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極東最大規模 トヨタ車販売のショールーム完成12月1日 6時37分
ロシアのウラジオストクで、トヨタ車を販売する極東最大規模のショールームが完成し、ロシア経済の低迷で新車の販売が落ち込むなか、販売の増加に向けて各メーカーがしのぎを削っています。
このショールームは、ロシア極東のウラジオストクで住友商事が100%出資する大手ディーラーが、トヨタ車の販売を強化するために建設しました。広さは極東最大規模で、25台前後の車を一度に展示することができます。
30日夜に開かれた式典で、このディーラーのクズネツォフ社長は「ロシアの自動車市場は厳しい状況だが、生き残りを懸けて販売を増やしたい」と述べ、販売の増加に期待を示しました。
このディーラーに住友商事から出向している増田直弘副社長は「ロシアでは安全性が高い日本車は根強い人気がある。5年後、10年後を見据えて販売を強化していきたい」と話していました。
ロシアでは、通貨ルーブルの下落などによる経済の低迷で、新車の販売台数が落ち込み、ことしは10月末までの販売台数が132万台余りと、去年の同じ時期と比べて33.6%減っています。ロシアで人気の高い日本車の販売も厳しい状況が続いていますが、トヨタの次に販売台数が多い日産は、一部の新車を購入する際のローンの金利を一定期間ゼロにするサービスを導入するなど、販売の増加に向けて各メーカーがしのぎを削っています。
30日夜に開かれた式典で、このディーラーのクズネツォフ社長は「ロシアの自動車市場は厳しい状況だが、生き残りを懸けて販売を増やしたい」と述べ、販売の増加に期待を示しました。
このディーラーに住友商事から出向している増田直弘副社長は「ロシアでは安全性が高い日本車は根強い人気がある。5年後、10年後を見据えて販売を強化していきたい」と話していました。
ロシアでは、通貨ルーブルの下落などによる経済の低迷で、新車の販売台数が落ち込み、ことしは10月末までの販売台数が132万台余りと、去年の同じ時期と比べて33.6%減っています。ロシアで人気の高い日本車の販売も厳しい状況が続いていますが、トヨタの次に販売台数が多い日産は、一部の新車を購入する際のローンの金利を一定期間ゼロにするサービスを導入するなど、販売の増加に向けて各メーカーがしのぎを削っています。