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国際ロボット展 人との共同作業に関心集まる
12月2日 17時16分

国際ロボット展 人との共同作業に関心集まる
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人手不足が課題になっている製造業の現場など、さまざま分野で活用が期待される最新のロボットを集めた展示会が、東京・江東区で2日から始まりました。
「国際ロボット展」は日本ロボット工業会などが2年に1度開いていて、ことしは過去最多となる446の国内外のメーカーや研究機関が出展しました。
ことしは製造業などの人手不足を背景に、人と共同作業ができるロボットに関心が集まり、東京・中央区のメーカーは、身長1メートル70センチの人をモデルにした、従来の産業ロボットに比べコンパクトなロボットを出展しました。このロボットは、製品や部品の形状を瞬時に判断し、どんな形にも対応して2本の腕でつかみ上げることが可能で、製造ラインに並んで、仕分けや箱詰めなど人と一緒に働くことができます。
このほか、会話をすることで相手の好みや特徴を学習する人工知能を搭載したロボットや、介護の現場を支えるロボットなども展示され、訪れた企業の担当者などが最新の技術に見入っていました。
日本ロボット工業会の冨士原寛専務理事は、「世界から多くの技術者が視察に来ていて、日本のロボット技術は注目されています。今後ロボット市場がさらに盛り上がっていくことを期待したいです」と話していました。
国際ロボット展は、今月5日まで東京・江東区の東京ビッグサイトで開かれています。

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