ドラマスペシャル 家政婦は見た! 2015.12.05


全ての工程がとても細かくて驚きました。
(セミの鳴き声)
(平田牧子)信子さん?うわっ!びっくりした…。
(沢口信子)『真珠の耳飾りの少女』。
ああ〜。
少女って…。
黙れ黙れ!うるさいもう!
(小川よしこ)信子さんにあげるものなんにもないんだけど息子の事よろしくお願いしますね。
(信子の声)離婚したけど捨てられなかった。
あの時のお義母さんの顔を思い出して…。
(牧子)ふーん…いい真珠みたいねえ。
もし本物の天然真珠だったら大変よ!なぬっ!?これこれ!よいしょ…。
んっ!?「エンパイア・ステート・ビルがひと粒で買える」…。
ええ〜?フフフフ…。
えっ?ええっ!?えっ…。
て…天然真珠?マジ?マジ。
(カメラのシャッター音)
(警備員)下がってください!危ない危ない。
(警備員)下がってください。

(竹宮道夫)素晴らしいですね。
えっ…?ちょっと…。
結婚記念日に真珠を買いたいんだが。
いらっしゃいませ。
どのようなパールを?そりゃあ金の…ああいうのがいいですね。
さようでございますよね。
ではこちらはいかがですか?うーん…小さいね。
ええっ?ちょっと…。
(竹宮)ああいうのがいいでしょ?金の星。
一度着けてみたら?えっ?ええっ!?本物だよ。
本物の天然パール。
(岩倉恒子)どうぞ奥様金の星着けてみてください。
えっ!?フェルメール…。
『真珠の耳飾りの少女』…。
(カメラのシャッター音)
(歓声)
(カメラのシャッター音)
(女性)わあすごい!
(カメラのシャッター音)
(女性)見たい…。
ごめんなさい。
ちょっとどいて…。
(竹宮)すみません。
金の星は強い光を当てると虹色に光る。
ええ光りますわ虹色に。
偽物だ。
レプリカだ。
帝国真珠は偽物を展示しているぞと騒ぎ立てましょうか?脅しに来たの?あの男はスリか泥棒よ。
金の星と別の真珠すり替えるつもりだったのよ。
ない!イヤリング…イヤリングがない!すみません…。
すみません!あの…奥様がこちらで真珠のイヤリングをなくされたと言うので取りに参りました!ご主人様がお持ち帰りになりましたけど。
えっ?ご主人様…。

(家政婦たち)「…悲しくて」「涙も枯れはてて」「もう二度と笑顔にはなれそうもないけど」私の歌じゃないよ。
中島みゆきは私なの!?フフフ…。
「そんな時代もあったねといつか話せる日が来るわ」「あんな時代もあったねときっと笑って話せるわ」
(よしこ)貧乏で信子さんにあげるものが何もないけど息子の事よろしくお願いしますね。

