めざましテレビPresents僕たちの乾電池電車 2015.12.05


(駅長)出発進行!
(電車の警笛)
高校生活最後の年
それは僕たちの想像を超えていました
(生徒)外れた。
失敗の連続
電車は思うようには動きませんでした
(男性の声援)
(一同の声援)
それでもみんなの声援が背中を押してくれました
(槻木澤)行け。
行けー!班長!
(生徒たち)班長!班長!班長!
気持ちは一つに!
行け!
就職進学
卒業すると別々の道に進みます
その前に仲間たちとただひたすら電車を作った133日
6月下旬
それは突然の発表でした
(君島)ちょっとみんなここへ集めてくれる?
(生徒)集合!
(生徒たち)はい。
(生徒たち)えっ!?
市販の乾電池だけで僕たちの電車を20km走らせる?
先生からの思いがけない発表に正直驚きました
僕たちの学校は…
学科は全部で5つ
デザイン科に化学科機械科建築科
そして電気科
未来のスペシャリストを目指して勉強しています
ギネス世界記録に挑戦するのは電気科電車班の3年生
総勢13人
電車班はその名のとおり電車について学ぶ専門チーム
毎年3年生の中から希望者が集まって本格的な小型電車を作るのが伝統です
文化祭では川工電鉄という名前で電車にお客さんを乗せて走るのが恒例イベント
でもこのとき走るのは60mです
今回目指す20kmはそのはるか先
走る場所も本物の線路
7月下旬学校は夏休み
(生徒)上に向けた方がいい?
(生徒)こっちあるんすけど壊れてるから…。
あっでも予備で…。
僕たちはみんなレールの上にいました
初めてのテスト走行に向けて準備を進めていたんです
リーダーは高校生だけど溶接もばっちりこなす班長の槻木澤拓海君
こういうでかい仕事をまとめるのをやってみたいなと思ったんで立候補っていうかやりますって言って決まりました。
未知です。
まだやってないんで。
将来の夢は鉄道関係の技術者
冷静沈着。
頼れる存在です
班長をサポートするのが…
(木村)寝れてないっすね。
(スタッフ)今日何時集合?今日は朝の7時半集合です。
昨日残業して終わると思ったんですけど。
毎日の作業で疲れていた…
しかも責任者ですが…
それは電装班が分かってらっしゃるんじゃないの?
ちょっと頼りないけどみんなを和ませるムードメーカー
電車は代々先輩から受け継いできた伝統の車両
パーツごとに分けて保管されていたものを手作業で組み立てていきます
完成したのは鉄骨やベニヤ板を組み合わせて作った手作り電車
乗る人の重さを加えて2tまで耐えられます
本物と同じようにモーターに電気を流して動くんです
どうです?カッコイイでしょ
まずは乾電池ではなく専用のバッテリーを使ってちゃんと走るのかをテストします
記念すべき最初の運転士は副班長の木村君
(君島)準備OKみんな大丈夫?
(生徒たち)はい。
(君島)よっしゃ。
行きましょう。
(木村)いきます。
(生徒たち)OKOK!
(生徒)異常なし!
僕たちの手作り電車が初めて動きました
最高の瞬間です!
よかった。
(槻木澤)よかったよかった。
でもまだ第一段階
次はいよいよ乾電池を使います
電池ケースが敷き詰められた板に単3電池240本をセット
(君島)はいいってみよう!よっしゃ。
(生徒)いきます。
バッテリーのときほどスピードは出ませんでしたがしっかりと走ってくれました
よっしゃ!
予想以上の走りに僕らより驚いていたのが…
(君島)ちょっと予定は1往復半だったんだけど…。
長年電車班を支えてきた…
いつもは陰から見守っているけど困ったときは的確なアドバイスをくれる信頼できる先生です
若い子はやっぱり頭が柔らかいし彼らも一生懸命考えながらやってるんじゃないかな。
でもいい子ですよみんな。
よく働く。
君島先生は来年の春に定年を迎えます
その前に僕たちに貴重な経験を積ませたいと考えて今回のチャレンジを決めました
それを知ってか知らずか木村君
楽しかった。
楽しかったなぁ。
いかに止めるか。
ぴったし。
そこに俺はうれしさを感じる。
