きのう午後6時。
一斉に輝きだしたおよそ30万個の明かり。
光の彫刻が夜のとばりに浮かび上がった。
阪神・淡路大震災の犠牲者の鎮魂と、復興への願いを込めた光の祭典、神戸ルミナリエ。
震災の年から数えて21回目となることし、鎮魂の思いはそのままに、街のさらなる魅力発信と集客を重視した内容に。
近年、来場者や資金の額も右肩下がり。
震災を経験した神戸の街をさらに元気にするために、輝く祈りの一歩が記された。
そこで街で聞きました。
あなたが一番輝いているときのこと、教えてください。
ビーズを作ったりしてるときかな。
こんな。
それ、手作りですか?
そうです、そうです、手作りで。
出来上がって糸を全部切って、ここをつけたとき。
これが一番、達成感。
かがやいとるときはやっぱり、友達とカラオケ行ったときやな。
北島サブちゃんとかいろんな歌あるやん。
そんな古い演歌がいいやん。
マイクいかがですか。
もういらん、いや、みんなうつらはるから嫌。
放火、逃走の瞬間。
危ないので、もう火がついてるので、下がってください。
放火、放火。
現在1階、煙が充満、どうぞ。
月曜日、白昼の東京・稲城市役所で、男が放火する事件が発生。
その様子を捉えた映像だ。
現場が騒然とする中、男は凶器を持ったまま外へ。
緊張が走る。
警察官が男に向け銃を構えるが、それでも男はゆっくりとパトカーに乗り込み、そして。
パトカーは急発進。
逃走を図る男。
しかし。
別のパトカーに衝突した。
男は運転席から引きずり出され。
2時5分、現退。
逮捕されたのは職業不詳の渡部政行容疑者。
警視庁によると、5年ほど前から総額100万円にも上る税金を滞納。
ことし9月には支払いを催促した市の職員に対し、殺すぞ、今度行くからな、などと電話で脅したという。
調べに対し渡部容疑者は、話したくないと黙秘を続けているという。
結束強まるも。
パリの同時多発テロ以降、過激派組織イスラム国の脅威が高まる中、水曜日、イギリス議会は、10時間にわたる議論の末、シリアでのイスラム国に対する空爆を承認した。
その数時間後、イギリスの爆撃機が東地中海・キプロスの空軍基地を飛び立ち、イスラム国の資金源とされるシリアの油田施設に空爆を行ったという。
同じ日、アメリカのオバマ大統領は、イスラム国との戦いで最も重要なパートナーの一つなどと歓迎する声明を発表。
一方、ドイツも火曜日、フランスがイスラム国を攻撃する際、後方支援で最大1200人規模の兵士の派遣を閣議決定した。
結束が強まるイスラム国包囲網だが、懸念されるのは報復の連鎖。
テロの脅威が世界を覆う中、その出口は見えていない。
おもてなしのお相手は?日曜日、タイ・バンコク郊外の街でなにやら大勢の人だかりが。
運び込まれるのは、たくさんの果物やお菓子。
今からパーティーでも始まるの?実はこれ、パーティーはパーティーでも、猿にごちそうをふるまうモンキー・パーティーと呼ばれるお祭りで、毎年11月最後の日曜日に開催されているのだ。
3000匹を超える猿と人が共存する街ならではの、観光資源としての活用。
感謝の気持ちは伝わったはず。
夫に猛毒、妻、逮捕。
月曜日、殺人未遂の疑いで逮捕された鹿毛陽子容疑者33歳。
ことし10月、焼酎のパックに毒物を混入し、自衛官の夫を殺害しようとした疑いだ。
この犯行には、ある猛毒が使われたという。
それは。
これがトウゴマです。
観賞用としても流通。
扱うことに規制はないという植物の種、トウゴマ。
この中には、リシンという猛毒が含まれてまして、世界で10本の指には入る猛毒です。
犯行の背景には一体何が。
お母さんはばく大な借金をこさえてしまいましたから。
鹿毛容疑者が経営していた店が、およそ1年前に閉店。
ことし3月ごろから夫と別居状態だったという。
調べに対し、毒物の混入は認める一方、殺意はなかったと容疑を否認。
致死量ぎりぎりで入れて、体調を悪くさせたかった。
嫌がらせのつもりだった。
などと供述しているという。
だが警察は、猛毒のリシンを混入していることから、
おはようございます。
12月5日土曜日、ウェークアップ!ぷらすです。
今週、国民年金、厚生年金の積立金の運用で、8兆円近くの損失が出たという、非常に大きなニュースになりましたが、実はですね、問題の本質はそこにないと。
実はもっとおそろしい話が、年金にはあるんだということで、ちょっとそのあたりを、きょう詳しくお伝えしようと思います。
そしてもう一つ、私がこの近年、一番会いたかった人で、何度もこの番組で、インタビューを申し込んだんですがタイミングが合わなくて、体調的な問題もあって、お会いできなかった水木しげるさんが、亡くなりまして、きょうはゆかりの地から、中継でお伝えいたします。
まずはこちらからです。
天気がちょっと心配なんです。
日本列島は発達した低気圧の影響で、きのうから全国的に大荒れとなっています。
日本海側では、猛烈な風が吹き、屋根が吹き飛ばされるなどの被害が多発しました。
また、東京の銀座では窓ガラスが落下し、けが人も出ています。
きのう午後7時過ぎ、秋田県能代市では、平均風速15メートルの強い風と雪に見舞われました。
雪と風が次第に強くなってきます。
体をふんばっていないと、時折、飛ばされそうなくらい、強い風です。
石川県志賀町では、突風が発生。
黒い渦みたいなものが。
いやあ、びっくりした、本当にびっくりした。
住宅の瓦がめくれたり、窓ガラスが割れたりするなどの被害が出ました。
北海道付近にある発達した低気圧により、日本列島は大荒れの天気になりました。
各地で屋根が吹き飛ばされたり、窓ガラスが割れるなどの被害が多発。
さらに北日本の上空に流れ込んだ真冬の寒気が、大雪をもたらしました。
東京・銀座では、強風でビルの4階の窓ガラスが割れて落下し、通行人の男性に当たりました。
すごい音が、がしゃーんてしたので、振り向いたらガラスが落ちて、1人、額の辺りを押さえてたんです。
現在、秋田県に暴風雪警報、そのほか北陸から北海道にかけて波浪警報が出ており、きょういっぱい、大雪や高波に注意してください。
この荒れもようの天気、あすは解消に向かう見通しです。
けさ、大阪辺りでもすごい風が吹いてますが、全国のお天気カメラの映像でちょっと見てみましょうか。
