あなたのやさしさを2015〜NHK歳末・海外たすけあい 2015.12.05


あなたのやさしさが国内、そして世界に。
紛争が激化する地域には救援物資が届けられ医療支援が行われています。
国内では障がいのある人たちや社会から孤立している人などに役立てられます。
今、誰かのためにできることを一人一人が考えてみませんか?生字幕放送でお伝えします
「あなたのやさしさを2015」。
司会のアナウンサー三好正人です。
秋元才加です。
よろしくお願いします。
NHK歳末・海外たすけあい。
ことしも今月1日から始まっていますが秋元さん、この時期募金されたことありますか?
あります。
私の周りにも募金をなさった方がいますね。
そうした皆さんから寄せられたお金がどのように役立てられているのかきょうはご紹介していきます。
会場は東京・お台場の日本科学未来館で開かれていますNHKサイエンススタジアム2015の特別ステージです。
きょうもたくさんのお客様来ていただいています。
そして、たすけあい応援隊としましてこちらの皆さんです!Eテレ「すイエんさー」で活躍すイエんさーガールズの皆さんです。
すイエんさーガールズの前田希美です。
荻野可鈴です。
福原遥です。
きょうは皆様にたすけあいのご協力を呼びかけするためにこちらに3人で来ました。
後ほど会場内で呼びかけをさせていただきますのでご協力よろしくお願いいたします。
それでは、早速NHK歳末・海外たすけあいどういったものなのかご紹介いたします。
主に国内向けと海外向けというものがあるんですよね。
国内向けが歳末たすけあいです。
共同募金会を通じて国内の支援を必要とする人たちのために役立てられています。
海外たすけあいは日本赤十字社を通じて世界各地の紛争や病気自然災害などに苦しむ人たちのために使われています。
皆様のやさしさありがとうございました。
具体的に、どのように役立てられているのか歳末たすけあいから見ていきましょう。
NHK歳末たすけあいに寄せられたお金は心身障がい者の方々のための団体活動費や支援を必要とする子どもたちそして、介護を必要とする高齢者の方々のために役立てられています。
特に、ここ数年重点テーマとして取り組まれているのがひとり暮らしのお年寄りや育児に悩む女性支援が必要な子どもたちなど地域から孤立しがちな方々に対する支援です。
きょうは、その中から青少年の社会参加を後押しする自立援助ホームをご紹介します。
親からの虐待ですとか貧困といった理由で家族と一緒に暮らすことができず義務教育を終えたあとすぐに社会に出て働かなければいけないという子どもたちがたくさんいます。
そうした15歳から20歳を支援していこうというのが自立援助ホームです。
今回、秋元さん実際に行ってこられたんですよね。
訪ねてきました。
秋元さんを案内してくれたのは14年前から施設を運営する松田さんです。
施設に併設された牧場です。
牛に餌あげてる。
そうですね、今、干し草を…。
入所しているのは義務教育修了後の16歳から19歳までの少年たち。
親から虐待を受けるなどして家庭では暮らせなくなりました。
牧場での生活を通して親の愛情に恵まれなかった少年たちは命を育てることの大切さを学びます。
少年たちはここで共同生活を送っています。
現在、4人が入所中。
3人のスタッフが支えています。
自分たちが育てた食材で料理を作り仲間と一緒に食卓を囲む。
こうした経験を日々、積むことも自立へ向けた大切な練習です。
いただきます!
(一同)いただきます。
うん、おいしい!幸せ。
すごい、すてきな笑顔。
いい笑顔、長所だよ!親から虐待を受け高校を中退した16歳の少年。
2か月前に、みずから希望して入所しました。
将来こういうことやりたいなとかぼんやりでも考えてることってある?少年の部屋を案内してもらいました。
きれいにしてますね、これ。
きれいですね。
掃除してますね、これは。
確実に。
あと、この子はこれですかね。
「10年後、キミが挑戦している夢は何だろう?」っていうことでもう一回ここで思い直して10年後どうなってるかっていうことを考えてたんでしょうね。
夢ってなんだろうってところから…。
夢を描けないぐらいの環境にいた子どもたちなのでやっぱ10年後の夢っていうのこれを貼り出すだけでもねここ来てよかったなっていう感じはしますね。
通信教育で学びながら自立を目指す。
14年間で30人以上が巣立っていきました。
こうした施設の運営にたすけあいのお金が役立てられています。
松田さんは施設を出て自立したOBたちのケアも続けています。
全国に巣立ったOBたちを月に一度は必ず訪問しています。
この日、訪れたのは19歳の少年の自宅。
2か月前アルバイト先での就職が決まり一人暮らしを始めました。
このアパートを探し保証人になったのも松田さんでした。
うん…うまい。
おいしい。
普通の…普通の麦茶。
一人で生活を始めるために必要な家賃や電化製品などの費用の補助にもたすけあいのお金が役立てられています。
よかった。
順調だね。
なんか、思ったより…。
松田さんは、少年が再び社会から孤立しないよう常に気を配っています。
タオルとか欲しいんだよね。
ああ、そうか、タオル。
タオルあるぞ。
今度、また。
じゃあ、また今度ね。
また来て。
俺も行くかもしれない。
はいよ。
元気でな。
なんかあったら連絡ちょうだい。
少年は、社会に出て一層子どもの家の存在の大切さを実感しています。
