ニュースウオッチ9▽冬型の気圧配置 暴風・高波・吹雪も▽前田投手大リーグ挑戦 2015.12.04


発達中の低気圧の影響で、荒れた天気に。
松山市の河川敷の駐車場です。
強風の影響で、大きな木が完全に横倒しになっています。
栃木県真岡市の上空です。
建物の赤い屋根がめくれ上がっています。
強風の影響で、民家の屋根が剥がれ、大きくめくれています。
石川県志賀町では、きょう未明に突風が。
住宅や倉庫など19棟で、屋根瓦が飛ばされるなどの被害が相次ぎました。
けがをした人はいませんでした。
北海道佐呂間町です。
午前9時前、介護施設の送迎車が、凍結した路面でスリップして対向車線にはみ出したところに、別の車が突っ込みました。
この事故で、送迎車に乗っていた80代から90代の男性3人が死亡したほか、女性2人が重軽傷を負いました。
また強い寒気の影響で、盛岡ではこの冬初めて雪が積もりました。
こんばんは。
ニュースウオッチ9です。
こちらはきょうの盛岡市内ですが、もう画面が真っ白ですね。
岩手県内では、きょう20センチ以上積もった所もありました。
この荒れた天気による影響。
各地に広がっています。
寒気の吹き出しによる筋状の雲。
発達中の低気圧の影響で、日本付近は、冬型の気圧配置が強まっています。
気象庁のデータをもとに、風の強さを表しました。
北日本や北陸を中心に、雪や雨を伴って、非常に強い風が吹いています。
この強い風で。
新潟県柏崎市では、高校の体育館の屋根がめくれました。
山形県鶴岡市では、鉄製の街灯の一部が壊れました。
また東京でも。
銀座にあるビルの4階で、窓ガラスが風にあおられ、勢いよく開いた弾みで割れました。
ガラスの破片が、下の歩道を歩いていた男性に当たり、軽いけがをしました。
強い冬型の気圧配置は、あすにかけて続く見込みです。
予想される最大風速は、北日本の日本海側と北陸の陸上で20メートル、北日本と北陸の海上、それに伊豆諸島で20メートルから23メートル、最大瞬間風速は30メートルから35メートルに達すると予想されています。
また、北日本や東日本の山沿いを中心に、雪が降っていて、北海道の日本海側では、雪が強まっている所があります。
あすの夕方までに降る雪の量は、いずれも山沿いの多い所で、北海道で80センチ、東北で40センチと予想され、北海道などではあすの朝にかけて、吹雪となるおそれがあります。
気象庁は、北日本と北陸では暴風や高波に警戒するとともに、北海道などでは、吹雪による交通への影響にも十分注意するよう呼びかけています。
エジプトの首都カイロの中心部、日本人など多くの外国人が住む地区で大きな事件です。
飲食店に火炎瓶が投げ込まれ、これまでに16人が死亡しました。
カイロ中心部にある飲食店です。
炎が上がる入り口から、激しく煙が噴き出しています。
エジプトの治安当局によりますと、この店に4日、男6人が押し入って、十数本の火炎瓶を投げつけました。
カイロ中心部のレストランです。
店の入り口が、火災によって黒く焦げているのが分かります。
店ではこれまでに、客など16人が死亡、2人がけがをして手当てを受けているということです。
治安当局によりますと、直前に、入店を断られた客と、店の従業員の間でトラブルがあったということです。
当局は、この客が腹いせに火炎瓶で店に火をつけた可能性があると見て、店の関係者から話を聞くとともに、火炎瓶を投げつけて逃げた男たちの行方を捜査しています。
飲食店がある場所は、日本人を含む外国人が大勢住む地区の近くで、カイロにある日本大使館は、これまでのところ、日本人が巻き込まれたという情報はないと話しています。
次です。
アメリカで起きた銃撃事件はテロだったのか。
動機の解明が焦点となっています。
カリフォルニア州の施設で、男女2人が銃を乱射して、14人が殺害された事件。
容疑者の関係先から、12個の爆発物や数千発の弾薬が見つかりました。
ホワイトハウスで行われたクリスマスツリーの点灯式。
アメリカ・カリフォルニア州で起きた銃撃事件について触れ、犠牲者に哀悼の意をささげました。