こちら、現在、山形県の酒田市内の様子です。
向こうに見えますのが日本海です。
やっぱり日本海、白波立ってますね。
そうなんですね。
酒田港では現在、4メートル前後の波が立っている状態です。
しけてます。
きょうは6メートルから7メートルの波の予想です。
強い風はあすの朝まで続く見込みなんですが、あすはゆっくり解消に向かうと見られています。
続いて新潟県の柏崎市の様子です。
こちらの日本海も、白波が立っているのが分かります。
荒れてますね。
付近の上越市では、3メートル近い波が続いていて、高い波はきょういっぱい続きそうだということです。
柏崎市では、先ほど波浪警報が解除されましたが、注意報は続いていますので、引き続き皆さん、注意してください。
新潟県はきょうは気温が上がらず、強い風となるので、この週末は寒い状態が続きそうです。
防波堤の上を波が洗ってますもんね。
本当にお気をつけください。
続いてアメリカ・カリフォルニア州で14人が殺害された銃の乱射事件です。
警察は容疑者の関係先で、大量の爆発物や銃弾などが見つかったことを明らかにしました。
イスラム過激派の思想を支持する人物などと連絡を取っていたと見られるとの情報もあり、警戒を強めています。
緊迫した無線のやり取り。
応援を要請する警察。
事件が起きたのは今週水曜日。
アメリカ・ロサンゼルス郊外のサンバーナディーノ。
社会福祉施設で容疑者2人が銃を乱射し、14人を殺害した。
現場から逃走した容疑者と警察による激しい銃撃戦の末、死亡したのはサイード・ファルーク容疑者と、妻と見られるタシュフィーン・マリク容疑者。
容疑者が乗っていた車のそばには銃や装備品、それに箱に入った銃弾がこぼれ落ちていた。
さらに警察は容疑者の自宅などを捜索。
パイプ爆弾12個や、およそ6000発の銃弾が見つかったと明らかにした。
当初、犯行のきっかけはパーティーでの口論だと見られていたが、アメリカの一部メディアは、ファルーク容疑者がイスラム過激派の思想に染まっていったと報じている。
そして事件から2日たった先ほど、アメリカ連邦捜査局は、容疑者夫婦の関係先から大量の爆弾が見つかるなど、計画的な犯行だったと見られることなどから、テロ事件として捜査を開始したことを明らかにしました。
容疑者夫婦が住んでいたのが、こちらの2階建ての集合住宅です。
ここから警察が、多数の爆発物や銃弾を発見しました。
また容疑者夫婦が証拠隠滅のため捨てたと見られる携帯電話2台を、ごみ箱から押収したことも明らかにしました。
一方、NBCテレビは当局の話として、容疑者の女が事件直前、フェイスブックに、過激派組織イスラム国の指導者に忠誠を誓う内容の書き込みをしていたと報じました。
しかし、イスラム国側が犯行を指示した証拠は見つかっていないことから、当局は犯行の動機を慎重に調べています。
となると、五郎さん、事態はよけいに深刻で、別にイスラム国の指示がなくても、ホームグローンで、思想に呼応した人がテロを起こすという。
まさにその一つは、指令があったかどうかじゃなくて、その思想に影響されてるというんですから。
そうですね。
それもいくらでも可能になっちゃう。
それからもう一つは、やっぱり自分の身近なところにね、予想もしない、考えもしない、それ一体、捜査当局が、今回もありますよ、それ、見破れなかったのはおかしいという。
しかしそれはなかなか大変ですよ、民主主義国ならね。
そういう意味では非常にやっぱり難しい。
どんどんどんどんわれわれの中に入り込んでる気がしますね。
アメリカの場合は政井さん、身近にそういうことしようと思ったら、すぐに銃器が手に入るという、環境の問題もあると思うんですが。
そうですね。
銃規制の問題もあると思うんですが、今回、でも生後6か月の子どもを抱いて、夫婦でちゃんとした仕事に就いていて、動機が分かりづらいだけに、なんだか気味が悪いですね。
そうですね。
いくらソフトターゲットのテロといっても、まさか社会福祉施設でとは、浜田さん、思いませんものね。
おっしゃるとおりです。
本当に社会福祉施設に、この前のパリのテロといい、どこで起きるか分からないけど、やっぱりこの社会を守っていかなきゃいけないので、みんなでなんとか頑張らなきゃいけないですね。
そうですね。
そういう意味では、防ぐためには中田さん、何ができるか。
率直に言って僕は、そう簡単に防げないと思っていて、中期的にわれわれ覚悟しなければいけないと思うんですね。
格差の問題であったりとか、宗派対立の問題であったりとか、ホームグローンということはそれぞれの自国における、ある意味で、差別感だとか、所得の格差だとか、いろいろ原因ありますから、これ、そう簡単に終わんないですよね。
そのあたりの五郎さん、根っこ、根本問題を絶つというのは、必要なのはみんな分かってるんですけど。
そうなんですよ。
例えば報復の連鎖というけど、それが、黙ってほうっていいのかと。
やっぱり、短期的には、…しなければいけないし、しかしそれだけで済むわけではないから、じゃあ、中長期的にどうするかって、もう本当に難しいです、これはね。
さあ、その中長期的ということでいうと、これも国際的に大問題です。
合意に達することはできるんでしょうか。
フランス・パリ郊外に各国の首脳が集まり、地球温暖化対策について話し合うCOP21。
温暖化の影響と見られる、地球規模の自然災害が続く中、世界はいかにして環境と向き合い、新しい枠組みを作ることができるのでしょうか。
その中で鍵を握るのが、世界最大の二酸化炭素排出国、中国です。
とけ出した水が氷の間から海へと流れ込む川。
海水面の上昇によって消滅の危機にさらされる島。
地球温暖化は、少しずつ、だが確実に地球環境をむしばんでいる。
そんな中、先月の同時多発テロを受けて、厳戒のパリで始まったCOP21。
世界の平均気温の上昇を抑えるため、温室効果ガスの削減策について話し合う会合だ。
初日にはおよそ150の国と地域の首脳が集まった。
この大国、アメリカの姿勢に対し、途上国からは反発の声が。
地球環境を巡り、先進国と途上国の対立は根深い。