(一同)「まわるまわるよ時代はまわる」「喜び悲しみくり返し」「今日は別れた…」
(日枝)昨日変な2人組が来たらしいですね。
はい。
1人はフェルメールの『真珠の耳飾りの少女』と同じ扮装をした美女でもう一人はその方のご主人です。
品のいい男性でした。
(佐藤)防犯ビデオをチェックしましょう。
(日枝)失礼。
(携帯電話)はい。
(岩倉寿三郎)金の星を盗まれたってな!?会長…興奮しないでください。
何を冷静な声を出してるんだ。
恒子お前が責任をとりますと言うからだなあの天然パールの展示を許可したんだぞ俺は。
犯人は竹宮かもしれない。
竹宮?…ってあの竹宮か?ええ。
昨日来たのよ。
金の星がレプリカじゃないかって。
あなたは責任を回避するおつもりですか?ええ?あなたは…。
(電話)あっ電話。
真珠の鑑定では世界一の人でしょう?ええ?そのあなたが本物だと認めて展示したんですよ。
あの金の星はレプリカなんですか?いいえ本物ですわ。
(小寺)会長お電話です。
こんな時に外部の電話つなぐな!帝国真珠の株が暴落したって!金の星が盗まれたって…。
(小林ヒロミ)だってテレビ何もニュース…。
(牧子)まだ出てない。
300円も下がったって…!
(ヒロミ)えーっ!大暴落じゃない!いや…私のせいじゃないわよ!?
(ヒロミ)だって帝国真珠買えって!
(宮田善子)買えって会長が言ったのよ!絶対上がるって!
(加藤シズ)私の全財産…。
(牧子)えっ?生きていけない…どうしよう…。
どうしてシズちゃんに株なんてやらせるのよ!この人身寄りのない独りぼっちなのよ!帝国真珠の株よ!?安全だと思うじゃない!ちょっと…。
(ヒロミ)会長!
(善子)逃げた!もうシズちゃん…。
しょうがないわよ株だもの。
フフフ…。
さすが元総理大臣の愛人!あっ家政婦さんを募集してる。
「家政婦さんを募集しております」「正直で誠実な方。
詳しくは面談の上で」正直で誠実な家政婦さんだって。
メイクすればね!
東京都杉並区五日市5の3の岩倉家
日本の真珠王と言われた岩倉珠一郎が建てた豪邸に二代目の寿三郎と妹の恒子47歳の家族が同居している
寿三郎と恒子は兄と妹だけど母親が違う
恒子は後妻の娘で2人はひどく仲が悪いらしい
6年前まで寿三郎が帝国真珠の社長だったが恒子側の造反劇により今は会長に退いている
家族構成は寿三郎の妻匡子恒子の夫の真也
2人に子どもはいない
それと寿三郎の愛人の子大高治樹山口さやか珠助
親の違う兄と妹の家族が同居
その上愛人の子どもまで一緒
絶対にトラブルが多い
(記者)あの警備の中でどうやって盗んだんですかね?
私のイヤリングを持ち去ったあの男はきっと岩倉家に現れる
(チャイム)
(岩倉匡子)「はい」あっ協栄家政婦協会から面接に参りました家政婦の「さわぐち」でございます。
(匡子)裏口。
フフッ…。
(カメラのシャッター音)
(田添)ちょっとちょっと…。
なんですか?ねえねえ『東京芸能』の田添です。
ほら取って。
ねえ?何かあったらひとつよろしく。
何するんですか?ちょっと…。
(カメラのシャッター音)そんなかたい事言いっこなし。
天然真珠の金の星が盗まれたでしょ?何かわかった事があったら連絡くださいよ。
その時はまた謝礼を。
(カメラのシャッター音)家政婦には勤務先の事は話せない守秘義務というものがございますからこれお返しします。
これお返しします。
(田添)かたい事言うなって。
あっ…。
(岩倉珠助)フウ〜!メールしてあげるよ。
ああ?君は会長さんの子の珠助くんか?こっち!
(珠助)こっちこっち!コラ!お坊ちゃま!お坊ちゃま!お金をお返しになったほうがよろしいかと思いますよ!しつこくつきまとわれます!まあ!フフフッ…悪い子。
こっち!えっ?あっはい!まあ…ここから?
(珠助)こっち。
(珠助)こっち!ああ…はい。
失礼致します。
(開錠音)
(飯田武男)ああっ…。
キャーッ!
(飯田)うわーっ!ああーっ!いや違う違う違う…ごめん!これ違う違う違う!お坊ちゃま鍵閉めるんだもん。
ああ…死ぬかと思った。
ああーっ!びっくりした…。
はい。
ああっ…!まあすごい。
株券じゃありませんか。
お金持ちなんですねお坊ちゃま。
でも…。
人を見たら泥棒だと思わなきゃいけないんですよ。
悪い奴がいますからね…フフッ!キャーッ!ヒャヒャヒャ…!世界中の宝石商が知ってるわけですよ。
ですから犯人がもしこの宝石を売りに出てもすぐにまあ警察に通報されるという事ですね。
ですから犯人としてはこの金の星は我々に返すからその見返りとして金をよこせというような要求になるんじゃないでしょうか。
妹で帝国真珠の社長の恒子様は創業者の岩倉珠一郎の自慢の娘で国立大学経済学部の大学院の修士課程を修了した才媛らしい
犯人の目的がお金ならいいんですけど宝石マニアかもしれませんし弊社に対する嫌がらせもしくは愉快犯かもしれません。
ハハッ…愉快犯って…。
金だよ。
犯人の目的は金に決まってるじゃないか。
この金の星がどのぐらいの価値があるかあんた知ってる?いや僕は…。
エンパイア・ステート・ビルが買えるぐらいの価値があるんだよ。
それぐらいの資金は十分ございます。
(記者たちのどよめき)まあ…余裕こいてまあ。
でも責任とって社長は辞めてもらうよ。
退陣は致しません。
はあ?以上です。
記者の皆様お引き取りください。
(記者)スクープだ!戻れ戻れ!恒子!ちょっと待て…。
(ひざをぶつける音)
(大高治樹)会長どうしました?ひざぶつけた…。
大丈夫ですか?ひざ?ひざですか?ひざ?どっち?右…?あなた誰?はい?あっ家政婦でございます。
うちの?面接に参りました。
どうも。
ああそう。
ブサイク。
フフッ…。
(信子と寿三郎の笑い声)セクハラでございますよそれ。
あっそうなっちゃう?《似ている…》素晴らしいですね。
沢口さん!はい!ダミアン止めて!えっ?あっ…はい!いたずらはやめなさい!わあっ!
(物が落ちる音)あっ…ああ〜。
キャーッ!あっあっあっ…ああ…。
ウィッグですか?ダミアンったら頭の皮が剥がれたと思って…。
ダミアン?ホラー映画の『オーメン』に出てくる悪魔の子の事です。
どうぞ。
失礼致します。
私の母です。
はい。
人魚のようでございますねえ。
メガネを外して頂けますか?メガネでございますか?天然の黒真珠のような瞳ですね。
あ…ありがとうございます。
今日からよろしくお願い致します。
はい。
(岩倉真也)恒子会長が呼んでる。
会議をするそうだぞ。
ハハハ…。
はい。
あなた国会は?逃げてきた。
帝国真珠の株が下がっただろ?代議士たちが青くなってさどうなるんだ?どうすればいい?ってうるさくって仕方ない。
あなた新しい家政婦さんよ。
恒子の夫です。
代議士の秘書なんだよ。
代議士っていうのは私の父親。
ハハッ。
いわゆる馬鹿息子というわけでね。
沢口です。
(山口さやか)あら義兄さん。
ハハハッ…さやかくん。
あれ?パリコレのモデルは?
(さやか)オーディション落ちまくり。
しょんぼり帰ってきました。
また…。
(日枝)あの…。
家政婦でございます。
立派な絵でございますね。
どちら様でございますか?竹宮道隆という華族で金の星…。
知ってます?金の星。
はい!天然の金の真珠でございますよね?その真珠は戦前までこの人が所有してたんです。
ほう…この方が…。
《ドキドキする…》《あの肖像画とそっくりなあの男が金の星を盗んだんだわ…》
(竹宮)この人知りませんか?この人のイヤリングを拾ったんです。
いやあちょっとわからないです。
すみません。
そうですか。
夜緊急取締役会が行われた
「しぇからしか!」「しぇからしか!もうさっきからブンブンブンブン血ば吸うて!」
(たたく音)おいおい…大丈夫か?おい。
おいあなた新しい家政婦さんだね?失礼致しました!いやいや。
あなた国はどこ?「しぇからしか」って言うぐらいだから博多だ。
博多だろ?ええ?博多女だ。
ハハハハ…!お待たせしました。
ああ…。
はあ…。
それで?泥棒からなんか言ってきましたかね?いいえ。
ああ…。
(小寺)家政婦さん外してください。
かしこまりました。
ありがとう。
失礼致します。
はい。
緒方先生どうしたらいいですか?
(緒方健次郎)恒子様には退陣して頂くという事で。
退陣…?
取締役会には記者たちが呼ばれていた
これはですねわたくしが作った真珠なんですが8年かけて育ててこの銀の真珠を作りました。
そのネックレスが190万ちょっと。
売れません。
ハハ…わたくしが言いたいのはね品格ですよ。
あなたはさ経済の修士号を持ってるせいか利益優先の考えがちょっと強すぎるな。
でも売り上げは倍増しましたよ。
会長が社長の頃は株も1200円ちょっとだったけれど今は1700円まで上がってるんですから。
でもその株も今日は暴落した。
ええ?株主の皆さんに大変なご迷惑とご心配をおかけしてるんですよ社長。
どうしますか?
(ため息)わかりました。
(カメラのシャッター音)社長を辞任します。
(記者たちのどよめき)辞任じゃないよ解任だよ。
解任だろ?
(緒方)いや解任は無理ですよ。
大株主のU&Mホールディングやメイン銀行の意向もあります。
ここは恒子社長が自主的に退いて株主総会で会長と決着をつけるそれが正しい道筋ではないでしょうか。
9月に臨時株主総会を開いてください。
はいわかりました。
じゃあ9月の30日に臨時株主総会を開きましょう。
そこで決着をつけましょう。
はいどうもご苦労さま。