そして、事件が起きたロサンゼルス近郊のサンバーナディーノ。
およそ1000人が参加して、追悼式が開かれました。
事件が起きたのは2日、サンバーナディーノの障害者支援施設で、2人の男女が銃を乱射。
14人が死亡し、21人がけがをしました。
自治体の職員のサイード・ファルーク容疑者と、妻のタシュフィーン・マリク容疑者が車で逃走し、警察と銃撃戦に。
事件発生からおよそ4時間後、現場から数キロ離れた路上で、容疑者は射殺されました。
施設の中では、当時、自治体の職員らが参加するパーティーが開かれ、ファルーク容疑者も出席していましたが。
なんらかの理由で、怒った様子で退席。
その後、再び施設に戻り、銃を乱射したと見られています。
会場でのトラブルが原因だったのか。
しかし。
ロボットまで使われた捜索。
容疑者の関係先から、12個の爆発物や数千発の弾薬が見つかりました。
また、容疑者が借りていた車からも、1600発分の銃弾を発見。
使われたとされるライフル銃や拳銃は、アメリカ国内で合法的に購入されていたということです。
常軌を逸した大量の弾薬。
オバマ大統領は。
その上で、FBI・連邦捜査局に対し、テロの可能性も排除せず、動機の解明に全力を挙げるよう指示したことを明らかにしました。
そのFBIは。
今回の事件はテロなのか。
容疑者の動機が焦点となっています。
こちらがファルーク容疑者がおよそ2年前から通っていたモスクです。
ファルーク容疑者を知る人は、3週間前から突然姿を見せなくなったと話しています。
アメリカの一部のメディアは、ファルーク容疑者が、過去数年間にわたって、複数のイスラム過激派の関係者と、国内外で接触していたことを、FBIが把握していると伝えています。
一方、妻のマリク容疑者については。
アメリカ国務省の副報道官は、マリク容疑者がパキスタン出身で、パキスタンで婚約者ビザを入手したあと、アメリカに入国したことを明らかにしました。
いまだ明らかになっていない犯行の動機。
テロだった可能性はあるのか。
捜査当局は、事件の背景などについて慎重に調べています。
大量の弾薬が見つかって、捜査当局も計画性があったとしていますが、ですからつまり、これを一体何に使おうしていたのかということですよね。
そうですね、そこの動機というかね、理由がね、そこは今後の捜査の争点になるんだと思うんですね。
今回、テロを計画していたのかどうかっていうのは、まだ分かってないんですけれども、アメリカでは、ホームグロウン・テロといって、その海外からのやって来るテロリストではなくて、国内で不満を持っている人物がネットなんかで、その海外の過激思想に刺激を受けて、テロを起こすと、そうしたタイプのテロに対する懸念が強まっているんですね。
にもかかわらず、今回、これだけの爆発物があったのを、当局は把握できていなかったということになると、やはり、国内でのテロ対策の見直しを迫るというものになるかもしれません。
日本を代表するエースが、また一人、大リーグに挑みます。
プロ野球・広島の前田健太投手27歳。
ニックネームは。
マエケン。
ですね。
そのマエケンが大リーグのマウンドに立ちたいと、抱き続けてきた夢が動きだしました。
念願の大リーグ挑戦について、前田投手は。
きょう、球団が大リーグ挑戦を認めたため、今後、移籍する球団を探すことになりました。
大リーグの先輩のこの人は。
東京・神田、広島ファンが集まる店では。
お好み焼き店の前にある看板を使って、カープ女子が今、写真を撮っています。
前田健太投手の大リーグ移籍、どう考えているんでしょうか。
店内には、前田投手直筆のサインやフィギュアも。
シーズンオフでも赤。
前田投手の大リーグ挑戦について。
前田投手は、押しも押されもせぬ広島のエースです。
150キロ前後の速球と、多彩な変化球を、コントロールよく投げ込むピッチングで、6年続けて2桁勝利を挙げてきました。
球界を代表するピッチャーとして、日本代表のマウンドに上がるなど、活躍。
一方、大リーグへの思いも。