18年前のCOP3で結ばれた京都議定書では、先進国のみが温室効果ガスの削減義務を負い、途上国と見なされた中国やインドは除外された。
これに反発したアメリカは結局、京都議定書から離脱。
その意義は大きく損なわれた。
温暖化を止める目標は共有しながら、各国の利害が衝突する交渉。
COPの主席交渉官を務めた経歴を持つ有馬教授は。
COPっていうのは、温暖化から地球を救うという共通の目的のために、みんなが協力をするために集まるという側面はもちろんあるんですけども、それ以上にやはり、各国が国益というものを冷徹に計算をしてやっている経済戦争であると。
できるだけ自分に損にならないように。
今回のパリで、対立を乗り越えて新しい枠組みを作ることができるのか。
その鍵を握りそうなのが、この国だ。
これまで途上国という扱いだった中国だが、経済成長に伴って、今や世界最大の排出国。
2012年のCO2排出量は、世界全体の26%を占める。
その中国がことし6月、2030年までに最大65%とする排出量の削減目標を公表。
COP21の初日には、習主席がアメリカ、オバマ大統領と協力して削減に取り組むことを確認した。
アメリカなり中国なりが、より前向きな姿勢を示してきていること、それでやはり、2020年以降、2030年に向けての新しい枠組みを作っていくということで、機運は盛り上がっていると思いますので、私自身はなんらかの合意はできるんじゃないかというふうに思ってます。
積極姿勢を見せる中国。
しかし、中国国内に目を向けると。
市内で一番高いビル、このように、上が全く見えなくなってしまっています。
日常的な大気汚染。
今月1日、北京市内では、PM2.5の値が日本の基準の20倍以上を記録。
その大きな原因は、経済成長を支える石炭火力発電などだ。
これほどの状況になるまで環境対策を怠ってきた中国は、本当にこの現状を改善することができるのか。
また、中国が2030年までに掲げた削減目標は、排出量そのものではなく、あくまでGDP当たりの比率だ。
経済成長すれば、それだけ排出量を増やせることになる。
どこまで本気なのか。
今回、中国が見せた姿勢を額面どおりに受けとることはできないと、有馬教授は指摘する。
南沙諸島を含めてですね、中国の最近の拡張主義というのがいろいろな所で筆誅を招くようなことが生じているわけですけれども、そういう中で、やはり中国として、国際貢献をしているという姿を演出したいと。
アメリカと一緒になって中国が前に立っているという姿を演出するということは、中国にとっても非常に好都合だと。
各国の思惑が交錯する交渉。
中国の姿勢は、日本を含めた地球環境にとって、大きな鍵となっている。
こちら、ご覧ください。
世界のCO2排出量のランキングといいますか、多い国なんですが、圧倒的に中国、そしてアメリカ。
インドは今今19億トン余りですが、今後、恐らく激増していくことが予想されている。
こう考えると、実は中国、アメリカ、インド問題なんだなっていう話なんですね、五郎さん。
そうですよ。
日本の場合、今まで一生懸命いろいろやってきた。
中国の場合はね、GDP比でしょう。
そうすると、むしろ確実に増えるってことですよ。
そうですね、これから。
やっぱり中国に言いたいのは、自分の国がどういう状況であるのか、まずそこの反省からしてもらわないと。
それが何も自分の国だけじゃなくて、ほかの国にも非常に影響を与えてるってことですよ。
最近の大気汚染、実はこのあと北京から中継で、けさ、どうなっているのか、皆さんにご覧いただこうと思うんですが。
各国の主張ですが、途上国、こういうときは中国は途上国という言い方をするんですが、中国は途上国として、地球温暖化対策が途上国の貧困からの脱却や生活レベル向上の妨げになってはならないと。
つまり先進国が勝手なことを政井さん、言うなと、こういうことです。
やっぱりちょっと納得いかないのと、環境問題に関しては、国境は関係ないので、自主的にどうこうというのではなくて、もっと国際的な関与とか、それを言うと、日本の福島の汚染水にも跳ね返ってくるんですけども、やっぱり、環境問題に関しては、自国のっていうのは、あまり重要じゃないと思いますね。
そうですね。
国境の境目は、空気関係ないですからね、浜田さん。
おっしゃるとおりですね。
だけどそこに書いてあるとおり、一方で、もディ首相が歴史的な責任ということを言ってます。
今回のCOP21っていうのは、少なくとも全世界共通で合意していることは、産業革命から2度以上高くしないということを合意しているわけで、そうすると、確かに産業革命から石炭をたき続けた国っていうのは、先進国が多いわけですし、そういうことも含めて、平等な形で取り扱っていかないと、安倍総理がおっしゃるように、共に参画する…は作れないんで、そういう発想でもまたみんなで議論してもらえればなというふうに思います。
中田さん。
僕はこれ、環境問題としてのアプローチをしてたら、解決しないと思うんですよ。
すなわち経済戦争ということばがありましたけど、経済的なアプローチをしないとだめだと思うんですね。
どういうことかっていえば、要は環境に負荷がかかった状態で、同じ品質のものを安く作ってるってことは、使うべきエネルギーや、使うべき技術を作ってないわけですから、すなわちそれに対して、環境ダンピングというような考え方でね、なんらかの課税をするなりを、考えないと、FTAなんかもそうですけど、どんどんどんどん物を安くばっかり考えているけれども、安く安くの競争しているかぎりは、こうやって環境破壊して安いものが出てくるわけです。
それに対する国際的な経済的なアプローチをしないと、解決しないと思います。
なるほど。
もう一つ言えば、日本の技術をね、ここでこそ発揮しなければいけないという、こういう状況の中で、中国に対してもそうですけども、やっぱり、これだけ環境の、といっても日本は技術先進国なんですよということを見せつけるいいチャンスでもある。
CO2も非常に重要ですが、まずこの冬に飛んでくるかもしれない、中国の大気汚染、なんとかしてくれというところもあるんですが、中継で。
北京から中継です。
今週北京は、大気汚染指数がことし最悪のレベルとなりました。
横田さんです。
横田さん!
