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自公幹事長 李副主席と関係改善推進で一致12月5日 4時35分
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自民党の谷垣幹事長と公明党の井上幹事長は4日夜、訪問先の北京で中国の李源潮国家副主席と会談し、経済などを通じて両国の関係改善を進めることで一致しました。両氏は、一連の日程を終え5日に帰国します。
今回の中国訪問で、自民党の谷垣幹事長と公明党の井上幹事長は3日、政権交代などの影響で中断していた中国共産党との政党間交流を6年ぶりに再開させました。両氏は4日、中国共産党の序列4位で全国政治協商会議の兪正声主席と、南シナ海で中国が人工島を造成している問題などを巡って意見を交わしたのに続いて、4日夜は、李源潮国家副主席と会談しました。
この中で、李副主席は「経済や科学技術でも、さらに交流を強化しなければならない」と述べました。これに対して、谷垣氏は「新たな経済協力の在り方を考えていきたい」と応じ、井上氏も「若者が相互に訪れる機会を与えられるよう努力すべきだ」と述べ、経済や人的交流などを通じて両国の関係改善を進めることで一致しました。
一連の日程を終えた谷垣氏は4日夜記者会見し、「日中関係は冬の時代だったが、両国首脳の努力もあり、ようやくよい流れが生まれつつある。政治に責任を負う者どうしがパイプを作ることが大事で、一定の成果を挙げることができた」と述べました。また、井上氏も「過度の関係悪化につながらないようにすることも与党の責任だという共通の認識を持てたのではないか」と述べました。
この中で、李副主席は「経済や科学技術でも、さらに交流を強化しなければならない」と述べました。これに対して、谷垣氏は「新たな経済協力の在り方を考えていきたい」と応じ、井上氏も「若者が相互に訪れる機会を与えられるよう努力すべきだ」と述べ、経済や人的交流などを通じて両国の関係改善を進めることで一致しました。
一連の日程を終えた谷垣氏は4日夜記者会見し、「日中関係は冬の時代だったが、両国首脳の努力もあり、ようやくよい流れが生まれつつある。政治に責任を負う者どうしがパイプを作ることが大事で、一定の成果を挙げることができた」と述べました。また、井上氏も「過度の関係悪化につながらないようにすることも与党の責任だという共通の認識を持てたのではないか」と述べました。