(カメラのシャッター音)
(記者)こちら目線お願いします。
(記者)すみません次こちらお願いします。
(記者)こちらもお願いします。
どっちどっち?どっち?
真也様が歓迎会をすると言った
普通家政婦の時は一滴も飲まないけれど私はどうしても知りたい事があった
イヤリングを持ち去った男の事だ
よろしくお願いしますね。
金庫に閉じ込められてた人〜!そうそうそうそう…!
(真也)ダミアンか?
(飯田)いやなんかね株券見ていいって言うから中に入ったらいきなりバタン!っていって真っ暗!死ぬかと思いましたよ。
あっ!ねえあの子まだ株券持ってるの?そうなんだよ株の価値なんてないのに。
今はほら電子化されちゃってるからね。
えっゼロ?だってママの遺産だって言ってましたよ。
そうなんだよ。
だから離さないんだよ。
(真也)いいじゃない。
ねっこんな話ね。
沢口さん。
ありがとうございます。
あっあの…あの肖像画…。
(真也)肖像画…?あっ竹宮道隆子爵の?はい。
私あの方に似た方を見た事があるんですよ。
どこで見たの?今日家の近くで。
《ちょっと嘘を言ってみた》家の近く…?金の星の事が気になって様子を見に来たのかな?えっ?あの肖像画の方がですか?
(せき払い)竹宮道夫って男がいてね。
タケミヤミチオ?確か肖像画の人の娘の子どもよね?あっ…竹宮子爵の娘さんのお子さん?そう。
よく似てるらしい。
はい。
奥様はその竹宮さんお会いした事はあるんですかね?
(真也)恒子が?恒子がなんで竹宮道夫の事を知ってるの?いいえ…なんとなく聞いてみただけですけど。
《おかしい…こんな怖い顔をするなんて》《恒子様は竹宮道夫を知っている》どうぞよろしくお願いします。
(真也)うん。
はい。
《でもデパートの帝国真珠の店内では他人を見るような顔だった》《おかしい…》うん…。
ああ〜。
ああ〜うまい。
ああ〜。
(匡子)これお豆が入ってる?はい!だだ茶豆と有機野菜牛乳で作った呉汁でございます。
寿三郎が長生きしても困るのよねえ。
なんてまあ素晴らしい家政婦さんが我が家に来てくれたんだおい。
ねえこれでさ犬とジョギングシューズ買ってきてもらって…。
あなた撮って。
それで私も運動すればね9月30日の株主総会にはもう万全の体調でね…。
あれ?おお…。
パパには絶対出来ないでしょう?フフッ…。
やったら死んじゃうもん。
(真也)動画撮ってホームページに載せよう。
(大高)お父さん恒子さんに負けちゃいますよ。
あの…運動靴と犬早めに。
かしこまりました。
(真也)アメリカの大統領選挙みたいだな。
候補者の映像を流してね。
そうだこれからはもうネガティブキャンペーンだ。
なあ。
恒子覚悟しておけよ。
望むところよ。
ハハハハ…。
それなんのポーズ?ワシです。
(記者)社長!お願いします!
(記者)今のお気持ちを…。
(記者)お願いします!
(カメラのシャッター音)どうもお疲れさま。
(記者)社長室を出られるという事ですか?
(カメラのシャッター音)
(記者)コメントお願いします!
(記者)お願いします!お待たせしてすみません。
(マーク・サカモト)いえいえ…。
突然の事で驚かれたでしょう?U&Mホールディングは17パーセントも株を持っているのに…。
無視したわけではございません。
株主総会で社長に復帰しますので。
(マーク)リアリー?ワオ!
(記者)社長どういう事ですか?社長今辞任されたばかりですが…。
「そして次の株主総会でわたくしがですねまあ社長に選任された暁にはですね株の配当を40円から60円に増やしたいと…」よし!40円から60円に増やすってシズちゃん!うん!また株が上がる!
(歓声)はい。
はーい。
(鳴き声)あっブルドッグブルドッグ!シッシッシッシッ…!これはパグ。
ブルドッグじゃないの。
おとなしいから平気よ。
よいしょ。
ねえ。
パグ…へえ〜飼い犬かい?ううん買ってきたの。
寿三郎様にお散歩するから犬買ってきてって言われて。
へえ〜。
15万円。
えっ?ええっ!?高っ!帝国真珠の株100株買えるわ。
私に株なんて買ってないでしょうねえ?うーん…1000株…。
1000!?140万立て替えておいたから。
140万なんてどこにそんな大金があるんだよ!大丈夫!絶対上がるから。
上がる!下がる!兄妹喧嘩で絶対大暴落!
(シズ)あっ100円上がった!
(一同)えっ?
(牧子)もう100円も上がったの?すごーい。
上がった…ねえ上がった!かわいいね。
はい…。
自分に似てるからかわいいって言ってるのよ。
ハハハ…。
でも散歩に連れていくにはやっぱりポメラニアンとかプードルとかそっちのほうがちょっと見栄えがいいかな。
でも取り替えは出来ないのでございますよ。
ああ…なんで?本当は25万円するのでございます。
それを10万円安く売ってたんでございます。
ですから取り替えは出来ないのでございます。
このシワシワちゃん25万もするの?
25万もするパグを返すのがもったいないと言って寿三郎様は散歩に出た
1人では恥ずかしいので私と珠助くんについてくるようにと言った
パグは歩くのが嫌いで何度も途中で座り込んだ
その上何度もウンチをした
散々だったので2万円割り増しの請求をする事にした
今日はお散歩中で…。
まあそうですね。
妹がねヨガで体を鍛えてるもんだからね私も負けちゃいられないと思ってね。
まあ…。
兄はパグの散歩で妹はヨガでそれぞれ体を鍛え株主総会に備えています。
昨日兄の寿三郎氏が1株当たりの配当金を40円から60円にアップすると発表するとすかさず妹の前社長恒子氏が会見を開きました。
(アナウンサー)「金の星の盗難事件で300円安になった株価は1700円台を回復。
上昇気配を示しています」外国人の投資家が買ってるんだな。
ねえまだ上がるかな?うれしそうだな。
だって私株主だもーん。
(テレビを消す音)馬鹿が愛人に株を…ほれ持ってけやれくれてやるって…。
手切れ金なんか渡せるか自分の株で払えって言ったのはあなただよ。
だって…。
あの頃は二束三文の株でしたからね。
悔しい!今じゃ1株1750円よ。
治樹とさやかがどうして億万長者にならなきゃいけないのよ。
私が子ども産めないからって馬鹿にして。
億万長者なんですか…?
(さやか)まあね。
フフ…。
ねえあなた。
はい。
あなたも株買いなさいようちの株。
株でございますか?いいえ…。
おとといね1000株仕込んだら35万儲かっちゃった。
35万…。
はあ…。
会長はおととい私に1000株買っておいたって言った
2日で35万円…
ねえあなた。
はい。
あなた暮らし向きのほうは大丈夫なの?なんとか…。
本当?このブラウスとかはあれ?おばあちゃんの遺品?古着でございます。
離婚してまだ独りか?まあ…個人情報でございますから。
まあそれは聞かない聞かないよ聞かないよ。
でもね自分の株ぐらい持っといたほうがいいよ。
儲けても…間違いないんだから。
これはインサイダー取引というものではございませんか?はっ?勤務先の情報をもとに利益を得る。
これは家政婦のタブーでございます。
私はこの仕事を大切にしておりますから…。
ああ…あなた素晴らしいな。
えっ?助けて…助けて…。
素晴らしい。
素晴らしい。
気をつけてよ。
この男はねブッサ好きなのよ。
愛人ぜーんぶブーなのよ。
かわいい…。
このソバカスかわいい…!チュッ!あー!しぇからしか!家政婦なのか…。
あの…。
はい…。
こちらに沢口さんいらっしゃいますよね?沢口は帝国真珠の社長の家で働いてるわ。
へえ〜今話題の…。
ホテルのバーでワインでも…。
いや〜んやめて…。
(ヒロミ)沢口ってこの人の事でしょ?この人は…。
ああやっぱり!普段の沢口と違うのよ。
家政婦の時はこの顔なの。
ふーんなるほど。
タバコ買ってくるので…。
フフフ…。
あれ?あれ?あれ?どうしたの?犬が風邪を引きますよ!おーい!
(飯田)フーッ!ごめんなさい。
涼しい!ああ最高!ああどうも。
2人が仲悪くて大変でしょ?えっ奥様と寿三郎様の事?だってテレビとか新聞に出ない日ないんだから。
でも昔は仲良かったんだよ。
寿三郎さんが親代わりになってさ遠足とか運動会とか行ったりして。
そうなの?ああ…。
でも株は上がってんだよね。
そうなのよ。
跳ねたのよ。
買ったの?えっ買ったの!?いや買ってないよ!いや買わない!私そんなお金ないもの!あっ儲けてるもの…。
何…。
あっこんちは!ご注文を伺いに参りました。
お酢を1本届けて。
ビール券で払うわ。
はいビール券でお酢を1本。
かしこまりました!沢口さん。
はい!
(せき払い)おい出てきたぞ!家政婦さんちょっと話聞かせてください。
家政婦さん何か事件に進展はありましたか?
(田添)金の星の事で犯人から何か連絡あった?ちょっと待ってちょっとちょっとちょっと…。
竹宮って男の事で何か聞いてる事ないかな?《竹宮?》ああっ!えっ?…あっ!ウィッグとメガネ外してくれますか?嫌です。
嫌?何言ってんの?あんた。
この女…家政婦さんあんただろ?違います。
知りませんそんな人。
(カメラのシャッター音)何?
(カメラのシャッター音)やめて!公務執行妨害に。
離してよー!あの女と竹宮が金の星を盗んだんですよね?そりゃそうだろ。
しかし自分不思議なんですがデパートのセキュリティーはどうやって解除したんですか?厳重ですよセキュリティーは。
デパートの内部に共犯者がいるのかな…。