おととし、球団に対して大リーグ移籍の希望を伝えましたが、球団は認めませんでした。
そして今シーズン。
15勝を挙げ、沢村賞も獲得。
球団は。
前田投手の夢を後押しする形で、移籍を認めました。
では、移籍先はどのように決まるのか。
ポスティングシステムを使って交渉が行われます。
まず、広島が譲渡金を設定します。
これは交渉が合意した場合に、大リーグの球団から広島が受け取るもので、上限は2000万ドル、日本円でおよそ24億円です。
この譲渡金を支払う意思のある大リーグの球団が、前田投手と自由に交渉できる仕組みです。
このポスティングシステムで移籍したのが、ヤンキースの田中将大投手。
当時、アメリカのメディアは、7年契約で年俸総額1億5500万ドル、日本円で161億円を超える大型契約になったと伝えました。
気になる前田投手の評価について、小宮山さんは。
これまでも、数多くの日本人投手、海を渡ってますけど、今、小宮山さんも言ってますけど、前田投手の場合、低めのコントロールがよくて、欲しい球団はたくさんあるだろうと言ってましたよね。
このあとの交渉、楽しみですよね。
そうですよね、このあとの交渉がどうなるのかですが、広島からの申請が大リーグの球団に通知されて、その後、獲得を希望する球団が直接、前田投手と交渉することになります。
一体どのくらいの球団が獲得に手を挙げるのか、注目ですね。
次なんですが、こちらまず、ご覧ください。
1990年、アメリカの当時のブッシュ大統領と会談するこの人物。
中米ホンジュラスの当時の大統領、カジェハス氏です。
FIFA・国際サッカー連盟の幹部を務めたカジェハス元大統領が、巨額の賄賂を受け取った罪などで起訴されました。
ワールドカップを主催し、巨額の資金を握るFIFAによる相次ぐ不正事件に、世界の厳しい目が向けられています。
さらなる捜査の広がりを示唆したアメリカ司法省。
新たにFIFAの副会長2人を含む16人を収賄などの罪で起訴しました。
起訴されたのは、FIFAの副会長、ハウィト被告と、ナポウト被告。
さらに、ホンジュラスのカジェハス元大統領。
FIFAの幹部を務めていました。
アメリカ政府は、ホンジュラス政府に、身柄の引き渡しを求めています。
起訴された16人、ワールドカップなど、サッカーの国際大会をテレビなどで放送する権利を巡り、巨額の賄賂を受け取ったとされています。
ことし7月には、カネを巡るFIFAの体質を批判し、こんな場面も。
会見中のブラッター会長の前で、イギリス人コメディアンが、偽の札束をばらまきました。
不正事件で揺れるFIFA。
さらなる混乱が続いています。
ここからは児林リポーターとお伝えしていきます。
このFIFAの副会長2人に次いで、ホンジュラスの元大統領まで起訴されたというのは驚きなんですが、でもそもそもこの事件、今に始まった話ではないですよね。
そうですね。
覚えてますでしょうか、ことしの5月、アメリカ司法省は、組織的不正の罪で、14人を起訴しました。
このうちFIFAの関係者は、副会長2人を含む9人いました。
受け渡された賄賂は、合わせて1億5000万ドル、日本円にして185億円を超えると見られているんです。
185億円って、すごい額ですよね。
そうですよね。
それがことし5月のこと。
今回はといいますと、この16人が新たに起訴されたというわけなんです。
FIFAの副会長ですとか、それから各大陸や国のサッカー連盟の幹部など、全員がFIFAとその傘下の団体の関係者なんです。
さらに、にわかに信じられない実態も明らかになっています。
起訴状によりますと、エルサルバドルのサッカー協会の幹部は、ことし5月に、FIFAの幹部らが一斉に起訴されたあとも、事件が発覚する前に合意していた賄賂の支払いを求めて催促をするなど、5月の一斉起訴のあとも、不正な行為を続けていたと指摘されているんです。
なぜこれほど、次々に不正が起こるんだろうという疑問がありますね。
そうですね。
背景には、FIFAの予算規模の急激な拡大があります。
こちらは、FIFAの収入の推移を示したグラフです。
