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大手半導体メーカー「ルネサス」高知工場 閉鎖へ12月1日 17時08分
経営の立て直しを進めている大手半導体メーカーの「ルネサスエレクトロニクス」は、製造している半導体の需要の落ち込みを受け、高知県にある子会社の工場を今後2年から3年をめどに閉鎖することを決めたと発表しました。
発表によりますと、ルネサスエレクトロニクスは、高知県香南市にある自動車や家電製品に使う半導体を製造している子会社の工場について、今後2年から3年をめどに閉鎖することを決めました。
ルネサスは、およそ230人いる従業員の雇用については、今後、労働組合と協議するとしています。
閉鎖を決めた理由についてルネサスは、「国内や中国向けの家電製品向けの需要が想定以上に落ち込んだ。従業員の雇用先を確保するため高知県とも協力していきたい」としています。
官民ファンドの「産業革新機構」の支援を受けて経営の立て直しを進めているルネサスは先月30日、山形県鶴岡市にある半導体工場を大手電子部品メーカーの「TDK」に売却することで合意したと発表していて、今後も経営の合理化を図るため工場の閉鎖や売却などを行う方針です。
ルネサスは、およそ230人いる従業員の雇用については、今後、労働組合と協議するとしています。
閉鎖を決めた理由についてルネサスは、「国内や中国向けの家電製品向けの需要が想定以上に落ち込んだ。従業員の雇用先を確保するため高知県とも協力していきたい」としています。
官民ファンドの「産業革新機構」の支援を受けて経営の立て直しを進めているルネサスは先月30日、山形県鶴岡市にある半導体工場を大手電子部品メーカーの「TDK」に売却することで合意したと発表していて、今後も経営の合理化を図るため工場の閉鎖や売却などを行う方針です。