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梶田さんと大村さん ノーベル博物館訪問
12月7日 5時48分

梶田さんと大村さん ノーベル博物館訪問
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ことしのノーベル物理学賞を受賞する梶田隆章さんと、医学・生理学賞を受賞する大村智さんは授賞式を前にスウェーデンにあるノーベル博物館を訪れ、博物館のいすにサインしました。
スウェーデンの首都ストックホルムにあるノーベル博物館には、6日、ことし各賞を受賞する人たちが次々に到着しました。博物館の訪問は、授賞式に関連する最初の公式行事で受賞者たちは毎年カフェのいすにサインするのが恒例となっています。梶田さんと大村さんは、いすの裏にそれぞれ日本語と英語で名前を書き入れ、このうち梶田さんは素粒子の観測施設の名前も入れて「スーパーカミオカンデ・コラボレーション」と記しました。
これについて梶田さんは記者会見で「国際共同実験で行った研究なので、私の名前だけではなくスーパーカミオカンデという文字を入れました」と説明しました。また、梶田さんは素粒子の観測に使う光センサーを、大村さんは寄生虫による病気の治療薬の開発につながった化合物を生み出す微生物のサンプルと治療薬の分子モデルなどをそれぞれ博物館に寄贈しました。
訪問を終えた大村さんは「伝統的な行事に私も参加できたと思いながらサインしました。寄贈品も喜んでもらいました」と話していました。

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