(真也)沢口さん見ないで!えっ?当家の家政婦です。
ご心配なく。
(ノック)はい。
失礼致します。
コーヒーカップを片付けてください。
かしこまりました。
《経済振興大臣の秘書官…》名刺見なかった事にしてください。
いいえ見ておりません。
警察の用事は?はい。
あの肖像画とそっくりな男の人とブルーのスカーフをして真珠のイヤリングをした女の人が並んでいる動画を見せられました。
奥様も映ってらっしゃいました。
あの…奥様は竹宮様というお方をご存じでいらっしゃいましょう?けれども警察にはその事はお話しにならないのでございますよね…?だって私は大昔父の葬儀の時に竹宮さんと一度お会いしただけでその時私は小学校4年生。
竹宮さんは制服を着た高校生でしたからお顔なんて全然覚えてないんですよ。
はい…。
あのでも肖像画とはそっくりでございますよね。
店で会った時の事をおっしゃってるの?私がその事に気がつかなかったのはおかしいと思ってる?あっいいえ。
ちょっと聞いてみただけでございますから。
あの時は一緒にいらした女性がフェルメールの『真珠の耳飾りの少女』と同じ姿をなさっていてとっても素敵で目を奪われてしまって…。
耳飾りの真珠も天然のパールのような…。
んっ?そうなの!天然のパールかもしれないと思って竹宮さんのお顔を見るどころではありませんでしたわ。
天然のパール…?あっ失礼致します。
へえ〜こういう顔してるの?いいえ。
もっとずっと素敵だったわ。
天然のパール…。
夕方お客があった
スイカは外に置いて。
顔は見ないように。
かしこまりました。
まあ政治資金調達のための株の売買でしたらね何ひとつやましい事はありませんから安心してくださいよ大臣。
《政治資金の株の売買?》政治資金調達では随分ご苦労されてるようで…。
まあそこはねどこも同じですよ。
大変だ…。
(匡子)失礼致します。
日曜日お休みなのでデパートに行った
《私の事を知っている…》《刑事って事?》はっ…!友達の家政婦さんに聞きました。
日曜日には大体姿を現すって聞いたので。
ちょっと…!失礼しました。
竹宮といいます。
「政治顧問竹宮道夫」?ええ。
政治家のトラブルの処理裏金のロンダリング政治資金の調達とか政治ブローカー。
悪い人なのね。
そう見えますか?多分刑事です。
逃げましょう。
また触る…!日帰りで温泉に行きませんか?温泉?危ない危ない。
鮎のうまい宿があるんです。
秘湯で肌にすごくいいらしいんです。
日帰り。
危なーい。
(牧子)じゃあ今日はこっちに来ないのね?いいわよあなたの自由なんだから。
で今どこ?伊豆?何しに?「鮎を食べに行くのよ」「もううるさいわね。
いいじゃない自由なんだから」鮎?誰と?お一人ですか?
(電話の不通音)あの子とうとうついに?男が出来た?ワーオ!
並んで座るとなんだか息苦しいので離れて座った
強い日差しがまぶしい
竹宮はカーテンを閉めてくれたりサングラスをそっとかけてくれたりした
こんな事をされたのは生まれて初めてだったのでドキドキして目をつぶっていたら眠ってしまった
(携帯電話の振動音)
(電話の呼び出し音)出ないわ。
(樋口)出ない?伊豆へ行くと言ったんだね?ええ。
どうして携帯に出ないのかしら?
(電話の不通音)あっ電源切ってる。
まだ明るいのにあの子ったら…。

(あかね)いらっしゃいませ。
原田様でございますか?ええ。
こんにちは。
《偽名を使っている…》
(竹宮)1人で怖くありませんか?平気よ。
来ないでね原田さん。
(竹宮)ハハハハハ…。
笑うだけ?なんで偽名なのよ?僕と一緒に温泉に来たと知られるとあなたが困るでしょう。
警察が僕を捜してますからね。
刑事が来ました。
来ましたか…。
(竹宮)僕は盗めませんよ。
デパートのセキュリティーを破って盗めるのはよほどの泥棒ですよ。
僕は泥棒じゃないんですから…。
何?何よ!見ないで!見ないでよ!おっおっおっ!ハハッ!やめてよ!
(ヒロミ)40ぐらいのイケメン。
もうあなた岩倉さんのお宅で働いてるって教えちゃったの?うん。
もしかすると…。
この男ですか?そうこの人!この人よ!
(牧子)誰なんです?この人。
(樋口)金の星というすごい真珠の盗難事件の重要参考人です。
(一同)えーっ!?危ないなぁ。
非常に危険だ。
(竹宮)そのイヤリング大切な思い出があるものですか?姑からもらったんです。
なるほど。
優しいご主人だったんですね。
亡くなられたんですか?生きてます。
すみません失礼な事を…。
フフッ…。
ううん。
別れた方のお母さんが結婚の前に貧しいので何もあげるものがないと言ってくれたイヤリングなんです。
独りになっても捨てる事が出来ずに…。
それで僕を捜して岩倉家に?ええ。
僕に会いたかった?やだ〜!しょってる。
恒子さん僕の事何か言ってましたか?お父様の葬儀の時小学校4年生で竹宮さんが学生服の高校生だったのであの時…帝国真珠のお店で会った時…。
わからなかったって?ええ。
何度も何度も会ってますよ。
えっ?金の星を返してくれと頼みに行った。
金の星は母が岩倉珠一郎にだまし取られた。
戦後の没落華族は哀れなもので無一文で家土地を売ったり骨董を売ったり…。
揚げ句の果てに母は岩倉の愛人にされた。
あの金の星がたった10万円ですよ。
10万円!?今アメリカの高層ビルが買えるというあの宝石を…いくらなんでも10万円はひどいと思いませんか?でも売ってしまったんですよね?ハハハ…。
恒子みたいな事を言いますね。
売ったんですから返す必要はありません。
寿三郎様は?一度会いました。
会おうと言われてホテルのバーで会いました。
ブランデーをこうやってゆっくり回しながら低い声で真珠貝に赤い血を入れたら赤い真珠が出来るかね?わあ…怖い。
頭にきて絶対に復讐してやると思いました。
あの2人には冷酷な岩倉珠一郎の血が流れているんです。
ねえあなたは岩倉珠一郎の…。
冗談じゃありません。
私の父は普通の名もない市民です。
もう亡くなりました。
金の星のレプリカです。
えっ?差し上げます。
えっ?まだ最終のバスまで時間がある。
もう1本飲みましょう。
《レプリカ…?》《もし私がこのネックレスをしたまま死んでいたら私が盗難事件の犯人だって思われる》《あと1本飲もうなんて言ってお酒に毒を入れて…》
(電話)
(電話)もしもし。
なんで携帯切ってるのよ?もう心配させないで!切ってないわよ!ねえ電源切れてた。
誰がやったんだろう…。
あっ…。

(日枝)原田?ええ。
(佐藤)この男でしょう?竹宮って言わなかった?えっ…原田さんっておっしゃいました。
私のイヤリング届けてくれたんです。
あなたこの肖像画を知ってるよね?ええ。
(佐藤)似てるだろ?誰とですか?
(佐藤)今日一緒に伊豆に行った男だよ!全然似てません。
似てない?竹宮道夫っていうんだろ?今日の男は。
(せき払い)家政婦はですね契約先に関する事は…。
絶対しゃべれないんです。
ですからこの先はそちらでお調べください。
(携帯電話の振動音)誰?知らない…。
出てください。
(携帯電話の振動音)沢口です。

