本日12月6日、東京・六本木ヒルズアリーナにて「M-1グランプリ2015」の敗者復活戦が行われた。
出場したのは予選順位28位から順に、ニッポンの社長、アインシュタイン、モンスターエンジン、チーモンチョーチュウ、学天即、相席スタート、笑撃戦隊、かまいたち、POISON GIRL BAND、セルライトスパ、囲碁将棋、とろサーモン、ダイタク、天竺鼠、ナイツ、東京ダイナマイト、尼神インター、トレンディエンジェル、ダイアン、9位のさらば青春の光まで20組。分厚い雲が覆う会場には立ち見も出るほど多くの観客が足を運び、ファイナリスト最後の1枠を賭けた熱戦の行方を見守った。
寒さと緊張感で硬くなっていた来場者をどりあんずがクラブDJかのようなノリノリの前説でほぐしたあと、MCのはりけ~んずが登場。これまでの「M-1」でもMCとして敗者復活戦を見届けてきた彼らは、「僕たちも5年ぶりに帰ってきました!」と会場と生放送を観戦している視聴者に向けてあいさつする。「暖かいですよ、ここ! 大井競馬場は寒い!!」「馬もコート着てましたもん」と極寒だった過去大会を振り返って笑いを誘った。
トップバッターを務めたのはニッポンの社長。彼らは「GYAO!ワイルドカード」で準決勝まで進んだコンビだ。バイト先を舞台にした漫才でトップながら大いに場を沸かせた。ネタ時間は準決勝よりも短い3分で、30秒オーバーすると爆発音が鳴り響く。そのドカーンという大きな音にチーモンチョーチュウ白井はあんぐりと口を開けて驚いてみせた。ネタを終えると出番を控えているほかの芸人たちに「爆発音がすごかった」と言って回っていたらしく、はりけ~んずはその楽屋での様子なども明かしてお笑いファンを楽しませた。
敗者復活戦の審査は視聴者投票により行われる。投票は本日18時半まで、「M-1グランプリ」オフィシャルサイトにて受付。結果は決勝の生放送中に発表される。