本田雅和
2015年12月6日03時00分
震災5年目の仮設住宅の老朽化や入居者の高齢化が進む中、南相馬市鹿島区の仮設住宅で暮らすお年寄りらが4日、「これからの生活」を考える集まりを開いた。仮設住宅自治会長の藤島昌治さん(69)は、高齢者数人で共同生活する「シェアハウス」の開設を提案した。
集会呼びかけ人の藤島さんは、来春の避難指示解除をめざす同市小高区からの避難者。東京電力福島第一原発事故後、浜通りの多世代同居世帯の多くが、高齢者の1~2人暮らしと、仮設を出て都会で暮らす子育て世代に分裂・離散している傾向を指摘。
「仮設に取り残された高齢者らは、今度は避難解除で仮設を追い出され、親しくなった隣人とも別れてしまう不安に苦しめられている」と、復興住宅への転居ではなく、シェアハウスを提案した背景を説明した。
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