(珠助の荒い息遣い)」
(珠助)「死んじゃう…」死んじゃう?
(珠助)「助けて…」珠助くん?どうなさいました?珠助くん!どうしたの?気持ち悪いの?大丈夫?吐きなさい。
吐いていいのよ。
(ノック)奥様!珠助様が!ダミアン死んだの?食事のあと戻したんです。
薬を飲ませようとしたんだけど嫌だって。
毒かと思ったみたい。
薬を飲ませて客間に寝かせようかと…。
駄目!物置に寝かせてください。
(匡子)もう…寝るなら寝床で寝てちょうだいよ!ああ…ここがいい!はいじゃあこれ飲んで。
いいって。
それ嫌なんだよ。
体にいいんだから!いいから。
嫌いなの!嫌いなの!
(匡子)飲んでちょうだいほら!お体の具合が悪いのでおそばに寝かせてあげてください。
どうした?どうした…?珠助1人で寝なさい!なんであんたも連れてくるのよ!すみません!でも…。
もうあんたがちゃんとしないから!もう私やだ…!ああやだ。
ごめんなさい。
ごめんね。
ごめんね。
珠助くんお願い致します。
はいはいはい。
奥様!奥さ…。
酢たまご。
あの人糖尿病だから。
ご主人様の…。
こんなものを一生懸命こさえるなんて私の馬鹿さ加減に呆れちゃうわ。
申し訳ございません!珠助様が本当に具合が悪そうで…。
家政婦っていうのはねその家の流儀にちゃんと従わなくちゃ駄目なのよあなた。
申し訳ございません。
もういいわ。
寝てちょうだい。
いいえ…。
あっお茶淹れましょう。
いらない!
(ため息)結婚して一度も幸せだって思った事なんてなかったわ。
恒子がね3つの時に母親の朝子さんがセブ島の海で自殺したの。
自殺?そう。
海女だったの。
先代の珠一郎さんの後妻。
朝子さんはね先代が女癖が悪くていつも泣いてたらしいの。
寿三郎はそれに同情して慰めてるうちに2人はくっついちゃってそれでセブ島へ駆け落ち。
揚げ句の果てに朝子さんは自殺したの。
奥様のお寂しい気持ちがなんとなくわかります。
そう?私が寿三郎のとこに嫁いだのは恒子が5つの時だった。
寿三郎と恒子はまるで一枚岩のようだったわ。
私みたいに不幸な女っていると思う?はいいると思います。
いるわけないでしょ!!えーっ!
(大高)これは金の星が盗難にあった前日の写真です。
広報が取材の記者を呼んでいたそうでその中の誰かが撮ったものらしいです。
この日恒子様がおなかを壊してスープを届けた
失礼致します。
ゆうべダミアンを会長のところに連れていったそうね。
まったく…余計な事して…。
はい…。
恒子様は珍しくいらだっていた
竹宮の写真のせいだと思った
(机をたたく音)竹宮は?つかまりません。
竹宮を見つけてどうするんです?どうするって?金の星が偽物だって言う竹宮に文句を言って何が始まるんですか?挑発しているだけです。
放っておけばいいんですよ。
今日の終値はどうなった?上がりました。
8円高です。
ほう…。
個人投資家が買いに来てるんです。
9月の株主総会までは上がると見てるんです。
私たちのバトルを面白がってるんですよ。
まあ個人投資家は機関投資家と違って感情的だからな。
何か一つ事が起きるとサーッとみんな逃げていく。
安閑とはしておられんぞ。
(竹宮)金の星のレプリカです。
レプリカ…。
え…?レプリカって何?えっ?あっいえ…。
金の星はレプリカなのではございませんか?はあ?
(大高)えっ?どうして?竹宮という方が嘘をついているのでしょうか。
本物だと思って盗んだものがレプリカだったので帝国真珠を告発して恨みのある岩倉家に復讐をしようと思ったのではございませんか?フッ…。
貴重なご意見ありがとうございます。
確かにそのような疑いをお持ちになる方もいらっしゃるでしょうね。
ですが会長…。
私は会長にお願いをしてスバル銀行の金庫から金の星を出して頂いてそれを展示したんですからレプリカという事はあり得ませんよね?うん…。
(ため息)あれはレプリカだ。
本物をどうしても君に差し出す事は出来なかった。
《何か変この2人…》まあ心配はいらんよ。
本物は厳重に保管してある。
どちらに保管されているのでございますか?なんでそんな事知りたいの?ハハ…本物を見たいと思いまして。
フフフフ…。
まあタイミングを見ていずれ公開しますよ。
はい。
タイミングを見て…。
竹宮が盗んだ金の星が偽物だったと騒いでその証拠にとあのレプリカを公開してどうするんですか?ハハハ…ほら恒子さんあなたこの男の術中にもうすでにはまってるよ。
これは脅迫だ。
だが我々は決して脅迫には屈しない。
この竹宮がだね本物の金の星とレプリカとをすり替えた。
我々はあくまで本物の金の星を展示したとそう主張すればなんの問題もございませんですよ。
ご意見はよくわかりました。
常務メディアに連絡をしてください。
金の星がレプリカだったとお話しします。
えっ!それは…!
(さやか)株が下がりますよ。
下がりません。
正直に謝ったらいいんです。
コンプライアンスを大切にするクリーンな会社だと好感を持たれますよ。
私を悪者にして次の株主総会であなたが社長になるというわけだ?いいえあなたが誠心誠意おわびをしたら世間のイメージは逆によくなるかもしれません。
もしかすると株価も2000円まで上がるかも…。
…上がるかね?
悪人同士が秘密を共有してほくそ笑んでいる…そういう目に見えた
「本物の金の星は弊社の金庫に保管しております」「本物と偽り展示致しました事心より深くおわび申し上げます」「金の星を愛するあまりレプリカを展示致しました事誠に…誠に申し訳なく思っております」「申し訳ございませんでした」「おわびと致しまして株主総会の前に本物の金の星を展示致しましておわびセールを致したいというふうに…」
(拍手)株上がるよ〜。
「また株主配当金を100円に上げさせて頂こうと思っております」よし!株主配当金100円に上がる。
はい拍手!あっ…。
あーっ!泥棒の情婦だ。
ほらほら。
シャレになんない。
リッチじゃない皆様。
帽子に靴に化粧品に指輪にネックレス。
3万円のブラウス。
あーっよかったね〜よかったよかった。
あなたの株は売っておきますからね。
お願いします。
帰るの?うん。
皆様の幸せなご様子うれしく思います。
一日も早く株をお売りになり魔界からお逃げくださいませ〜。
は〜い!はいはい。
(善子)帰っちゃった。
何しに来たの?株を売れって言いに来たのよ。
ふ〜ん元子爵の孫ねえ。
(ヒロミ)いいにおいがすんの。
フラフラしちゃった。
ふ〜ん。
(善子)ふ〜ん。
こいつ毒をね入れられたと思ってるんだよ。
そうじゃないのに…。
現に恒子もおなかを壊した。
はい。
ジュースを飲みすぎちゃ駄目。
おなかが悪いんだから。
うん。
あっテンちゃん!素直だなあ。
沢口さんに懐いてる。
いやいやいや…あらら…。
《確か経済振興大臣の秘書官と名刺に…》まあ政治資金調達のための株の売買でしたらね何ひとつやましい事はありませんから。
政治資金…。
もしかすると株価も2000円まで上がるかも…。
…上がるかね?ただいま〜。
(珠助)はいこっち。
《株価を上げるための兄妹喧嘩》
(メールの着信音)
(竹宮の声)「竹宮です」「新宿のIMデパートの屋上庭園の喫煙所」「明日午前9時」竹宮…。
じゃあ犯人は竹宮じゃない…?ええ。
デパートのセキュリティーは厳重でそれを破ってなおかつ防犯カメラをストップさせて盗むのは不可能で…。
警察はどうもデパートの内部の人間が関与しているのではないかと思ってるようです。
デパート内部の人間?竹宮には無理だと思ってるようです。
《竹宮は盗んでいない》《でも竹宮は金の星のレプリカを持っていた》《すると誰が盗んで竹宮に渡したのか…》《デパートの人間か…》《デパートの人間をそそのかして金の星を盗ませたのは竹宮?恒子様?寿三郎様?》何してるの?あっゴキブリだ!あーっ!あーっ!わーっ!わーっ!殺せ!殺せ!ゴキブリ!キャーッ!あーっ!あーっ…。
いなくなってしまいました…。
あー…。
ご苦労さん。
すいません。
あっ…あの…片付けなくても…?勝手に触るんじゃない。
あっ…はい。
はい…。
失礼致しました。
はあ…残念。
はい失礼します。
ご苦労さま。
ありがとうございます。
重そうだねえ。
フッ…あのお方のお金ですか。
ほう…経済振興大臣のご出馬ですか。
いくらですか?とりあえず1億だね。
たった1億ですか。
政治家も貧乏ね。
ハハハハ…。
明日の株価はどうだろうね。
ネットでは兄さんの謝罪がよかったって評判ですよ。
ハハハハハ…いいなそりゃ。
(ドアの開閉音)
(ドアの閉まる音)
(匡子)沢口さん10時までなんじゃないの?大丈夫です。
もういいわよ。
私がする。
あっ…では…。
ちょっと。
はい。
