(カズ)奥さん。
ああたもしかして…!
(あさ)え?ややこがでけたとやないとですか?
(2人)はぁ?ややこ…?
(治郎作)何か?みんなどげしたとか?ぼ〜っちして。
(亀助)えらいこっちゃ!なしやろかありゃ?うちに…ややこが?びっくりぽんや!・「朝の空を見上げて」・「今日という一日が」・「笑顔でいられるように」・「そっとお願いした」・「時には雨も降って」・「涙も溢れるけど」・「思い通りにならない日は」・「明日頑張ろう」・「ずっと見てる夢は」・「私がもう一人いて」・「やりたいこと好きなように」・「自由に」・「できる夢」・「人生は紙飛行機」・「願い乗せて飛んで行くよ」・「風の中を力の限り」・「さあ心のままに」
(新次郎)えらいこっちゃ!えらいこっちゃ!
(榮三郎)待っとくれやす!お兄ちゃんお兄ちゃん!
(友厚)どうかしましたんか?ああそれがお家の一大事というか何と言うかその…すんまへん!ほんまだすか!?ややこてあさに。
(正吉)ほんまや!これ読んでみ。
ほれ読んでみ。
(うめ)向こうできちんとお医者さんにも診てもろて間違いあらへんやろて。
やった…。
もうあかんて諦めてたのに…。
あさ…やった。
ようやりましたなぁ。
(よの)ほんまよろしおましたな!もう泣いてますんかいな?まだややこも生まれてしまへんのやで。
(雁助)はぁあんたまで泣いてますのかいな?嫌や恥ずかしい!…であさは今どないしてますのや?この手紙が着いてるという事はやなぁもうそろそろ帰ってきますのやろ。
あ〜そうですか。
帰ってきたら手厚う迎えてやらなあきまへん!何か精のつくもん食べさしてやな。
(かの)ほんにほんに。
そや。
何か今買うてきましょ。
ちょこっとね。
(ざわめき)
(雨音)うわっ盛大に降りまっせ。
わてなぁうれしい事があるといっつも雨が降りますのや。
こらわてのうれし涙や。
わあ…。
何だすおめでたい話やのに一人そないな顔して。
(ふゆ)いいや…うちもおめでたいて思てます。
うそついて。
あんたまさかまだ新次郎様の事…。
ごめんやす。
ちょっと待ちなはれふゆ。
番頭さん…。
若いおなごいうのはやっかいだすなぁ。
若い頃のあないなんはもう熱病みたいなもんで一旦胸に火がついてしもたら周りが冷まそうと思えば思うほどますます燃え上がるばっかりで…。
なるほど。
あんさんにもあったみたいだすなぁ。
え?熱病にかかった事だす。
ああ…嫌やわ。
昔々の話だす。
今井に奉公さしてもらった時からもうそのような病とは縁切りましたよって。
へえ〜。
そらもったいないこっちゃ。
え…?あ…。
もったいない…。
あさがみごもったとの知らせを聞いて加野屋も店中が大いに盛り上がりました
(弥七)こんなめでたい事あれへん。
おおきにおおきに。
遊んでばっかりの新次郎さんと働いてばっかりの若奥さんいっこも夫婦らしない思うてたのになぁ。
(クマ)何言うてますの。
あない仲ええ夫婦もいてへんのに。
これやから男いうのは…なぁ?
(ツタ)ほんまだすなぁ。
あんさんとこややこでけたてほんまだすのか?嫌やわもう知ってはったんだすか?へぇもっぱらの噂だすがな。
あのえらいお嫁さんにようやくてなぁ。
大旦さんもさぞお喜びだっしゃろうなぁ。
そらもう…。
あっあんさん!あんさんにはお話ししてましたかいな?実はなうちのな嫁がな…これ。
わてがお父ちゃんか…。
わしおじいちゃんや…。
カ〜…。
(2人)たまらんなぁ!
