おはようございます!六代桂文枝でございます。
さて今週の川柳は…これねどなたかお亡くなりになったりするでしょ?必ずいろいろとコメントを求めてこられるんですよ。
そうするとね「いや〜惜しい人を亡くしました。
さみしくなりました」。
そうしかまた言いようがないんですよね。
ええ。
「あんま惜しいと思いませんわ」とかね言えないじゃないですか。
という事でもう心から私もそういうふうに言われるようにね…。
いやいやまだ考えてませんけども。
では今日の出演でございます。
すず風にゃん子・金魚さん。
そして落語は桂文治さんです。
(拍手)
(2人)どうも〜。
温かい拍手ありがとうございます。
お待たせ致しました。
レディー・ガガです。
誰が!ハハハ…!ちょっと待ってよ。
レディー・ガガってねこんな平べったい顔してませんよ。
それにこんなもん頭に載っけないし。
大好きな焼き芋を作ってみました。
やった〜!イエ〜イ!あのねこの頭に載っけてる物金魚ちゃんの手作りですよ。
自分でこさえたのよ。
もうこれに命懸けてんですよ。
いや漫才に命懸けてよ!職人じゃないんだから!じゃあうちのにゃん子さんも見てやって下さい。
あらそうですか?ニューハーフでございます。
やった〜!ちょっとやめて。
もうさ今そんなキャラクターいっぱいテレビに出てるからニューハーフっつったら信用しちゃうよね?微妙にうなずいてんじゃん。
覚えて頂けてもらえるからいい事なの!絶対こんな…。
いいじゃないの。
最初ぐらいちゃんと紹介してよ!いくよいくよ。
お願いします。
漫才界のおねえはるな愛!
(2人)言うよね〜!違う。
ハハハ…!あのすいませんけど私うそついてませんからね?正真正銘女の子ですよ。
うそだよ〜ん。
何で?その証拠に喉仏リボンで巻いてる。
ほら見て見て見て!これファッションで巻いてるの。
いやいやニューハーフは何だって首に巻いてんだよ。
違うもん本当だもん。
かわいいと思ってわざわざ買ってきたんですよ。
女性の方分かると思いますけど結構リボンって値段高…。
ちょっとここばっかり見ないでくれる!?
(笑い)めっちゃくちゃ喉仏に視線感じんだけど!じゃあいいよ。
もう怒った。
取って見してあげるよ!せっかくきれいに巻いてきたけどさ。
ね!ほら!何もないでしょ?ほ〜らうまいでしょ?何が?取った時ピコッて引っ込めるんだこれが。
お上手!それよりそれよりさ今シェアハウスってはやってんの知ってる?知ってる!シェー!はいシェー!ばか!もう昭和のにおいプンプン。
ねえ。
あれ?その昭和のにおいが分かるったらにゃんちゃんも結構いってんだ。
うるさいな。
「シェー!」じゃないの。
シェア。
シェアハウス。
何だ?このシェアハウスって。
これってね1つの建物を何人かの人とね共有して暮らす事を言うんですよ。
下宿か。
いや下宿じゃない。
いや私ね今このシェアハウスすんごい憧れてんの。
すいません。
憧れが始まるとちょっと長いんですけど…。
だって家賃は安いしね何つったって若い人の間ですごいはやってんだって!だからさここに入ったら若いイケメン男子の恋人が出来るかもしれない。
いけにえ男子だよ。
いけにえじゃないよ!ちゃんとしてったら!もう!分かった分かった分かった。
その若い人のシェアハウスに入ったらよにゃんちゃんは保護者になんじゃないの?誰が保護者よ!失礼ね。