おはようございます。
きょうの北京は雲一つない状態ですが、今週は数百メートル先を見渡すのも厳しいほどの、深刻な大気汚染に見舞われました。
市内では外出すると少しほこりっぽく、体がかゆくなる感じを受け、マスクをしないで外を歩くと、しばらくたつと、頭がぼーっとするような感覚が起きるほどでした。
外に出るのが恐ろしいと話す市民もいるほどで、外出するのを避けたい人が多かったのか、取材した市内の出前業者は、ふだんの倍以上の注文を受けたということです。
また薬局では、日本円で1枚100円近くする高機能マスクが500枚売れて、売り切れになるという現象も見られました。
けさは恐らくこれ、空気が澄んでいるのは土曜日の朝だからということなんだろうと思うんですが、それにしても習国家主席は約束を実現する自信と決意はあると言っているわけですが、どこまで実現性、具体性のあるものなんでしょうか。
確かに今、中国は環境面で多くの課題を抱えているのは事実です。
ただ一方で、今回のCOP21に対しては中国は気候変動対策についての合意に向けて、みずから強い責任と義務を担っていると自覚して、参加しています。
その背景には、もはやひと事と言えないほどの深刻な大気汚染を抱え、対策の必要に迫られていることや、アメリカに続く世界第2位の経済大国として、相応の責任を果たすべきとの声が、国際社会の中で高まっていることがあります。
これまで、習近平政権は、スピードを重視した政策を行っておりましたが、質に重きを置いた政策に転換をしておりまして、こうしたことからも中国が掲げる削減目標はみずから実現できるという算段があると見られています。
以上、北京からお伝えしました。
ご苦労さまでした。
大体、土曜日の朝に中継すると、空気、澄んでるんですね。
これは。
これは皮肉なもんで、空気が澄んでるのはいいんですけれども。
あの大気汚染が日本にどんな影響を与えるのか。
そうですね、そのあたりのことを、気象予報士の蓬莱さんに解説してもらっています。
先週から寒波がやって来まして、中国の北京でも最高気温で0度以下の日がずっと続いてたんですね。
それで石炭を使う人が一気に増えて、中国で大気汚染が進んだと考えられます。
日本で寒くなるときは、中国でも当然、寒くなります。
そのタイミングでやはり石炭を使われる方が多くなるのが考えられますから、寒くなるときは、流れ込んでくる可能性はあるので、最新のPM2.5の情報を、こまめに確認してください。
そうですね、これから冬本番ですから、より一層、やっぱり国際的、世界第2位の経済大国としての、やっぱり中田さん、責任を果たしてもらいたいですよね、環境面でも。
これ、なんかアメリカとインドと中国の、3者でね、話し合わなきゃだめなんだから。
そっちで追い込まなきゃいけませんよね。
圧倒的な量ですからね。
という現実ではあります。
さあ、続いて。
今週、年金を巡るある金額が大きなニュースになりました。
その金額、実に8兆円です。
公的年金を管理しているGPIFが、ことし9月までの3か月間の年金積立金の運用益が、8兆円近くの赤字だったことを発表しました。
驚くべき金額ではありますが、年金にはこの8兆円より深刻な問題が山積です。
今週行われた、独立行政法人GPIFの会見。
130兆円を超える年金積立金の運用で、衝撃の数字が明らかにされた。
ことし7月から9月、僅か3か月間の運用で、7兆9000億円もの赤字が出たのだ。
2001年、市場での運用開始以来、四半期で見ると過去最大の損失だ。
この会見のもようは、ユーチューブでも公開された。
短期的な運用結果をもって評価するのではなく、もっと長いスパン、時間軸で運用状況を判断することが重要であると。
だが、この年金積立金の運用、昨年度全体で見ると、過去最高15兆円のプラスを記録している。
ここまで運用のプラスマイナスが大きく振れる理由とは。
今まで国債の運用に偏っていたものを、分散投資をすることによって、法律にあるように、安全で効率的な運用をすると。
実は、去年10月から積立金の運用方法が変わったのだ。
去年9月末までは、積立金の半分を国内の債券に投資していたが、その割合を減らし、代わりに国内や外国の株式、外国の債券の割合を引き上げた。
株価が上がることによって、年金の運用もプラスになります。
アベノミクスによる株価上昇の勢いを借り、ハイリスク・ハイリターンの運用を増やしたことで、大きく動く年金積立金。
だが、今回の8兆円近い損失よりも、もっと深刻な問題が存在しているのだ。
それは。
2004年、当時の小泉政権が示した100年安心プラン。
現役時代の給料の50%給付を維持するとした制度設計だ。
だが。
積立金は毎年、4.2%の運用利回りがずっと続きます、平均で。
ということはこれ、一番悪いシナリオです。
というと、なんとか維持できる。
厚生労働省が去年示した財政検証の試算では、50%給付を維持するために必要な運用利回りは、4.2%。
だが、現時点での実際の平均利回りは2.79%。
遠く及ばないのだ。
さらに。
この年金が維持できるという、すべてのケースの大前提は何かというと、20代後半から50代前半までの女性の8割以上が働きますと。
加えて、50%給付の前提とされる物価や賃金の上昇率なども達成できていない。
つまり、目先の8兆円近い損失よりも深刻な問題とは、運用だけでなく、年金制度を維持するための環境整備や改革が、ほぼ進んでいないことなのだ。
運用で莫大な利益を上げたとしても、なお課題に直面する年金制度。
本当に私たちの年金は維持できるのか。
その未来は不透明だ。
ことしの第2四半期で大きな赤字が出たのが、去年から運用方法が変わりました。
去年の10月以降、それまで債券という、満期まで持ってれば、損が出ないものですね。
ほとんど投資されてた。
低利回りなんですが、低リスク。
いやもっと利回り上げなきゃいけないということで、国内株を中心に株式の割合を増やしたんですね。
だもんで、例の中国ショックで8月から9月にかけて株が下がった影響で、1つの四半期、3か月間で8兆円ぐらいの損が出た。
じゃあ、今まで累計で年金積立金の運用がどうなっているかというと、これ2001年以降のご覧のこの棒グラフが、下向きは損失、上向きはこれがプラスが出て、得したり損したり。
リーマンショックのときには、大変損はしました。
トータルでいうと45兆円ぐらいのプラスは出ているということなんですが。
ならすと年平均利回りが2.79%。
銀行預金に比べれば、だいぶ利回りはいいねっていう話なんですが、でも、これじゃあ、実は年金財政はだめなのが、厚生労働省はどういうプランを考えているかというと、いろんなモデルケースを出しました。
これによると、いわゆる現役時代の給料の半分ぐらいが年金で保証されるというモデルケースの、一番悪いケースですら、運用利回りが年平均4.2%出なきゃいけないんですね。
賃金は毎年2.5%上がってなきゃいけないと、これが大前提なんです。
現状どうなっているかというと、これ破綻シナリオというのも厚生労働省、発表してるんですが、例えば現役世代の3割ぐらいになっちゃうよというケースでも実は、毎年賃金は1.3%上がると。
このときの運用利回りが2.3%、現実、過去10年が2.79%というのは、この破綻シナリオの下から2番目と、最悪のケースの間ぐらいと、この辺をふらふらしていると。
じゃあこれどういう意味になるかというと、マクロ経済スライドという制度で、年金をちょっとずつ下げていくというのが組み込まれているんですが、それを長期間発動すると、将来の年金額がどんどん下がっていく。
それ、どのぐらい下がるかっていうのは、まさにこれがどうなるかしだいで、将来の年金額は変動していくというのが、今の年金制度のシステムで、だから、完全に0になるという破綻は年金はしないんですが、ただ、生活できないぐらいの額に将来なるというリスクは実は現状、相当、中田さん大きいと?