一番そちらが2003年ですから、日韓ワールドカップが行われたよくとしですね。
FIFAの1年間の収入が、5億7500万ドルでした。
それが2014年、これ、ブラジルワールドカップが行われた年ですけれども、1年間の収入が、20億9600万ドル、日本円にしますと、およそ2600億円に達するというわけなんです。
ですからおよそ10年で4倍近く増えたということですね。
これだけの規模が増えた背景ですけれども、ワールドカップの放映権料の高騰などが影響しているというわけなんです。
こうした予算規模の急激な拡大が、さまざまな利権を生み、不正を生む温床になったものと見られているんです。
このFIFAの根深い不正の体質というものが、そこにはあるように感じますね。
その体質を改善しようと、FIFAは2日から理事会を開いています。
組織改革案について議論してきたんです。
そのさなかに、今回、2人の副会長が逮捕されるという異例の事態になったわけですが、3日、逮捕された理事を除いたメンバーが、改革案を全会一致で承認しました。
それがこちらです。
出ますでしょうか。
FIFAの組織改革案です。
まず1番上、会長などが長く同じポジションを務めることで起きる癒着を防ごうと、幹部の任期を最長で3期12年とすること。
そして、幹部の報酬を公開すること。
こういった改革案が承認されたんです。
ですね、次々に不正が明らかになるFIFAみずからの手によるこの改革案で、これで不正は絶たれると見ていいんでしょうか?
その点について、担当記者はこう見ています。
FIFAは、ワールドカップなどの放送権料や、スポンサー収入の高騰で、急激に予算規模が拡大した一方、理事会に権限が集中していたため、サッカーでもうけようという人たちが群がり、その甘い誘いに乗ってしまった幹部がいたというのが、今回の事件の本質です。
不正を防ぐための改革案はまとまりましたが、一連の事件で、多くのスポンサーが離れ、FIFAは今年度、14年ぶりに赤字に陥る見通しです。
クリーンな組織に生まれ変われるのか、世界のサッカーファンの厳しい目が注がれています。
ここまで、FIFAの不正問題についてお伝えしました。
続いてトゥデーズウオッチです。
リコールが相次ぐタカタのエアバッグ。
国土交通省は、異常破裂につながる可能性があると指摘されている硝酸アンモニウムを使った製品を、新型車に搭載しないよう、タカタや自動車メーカーなどに指導しました。
国土交通省によりますと、タカタは、リコールされたすべての製品で、エアバッグを膨らませる材料として硝酸アンモニウムを使っていて、これが異常破裂につながる原因になっている可能性が指摘されているということです。
このため、国土交通省は、硝酸アンモニウムを使った製品について、新型車には、今後一切搭載しないよう、タカタや国内の自動車メーカー、輸入事業者に対して指導しました。
また、生産中の車や交換用の部品についても、乾燥剤の入っていない硝酸アンモニウムの製品について、来年以降、それぞれ段階的に搭載を停止するよう指導しています。
不正会計の問題で、利益のかさ上げが行われるなど、業績不振が続く東芝のパソコン事業。
富士通と合弁会社を設立し、事業を統合することを軸に、検討を進めていることが分かりました。
スマートフォンやタブレット端末に押されて、パソコン需要の減少が見込まれる中、両社は、部品の共同調達によってコスト削減を図る一方、海外と国内の販売網を相互に活用することで、収益力を改善するねらいがあるものと見られます。
合弁会社の設立が実現すると、国内のパソコンシェアは30%を超え、レノボNECホールディングスを抜いて、トップのグループが誕生することになります。
東芝は、国内外の複数のメーカーとの提携も模索していて、今後、交渉が本格化する見通しです。
おととし、日米両政府がまとめた、沖縄県の嘉手納基地より南にあるアメリカ軍施設の返還計画。
一部の施設を、計画より前倒しして返還することなどで合意しました。
きょう会談した菅官房長官と、アメリカのケネディ駐日大使。