耳を見せてくれない?はい?ちょっと。
あら!まあ意外と福耳ねえ。
あっ私ねお付き合いする時は人の耳を見るの。
ほら貧弱な耳の人とお付き合いすると運が悪くなるから。
よかった〜いい耳で。
はい。
おやすみなさい。
はいどうもご苦労さま。
…やっぱり!これこれ!この女!竹宮の情婦がうちにいるのよ。
うちの?どこにいる?あの家政婦!はあ?ハハハハ…。
(緒方・恒子・真也)ハハハハ…。
本当よ!見て見て!この耳イヤリングしてるけどこれ同じ耳なの。
私ね今家政婦の耳見たんだから!匡子…お前目がおかしいんじゃないのか?他人の空似って事もあるんだぞ。
あの沢口さんが竹宮の情婦!?そんな事あり得んだろうが!だってウィッグかぶってるのよ。
メガネもかけてるじゃない。
あれはね絶対変装してるんだわ。
沢口さん。
(ノック)はい。
ちょっといいかしら?はい。
(荒い息遣い)どうなさいました?いえ…あなたにお礼を言おうと思って。
本当にいい人に来て頂いて…ありがとうございます。
いえこちらこそよろしくお願い致します。
あっ…それじゃあね。
この女に間違いありません。
えーっ!?多分株価操作の事はバレてる。
恐らく金の星の盗難事件の真相も…。
…っていう事は目的は金だな。
札束で横っ面ひっぱたいて黙らせるしかねえな。
はあ…株主総会までになんかしゃべられたら大スキャンダルだぞ!
(携帯電話)ちょっと失礼します。
はい岩倉でございます。
竹宮。
レプリカを返してくださるの?いくらで?
(竹宮)「明日電話する」明日?何時頃?携帯の電源を切ったのは何かアクシデントでも起こって東京に帰られたら嫌だなと思ったんです。
日帰りと言ったが泊めるつもりでした。
泊まりません私は。
そこをどうにかして…お酒を飲ませてプレゼントをあげて。
あのレプリカですか?そうです。
金の星の…。
まさかあなたがあれを置いて逃げるとは思いませんでした。
普通女性は泊まるでしょう喜んで。
あなたは孤独な家政婦なんかちょっと親切にしてやれば簡単だって思ってる。
そんな事はない。
簡単な女性がフェルメールの『真珠の耳飾りの少女』の姿でデパートを歩きますか?心の位の高さ美のハードルの高さ…。
心の位の高さ美のハードルの高さ。
本当に悪い人ですね。
結婚出来ないかな?結婚?ええ。
夢中なんです。
駄目ですか?嫌です。
僕を金の星の犯人だと思ってませんか?泥棒でしょ?犯人は恒子さんですよ。
デパートのセキュリティーの責任者と組んで盗んだんです。
だから防犯カメラには映っていないんです。
全てのセキュリティーを解除しました。
店内のビデオもオフになりました。
なんのために!?偽物を展示しているぞと僕が騒ぐ前に盗まれた事にしてしまおうと考えたんです。
レプリカがなければいくら僕が騒いでも証拠がないわけだから。
これは…!恒子さんが盗んだレプリカですか?そう。
私の首にかけたレプリカ?そうです。
やめてよ。
私猫じゃないのよ。
じゃれると思ったら大間違いだわ。
フフ…。
あなたは悪人なのね。
…悪人?私の腕をつかんで素晴らしいですねって言ったのは全然そんな事思ってなくて…。
いや本当に素晴らしかったよ。
嘘じゃない。
金の星が偽物か本物か確かめたくてそれで店の中に連れ込んだのね。
フフフ…目的はそうです。
本物は光の当たり具合でかすかに虹色が浮いてくる。
あなたの目のようにね。
あなた…恒子さん抱いたでしょ?レプリカを盗んだろうそう言って。
あなた脅迫したでしょ!岩倉珠一郎を恨んで亡くなったあなたの母親の復讐!復讐?そうよ。
馬鹿な私をあなたの復讐の道具にしたんだ!復讐の道具だろうがなんだろうがいいじゃないか!俺はお前がいい女だと思った。
ほれたんだよ!嘘ばっかり。
男に捨てられたトラウマで男の事を何ひとつ信じる事が出来ない。
ハハ…哀れな女だね。
哀れでもなんでもいい。
最悪ね!あなたって!!ハハハッ!今頃わかったの?馬鹿だお前。
何が馬鹿よ?何がよ!?わかった…!誘惑したのは恒子だよ。
えっ!?「えっ」だろ?脅迫してレプリカを奪ったんじゃないぞ!恒子が持ってきたんだよ。
ホテルに入るといきなり全部脱いで「私の事昔好きだったんでしょ?いいわよ自由にして」。
何怒ってるんだ!あまりのひどい嘘に言葉も出ないわ。
岩倉家なんて潰れてしまえばいいって言った。
嘘ばっかり。
本当だよ!うんざりだって言った。
母親も自殺してるからな。
…トイレ。
トイレ?戻ってくる。
まだ話があるから。
(携帯電話)もしもし。
「私です」今家政婦と一緒にいる。
そうですか。
いくら欲しいのか聞け。
沢口信子さんは?帰りました。
そうか。
もう僕には会いたくないって?はいさようならと。
「さようなら」。
そう。
(竹宮)岩倉家の寿三郎と恒子の兄妹喧嘩は株を上げるためのパフォーマンスだ。
政治資金を作るために恒子の夫の真也が内々で父親の大川代議士に頼まれて始まった株価操作です。
(竹宮)「経済振興大臣から野党の代議士まで蜜に群がる蟻のように帝国真珠を買いあさっている」「今は昔に比べると政治資金を作るのが非常に難しい」「しかし株の利益なら税金さえ払えば何も言われない」「なんのやましいところがない金だからね」時間ですか?ああ…はい。
何か話があると言ったね。
お願いがあります。
お願い?岩倉家を許してやって頂きたいんです。
多分あなたは家政婦に事件の事を…金の星の盗難事件政治資金のための偽りの兄妹喧嘩全て話してある。
だから金をよこせって脅迫するつもりでしょ?だから?でも私はその事についてひと言も何ひとつ他人に口外致しません。
家政婦ですから。
「厳重な守秘義務がございますから」「つまり竹宮様…」あなたがお話しになさった岩倉家の秘密その事は家政婦の私は全く聞いていないのと同じなのでございます。
どんなに痛い目に遭ってもたとえ拷問に遭ったとしても何ひとつしゃべりません。
ですから私はあなたの野望のためになんの役にも立たないのです!「そんな事よりも岩倉家をお許しになり金の星のレプリカをお返しして幾ばくかのお金を受け取って本物の金の星を見て亡くなったあなたのお母様と岩倉珠一郎様との思い出を語り合って頂けたらと思います」
(竹宮)「馬鹿だな」なんのために岩倉家の肩を持つんだ?契約先の幸せのために働かせて頂くそれが私の誇りですから。
もしもし。
もしもし?
(竹宮)「もしもーし」「家政婦魂に打たれて泣いてるんじゃないだろうな?」
(牧子)辞める?あっそう。
どうしても続けられない理由があるの。
わかりました。
では岩倉さんには私から連絡入れておきます。
よろしくお願い致します。
はい。
雨!ねえ雨降ってきたー。
もう…このウィッグ猫っ毛なんだもん。
濡れるとボワッと膨らむ…。
(携帯電話の振動音)沢口です。
ステーキのお肉を買ってきてください。
はいかしこまりました。
「今日で一応契約を終了させて頂きます」はい今日で。
かしこまりました。
向こうから断ってきたみたいね。
うん。
気をつけてよ〜やばいお宅だから。
ハハハ…いってきます。
おーっ!ほっほっほっほっ。
いってらっしゃい。
(雷鳴)子どもには歯応えのあるしっかりとしたお肉がいいわよね〜。
そうですね。
(メールの着信音)あっ…じゃあこれ8枚ね。
はいよ。
(竹宮)「歩道橋の下に置いてあったんです」「大きな旅行鞄だから誰かが近くにいるんだろうと思いました」「まさか5億円も入ってるなんて…」「3カ月経って落とし主が現れなければ私のものになるそうだけど…」「フフフ…5億ですからね」
岩倉家が支払ったのだ
お金の出どころがわからないようにするために鞄に入れて落とし物として拾わせたのだ
何かの圧力だろう
竹宮に警察の手は伸びなかった
(店主)はいステーキ8枚。
これが本物の金の星です。
(記者たち)おお〜!
(記者)岩倉さんこちらお願いします。
はいどうぞ。
(記者)こちらにもお願いします。
はい。
(大高)この辺で撮影を終わらせて頂きます。
盗難事件の捜査にあたられている捜査員の方に本物の金の星を確認して頂きます。
(記者たち)おお〜!刑事さんどうぞ。
《本物…》《エンパイア・ステート・ビルが買える天然の金の真珠》天然真珠超大珠の金の真珠世界に二つとないものでございます。
どうぞ手に取ってお確かめください。
カメラの方もどうぞ近くに寄ってください。
構いませんので。
失礼します。
あ…。
確認しました。
ハハハ…確認されましたですか?
(日枝)はあ。
なんでしたら証拠品として押収されても構いませんよ。
いやいや…とんでもない!紛失したら大変ですから。
(記者たちの笑い声)あっ!?あ…大丈夫です。
うちの家政婦ですから。
どうぞよく見ていいわよ。