まず率直に言いますけど、なんでこうなっているのかっていったら、国民の多くの人がいまだに年金というのは自分で払った金が返ってくると思ってるけど、そうじゃないわけですよね。
そうですね。
賦課方式ということで、すなわち今の世代が、現役として働いている分が受け取り手にいっているという、この状態が続いているからこうなっているわけですよね。
だから100年安心なんていったときに、そんな絶対ありえないというふうに私は言ってたけれども、その根本の部分を理解して制度設計をし直さないと、減益は少ないのに、利回りを多くして取り返そうというのが、今の仕組みになってるから、これはもう無理なんですよ。
そうですね。
五郎さん。
そうですね。
今の場合、やっぱり、世代間でそういう助け合うというかね、まずそこから始めて、それがいいのかどうか。
私やっぱり必要だと思いますね、これはね。
それから、もう一つはやっぱり大きな全体経済がうまくいかないとだめだということですよね。
まあ、そういうことです。
これさえちゃんとしてれば、ある程度維持できるという。
それからもう一つはある程度減るっていうのも、しかたのないことだなあと思うかどうかは、いやいや、その覚悟をしないと。
ある程度がどの程度かという問題がありますけどね。
そこが問題ですね。
政井さん。
もともと、厚生年金もあって、持ち家もあって、配偶者もいて、生活できる感じを考えられていると思うんですが、今全く、非正規で独身で、賃貸でっていう方々が、老後、どんどんこの水準が減っていく中で暮らしていけるのか。
そうなんですよ。
これ、実はここにもね、まやかしというかマジックがあるのは、所得代替率を計算するときの将来の年金額というのは、第3号非保険者という、自分だけの年金じゃなくて、奥さんなり配偶者がずっと掛け金を払わずに、配偶者で一生いて、その人のお金も合算して、ここになるという数字ですから。
だから一人身だと、ここまでは絶対もらえないということですね、制度的に、浜田さん。
おっしゃるとおりですね。
まず2つ問題があって、1つは運用利回りについて赤字が出たということに関して、かつ実際に低い数字になっているということは、これは海外で例えばカリフォルニア州の退職金組合なんかでも8%の目標に対して5%とか、そういう例はあるんで、そこはある程度、みんな目標を高く置いてる部分があって、努力目標という計算だと思います。
それからもう1つは、物価上昇率や賃金上昇率、あるいは所得代替率、これは制度の問題ですから、おっしゃるとおり国民皆さんで議論しなきゃいけないんですけど、やはり、高齢者のことを考えると、そう簡単に所得代替率を下げていくことも難しいし、そこは本当に国民みんなで一回議論をする、そういう場をこれから作らなきゃいけないと思います。
根本的にって僕言いましたけど、年金財政を改めるには、3つしかないわけですよ。
1つは支給年齢を引き上げるか、もしくは支給額を減らすか、もしくは負担額を増やすかのどれかしかないわけですね。
だけど現役世代、減っていく中において、負担額を増やすのは無理じゃないですか。
ということは、引き下げる、給付金を。
引き下げるか、年齢を上げるかのどっちかしかないことを、国民は理解したうえで、議論を始めないと根本分かってなくて、ぐちゃぐちゃやってても、一向に解決しないですよ。
今の制度で引き下げるっていう、毎年だんだん下げられるっていう、プログラムにはなってるんですが、これからもらう人の分がどんどん下げられるんで、今の人、もうすでにもらっている人の話には実はなっていかないっていう。
そうすると世代間で、若い人だけが一方的に損だって思う、構造にはなってますよね、これ。
だから消費税の話になるわけですね。
消費税というのが、ある意味では逆進性あるといっても、払い過ぎ世代ともらい過ぎ世代の調整をするためには、もらい過ぎ世代に、もう一回社会保障にも負担をしてもらわなければいけない。
消費税だと年金世代も払うという構図なんですが。
そのへんがどの程度議論になっているのか。
資産に対する信用の度合いというのがね。
そうですね。
ここがありますね。
というような実は8兆円損だというだけではない、それは本当に氷山の一角なんだというところであります。
続いて、こちらです。
このあとは今週亡くなった漫画家、水木しげるさんの故郷である、鳥取県境港市から中継です。
ゲゲゲの鬼太郎の生みの親、水木しげるさんが、今週月曜日に亡くなりました。
ユーモラスな妖怪たちの姿や、悲惨な戦争体験などを、生涯をかけ、多くの作品を描き続けた水木さん。
ことし5月には、戦地へ出征する前に、みずからの心情を書いた手記が偶然、発見されていました。
おととい、鳥取県境港市。
水木しげるロードに来ています。
まだ午前中ということで、人の出入りはまばらですが、お土産物を見ている観光客の方もいらっしゃいますね。
鬼太郎やねずみ男など、ブロンズで出来た妖怪たち153体が立ち並ぶ、水木しげるロード。
平日の朝にもかかわらず、観光客の姿があった。
先生がね、亡くなられたんでね、いろいろ見たいな思いまして。
1993年、街の活性化のために誕生した水木しげるロード。
その独特の水木ワールドを堪能しようと、今では年間250万人以上が訪れる。
2003年には記念館がオープン。
水木さん自身も式典に参加し、華を添えた。
今週、水木さんが亡くなったあと、記念館には献花台が設置され、訪れたファンがメッセージを寄せていた。
あの世で鬼太郎によろしくお伝えください。
鳥取県境港市を盛り上げてくださり、感謝します。
ふるさと、境港の至る所に存在する水木さんゆかりの妖怪たち。
地方都市を漫画で活気づけた第一人者は、水木さんと言っても過言ではない。
国民的な人気となったゲゲゲの鬼太郎など、妖怪漫画で独自の世界を切り開いた水木さん。
1922年、大阪で生まれ、幼少期を鳥取県境港市で過ごした。
太平洋戦争中には、出征したパプアニューギニアで左腕を失った。
数々の作品は、すべて右腕一本で描き続けたものだ。
ことし8月、みずからの戦争体験を語った水木さん。
口にしたのは、戦争の悲惨さだ。
戦争というのは生死ですよ。
死んだらおしまいだから、死にたくないわけですよね。
ことし5月、そんな水木さんの手記が見つかった。
原稿用紙にして38枚。
水木さんが20歳のときに書いたものだ。
手記が書かれたのは太平洋戦争が始まったよくとし。
水木さんが徴兵検査によびだされ合格したころだ。
そこには、不安や死への恐怖がつづられていた。
人を一塊の土くれにする時代だ。
毎日、五萬も十萬も戦死する時代だ。
この心細さよ。
2か月の命。
もう死が迫っているから、死にたくないってことで。
出征したパプアニューギニア・ラバウルで目の当たりにしたのは多くの仲間たちの死だった。
みんな死んでます。
亡くなった戦友の夢をね、しょっちゅう見るって。
そうだね。
夢に、若いまんまの彼らが出てくるって。
いつも言ってるよね。
そうそう。
これは、水木さん自身の戦争体験を元にした作品だ。
そこには、突撃を命じられて無残に全滅する兵士の姿が描かれている。
水木さんが感じた戦争のおろかさ、むなしさだ。
死と対決するあれがないってことは、もう本当に楽なことですよ。
今のこの時代が楽だよって、いい時代だよって。
ありがたい時代ですね。
戦争体験を描いた作品がフランスの世界的な漫画賞を受賞するなど、海外でも高い評価を受けた水木さん。
2010年には文化功労者に選ばれた。
漫画一筋だった人生。
その傍らにはいつも妻、布枝さんの姿があった。
どっこいしょ。
よいしょ。
ものすごいようけ人が来てるけど、どうしたんだ?これ。
よく考えてください。
家内の功績は大いにありますけどね。
やっぱり私にとっては空気みたいなもんで、まあ、目に見えないけど、大変な努力をしてるでしょうね。
平和な今を、ありがたい時代と語った水木さん。
この時代が続くかぎり、残してくれた妖怪たちによって、いつまでも水木ワールドは広がりを見せてくれるに違いない。
私、ちょっと縁があってですね、おやじがみほ基地に勤めているときに生まれたんで、鳥取県生まれなんですよ。
それで水木しげる記念館の10周年のイベントに呼ばれたときに、過去の全作品を読み返したんですが、すごいですね。
本当に。
世代真っただ中ですもんね。
もう世代ど真ん中ですからね。
さて、きょうは水木さんが幼少時代を過ごした鳥取県境港市にある、記念館に増井さんが行っています。
今週、たくさんの人が訪れたそうなんですが、増井さん、伝えてください。
おはようございます。
けさは水木さんの故郷である鳥取県境港市にあります、水木しげる記念館に来ています。
記念館の前には、献花台が置かれていまして、たくさんのお花と一緒に訪れた方が、水木さんへの思いをつづったノートも置かれていまして、いかに愛されていたんだなということが分かるんですね。
そして、けさは、生前、水木さんとも親交があり、水木しげるロードをはじめ、街づくりに尽力されてきた、境港市役所のだてさんにお越しいただきました。
おはようございます。
おはようございます。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
明るいですね。
いえいえ、すみません。
本当はしんみりとしないといけないんですけど、申し訳ございません。
水木さんが亡くなったということを聞いたときは、どのように思われました?