人生初の電車運転
うれしい気持ち分かります
一方班長の槻木澤君は冷静です
(生徒)誰が休みって言った?
(木村)えっ!?30日休みって言ってなかった?俺あした寝れると思ってたのに…。
同じ電車班でも個性も違うしみんなそれぞれです
最初のテスト走行は大成功
でもこのチャレンジはそんなに甘いものではありませんでした
8月下旬僕たち電車班は秋田県にやって来ました
チャレンジの舞台秋田の南を走るローカル線由利高原鉄道で実際のレールを使ったテスト走行をするためです
何かとうとう…この段階までこれたんだな。
やっぱり気合は入ってると思いますよ。
由利高原鉄道は現役の路線なので走れるのは翌朝始発前の4時間だけ
テスト走行の時間を無駄にしないため前の日から準備を始めました
でも班長の槻木澤君には心配なことが
初めは問題がなかったブレーキ
ところが学校でのテストで利かなくなるトラブルが相次いでいたんです
ブレーキの責任者といえば木村君のはずですが…
夜が楽しい。
(スタッフ)何やってるんですか?
(木村)わいわいやってます。
修学旅行みたいな感じでちょっと楽しいです。
興奮して夜更かし
早くも電池切れ
目を覚ましたと思ったら…
よっしゃー!痛い!かまれたかまれたかまれた!痛い痛い痛い痛い…。
オニヤンマゲットした。
よっしゃ!
副班長早く仕事に戻ってください
(君島)これオニヤンマじゃないよ。
(木村)えっ違うんですか?
君島先生は車で別の場所へ
やって来たのは踏切
すると先生は線路の上で何かを転がし始めました
このディスクがここにこうなると当たっちゃうんですよ。
高い所は走れないのでそれをこの前逃がしたので。
何も当たんなきゃ大丈夫。
電車の車輪の軸にはブレーキの一部であるディスク状の部品が付けられています
この部品が踏切のボルトなどに当たってしまうと電車が故障してしまうかもしれないんです
君島先生は車輪の模型を使って安全に走れるのかを確認
風呂おけを利用した手作り車輪は先生のアイデア
(君島)大丈夫。
全然平気ですよ。
来年60歳になる先生
踏切から踏切へ
事故を防ぐためのチェックが続きました
しかし肝心の車両に大きなトラブルが
あ〜…。
眠ぃ!もう…5時間ぐらいブレーキやってんですこれ。
ブレーキがうまく動かず調整に時間がかかっていたんです
ブレーキの状況は原因が分かんないんですけどホースの緩みとか色々確認してるんですけど何かかたくならなくて。
疲れました。
超疲れました。
寝たいっす。
テスト走行まで6時間
予定していた仮眠タイムは中止
これはショック
進まない準備を見かねてか普段はあまり口出ししない君島先生がみんなを集めます
一生懸命頑張ってるけど…。
(木村)申し訳ないです。
(君島)いやそんなことない。
徹夜作業で何とかテスト走行ができる状態に仕上がりました
テスト開始
いきます!
順調なスタート
これで一安心。
と思ったそのとき
(生徒たち)だいぶヤバい。
ヤバいヤバい。
ブレーキ部分の温度が急上昇
ブレーキが利かなくなる緊急事態
(生徒)外れた。
(スタッフ)外れちゃいました?
(君島)外れちゃったね。
本物の線路での初テストは…
目標の20kmには遠く及びませんでした
木村君から笑顔が消えました
この状態では電車を走らせることはできません
本番まで残り2カ月
電車班最大のピンチです
秋田でのブレーキトラブルからおよそ1カ月
学校に戻った僕たちはひたすら調整を続けていました
えっ今外すの?
(木村)もう外しちゃえ。
相当力入れないと取れない。
(木村)やっちゃってそれ。
みんなに積極的に指示を出しているのは木村君
目の色がすっかり変わっていました
木村君は秋田での失敗の後周囲のアドバイスを基に考え出した新しいブレーキシステムを試そうとしていました
このブレーキの仕組みにしてからは走るのが初めてなのでこれでちゃんと利くかっていうことですね。
どんなときもマイペースだった木村君は失敗で責任感が芽生えたのかちょっと頼もしくなっていました
電気技術者を目指す木村君
