リオ五輪テスト大会 ボクシングで田中が優勝

12月7日 9時46分

来年のオリンピックが行われるブラジルのリオデジャネイロでボクシングのテスト大会が行われ、男子フライ級で日本の田中亮明選手が優勝しました。リオデジャネイロオリンピックのテスト大会で日本選手が優勝したのは今回が初めてです。

来年のオリンピックまで８か月を切ったリオデジャネイロでは競技ごとにテスト大会が行われていて、ボクシングのテスト大会は６日、男女合わせて１３の階級で決勝戦が行われました。このうち男子フライ級では日本の田中選手が決勝に進み、ブラジルのエンリケ・デ・ミランダ選手と対戦しました。
田中選手は立ち上がりから積極的に動きながら的確なパンチでポイントを重ね、相手が目の上を切ったため、１ラウンド２分４１秒でテクニカルノックアウト勝ちを収めました。来年のオリンピックに向けたテスト大会で日本の選手が優勝したのは初めてです。
田中選手は「相手が地元ブラジルの選手だったので立ち上がりから積極的に行きました。全日本選手権とオリンピックのテスト大会と続けて優勝できたのでこの流れで来年に向けて頑張っていきたい」と話していました。来週はオリンピックのメイン会場、オリンピックパークで初めてのテスト大会となるテニスの大会が予定されています。