(大高)ありがとうございました。
このとおり本物が確かにあると証明出来ました。
株主の皆様も安心して頂いて9月30日の臨時株主総会をご覧頂きたいと思います。

(ドアの開く音)
(はしゃぐ声)はっ…!
(ドアの閉まる音)
(さやか)どなた?家政婦の沢口でございます。
わあすごーい!
(大高)週刊誌に載った人だよ。
(さやか)あの竹宮の?ふーん…。
沢口さんこの子はここに座れる立場ではございません。
でも家族ではございませんか。
ご兄弟で…父と子ではございませんか。
わたくしは今日で岩倉家の皆様とお別れでございます。
お肉を買いながら珠助様が皆様とご一緒にうれしそうにステーキを食べる姿を想像致しました。
奥様がみんなでステーキを食べようとおっしゃったのできっと珠助様も食卓に座られるのだろうと思いました。
暗闇に一灯の小さな光が見えるようでうれしゅうございました。
ステーキが1枚足りんだろう。
俺は血糖値が高い。
珠助お前に俺のステーキくれてやる。
いらない!フンッ。
なんだ貴様。
くれてやるなんて犬じゃない!ありがとう。
嫌です〜。
ベエ〜ッ!
(ため息)お父さんありがとう。
お父さん!お父さん…ありがとう。
フッ…。
フハハ…。
珠助言っておくがな俺はお前の父親ではあるがお父さんではないぞ。
わかるな?僕の株3万株お父さんにあげるよ。
ハハ…僕の株?3万株?ハハッたったそれっぽっちか。
でも…ママの株だから。
まあ母親の敵を討とうっていうわけ?いい?あの株券はただの紙くずなの。
電子化しなければただの紙くず!知ってるよ!手続きをすればちゃんと元の株の価値が戻るんだもん。
まあ悪魔みたいな顔!清子そっくり。
あ…きよこって言うの?あなたお母さんの名前知らないの?珠助。
お前の母親の名は…。
田中…清子。
田中清子。
田んぼの田に真ん中の中。
清子は…。
清らかな子。
何が清らかですか。
もういい!もういいわ。
珠助食え。
さあ食べましょう。
はい。
ん?書き込みがあります。
あ?どんな?
(マーク)「帝国真珠の兄弟喧嘩は株を上げるためのニセバトル!?」フンッまだそんな奴がいるのか。
少し変ですね。
とおっしゃいますと?喧嘩をする株が上がるまた喧嘩株が上がる。
がんが治る新薬が発表されて株価が上がるのとは違いますね。
まるでショーを見るかのように投資家たちがあなた方の喧嘩を見て株を買っている。
ちょっと先行きが不透明ですね。
売り抜けようとしてるんじゃないでしょうね。
それは困るわ。
大株主のU&Mが売ったら暴落します。
U&Mホールディングが引くとおっしゃるんですか?ハハッ…誤解しないでください。
引くと言っているわけではないです。
ただ…先行きが不透明不安材料があるという事ですね。
彼女はここの家政婦さんですよね?…ええ。
でも私は彼女を見た事があります。
週刊誌で。
うーんと…『東京芸能』。
金の星を盗んだと言われている怪しい竹宮道夫という人と一緒に写っていた美女。
今日のあなたと同じような青いターバンに真珠の耳飾りをしていました。
そしてあなたは…彼の情婦だと書かれていましたね。
違います。
情婦ではありません。
ほう…。
では竹宮さんとあなたの関係は?申し上げられません。
ホワイ?岩倉様にご迷惑がかかりますので。
(マーク)おお…。
お帰りですか?
(マーク)ええ。
あっおいしかったです。
(野田健太郎)マークさん私の車でお送りしますよ。
(マーク)ああ助かります。
(野田)それでは…。
(マーク)では失礼します。
(真也)こちらへ。
(マーク)あっ失礼致します。
ありがとう。
(野田)失礼致します。
ご苦労さま。
(ため息)沢口さんあなたどうしてこんな時にそんな格好で出席するんですか?物議を醸すのは当然じゃないですか!申し上げたい事がございますので…。
家政婦の姿じゃ言えないんですか?はい。
沢口さん。
竹宮の事ではもうきれいに話が済んでるって事はあなたもわかってますよね?また金の星を竹宮が盗んでないという事もあなたは知ってるはずだ。
また我が帝国真珠の株の事についてもあなたは家政婦としてのモラリティー守秘義務をたった今ここで実践された。
本当に感謝してますよ心から。
ですからもうこれ以上お話しになる事はもうないんじゃないでしょうかね?岩倉さん。
はい。
あの金の星は偽物ですね?いや…本物ですよ。
嘘です。
虹色に光りません。
虹色?光に当たると金の真珠に虹色が浮いてくる。
あれは偽物で元々金の星はない。
いつからないのかこれは私の想像です。
あるんだよ。
本物の金の星はあるんだよ。
話は聞く。
聞かせて。
聞かせてください。
恒子さんが3歳の時にお母さんが盗んでセブ島の海で金の星を抱いて亡くなった。
母が金の星を抱いてセブ島の海で亡くなった…?そう思います。
これはセブの海じゃない。
壱岐の海だ。
朝子はな天然の真珠を採るのが夢なの…そう言っていた。
俺たちの父親岩倉珠一郎はな女が絶えない男で…。
朝子はいっつも泣いてた。
俺はそんな朝子がかわいそうでな。
俺が25朝子が22だ。
フッ…親父はもうずっと帰って来ねえからハハ…この広ーい家にフフ…3歳の恒子と朝子と俺の3人きりだ。
そんなある日朝子が親父に別れを切り出した。
親父は激高してな。
朝子を思い切りぶん殴った。
朝子は気を失ったよ。
その気を失った朝子を抱えて俺は親父に言った。
朝子を俺にくれ。
すると親父はハハ…今度は俺をめちゃめちゃに殴りやがった。
それから数日後朝子は3歳のお前と金の星を持って姿を消した。
俺は必死になって捜した。
そしてセブ島にいる事がわかった。
迎えに行くと伝えると迎えには来ないでくれあなたが来たら私はあなたに甘えてしまう。