電車班に入ったのは技術を磨くためだったといいます
自分の親が電気関係の仕事しててたまに手伝いとか行かせてもらってそれで電気結構面白いなと思って。
それで電車班に入りました。
その電車班で挑むギネス世界記録という夢
成功のための秘策が新しいブレーキシステムです
これまでは2つのレバーで4つのブレーキを操作
レバーからブレーキまでの配線を途中で2つに分けていたためトラブルが発生していました
そこで4つのレバーでそれぞれ違う4つのブレーキを動かすシステムに変更
配線を単純にしてトラブルの原因をなくす作戦です
うまくいくのかチャレンジの行方はこのテストに懸かっています
(槻木澤)はいいきます。
走りだした乾電池電車
木村君が改良したブレーキは…
君島先生をうならせるほどの完成度
木村君の作戦は成功です!
あとは走って…
走って…
とにかく走り続けます
ひたすら続くレールの往復
この振動が心地いいんです
部活動が終わって他の生徒たちが帰り始めてもまだまだ続くテスト走行
スタートから3時間。
すっかり暗くなったところで…
(生徒)終わった。
(生徒)お疲れさまです!
電池が切れるまで走って達成した距離はこれまでで最高の14.5km!
毎日遅くまでの作業でみんな寝不足
でも僕たちには頑張る理由があるんです
物作りが得意なんで。
9月下旬
僕たちは秋田に戻ってきました
本番の線路を使った最終テストです
泣いても笑ってもこれが最後
気合が入ります
そんな中思わぬプレゼントが
倉庫にある電車が鮮やかにペイントされていたんです
手掛けたのは同じ高校に通うデザイン科の生徒たち
パソコンを使ったイメージ図の作製から車体の塗装までしてくれました
こうした応援が力になります
(木村)いやもう素晴らしいです。
ホントに。
もう何か…何も言えないです。
完璧じゃないですか。
僕たちのチャレンジは学校全体の夢に変わっていました
みんなの後押しを受けて作業もはかどります
今回は明るいうちに準備完了です
秋田で行う最後のテスト走行
月の光を浴びて順調に走る僕たちの電車
乾電池を単3から容量の多い単1にチェンジ
数も900本にして大幅パワーアップ
この日は11kmを走り抜きました
本番では20kmを達成できるのか!?
チャレンジの日がやって来ます
ついにギネス世界記録挑戦の日がやって来ました
舞台は秋田県のローカル線由利高原鉄道
このチャレンジのために営業運転を休んで今回の舞台を提供してくれました
スタート地点の駅にはチャレンジを知った人たちが続々とやって来ます
木村君の家族も来ていました
技術者を目指すきっかけとなったお父さんもいます
地元川越ではパブリックビューイング
槻木澤君のお母さんも見守っています
チャレンジのコースは由利高原鉄道の前郷駅から矢島駅までおよそ11kmの線路を1往復
ギネス世界記録に認定されるには乾電池や20km走破の他に上り坂スタートなど5つのルールをクリアしなければいけません
ギネスの認定員が見詰める中で最後の準備
運命を託す乾電池は…
君島先生の判断で900本使っていたテスト走行より300本減らしました
少しでも電車の重さを軽くするためです
しかし電池の数が減ればそれだけ電車を動かすパワーが低下
軽さかパワーか
僕たちは電車を軽くすることに勝負を懸けました
乾電池をセットして準備完了です
最初の運転士は木村君
色々うまくいかないところがあったんですけどみんなでそれを乗り越えてきたんで大丈夫だと思います。
苦しんで励まし合って夢をつないだ13人の仲間たち
5カ月133日間の集大成
チャレンジが始まります
(駅長)出発進行!
(電車の警笛)
走りだした僕たちの乾電池電車
そのせいか仲間に指示を出すはずが…
名前ど忘れした。
緊張で頭真っ白
木村君大丈夫?
運転士の他に坂道やカーブなど線路の状況を知らせるナビゲーター
その後ろに運行時間を管理するタイムキーパー
そしてスピードを報告する担当がいて4人の分担作業で電車を動かしています
通過駅では地元の人が太鼓で歓迎してくれます