じゃあ何?私みんなの母さん?母さんならいいよ。
ばあちゃんかもしんない。
「ばあちゃん」言うな!もうひどいよ金魚ちゃんさっきから。
「ひどい」っちゅうんだったらそこはさ年齢制限ってないの?それがさ35歳までっていうのが多いの。
それはきついわな。
でもでも!見た目35歳でいけると思わない?いけるいける。
うそ!?いける〜!え本当?うん。
200メートルぐらい離れたら。
だからさあんたいい加減にしなさいよさっきから。
だから「現実を見なさい」っちゅう事を言ってんのよ。
現実見てるからシェアハウスに入りたいの。
何が?実はね私今1人暮らしなんだけど最近何か寂しいなと思うようになってきちゃったのよ。
かわいそうだね。
ハハハ…!ちょっと待ってよ。
金魚ちゃんだって1人暮らしじゃん。
そうだよ。
寂しくなんない?ならない。
あのね「ならない」って言うと話終わっちゃうんだよ。
あらお疲れさま。
お先に。
じゃあね。
帰らないでよ!今「終わった」っつったじゃないよ。
漫才なんだから言い返してきて!はいはい。
言い返しゃいいのね。
特にね夜ですよ。
暗い部屋にさ1人で帰るのかなと思うと寂しくなんない?ならない。
いやだから話終わっちゃうっつうの!だから今更何だっちゅう事を言ってんの。
あんたの1人暮らしはねちょっとやそっとじゃないんだよ。
もう長〜い長〜い間の1人暮らしなんだから。
勝手な事やってたんだから。
年を重ねていくとね心配になるんですよ孤独死が。
不安にならない?
(2人)ならない。
あら…。
先に言ってやった。
何だその言い方そんな…。
でもね死んじゃったら分かんないんだからいいんだよ。
死んじゃったら分かんないからいいの!だから嫌なんじゃん!何言ってんの。
こんな顔してても平気なんだから。
ウ〜。
ヘヘヘヘ。
ウ〜。
最悪。
ほらほらいいじゃん。
こんな顔して死んでてさ何日も誰にも発見されないで腐っていくんだよ?そんなの私死んだ方がましだわ!死んでんじゃねえか?死んでんのか。
あそうか。
でもこれ逆のバージョンもあるからね。
にゃんちゃんが亡くなって私が駆けつけた。
「あにゃんちゃん」って分かんない場合があんだから。
何で私だって分かんないの?だって化粧してねえんだもん。
(笑い)あら笑ったけど化粧取ったら誰だか分かんないのよ。
こないだだってね旅館の仲居さんと間違えられた…。
うるさいな!番頭さんじゃなくてよかったね。
女だよ女!よく金魚ちゃんってさこうやって人の事けっちょんけっちょんに言えると思わない?人の事だから言えるんじゃないの。
悪いけどさ…。
何?人の事なんか言えない顔してるわ。
顔で言うんじゃねえもん。
口で言うんだもん。
分かってないね。
ああ言えばこう言うでしょ?それが漫才だべな。
うるさいな!はいはいはい…。
大体ね。
何?こんなゴリラみたいな女にねグチャグチャグチャグチャ言われたくないんだって話ですよ。
だってそうでしょ?「シェアハウスに入りたい」っつったらさ「あらいいわね」って…。
ちょっとこら。
何やってんの?いや私ね「ゴリラやれ」なんて言ってませんよ。
ゴリラみたいな…。
前を通るな前を!人がしゃべってんのに失礼だな。
ねえちょっと話聞いてる?うん!う〜ん!うん!いや体軟らかいね。
いや〜とても年金もらってる年には思えないわ。
偉い!ねえストレッチとか…。
だから前をチョロチョロしないでくれる?