会談で両氏は、2017年度に、沖縄県の牧港補給地区のおよそ3ヘクタールの土地を、隣接する幹線道路の国道58号線の道幅を広げるため、計画より8年前倒しして返還することや、普天間基地の東側のおよそ4ヘクタールの土地を返還することで合意しました。
また、ことし3月に返還された、キャンプ瑞慶覧の西普天間住宅地区の跡地と、国道58号線を結ぶため、キャンプ瑞慶覧の敷地内にも、高架式の道路を通す工事を、2017年度に始められるよう、速やかに手続きを行うことで一致しました。
沖縄県の翁長知事は今夜、記者団に対し。
医療機関に支払われる診療報酬。
このうち、薬などの価格である薬価部分は、市場の実勢価格との隔たりなどを踏まえ、再計算されることになっています。
厚生労働省は、きょうの中医協・中央社会保険医療協議会で、国が定めている薬の価格を、実勢価格が平均で8.8%下回ったなどとする調査結果を報告しました。
これによって、来年度の診療報酬の改定で、薬価部分は6000億円程度削減できる見込みで、引き下げられる見通しとなりました。
続いて、特集です。
先月、日本からアメリカに、この小さな贈り物が届けられました。
こちら。
折り鶴です。
ほぼ実物大で再現しました。
直径は僅か2センチほどです。
折ったのは、広島で被爆し、12歳で亡くなった佐々木禎子さんです。
被爆後、白血病からの回復を願って、病床で鶴を折り続けました。
広島市の平和公園にある原爆の子の像のモデルとなっています。
今回、禎子さんの折り鶴が、アメリカにあるトルーマン図書館に贈られました。
70年前、原爆の投下を承認したトルーマン大統領ゆかりの施設で、原爆投下について肯定的な見方の記録などが展示をされています。
その図書館にどうして、被爆者の折り鶴が置かれることになったのか。
日米の心の溝を埋めたのは、一人のアメリカ人の男性でした。
トルーマン大統領の孫、クリフトン・トルーマン・ダニエルさんです。
始まりは16年前、息子が持ち帰った1冊の本に出会ったことでした。
つる・サダコの願い。
佐々木禎子さんが回復を願って鶴を折り続けた姿を描いた本です。
原爆の負の側面を深く考えたことはなかったというダニエルさん。
被爆者の悲しみを初めて現実のものとして感じ、強いショックを受けたといいます。
原爆投下の意味を問い直し始めたダニエルさん。
10年前、その姿が新聞で報じられました。
その記事に衝撃を受けたのが、禎子さんの兄の雅弘さんでした。
原爆投下を承認した大統領の孫と会ってみたい。
思い切って連絡を取ったといいます。
5年前、2人はアメリカで初めて対面。
原爆について語り合い、互いの姿勢に共感を覚えたといいます。
そして雅弘さんが取り出したのが、禎子さんの折り鶴でした。
ダニエルさんは3年前、広島と長崎を訪れました。
トルーマン大統領の孫と知られたら、非難されるのではないかと不安を抱えての訪問でした。
被爆者から体験を聞き、改めてその悲惨さを知る一方で、決して謝罪を求めず、未来の平和を願う被爆者の姿に、心を揺さぶられたといいます。
ダニエルさんは、歴史とどう向き合うべきか、一つの答えを見たように思えたといいます。
先月、ダニエルさんは、折り鶴の寄贈式を前に、雅弘さんと再会。
アメリカの中高生との対話に臨みました。
アメリカでは、原爆投下は戦争の終結を早め、数十万の命を救ったなどと、肯定的な意見が多数を占めています。
日米双方の立場を知ることで、歴史認識を巡る溝を乗り越えられると伝えたいと考えたのです。
そして先月19日、禎子さんの折り鶴が、雅弘さんからトルーマン図書館に寄贈され、展示されました。
ダニエルさんが周囲を説得して実現しました。
ダニエルさんは、折り鶴は日本から見た原爆の象徴だと考えています。
その折り鶴を展示することで、アメリカの人々に原爆投下を逆の立場からも考えてほしいと願っているのです。
時を越え、日本とアメリカを結び付ける禎子さんの折り鶴。
過去を対立の火種にせず、和解へと向かう道しるべとなっています。
きっと当時、手に入った紙で折ったものですよね。