しかしそれからしばらくたってもまだあさは帰ってきませんでした
ほんまにもう…どないなってますのや!さあ?・加野屋さん。
郵便です。
おおきに。
お姉さん何て言うてはります?「仕事片づいたらすぐ帰る」て書いてある…。
それだけだす。
はぁ?この期に及んでまだ仕事しはりますのんか!?何をしてますのやろなぁ?お姉さんの仕事好きにも困ったもんだすなぁ。
何だすそれ!?これ何だす?へぇこれなぁ体が思うように動かへんさかいせめて合間にできる事しようと。
そげな事せんでもじっとしちょってつかぁさい!そやけどややこができる事は病やあれへんのやさかい。
何言いよっとですか!子を産む事は病よりもっと体や命に関わりのある事なんばい。
体の中でややこが大きゅうなるっちゅうのは大ごとな事なんばい。
バカにしたらいかんとよ!大丈夫だす。
うち体が丈夫な事にかけては自信あんのだす。
それにおなか大きなったらこないな事もでけへんようになってしまう。
今のうちにできる事やっておかな。
はぁ〜。
亀助さん新聞おおきに。
いやいや…ちょちょっ待っとくなはれ!ちょっと若奥さん!待っとくなはれ!早大阪帰らな。
わてまた怒られますのやで。
せやけど…。
サトシさんの組の様子がやっぱりおかしいんだす。
よう掘ってくれるようになったんはええんだすけど何かあるみたいな気ぃして。
何かって何だす?心配し過ぎかも分かれへんけど…。
それが落ち着いたらすぐ帰りますさかい。
な?う〜ん…う〜ん。
(サトシ)あの奥さんがここに来られんようになったら俺だちもやりやすなるぞ。
そやけど…まだ想像でけへんなぁ。
(はつ)「あさ。
うめからの手紙で知りました。
ややこを授かったとの事。
おめでとうさん。
あんたの大事な時にそばについててあげられへん事堪忍な。
こちらはようよう新しい生活になじんできました。
次男の養之助もすくすく育ち藍之助はどんどん男の子らしなってこちらの子たちと一緒に山の中を駆け回っております」。
(藍之助)あっお母ちゃん見て!どないしたん?あ…行ってしもた。
今なそこに白蛇がいてたんやで!ほんまに?蛇は怖いなぁ。
そないな事あれへん。
白蛇はんはな「幸せを呼ぶ」いいますのやで。
(惣兵衛)手伝うで。
噂をすれば…。
噂?お母ちゃんもういっぺん探してみる!うん。
何や人の顔見て笑て…。
はい。
「あさも新しい暮らしが始まりますな。
どうか十分体に気を付けて。
新次郎様やお父様お母様によろしゅうお伝え下さい。
姉より。
追伸。
うちはそれほどでもなかったけどお母はんはうちらを産む時とてもつわりがつらく生まれるまで死ぬような思いをしたと聞きました。
あさももしかしたらそのたちを受け継いでるかも分からへんさかいどうか重々気を付けて。
頑張ってなあさ」。
こらあかん。
今日はありませんわ。
今日も帰ってきはりまへんなぁ。
はぁ…ほんまにあささんは一体何を考えてますのやろなぁ。
授かったばっかりいうたらややこに一番障る時やのに…。
ほんにほんに。
(大声で)あ〜っもう我慢ならん!もう!誰ぞほれ誰ぞ連れ戻してくるやつはおらんのかいな!?え?えっ?いや誰ぞて…。
え?え…?うめ。
へ?
(よの)あんた行ってきてくれるか?ああ…はぁ。
あささんはなあんたの言う事やったら聞くさかいな。
早行って連れて帰ってきてほしいのや。
そやけどうちの足でどないして行ったらよろしいやろか?よっしゃ。
わてが行こ!おっ新次郎!
(雁助)新次郎さんがだすか?かまへんかお父ちゃん…いや八代目!えっ?ああ…わては無論構いまへん。
これかてお家の大事だす。
お兄ちゃんどうぞ行ってきておくんなはれ。
(大声で)頼むで!
(大声で)任しといて!
(一同)おお〜。
引きずってでも連れて帰ってきますのやで。
分かってますお母ちゃん。
ほな行ってきます。
頼みましたやで。
行ってまいります。
お早うお帰りやす。
(一同)行っといでやす。
新次郎あんなりりしい顔になるやなんてなぁ。
へぇ。
この道間違うてまへんか?合うてます。
おっ!え?えっ?ブ…ブヨがおる。
(羽音と悲鳴)う〜ん炊けた!あ…。
ウッ…。
はぁあかんわ…。
こらあか〜ん。
若奥さん大丈夫だすか?ほら来たが。
やけん言わんこっちゃない。
う〜ん…!奥さん!嫌やあかん…。
気持ち悪い!あさ…?2015/12/05(土) 08:00〜08:15
NHK総合1・神戸
連続テレビ小説 あさが来た(60)「お姉ちゃんの旅立ち」[解][字][デ]
九州の炭坑で働いているあさ(波瑠)は、妊娠している事を知る。手紙で知った大阪の新次郎(玉木宏)は大喜び。しかし、あさはあることが気になっていて…。
詳細情報
番組内容
九州の炭坑で働いているあさ(波瑠)は、妊娠していたことを知る。大阪の新次郎(玉木宏)は手紙で知り、大喜び。加野屋の人々みんなで、あさの帰りを楽しみに待っていた。しかし、あさは炭坑で気になることがあり、なかなか大阪に戻らないでいた。待ちきれなくなった新次郎がうめ(友近)と迎えに行くことに…。そのころ九州のあさは、悪阻(つわり)に苦しんでいるのだった。
出演者
【出演】波瑠,玉木宏,柄本佑,ディーン・フジオカ,三宅弘城,山内圭哉,友近,桐山照史,清原果耶,楠見薫,竹下健人,郷原慧,畦田ひとみ,北原雅樹,中山義紘,富田靖子,長塚圭史,山崎銀之丞,萬田久子ほか
原作・脚本
【作】大森美香
ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
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日本語(解説)
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