(笑い)ねえいつもさ隣で漫才やってんじゃない。
離れてみて初めて気が付いた。
金魚ちゃんって3頭身しかないんだね。
(笑い)どっかのゆるキャラ?こんなのいっぱいいるよね?「3頭身も」にして「も」。
大体さ金魚ちゃん。
何でしょう?言いたくないけどそういう事をやってて恥ずかしくない?仕事ですから。
やめさしてもらうわ。
すいませんありがとうございました。
(拍手)
(拍手)え〜ご来場でありがたく御礼を申し上げます。
どうぞ一席おつきあいを願っておきますけれども。
え〜うちの師匠というのはね先代でございますね。
十代目の桂文治という昔桂伸治といって大変に人気のあった師匠でございますが覚えてらっしゃいますかね?髪の毛こんな短くって目玉がギョロッとしておりましてね背の高さが1メートルぐらいだったですかね。
チワワとガラモンが一緒になったというようなそういう師匠でございましたがうちの師匠は江戸っ子でございましたね。
もううるさかったもんでございますよ。
うちの師匠ってのは「すいません」とか「ごめんなさい」なんて言えない師匠でね。
キャバレーというものが全盛の頃ね銀座の大きなキャバレーの仕事を頼まれて何かの都合でその仕事が中止になっちゃったの。
プロダクションから謝りの電話がかかってきて「師匠すいません。
今夜のキャバレーですが…」。
「ああ。
よろしく頼むよ」。
「ええ。
実はあの話はキャンセルになりましたんで相すいませんがまたよろしくお願いします」。
「あそうなの?分かったよ」ってんで電話を置いてさその晩雨の降る銀座をキャンセルという店の名前を探して歩いてた。
(笑い)知らなきゃ聞きゃいいでしょ。
「キャンセルって何だ?」ってさ。
そうすりゃね雨ん中歩く事もなかったんだけど。
そういうような江戸っ子はね職人さんやなんか昔は大勢いたんでございますよ。
ねえ。
職人さんでございますから腕さえよけりゃ学問はどうだっていいというねそういう世の中だったの。
ですから字が読めない書けないそういうお職人さんが昔は大勢いてね「おいおめえそんなとこで何やってんの?」。
「今さ兄貴んとこへ手紙書いてんだよ」。
「へえ。
大したもんじゃねえか。
おめえが兄貴んとこ手紙…。
よせよ。
お前確か字が書けねえんじゃねえか?」。
「いいんだよ。
兄貴も読めねえんだから」。
訳の分からねえやつが出てまいりましてね。
「定や定吉。
定…」。
「へ〜い旦那お呼びでございますか?」。
「すまないがなお前にお使いを頼みたいというのはねこの手紙を届けてもらいたいんだ」。
「そうですか。
この手紙をね。
一体どこへ届ければいいんですか?」。
「うん。
お前知らないかな。
店を出るだろ右へ曲がるんだ。
右へ曲がって1本目の路地を左へ曲がってな橋があるよ。
橋を渡った左側の平河町の平林さんのお宅だよ」。
「あそうですか。
そこへ行けばいいんですね。
分かりました。
行ってきます。
でも旦那ね今お湯…お風呂に火入れちゃったんですよ。
お湯が沸いてそれから行ってきますから」。
「いやいやそんなのんびりしちゃいられないんだよ。
すぐに返事をもらってきてもらわなくちゃ困るんで…。
あっこうしましょう。
お湯の番は私が見ましょう。
お前代わりに行っとくれ」。
「あそうですか。
旦那ね一口に『お湯の番』って言いますが難しいんですよ。
お風呂の沸かし方って。
ボ〜ボ〜ボ〜ボ〜薪燃すでしょ。
そうすると熱〜くなっちゃって入ろうと思ったって入れなくってさ今度水ジャブジャブ入れるでしょ。
今度うめ過ぎちゃって冷たくって入れなくって下から薪ボ〜ボ〜ボ〜ボ〜燃してね水ジャブジャブ入れてね水ももったいない薪ももったいないですからねちゃんと見ながらやって下さいよ。
お願いしますよ。
どこ行くんでしたっけ?」。