(太鼓)
(男性の声援)
(一同の声援)フレーフレー電車。
フレーフレー電車。
皆さんありがとうございます
(女の子)バイバイ!
声援に後押しされてまずは最初の区間5.4kmを走破
(生徒たち)お疲れ。
(生徒)お疲れ。
(生徒たち)いってらっしゃい。
ここで最初のメンバー交代
13人全員で電車を動かそうと決めていました
(女性)頑張ってください!
交代もうまくいって再び走りだす乾電池電車
ところが突然緊急事態が
まさかのスピードダウン
瞬く間に…
あの苦い経験が思い出されます
チャレンジ終了の危機に追い込まれたブレーキトラブル
まさか同じようなことが…
この区間はコース中最もきつい上り坂で電池のパワーが試されるポイント
600本の乾電池は持ってくれるのか
トンネルの中で止まってしまうかも
そう思った次の瞬間
下り坂に入ってスピードが回復
電池は何とか持ちこたえてくれました
そして折り返し地点へ
これから頑張ります。
いってきます。
発車します。
(一同の声援)
ようやく半分の11km
この距離はテスト走行で経験済みですがここから先は未知の世界
途中スピード落ちて結構不安だったんですけどあとは大丈夫だと思います。
(スタッフ)ギネス記録達成できそうですか?できると思います。
自信はあります。
乾電池電車は最後の交代ポイントに到着
ここからゴールまでは槻木澤君の出番
班長後は任せたよ
・締めろ班長。
・発車。
(一同)いってらっしゃい。
でも実はここからが最後の難関でした
ゴール手前まで長い上り坂が続くのです
気になるのは乾電池のパワー
600本に減らした判断は正しかったのか
それとも…
行け。
行けー!行け!
この坂を上りきればその先にはみんながいるゴールが待っています
初めは無謀な挑戦だと思いました
ここまで幾つもの困難を乗り越えてきた仲間たち
・頑張れ!
(生徒)班長!
(生徒たち)班長!班長!班長!
僕たちの乾電池電車がついに…
(女性)おめでとうございます!よかったです。
やってやりました。
もううれしいです。
そして先生に感謝の気持ち
(生徒たちの歓声)ホントにうれしい気持ちでいっぱいなのとここまでやってこれたんだなっていう実感が湧きました。
ここまで頑張ってきたことが報われて本当によかったです。
沿道とかに応援してくれてる方がたくさんいてくれたのでうれしかったです。
いっぱい応援してくださってホントにありがとうございました。
みんなに迷惑掛けたばかりだったのでそれで成功したのがすごくうれしかったです。
こんな素晴らしい記録取れてうれしかったです。
ホントにバトンタッチでやってきたんで1人だけでやったんじゃないみんなでやったっていうのが意味があることだと思います。
一人も諦めずに同じ夢を追い続けた133日
僕たちは来年の春今度は一人一人が違うレールの上をそれぞれの夢に向かって走りだします
それでも変わらないことずっと記憶に残り続けること
僕たちは電車班
やったぞ!
(生徒たち)イェーイ!
(ナレーション)進化を続ける…2015/12/05(土) 09:55〜10:50
関西テレビ1
めざましテレビPresents僕たちの乾電池電車[字]

めざましテレビで放送し大反響となった感動ドキュメンタリー。13人の高校生が乾電池だけで手作り電車を20km走らせるギネス世界記録に挑戦。5カ月間に密着

詳細情報
番組内容
めざましテレビの人気コーナー「モアセブン」で、夏からシリーズで3回放送し、高視聴率を記録。大反響となった「僕たちの乾電池電車」がドキュメンタリー化。

これまで伝えきれなかった13人の高校生の物語を中心に、ギネス世界記録に挑戦するひたむきな姿を映し出す。相次ぐトラブル、挫折、やがて生まれた友情、芽生えた責任感。乾電池電車に青春をかけたイマドキ高校生を追った感動物語です。
出演者
【ナレーション】
前田航基(まえだまえだ・兄)

ジャンル :
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
ドキュメンタリー/教養 – 宇宙・科学・医学
ドキュメンタリー/教養 – 自然・動物・環境

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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