こうした子どもたちを支援する施設というのはほかにもさまざまありますが自立して社会に出るということをケアする施設は決して多くありません。
秋元さん、実際に訪ねてみて、どんなことを感じましたか?
入所時は、夢を持てないほどの環境にいた少年たちが松田さんやスタッフの方々との生活を通して夢を持てるようになったということをお聞きしてすごく胸を打たれました。
一方でまだまだ、子どもたちを受け入れる体制が整っていないというのも現状なんですよね。
もっともっと支援があればこうした子どもたちを受け入れる体制が進むということかもしれませんね。
しかし、それにしても子どもたちの声とても明るかったですよね。
とても印象的でしたね。
本当に、優しくて笑顔が、すてきな少年たちでした。
また松田さんの寛容さというか。
包み込むようなやさしさが少年たちの心を動かしているんだなと感じましたね。
大きな、よりどころになっているんだなという感じがしますね。
この歳末たすけあいですがほかにもさまざまな形で利用されています。
青森県ではひとり暮らしをしている高齢者に地域の民生委員やボランティアが安否確認を兼ねておせち料理を届けました。
安心して新しい年を迎えられると喜びの声が聞かれたそうです。
広島県では障がいのある人のために役立てられました。
住み慣れた地域で暮らしたり働いたりするうえで公共交通機関が少なく不便でした。
そのため送迎用の車両を整備しました。
大変助かっているということです。
さらに静岡県では貧困に直面する家族と子どもたちのために心を癒やしてもらおうとクリスマス会を開きました。
子どもたちはふだん、体験できない思い出を作ることができたそうです。
さまざまな形で役立てられています。
ここで、すイエんさーガールズの皆さんを呼んでみましょう!
すイエんさーガールズの皆さんどちらにいらっしゃいますか?
私たちは今、大科学実験のブースの近くにいます。
5日と6日はここサイエンススタジアムの会場でも募金を受け付けております。
きょうは共同募金会と日本赤十字社の方々も駆けつけてくださいました。
私が持っているこちらの箱が国内での支援を必要としている人たちのために役立てられる募金箱です。
そして、私が持っているこちらが海外での援助活動で役立てられています。
今月25日までご覧の場所で受け付けております。
皆さん、ぜひあなたのやさしい気持ちをよろしくお願いします。
あなたのやさしさが日本・世界の人々とつながります。
よろしくお願いします。
すイエんさーガールズの皆さんありがとうございました。
続いて海外たすけあいについてです。
海外たすけあいは1983年に自然災害、紛争貧困、環境問題などで世界中に苦しむ人たちのために救援の手を差し伸べようと始まった募金活動です。
昨年度はアジア、アフリカを中心に世界39か国で支援が行われました。
集まったお金がどのように使われたのか内訳は、このとおりです。
こちらは去年の海外たすけあいの配分先です。
自然災害など災害被災者などの支援や紛争犠牲者の支援に使われました。
紛争といいますと特に、ここ最近激化しているといわれるのが中東のシリアです。
ニュースでよく耳にしますよね。
このシリアですけども難民として国外、ヨーロッパなどに逃れた方々国連のデータによりますと420万人以上に上るとみられています。
大変な苦労をされています。
一方で、さまざまな理由で国内にとどまらざるをえないという方々もいらっしゃいます。
そうした方は常に過酷なとっても危険な状況に置かれているということなんです。
海外たすけあいで集められたお金はボランティアの援助にも役立てられています。
2011年から紛争状態が続くシリア。
戦火を逃れシリア国内で避難生活を余儀なくされている人々は650万人に上るといわれています。
国外に逃れた人々に比べさらに過酷な暮らしを強いられています。
人々に援助の手を差し伸べているのがシリア赤新月社の職員やボランティアたち。
3000人以上のボランティアが活躍しています。
拠点は、国内に14か所。
紛争で家を追われ国内避難民となった人々に食料や水医療支援を行っています。
紛争が始まった当初からボランティアを行うシリア人の女性に話を聞きました。
状況は厳しくなる一方だといいます。
2人は、市民の救命救急活動にも携わっています。
こちらは2年ほど前に撮影された首都ダマスカス市内の映像。
この画面に映るラワンさんはこのときが3度目の出動でした。
生と死が隣り合わせの中活動を続けるボランティアたち。
この5年間で活動中に殉職したスタッフは48人にも上るといいます。
きょうは、日本赤十字社から長年、国際救援活動に携わってこられました粉川直樹さんにお越しいただいています。
よろしくお願いいたします。
粉川さんは去年、実際にシリアに行ってらっしゃいますがシリア国内、やはり現状は相当、過酷なんでしょうか?
やはり出口のない状態に入って5年目になりますね。
人々の避難生活も限界に達してる。
それから救援物資も十分に届いていない状況です。
私、去年シリアに入ったんですがシリア・アラブ赤新月社。
これはいわゆる赤十字と同じなんですけども彼らを見てきました。
ビデオにもあった供給センターにも行ったんですけど戦争に巻き込まれて負傷者が出ると。
そういうときに前線を通過するときは非常に危険でしてそういう危険な任務をしてる人たちにどうして、こういう何年もボランティア活動を続けられるんですか?と聞きました。