(笑い)「聞いてなかったのか?あのな店を出るだろ。
右へ曲がるんだ。
右へ曲がってな1本目の路地を左へ行くんだ。
橋があるよ。
橋を渡った左側の平河町の平林さんのお宅だよ」。
「あそうですか。
そこへ行けばいいんですね。
分かりました。
行ってきますけど旦那本当にお湯の番よろしくお願いしますよ。
お湯ってのは上が熱くて下がぬるいんですよ。
ちょいと手突っ込んでいいあんばいだなと思ってザブ〜ンと飛び込むでしょ。
そうしたら下がぬるくてねブルブルッと震えて風邪ひいちゃってね風邪薬ももったいないでしょ。
また薪燃したりなんかすると薪ももったいない。
水うめたりなんかして水ももったいない。
みんなもったいないですからねかき混ぜながらやって下さいよ。
お願いします。
どこ行くんでしたっけ?」。
(笑い)「だから…店を出るだろ。
右へ曲がるんだ。
右へ曲がって1本目の路地を左へ曲がるんだ。
橋を渡った左側の平河町の平林さんのお宅だよ」。
「そこへ行けばいいんですか。
分かりました。
私いっぺん聞いたら二度と忘れないたちでございまして。
行ってきます。
どこ行くんでしたっけ?」。
「ばかにしてんのか?お前は。
そこに書いてあるだろ」。
「『書いてある』ったって私字が読めないんですよ」。
「そうだったな。
お前は字が読めない。
困ったな。
お前にいろいろこれから教えたって無理でしょう。
う〜んどう…。
こうしましょう。
あのな言葉のしまいの方に『平林さん平林さん』こう言いながら行くといくらお前でも忘れずに済むだろ」。
「へ?何でございます?言葉のおしまいの方に『平林さん』ってつければいいんですね?平林さん。
あっこれでいいんだ平林さん。
これだったら絶対に忘れません平林さん。
じゃ行ってきますけどね平林さん。
お風呂の番よろしくお願いしますよ平林さん。
お風呂といえば上が熱いんですよ平林さん。
下がぬるいんですよ平林さん。
かき混ぜながらやって下さい平林さん。
行ってきます平林さん。
旦那の平林…」。
「うるさいよお前は」。
(笑い)「早く行っといで」。
「行ってきま〜す。
うわ〜うちの旦那頭がいいな平林さん。
これだったら絶対に忘れないよ平林さん。
うわ〜表へ出たらいい天気だな平林さん。
人が大勢歩ってるな平林さん。
女の人が多いな平林さん。
美人の人もいるけど平林さん。
そうでない人もいるな平林さん。
あっ向こうから郵便局の平林さんが自転車に乗ってった。
こっちからおばあちゃんの平林さんが歩いてきた。
ネズミの平林さんが通った。
猫の平林さん。
犬の平林さんが追っかけて…。
面白いな。
いろんな平林さんが…。
あれ?向こうにきれいな平林さんがいるな。
ああいう色っぽい人好きだなあ。
壇蜜みたいな平林さん。
ああいうおねえさんとお話…あら…あら…な何?向こうから男の平林が来てどこ行くんだ?こら。
待て平林!2人でどこ行くんだ?こら〜平林〜!」。
「何だ?君は。
危ないな」。
「あれ?お巡りさんの平林さんだ」。
「何だ?お巡りさんの平林というのは。
君よく見てごらん。
信号が赤だろ。
赤んなって歩いてごらん。
車へドンとぶつかってケガをする。
いいか?赤になったら止まって青になったら歩くんだ。
赤止まりの青歩きだ」。
「何です?」。
「赤止まりの青歩き」。
「赤止まりの青歩き」。
「それを覚えとくとなケガをせずに済むから気を付けて行きなさい」。
「ありがとうございます。
赤止まりの青歩き。
赤止まりの青歩き。
赤止まり…。
違う!こんな長ったらしい名前じゃなかった!あのお巡りさんが余計な事吹き込むからさ。
旦那怒ってるよ。
あっそうだ。
『分かんなくなったら人に聞け』って教わったからね誰か聞い…。
あっ向こうから学生さんが来た。
学生さんってのは勉強してるからね。
おにいさんすいません」。