私はあくまであなたの父岩倉珠一郎の妻で恒子の母親でありたいときっぱり言い切った。
しかし俺は我慢出来ずにセブに行った。
そしたらホテルの部屋でポツンと3歳のお前が朝子の帰りを待ってた。
俺は直感した。
朝子を海に捜しに出た。
お前もママ!ママ!と海に向かって朝子を呼んだ。
俺はな…。
朝子は…人魚になったんだ。
人魚になったんだよって言うしかなかった。
兄さんかわいそうだった。
朝子!朝子朝子!って声がかれるまで叫んで…。
朝子の遺体はついに上がらなかった。
金の星も見つからなかった。
親父はな…俺の親父は朝子を殺したのはお前だ。
この罪は重いぞ。
一生償え。
そう言って金の星のレプリカを俺の首に下げた。
いいか?本物の金の星は海の底などと口が裂けても言うな。
言えばお前も帝国真珠も地獄に落ちるぞ。
そう言った。
つらかったでしょうねあなた。
フッ…。
岩倉家を恨んだ。
偽の真珠をずっとエンパイア・ステート・ビルが買えるほどの天然真珠だと嘘をつき続けてきたんですから普通ではいられませんね。
株を高くするために兄妹喧嘩をする。
その株を政治資金のために偉い政治家たちが売り買いをする。
その中心にいるのがお二人なんですから。
でもこれって普通の人がする事ですか?ご自分たちは帝国真珠の利益のために働いているとおっしゃるかもしれません。
でもこのままいけば株は暴落するのではございませんか?必死に働いたお金を注ぎ込む人々。
蟻のような人間たちの生存本能がおかしい変だぞこの兄妹喧嘩はと思う日が必ずやって参ります。
お二人はその日を待っているのではございませんか?岩倉家が大暴落で崩壊するその日を…。
この家を呪わずに今でも海の底で金の星を抱いて眠っている朝子様のお気持ちを幸せになりたかったという叫びを忘れずに心正しくお過ごしくださいませ。
沢口さん。
朝子の葬式の時にね恒子は私の顔をぼんやり見つめるだけで以来朝子の事で涙を流した事はありませんでした。
今日こんなに朝子のために泣く恒子を見るのは初めてですよ。
なぜですかね…。
それは恐らく…沢口さん…あなたがこの岩倉家の幸せを本心から願ってくれた。
だからじゃないですかね。
沢口さん。
はい。
信子さん。
ありがとう。
沢口さんお世話になりました。
こちらこそ…。
どうかお幸せにお過ごしくださいませ。
これは?田中清子さんです。
お母さんよ。
緒方弁護士よりデパートのセキュリティー部長が金の星盗難の件で逮捕。
政治を使え。
もみ消せ。
虹が出た。
金の星が…虹色に光った。
フフフフ…。
沢口さん。
竹宮さん私の事何か話したでしょ?いいえ。
私は何も聞いておりません。
あの人は嘘つきです。
その耳飾り。
この耳飾り?あなたには似合わないわ。
あなたの恥に…。
ストップ!いいんです。
大切な…大切な真珠なの。
ごめんねお義母さん。
ごめん。
貧乏で信子さんにあげるものが何もないけど息子の事よろしくお願いしますね。
あの時の波の音が聞こえる
暗い海冷たい風感じの悪いウミネコの鳴き声
私の結婚の不幸な運命を暗示するようだと思ったけどそのとおりになった
でもあの時のお義母さんの言葉はうれしかった
忘れられない
今どうしているだろう?
お元気でしょうか?お義母さん
信子です
真珠の耳飾り今も大切にしています
大切に…大切にしています
あっもう汚い。
ちゃんと消して。
もう一回やり直し。

相変わらずお金がない
しかし全然気にしない
沢口様いらっしゃいませ!こんにちは〜!お金ないの。
本当にお金ないんだってば。
新作ご用意しておりますので。
ぜひご覧になってください。
えっなんの新作?Tシャツです。
(店員)ジーンズもありますよ。
ぜひぜひ!
(店員)見るだけもいいんで。
もっといいのないの?2015/12/05(土) 21:00〜23:06
ABCテレビ1
ドラマスペシャル 家政婦は見た![字]

米倉涼子演じる“のぞく女”再び!ザンバラ頭に黒縁眼鏡の悪女な家政婦・信子がセレブ家族の闇を暴く。真珠会社のお家騒動、謎の株価上昇…その秘密と陰謀を覗いた信子は!?

詳細情報
◇番組内容
家政婦・信子(米倉涼子)は類まれなる美貌を持ちながら、過去のトラウマから、その美貌を隠している。信子が赴くのは、宝飾会社「帝国真珠」の岩倉家。社宝の真珠“金の星”が盗まれ株価が大暴落、社長(財前直見)と会長(西田敏行)の間に社長交代バトルが勃発する。しかし、お家騒動が過熱するにつれ、株価は上昇を続ける。その謎とは?そして真珠はどこに消えたのか?大邸宅の秘密と陰謀を覗き見た、信子がとる行動とは!?
◇出演者
米倉涼子、財前直見、横田栄司、菜々緒、池田鉄洋、金子貴俊、高泉淳子・大倉孝二、マキタスポーツ、松尾貴史・寺田農、田山涼成、東ちづる、西田敏行
◇脚本
竹山洋
◇演出
松田秀知
◇音楽
荻野清子
◇スタッフ
【チーフプロデューサー】五十嵐文郎(テレビ朝日)
【ゼネラルプロデューサー】内山聖子(テレビ朝日)
【プロデューサー】峰島あゆみ(テレビ朝日)、菊地裕幸(ザ・ワークス)、大垣一穂(ザ・ワークス)

【企画協力】古賀誠一(オスカープロモーション)
◇おしらせ
☆番組HP
 http://www.tv-asahi.co.jp/kaseifuwamita2/

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
福祉 – 文字(字幕)

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz

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