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COP21盛り上げ 電気自動車型トラム運行
12月2日 7時06分

フランスのパリ市は国連の地球温暖化会議、COP21を盛り上げようと、トラムと呼ばれる路面電車に、電線も線路も必要としない電気自動車のような車両を期間限定で導入しました。
フランスのトラムはパリとその近郊を走る路面電車で、市民に身近な公共交通機関です。
パリ市は先月30日から始まったCOP21を盛り上げようと、1日から電線も線路も必要としない電気自動車のようなトラムの運行を始めました。この日はパリ市のイダルゴ市長も駆けつけ、みずから乗車しました。
このトラムは、従来のトラムの路線に含まれていなかったパリ中心部のシャンゼリゼ通りにある凱旋門からコンコルド広場までのおよそ2キロを走り、途中に9つある停留所で充電を行います。パリ市民の1人は「シャンゼリゼ通りは車が多くて排気ガスも汚いので、トラムは環境にやさしくてとてもよいと思う」と話していました。
このトラムは当初、先月15日から運行される予定でしたが、その2日前に同時テロ事件が起きたため、運行が延期されていました。新しいトラムは来年の1月15日まで毎日、運行されることになっています。

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