「あい?何?」。
「すいません。
これ何て読むんですか?教えて下さい」。
「え?君字が分かんないの?勉強しなきゃ駄目だよ。
おにいさん一生懸命勉強してんのよ。
6浪よ。
あっこれ?これ読めない?これは君簡単だ。
これは平林だよ」。
(笑い)「あっ平林ですか。
どうもありがとうございます。
平林さん平林…。
少〜し違うな。
少〜し違う。
もう一人誰か聞いてみよう。
あら!向こうから着物着たおじさんが来た〜!頭オールバック黒縁の眼鏡かけて歯が前にせり出して。
三遊亭圓丈師匠だ」。
(笑い)「あの人に聞いてみようかな。
圓丈師匠圓丈師匠」。
「ピヤ〜!ピヤ〜!」。
「師匠騒がないで下さい。
これ何て読むんだか教えて下さい」。
「ピヤ〜!貸してごらん君。
これ?これ分かんない?これ君簡単だ。
これはね平林だよ」。
(笑い)「平林ですか。
ありがとうございます。
平林…平林…こんな軽い名前じゃなかった。
もう一人誰か聞い…。
あら?向こうからおじいさん来たよ。
あっおじいさんってぇのはねえ知恵袋なんて事言われてるから聞いてみようかな。
おじいさん。
すいませんおじいさん!」。
「ん〜?私に何か用かね?」。
「何?このおじいさん。
彦六だか木久扇だか分からないおじいさん。
これ何て読むんだか教えて下さい」。
「ちょいと貸してごらん」。
(笑い)「こらあ君『一八十の木木』じゃよ。
「一八十の…読んだんじゃない。
字バラバラにしただけだこれ。
冗談じゃないよ本当に。
あっタバコ屋さんで聞いちゃおう。
すいませんおじさん。
すいません」。
「あい?あっ坊や駄目だよ。
子どもがタバコなんか吸っちゃあ」。
「そうじゃないんですよ。
これ何て読むんですか?」。
「え?何?ちょいと…あっこれはこれは簡単だ。
これはな一八十…」。
「違うの。
さっきヨボヨボのおじいさんに読んでもらったけど。
違う読み方」。
「違う?じゃあこれはなんだな。
一と読まずに一つだな。
八と読まずに八つだ。
十と読まずに十と読ましてな下の方は木が2つだから一つと八つで十木木だ」。
(笑い)「ありがとうございます。
もう原型とどめなくなっちゃった。
一文字も合ってないと思う。
わあ〜弱っちゃったな。
あっそうだ。
今まで教えてくれた事を大きな声でしゃべりながら行ってみよう。
そうすると『これはこういうふうに読むんですよ』って誰か教えてくれるかもしれないからね。
大きい声は恥ずかしいな。
でもやらなきゃしょうがない。
平林か平林か一八十の木木。
一つと八つで十木木。
平林か平林か一八十の木木。
一つと八つで十木木〜!」。
何で4つ覚えられて1つ覚えられないんだろう。
この落語無理があるんだよ。
江戸時代からず〜っとやってて。
「平林か平林か一八十の木木。
一つと八つで十木木〜!」。
「源さん源さん。
向こうから来たのは定吉じゃねえか?何やってんだ?あいつは。
おい定定」。
「平林か平林か一八十の木木。
一つと八つで十木木〜!」。
「何を言ってやんだ。
分かったぞ。
おおかたなんだろう祭り囃子の稽古でもしてんだな?」。
「ううん。
平林です」。
(拍手)女の人とやっぱりつきあうとか…つきあったりとかいうような気持ちが普通芸人やったら持ってるじゃないですか。
はいはい。
そういうのもないんですか?いや全然あるんですけどね。
うん。
なかなかうまくいかないというか。
何がうまくいかないんですか?フフフ…。
何なんすかね?それ時間的な事?時間は大きいですねやっぱり。
いや仕事…仕事というかその…楽しくなっちゃってネタ書いたり何か文章書いたりするのが。
一応夜に全ての仕事終わってから小説とか長いものに関してはやるって決めててエッセーとかは合間でも書いたりする時あるんですけど。
寝る時間がなくなるじゃないですか。