僕も本当に個人的にびっくりしたんですけれど、本当に街を元気にしてくれた水木先生が、亡くなられたということで、本当に市民の方もびっくりして、それだけだったですね、そのときはね。
やはり地元にされた貢献というのは、多大なものがありましたよね。
そうですね、境港市は魚の街で有名だったんですけれど、こういう観光地にしたっていうのは、水木さんのおかげ。
それと、観光地になったおかげで人が、市民が元気になった、すごくそれによって街も元気になった。
本当に水木先生は境港の大恩人でございます。
伊達さんの最初の明るいテンションの理由が逆によく分かりました。
本当に大好きだったんですよね?
そうですね、本当に。
それでは伊達さんも一緒に、まだ開館前、このあと9時半に開館なんですが、特別に開けていただきましたので、記念館の中に入っていきます。
この記念館、2003年に出来ていまして、中にはたくさんの作品や資料が展示されています。
そして入り口に入ると、このように鬼太郎や、水木しげるさんの等身大のパネルがお出迎えしてくれるんですね。
そうなんですよね。
そして2階に上がりますと、今となっては貴重になってしまった、あるものがあるんです。
こちら、ご覧ください。
辛坊さん、なんだか分かりますか?
これ、私、行ったときにありました。
これは水木さん、ご本人が走り描かれたんですよね。
これは悪魔くんとね、エロイムエッサイムの。
こちら最後に訪れたときにかかれたもので、2013年のものですね。
こういったものがたくさん館内にはサインが書かれているんです。
こちら2013年9月、最後にいらっしゃったときのものですね。
記念館には7つ、描いていただいたんですね。
でも、まだ2年前でしっかりしてますよね。
そうです、そうです。
もう先生はね、漫画に対してはすごく、そのときだけは、すごく元気になられますから。
絵筆、ペンを持ったときには、もう、しゃきっとされる。
しゃきっと、そうです。
こういうふうになっているんですね。
さて、記念館の中庭にやって来ました。
こちらの建物、もともとは料亭だった所を改造して作られたということで、風情ある中庭がそのまま残されているんですね。
ですが、よく見るとやはりここにも妖怪たちが潜んでいるんです。
砂かけ婆やいったんもめん、ねずみ男といった、キャラクターがたくさんありまして、本当に世界観がありますよね。
ちっちゃい妖怪たちも潜んでますから、よく見ると楽しいもんです。
伊達さん、その記念館にいらっしゃる方っていうのは世代的には、どういう皆さんが多いんですか?
世代は、もうちっちゃいお子さんからご年配の方まで、すごく幅が広い。
水木先生がずっと昔から鬼太郎をアニメでやってますよね。
ですから僕らより上の代、僕らのおじいちゃんの代まで来られますね。
ゲゲゲの鬼太郎って、私が小学校ぐらいのときに最初に漫画化、アニメ化されて、それから本当に定期的にリメイクされてますから、全世代なんですよね、実は。
そうですね。
とても幅が広いです。
さあ、増井さん。
このあと、リニューアルも控えているんですよね。
そうですね。
来年からリニューアル、水木しげるロードも20年たってから、またリニューアル。
先生の思いを込めた水木しげるロードにリニューアルしようということで、来年から工事を始めます。
先生の思いを込めたリニューアル、しっかりと僕ら一生懸命、完成させたいというふうに思ってます。
そのときにはぜひ辛坊さんにも。
そうですね。
辛坊さん、ぜひ水木しげるロード20周年のときに来ていただいて。
20周年のときに来ていただいて。
そうですね。
ありがとうございます。
またお越しください。
記念館の20周年でもあります。
ですよね。
10周年でしたよね。
そうですよね。
あそこのロードのブロンズ像っていうのは、今でも数は増え続けてるんですか?
いや、今は153体ですけれど、水木しげるロード、リニューアルするときに、また、増設したいと思います。
そのときはあれ、全国から一つ一つに募金をすると、その人の名前が下の台座の所について、あっ、この人はあの有名な人が寄付して作ったんだなみたいなことが、行ったら分かるんですよね、これね。
そうです、そうです。
辛坊さんもぜひ、寄付してください。
ありがとうございます。
その節はよろしくお願いします。
はい。
こちらこそ。
ありがとうございました。
伊達さん、ありがとうございました。
ありがとうございました。
以上、境港市から中継でした。
こちらに、年季がありますけれど、ゲゲゲの鬼太郎もね、実は一番最初に墓場の鬼太郎っていう作品で出たときには、どちらかというと、子ども向け漫画というよりはもっと怪奇色の強い、なんか墓場からゾンビが出てくるような、そんなところから実は作風が徐々に徐々に変わっていってっていう感じなんですが、やはりね、ここにありましたけれども、そうですね、総員玉砕せよ!この作品が、南方で日本軍が戦って、玉砕した皆さんがどんな状況だったのかって、実は記録、ほとんど残ってなかったり、別に写真が残ってるわけではなかったりするんですが、実際にそこで目撃した人の証言ということで、五郎さん、これは本当に価値のある作品。
大きな賞をもらったときに夢の中に出てくるのは、それは戦友たちだって。
もうだからずっと引きずってこられたってことですよね。
中田さんは若いから、あまり接点ないですか?そんなことないですか?
