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探査機「あかつき」金星軌道へ 再挑戦開始12月7日 8時54分
5年前、メインエンジンのトラブルで金星を回る軌道に入ることに失敗した日本の探査機「あかつき」が、7日午前8時51分から、残された小型のエンジンを使って再挑戦しています。難易度の高い挑戦となるなか、「あかつき」の復活がかなうか注目が集まっています。
5年前、メインエンジンのトラブルで金星を回る軌道に入ることに失敗した日本の金星探査機「あかつき」は、7日午前8時51分から、残された小型のエンジンを使って再挑戦しています。
JAXAは、金星の上空およそ500キロに到達した「あかつき」の小型エンジン4基を20分余り進行方向に向かって噴射させ、スピードを落として金星を回る軌道に入れる計画です。
ただ、詳しいデータがすぐには得られないため、7日午前中に分かるのは小型のエンジンがどのくらいの時間、噴射したかどうかにとどまり、成否の確認には時間がかかる見通しです。
「あかつき」は、すでに設計寿命を1年余り超えているほか、太陽に近い軌道を飛行したため熱にさらされて部品の劣化が進んでいるおそれもあり、極めて難易度の高い挑戦となるなか、復活がかなうか注目が集まっています。
JAXAは、金星の上空およそ500キロに到達した「あかつき」の小型エンジン4基を20分余り進行方向に向かって噴射させ、スピードを落として金星を回る軌道に入れる計画です。
ただ、詳しいデータがすぐには得られないため、7日午前中に分かるのは小型のエンジンがどのくらいの時間、噴射したかどうかにとどまり、成否の確認には時間がかかる見通しです。
「あかつき」は、すでに設計寿命を1年余り超えているほか、太陽に近い軌道を飛行したため熱にさらされて部品の劣化が進んでいるおそれもあり、極めて難易度の高い挑戦となるなか、復活がかなうか注目が集まっています。