そうですね。
遊ぶ時間とか。
遊ぶ時間はなくなってきましたね。
それはどうなんですか?ストレスとかは?もともと…もう全然仕事ない時から朝までは一応起きとこうって決めてたんで。
フフッ…。
何か急に思いついたり…何か面白い事がある可能性があるかもと思って一応朝まで粘ってたんですよ。
朝まで起きとこうと?はい。
それはずっとやってるんで割と大丈夫ですかね。
いや〜それにしてもこの…めちゃ売れましたですよね?ほれでハロウィーンの時にニュースで出てましたけどこの格好してる女子高生いてましたね。
何かうわさで聞いたんですけどこの格好ってどうやってやるんですかね?こっちに女の子1人又吉さんの格好して女の子が1人この本の格好してるんですよ。
へえ〜。
ええ。
もうそれぐらいすごいなあと。
いや〜ありがたいですね。
この結末がどうやいうのは言えませんけどもこれについて批評がいくつかに分かれてましたけどね。
自分としては最後は初めに考えて書いていったんかどうなんですか?それは。
書いてるうちにこうしようああしようとなっていったんですか?そうですね。
僕もすごい不思議な体験だったんですけど書いてるうちに…その…ず〜っと登場人物が勝手にやる訳じゃないんですけど僕が「ああこいつが言うてる事は俺の意見と一緒やな」って思う瞬間もあれば「ちょっとちゃうな」って思う時もあるんですよ。
ちょっとちゃう事言ったあとにもう一個僕が知らんような事を言いだす時があってそれは「ああ何かこんな事を言いだした」っていうのは頭に残ってるんでその出た言葉をこういう事を言うやつの行動だからこれは後々に反映させないといけないって思ってその言葉を拾っていくとああいうふうになっていったんですけど。
それ分かりますわ。
僕もね落語作ったらそれがどんどん変わっていくんですよ。
稽古して稽古して稽古して…。
思いつけへんようなギャグが出来てきてこんな事をこの人がギャグ言うたらこれに受けてこの人がこう言うわ何かみたいな事でね。
ほんならサゲはこうじゃなくってこっちの方がええかなみたいなんでね。
読み返しました?何度も。
出した直後すごい話題になって怖くなっちゃったんですよ。
うわ〜と思って。
賛否あるんですけど面白かったっていうのはうれしいんですけど否もあるじゃないですか。
うん。
そん中で芸人の先輩から「面白かった」って言われるとすごいやっぱりうれしいんですよね。
で言って頂いてあの人が言うんやったら面白いんかなっていう事で読み返して「あっ確かに結構おもろいな」みたいな…そういう事ありましたね。
書いた直後とかは読み返すの怖かったですね。
怖かった?はい。
今も読み返すんですか?最近ちょっと読み返せてないんですけど。
はい。
最近はもう次の書くのんが必死で…?そうですね。
ところでねあの〜この「芸人と俳人」いうのねこれも読みましたけどこの中に堀本裕樹様ですか?この人とこう…俳句をやり取りしてるじゃないですか。
ちょっと今日僕もねそれやって頂こう思うてね。
俳句ですか?いや自由律で。
自由律で?自由律でもいいですか?はい。
あなたに贈る…あのねえ。
そうですね。
師匠に対して自由律俳句を贈るって事ですもんね。
ええ。
何でしょうね…。
ちょっと僕考えてる間僕考えてる間あなたがしゃべってあなたがしゃべってる間僕しゃべるから。
なるほど。
分かりました。
でもありがたいですよね。
師匠が僕に対して贈って下さるって事ですもんね。
ちょっと1人ではつなぎきれないですね。
フフフ…。
何でしょうね…。
師匠に対して…。
これだけ…夜は起きてやないかん。
昼は普通に今までどおり仕事してやないかんって何食べてるんですか?やっぱり外食が多いですね。
師匠話しかけると全然考えられないんですけど。
いやつないでますから。