いや、先生とは直接接点ないですけど、ゲゲゲの鬼太郎はとにかく子どものとき、怖くて、これで、僕はトイレに行けなくなったという。
えーっ。
本当。
大人になったら愛らしいキャラなんだなって、分かったけど、子どものときはだめだった。
政井さんはメキシコで生まれて。
でも、関西で育っているのでね、テレビで見て、私もちょっと怖いなと思ってたんですけど、でもなんか、その怖いものと、ちょっとかわいらしい、はざまっていうのかな、この世とあの世のはざまとか、いろんなことを教えてくれたなと思いますね。
浜田さん。
私はもうまさにぴったりでして、手塚治虫先生と並んで水木しげる先生はスターですよね。
最近、水木しげる先生の自伝を読ませていただいたんですが、そこの最初に、先生、自分で水木さんって言うんですけど、水木さんの幸福の七か条で書いてあって、そこに他人との比較じゃないんだと。
あくまで自分の楽しさを追求しなさいということや、それから見えない世界を信じるんだ、生かされるみたいな非常に自分を励まされることばがあって、改めて先生、大先生だなと思ったしだいです。
パプアニューギニアで死にかけるわけですが、そのとき助けてくれた現地の人たちと、それから数十年後に現地に行って会ったときの、これもまあ、作品があるんですけども、なんていうんですかね、全部の実は原点というのが、パプアニューギニアでの体験に五郎さん、あったっていうのが、本当によく分かる。
いや、それだけやっぱり死と向かい合って、本当に深刻な状況に自分が置かれたと思いますね。
そういう経験がないわれわれでも、それを読むことによって共有、体験を共有することができると。
そういう意味でも本当に貴重な作品をたくさん残されて、ご冥福をお祈りしますというか、どうでしょうか、もう、妖怪たちと共にということなんでしょうか。
囲まれて。
そうですね。
このあとはこちらです。
世界第2位の経済大国中国を取り巻く異変。
景気減速、人件費の高騰、そして日系企業を悩ませるチャイナリスク。
そんな中国に挑み続ける中小企業。
さあ、続いてはこちらです。
爆買い。
流行語にもなりました。
そうですね。
日本で大量に買い物をしていく中国人観光客の様子というのは、中国の経済力を見せ付けるかのようなんですが、その一方で、実はことし、中国国内の景気減速や人件費高騰による日系企業の倒産や撤退が相次ぎました。
中国ビジネスに逆風が吹く中、異例の手法を使って、リスクなしの海外ビジネスを展開する、ある中小企業に注目が集まっています。
今から4年前、その社長は会社の存続を賭け大きな決断を下した。
ビジネスとして捉えて技術を売ろうという思いです。
独自技術を海外に売る。
異例のビジネスの行く末を追った。
製造業の街、東大阪市にあるユニックス。
年商2億円、従業員15人の中小企業だ。
主な仕事は工業製品などの表面コーティング。
特殊な塗料を吹きつけることで、耐久性を高めることができるのだ。
今の段階ではまだ0.15とか2とか、そんな感じですね。
これが3回重ねて、それから仕上げにかかる。
高い評価を受ける吹きつけの技術。
薄さや均一さが求められる塗装で、手作業ながら、誤差はコンマ1、2ほど。
時間をかけ、磨き上げたこの技術を、社長の苗村は金に換えることを決めた。
当時はリーマンショック後の経営難の時期。
まとまった資金が必要だった。
どんどん技術が進歩していってますから、その会得するまでに渡すということは、逆を言ったらお金をもらえるんじゃないかと。
苗村社長がねらいをつけたのは、当時国を挙げて技術の獲得を急いでいた中国。
大手のケーブル製造会社が技術の購入に名乗りを上げ、2012年、ユニックスは上海で、その企業と合弁会社を作り、塗装の技術指導を始めた。
当時、中国側と交わした契約は、ユニックスにとって金銭的なメリットが大きかった。
工場の建設費などの初期投資はすべて中国側の負担。
ユニックスは、日本と同じ品質に仕上がるよう技術指導をすることで、中国側から6000万円を受け取った。
さらに日本に戻ってからは、その工場で使う塗装の原料を販売。
1回の輸出で数百万円を売り上げ、安定した収益を生み出していたが。
1年が経過したころ、事態は暗転した。
われわれに相談も何もなしでですね、撤退していったと。
金がないと一方的に契約を解消され、利益が出ていた中国での事業を続けられなくなったのだ。
ただ、当の苗村社長は。
痛みというのは、金銭的なものは全くありません。
帰りたくても帰れないというのが現状のようでして、そういうことがないということで、まあよかったと思ってるんですけども。
中国での事業から撤退するも、コスト面を含め大きな損失はなかったという。
現地に事務所を持たず、技術指導に特化したビジネスだからこその話で、一般的な企業ではそうはいかない。
やはり撤退には金かかりますよ。
人件費以外で撤退のための費用が、そうですね、2億ぐらいかかったかな。
20年前に中国に進出したこの会社は、去年、中国からの撤退を決めた。
現地に新たに建設した工場で、違法な建築をされてしまい、対応に手間取っていたところ、会社が撤退するのではと勘違いした中国人従業員らが退職金を求めてストライキを決行。
これが大きな騒ぎとなり、退職金などで5億円を失った。
道路封鎖というストライキが起きた。
機動隊が2、300人来ましたかね。
あっと驚きましたけど、これが中国なんだなと。
実はことし、サントリーやパナソニックなど、名だたる大企業が中国企業との合弁解消や生産縮小などを表明。
中小も含めた日系企業の中国からの撤退が相次いだ。
その背景にあるのは、中国経済の失速だ。
すごく立派な大きなところですけど、コンクリートむき出しの状態で、工事、止まってるんですね。
これはことし撮影された中国・河北省の町の様子。
マンションの建設工事があちらこちらでストップしていた。
景気減速を裏付けるかのように、中国ではことし、株価が一時急落したほか、GDPの成長率が6年ぶりの低水準に沈んだ。
以前は、日本から設備を中国の工場に送る手伝いもやってますけど、でも最近は、もうやっぱり撤退のほうが多くて、設備を売却のほうが最近多いんです。
さらに。
中国の人件費がもうすごく上がってるし、もう一つは円安の問題ですね。
いくら作っても、日本からまた買う場合は高くなっちゃう。
それで中国で作る意味ないんです。
海外に工場を建て、現地の従業員を雇うという一般的な中国ビジネスに対し、技術売買はリスクがないと語る苗村社長。
これまでの複数の企業と契約し、収益を上げ、現在も提携話を進め、中国での事業拡大をねらっている。
もうチケット取りましたからね。
よかったですね。
大きいメーカーになりますので。
これまでのなんというか、マッチングした企業の中では、一番ベストだと。
おかげさんで、黒字になっておりますし、中国とか、海外への出方の方法ですね。
これはしっかりやれば、しっかりもうかると。
ユニックスの成功で、ほかの中小企業も技術売買を始めようとしている。
ひと言で言えばすごいなと思います。
ノウハウを提供することによって、相手さんにも喜んでもらい、貢献して、それに見合う対価を頂くわけですからね。
この会社が中国に提供しようとしているのは、創業時から培ってきた、工場の生産性を上げるためのノウハウ。