そしたら、こういうアンブッシュっていうんですか。
銃撃にぶつかって、数時間も動けなかった人たちもいるんですけどやはり、シリアの今の現状が私たち、こういう誰かしなくちゃいけないと。
自分が仲間と一緒になってできるかぎりのことをできるだけやっていきたいと言ってましたね。
それから今も私は自分の夢とか、したいことはしばらく置いておいて国とか、人々のために尽くしたいそういうことを言ってました。
このような現状の中で今、そして、これからどのような支援が必要になってくるんでしょうか?
やはり、シリアの内戦、これ政治的な解決が必要でまだまだ時間がかかります。
そのような中で、食料、水または医療、シェルターこういう救援物資緊急救援も必要ですけどやはり、空爆とかあって被災者が非常に、特に子どもですけども大きなトラウマ心の傷を負うんですよね。
こういう救援活動に関わる彼らもそうなんですけどこういうトラウマに対する心のケアこれをやっていかないとやっぱり2年、3年、4年あとに非常に彼ら苦しむことになると思います。
当面の支援、そして長期的な視点に立った支援がさらに必要ということですね。
こうした海外たすけあいですけれどもほかにも、さまざまな形で世界中の人たちのために使われています。
たびたび、干ばつの被害に遭う乾燥地帯のケニア。
日本赤十字社はケニア赤十字社と協力して医療施設のない村で、巡回診療そして、保健ボランティアの育成を行っています。
住民の健康状況の改善を目指しています。
ベトナムは台風や強風高波の被害を受けやすい国です。
さらに気候変動の影響を踏まえて風や水による災害への対策が急がれています。
マングローブの植林と保護を通してベトナム赤十字社の災害対策事業を支援しています。
ことし4月、ネパールを襲ったマグニチュード7.8の大地震。
8000人以上が死亡し地震によって影響を受けた人は560万人といわれています。
赤十字では物資や救援など緊急の支援に加えて地域の診療所や学校の再建など復興支援も行ってきました。
さまざまな形で使われているんです。
今後、特にどのようなことが必要となってくるのでしょうか?
海外たすけあいは世界中にネットワークを持つ赤十字を通じて、多くの人にあなたのやさしさをこれまで、伝えてきました。
私は、実は第1回からずっと関わっておりましてこの12月のこの時期というのは皆さん方、ちょうど私たち東日本で多くの国から支援を受けたように連帯の気持ちっていうのを伝える非常にいい機会だと思います。
皆さん、よろしくお願いします。
粉川さん本当に貴重な話をどうもありがとうございました。
そして、すイエんさーガールズの皆さん戻ってきました。
きょう、どうでしたか?
まだまだたくさんの方のご協力が必要なので、皆様のやさしい気持ちをよろしくお願いします。
そして、秋元さんきょう、いろいろ見てきました。
改めて、いかがでしたか?
自分ができることから始めることはもちろんなんですけど今回、施設に伺っていろいろな方々のやさしさがしっかり伝わってることが分かりました。
このやさしさを国内外またさらに広めていくために今、自分が何ができるかをしっかりと考えていきたいと思いました。
自分のできる範囲の中でやってみるということがまず必要かもしれませんね。
やさしさを国内外問わずつなげていきたいですね。
さまざま見てきました。
国内、そして、世界中にまだまだ皆さんの支援を必要とされている方がたくさんいらっしゃいます。
ことしも今月25日までNHK歳末・海外たすけあいを受け付けています。
身近にできることから始めてみませんか。
受付はご覧のとおりです。
皆さんのやさしさお待ちしています。
では、この辺で「あなたのやさしさを2015」お別れです皆さん、ありがとうございました。
突然ですが問題です。
普通の一軒家に見えるこの家一体何だと思いますか?2015/12/05(土) 09:30〜09:55
NHK総合1・神戸
あなたのやさしさを2015〜NHK歳末・海外たすけあい[字]

12月1日から受け付けている「NHK歳末・海外たすけあい」。皆さんからの寄付金は、支援を必要としている現場でどのように使われているか、秋元才加さんたちと見ます。

詳細情報
番組内容
「歳末たすけあい」は共同募金会を通じて、国内の福祉施設や、支援を必要とする高齢者・子供・その他の人たちのために役立てられます。「海外たすけあい」は日本赤十字社を通して、世界各地の紛争や自然災害に苦しむ人たち、保健衛生向上などに生かされます。「歳末」では“地域から孤立をなくす”ための取り組みの数々を、「海外」では武力紛争犠牲者とボランティアへの支援の様子などを伝えます。【受け付け12月1日〜25日】
出演者
【ゲスト】秋元才加,日本赤十字社国際支援統括監…粉川直樹,【出演】すイエんサーガールズ…前田希美,荻野可鈴,福原遥,【司会】三好正人

ジャンル :
福祉 – 社会福祉
情報/ワイドショー – イベント

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音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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