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木造船から4人の遺体 北朝鮮の漁船か 青森12月6日 17時30分
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今月2日、青森県沖の津軽海峡で木造の船が見つかり、6日、海上保安部が陸に揚げて船内を調べたところ、4人の遺体が確認されました。海上保安部は、各地で見つかっている木造船と同じように北朝鮮の漁船の可能性があるとみて調べています。
今月2日、青森県佐井村沖の津軽海峡で、木造の船が転覆した状態で定置網にかかっているのが見つかりました。青森海上保安部が6日、陸に揚げて調べたところ、船内から4人の遺体が確認されました。遺体はいずれも損傷が激しく、年齢や性別は分からないということです。木造船は、長さ12メートル50センチ、幅3メートル60センチで、これまでのところ船体や遺体が身に着けていた衣服からはハングルの表記は確認されていないということです。
佐井村の漁港には、ことし10月にも船体にハングルの表記がある北朝鮮の漁船とみられる木造船が漂着していて、今回の船も、このときと特徴が似て日本ではあまり見られない船底が平らな形状をしているということです。海上保安部は、今回の船も北朝鮮の漁船の可能性があるとみて調べています。
警察や海上保安部によりますと、日本海側などの沿岸や沖合では、北朝鮮の漁船とみられる木造船の漂着が相次いでいて、見つかった遺体は6日の4人も含めて、ことし10月以降30人に上るということです。
佐井村の漁港には、ことし10月にも船体にハングルの表記がある北朝鮮の漁船とみられる木造船が漂着していて、今回の船も、このときと特徴が似て日本ではあまり見られない船底が平らな形状をしているということです。海上保安部は、今回の船も北朝鮮の漁船の可能性があるとみて調べています。
警察や海上保安部によりますと、日本海側などの沿岸や沖合では、北朝鮮の漁船とみられる木造船の漂着が相次いでいて、見つかった遺体は6日の4人も含めて、ことし10月以降30人に上るということです。