田和伸さん(24)は「サンフレは攻められても守り、巻き返すチーム。優勝できて最高です。サンフレッチェは広島の誇り」と語った。(布田一樹)
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