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ユーロ圏 物価伸び悩みで追加緩和の見方強まる12月2日 20時33分
ヨーロッパで単一通貨を導入しているユーロ圏の先月の消費者物価指数の速報値は、前の年の同じ月と比べて、0.1%の上昇にとどまり、デフレへの懸念がくすぶるなか、ヨーロッパ中央銀行が、3日の理事会で追加の金融緩和に踏み切るという見方が強まっています。
EU=ヨーロッパ連合の統計局が2日発表したユーロ圏の先月の消費者物価指数の速報値は、前の年の同じ月と比べて0.1%の上昇にとどまり、事前の予想を下回りました。エネルギー価格の下落幅はいくぶん縮小しましたが、食品やサービス、それに工業製品などの価格が伸び悩んだことが主な要因です。
ユーロ圏でデフレへの懸念がくすぶるなか、ヨーロッパ中央銀行は、3日に開く理事会で、量的緩和の規模の拡大や実施期間の延長など、追加の金融緩和に踏み切る可能性を示唆しています。
ユーロ圏では、先月、パリで起きた同時テロ事件が、ユーロ圏で2番目の経済規模を持つフランス経済に打撃を与えるという懸念も出ていて、市場では、ヨーロッパ中央銀行が追加の金融緩和に踏み切るという見方が強まっています。
ユーロ圏でデフレへの懸念がくすぶるなか、ヨーロッパ中央銀行は、3日に開く理事会で、量的緩和の規模の拡大や実施期間の延長など、追加の金融緩和に踏み切る可能性を示唆しています。
ユーロ圏では、先月、パリで起きた同時テロ事件が、ユーロ圏で2番目の経済規模を持つフランス経済に打撃を与えるという懸念も出ていて、市場では、ヨーロッパ中央銀行が追加の金融緩和に踏み切るという見方が強まっています。