中国の景気が減速気味の今、ニーズの高まりを感じているという。
会社を維持・成長させるためには、効率化をせないかん、合理化をせないかん。
ですから私にとっては改善ノウハウを提供することは、ビジネスチャンス。
技術売買が徐々に広がりを見せるが、苗村社長はこんな批判を受けた。
言われましたよ、技術を売るなんて、なんちゅうことだと。
いい技術の流出というのはね、日本の国力を弱めると。
ことし1月、中国の家電メーカー、ハイアールのグループ会社が、東京で新商品の発表会を開催した。
ネットにつながる液晶画面付きの冷蔵庫や、持ち運び可能な洗濯機といった斬新な製品が目を引いた。
われわれが家電業界に革命を起こします。
製品化を実現させたのは、実は日本メーカーの技術力。
ハイアールは4年前、旧三洋電機の白物家電部門を買収。
日本の大手メーカーが培ってきた技術力を手に入れたのだ。
3年後には、アジアでの売り上げ倍増をねらうなど、その勢いは増している。
日本の技術によって海外メーカーが躍進することで、日本のものづくりの屋台骨が揺らぐことはないのか。
売ってしまったら、もうそれで対等に、同じような技術レベルというようなことになるんですけど、技術というのは日進月歩ですから、次のステップに技術を開発していったらいいと思っております。
ユニックスは去年、1000万円以上をかけて新たに研究所を建設。
苗村社長は、日本の技術者のプライドにかけ、独自技術の開発を続けていくという。
先月、大阪で開かれた企業展示会。
中国からの視察団に技術を売り込み、新た提携先を探す苗村社長の姿があった。
ウレタンは非常にですね、耐磨耗性が強くて、それで、こすってみてください、全然傷がつかないです。
やっぱり中国の国民、人数、まだまだ、これから発展していく奥地の人たちの生活の向上なんかを考えますと、出ていく場所っていうんですか、そういうものはまだまだ私は開けると思います。
危ないところもあるでしょうけど、取り組み方一つだと思うんですけどね。
虎の子の技術を売って、変貌する中国に挑む中小企業。
そのビジネスが広がるかたわらで、メード・イン・ジャパンは今後、どんな姿を見せるのだろうか。
一つ背景にあるのが、中国に進出した日本企業の倒産が相次いでおります。
去年の1.5倍ぐらいのペースになってて、原因はコストが高くなってる、1つは人件費、非常に上がってきてます。
労使問題、品質問題、そういう反日問題などの、政治的な問題があって、企業を出したのはいいけど撤収するときに、巨額のお金がかかって、母屋まで揺らぐという事態もあるそうですが、そんな中、技術の移転だけだと、こういうリスク話にもうかるということなんですけども。
浜田さん、どうお考えですか?
まず、今の倒産が増えてきているというのは、日本の倒産の現状と比べると、あんまりパーセンテージは変わらないんで、どうしてもある程度、失敗はあるということで、しかたないのかなと。
今度はそういう中で、やっぱり倒産の中で大きいのは、そこに書いてあるコスト高もあるでしょうけど、販売不振というのも相当に大きいと思うんですね。
そういう意味で、この技術を売るということは、販売部門のリスクこれからまた伸ばしていっていい部分だろうと思います。
とはいいながら、中田さん、なにか釈然としないところもありますよね。
なかなか一般的には当てはまらないかもしれないと思って、見ていました。
というのは、現金の持ち出しでの損失はないかもしれないけれども、契約を一方的に打ち切られたということは、いわば遺失利益というかね、すなわち得るべきはずだった利益は全部失ったわけですね。
たぶん最初の1年で向こうとしては技術はもう手に入れたのでという、五郎さん、そういう構図でしょうね。
恐らくあるでしょうね。
ただ…は自信というか、いやいやと、それは何年もかかれば同じような技術水準になるんだと、じゃ自分たちはさらにそれを超えていこうという、相当な自信がないとできませんね。
それからもう一つは、大企業では絶対にできない。
もう少し小回りが効く、すぐ転進ができるということの中小企業の、これはなんていうか、特質をうまく利用してるなという感じもありますね。
誰でもかれでもできるというものではないけども、自分の中だと、最大限のものをやってるなあという感じがありますよね。
政井さん。
なんかいいビジネスモデルと思う半面、技術の流出が気になりますけど、冒頭にあったように環境問題の技術であれば、どんどん提供していってほしいなと思いますね。
一つだけいいですか?技術だとか、ノウハウだとか、いわゆる広い意味での知財というのを売って生きていくというのは、日本の生き方だと思うんですね、これから先ね。
だから、そういう意味でいったら、それが中国なのかも考える必要があって、例えばTPPだったら、域内でそれを移転して生産したら、域内の輸出を認められたりとか、それから知財のほうも、入っているわけですよね。
そういうルールの中にどれだけ中国が入ってくれるかということと、考え合わせなきゃいけないと思うんですね。
なるほど。
まあ企業の中でね、その技術を作
今週は強い寒気が流れ込み、北日本や北陸を中心に、荒れた天気となりました。
きょうも北日本を中心に西寄りの風が強く、あすにかけて寒くなりそうです。
では、まずきょうの全国のお天気です。
北海道は日本海側で雪が降り、大雪や吹雪に注意が必要です。
東北や北陸も雨や雪が降りやすく、風の強まる所があるでしょう。
関東から西では晴れる所が多くなりそうです。
続いて週間予報、初めに北日本と東日本です。
あすも北海道では、雪が降りますが、風は次第に弱まるでしょう。
月曜日以降は晴れる所が多くなりそうです。
続いて西日本です。
あすは太平洋側を中心に雲が多くなるでしょう。
来週は気温が高くなりそうで、最高気温が20度前後まで上がる所もありそうです。
来週は南から暖かい空気が流れ込みそうです。
全国的に季節外れの暖かさになるでしょう。
僕らもちょっときりっとしないといかんなという感じが。
地方で今、続々と登場する、新たなビジネス。
2015/12/05(土) 08:00〜09:25
読売テレビ1
ウェークアップ!ぷらす[字]
年金大丈夫?「8兆円運用損」より深刻な問題の本質とは▽追悼・妖怪の世界へ…水木しげるさんの生涯▽経済減速でも大気汚染が…COP21中国の「本気度」
詳細情報
出演者
辛坊治郎
森麻季
増井渚(読売テレビアナウンサー)
【ゲスト】
橋本五郎(読売新聞特別編集委員)
政井マヤ(フリーアナウンサー)
中田宏(前横浜市長・元衆院議員)
浜田敏彰(前財務省税務大学校長)
番組内容
ことし7〜9月で8兆円近い損失を出した公的年金の運用。背景にあるのは「中国の景気減速懸念」などとされています。去年秋以降、“リスクは高いがリターンも大きい”運用方針に変わった中、私たちの年金は大丈夫なのか。そして、その「運用」よりも深刻で大事な年金の問題点とは。▽ゲゲゲの鬼太郎でおなじみ漫画家・水木しげるさんが今週亡くなりました。戦争体験、漫画、そして妖怪…水木さんの生涯と素顔に迫ります。
おしらせ
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