僕はあなたに一番言いたい事があんねん。
体だけは本当に気を付けて頂きたいなと。
師匠もずっと忙しかった訳ですよね?何年も。
そうですね。
忙しいペースに変な話ず〜っと慣れてきましたから。
あなた急に忙しなったじゃないですか。
そうですね。
だからねペースが乱れないかな思てそれが心配でね。
ちょっとやっぱり乱れてしまいますよね。
体だけは本当に気を付けて。
出来ました。
じゃあ僕から先にいかしてもらえます?分かりました。
「あなたのような芸人に初めて逢えた」。
あ〜。
僕は寛美先生に言われたのでね。
寛美先生の言った事が何かあなたに会ってからねあの〜僕も…又吉君がこういう世界をやっぱり変えていくんかな。
まあはっきり言うてね大衆芸能でもお笑いはどうしても低く見られてるんですよまだ。
何じゃかんじゃ言うても。
伝統芸能とか言うても落語もね。
大昔と比べたら随分と芸人の地位も高くなったと思いますけれどもあなたに変えてほしいなあという思いでね。
すごくありがたい言葉で。
すいません。
頂きます。
どうぞ。
ありがとうございます。
あなたの作ったのは?はい。
僕のはですねこちらですね。
これ師匠の事なんですけど。
ああそうですか。
どういう事なんです?やっぱり大先輩じゃないですか。
で師匠も落語の大きな賞をお取りになられてそのあととかの時期とか…何回もそういう大きな今後背負っていかなあかんようなものが何回もありましたよね。
ありました。
僕も芥川賞…新人賞ですけど今まで自分の人生では経験した事がない注目のされ方をしてこっからって僕全く何が待ってるのか分かってないんですよ。
でも恐らく師匠は分かってるんやろうなっていうその…このあと何かこういうふうな事があったりこういう事があったりっていうのが全く一緒にはならないんでしょうけど大体…。
それは落とし穴に落ちてはい上がったりもして落とし穴を…まあ…知ってるかも分かりませんね。
せやからそういう意味では全然ジャンルが違うかも分からへんけども何か飲みに行ってる時にね「ああちゃうの?こうちゃうの?」いうのは言えるか分かりませんけどもまあそんなに知ってるかどうかは分かりませんけども多少はね…。
是非。
よけ方を…。
ありがとうございます。
すいません。
お名前書いてないんですけど?すいません。
書いときます。
一応丁寧に…。
ありがとうございました。
師匠もおっしゃったように入ってケガしてももう一回出てこれるような力をつけていかなあかんなというふうに日々思ってますね。
せっかくこうして新しい芸人の形として出てきたんですから長く頑張って下さい。
頑張ります。
今日はありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
(正吉)加野屋の身代を継いでもらうのは…2015/12/06(日) 05:15〜05:45
NHK総合1・神戸
桂文枝の演芸図鑑「すず風にゃん子・金魚、桂文治、又吉直樹」[字]
落語家・桂文枝が、演芸界のよりすぐりの至芸をナビゲートする。演芸はすず風にゃん子・金魚の漫才、桂文治の落語「平林」。対談のゲストは又吉直樹
詳細情報
番組内容
落語家・桂文枝が、演芸界のよりすぐりの至芸をナビゲートする。演芸はすず風にゃん子・金魚の漫才、桂文治の落語「平林」。対談のゲストは又吉直樹。
出演者
【出演】すず風にゃん子・金魚,桂文治,又吉直樹,【ナビゲーター】桂文枝
ジャンル :
バラエティ – お笑い・コメディ
劇場/公演 – 落語・演芸
バラエティ – その他
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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