本当に小さな鶴なんですけれど、この小さな折り鶴が、日米双方をつないで、歴史を見つめ直すきっかけになっているんですね。
そうですね。
歴史認識っていうのは、洋の東西を問わず、非常に難しい問題なんですけれども、歴史の違う捉え方があるんだということを、まず理解することが、未来を築くための一歩になると、そういうことを禎子さんのこの折り鶴を巡る2人の交流が、改めて教えてくれているように感じます。
ニュースを続けます。
各地の国道の橋で、耐震補強工事に使われた部品に、溶接の不十分なものが見つかっている問題。
国土交通省のその後の調査で、香川県と長崎県を除く合わせて45都道府県の556の橋で、性能を満たしていない製品が使われていたことが分かりました。
このうち、最初に問題が明らかになった福井市の会社を含む12社で、必要な工程を省くなどの不正が行われたということです。
国土交通省は、元請けに対して、補修や取り替えを行うよう求めました。
陸上自衛隊の泉一成元陸将が、外部に持ち出すことができない自衛隊の訓練に関する内部文書、教範を、在日ロシア大使館のセルゲイ・コワリョフ元駐在武官に渡していたとして、警視庁は、泉元陸将やコワリョフ元駐在武官ら7人を、自衛隊法違反の疑いで書類送検しました。
コワリョフ元駐在武官はすでに帰国し、ことし、ロシアで自衛隊に関する本を出版しています。
情報機関の出身と見られ、警視庁は外務省を通じて出頭を要請しましたが、応じなかったということです。
東芝は、不正な会計処理の問題が発覚したあと、初めてとなる人員整理に踏み切ることになりました。
半導体事業の生産体制を抜本的に見直すのに合わせて、岩手県や大分県などにある国内5つの工場と、本社の半導体の営業部門などに勤務する、合わせておよそ1200人を対象に、早期退職の募集や、配置転換を行うことにしています。
教科書を作成している三省堂が、去年、小中学校の校長などを集めて会議を開き、検定中の教科書を閲覧させたうえで、現金5万円を渡していた問題。
会社側の内部調査で、これ以前にも同じような会議が開かれ、合わせて53人に現金が渡されていたことが分かりました。
参加者の中には、それぞれの地域で、教育委員会がどの会社の教科書を使うか決める、採択と呼ばれる手続きに影響力があった人もいたということです。
三省堂は、週明けにも、内部調査の結果を文部科学省に報告することにしています。
福島県内で出た、放射性物質を含む指定廃棄物の国の処分計画を巡り、福島県の内堀知事らが丸川環境大臣と会談し、計画を受け入れる考えを伝えました。
計画では、富岡町にある民間の処分場を国有化して最終処分します。
福島県以外の5つの県での計画は、いずれも地元の反対などでメドが立っていません。
アメリカの電気自動車メーカー、テスラモーターズは、新たに開発した自動運転の機能を日本でも国の承認を得たうえで、早ければ年内に、インターネットを通じて、すでに販売した車に追加できるようにするという見通しを明らかにしました。
ドライバーがウインカーを操作するだけで車線を変更したり、前の車との距離などに応じて、速度を調節したりする自動運転の機能で、ジョン・マクニール社長は、安全性を高める機能として提供していきたいと述べました。
続いて気象情報です。
大荒れの天気に警戒が必要ですね。
井田さん。
お伝えしていますように、あすにかけて、北日本や北陸では暴風や高波、そして猛吹雪や大雪にも警戒をしてください。
午後5時過ぎの北海道函館市です。
午後4時半過ぎに、北海道浦河町では、26.5メートルの最大瞬間風速を観測しました。
急に風が強まって、見通しが利かなくなることもありますので、交通の影響にも十分な注意をしてください。
ではこのあとの風の予想を見ていきましょう。
このあと、あすにかけても北日本から北陸、西からの非常に風の強い状態が続きそうです。
特に東北では、いったん日中、弱まる時間もあるんですが、夜になると、再び強まってきそうです。
最大瞬間風速、北海道、東北、北陸で、あすにかけて35メートルと、瞬間的には予想されています。
雪の伴う所では、猛吹雪となりそうです。
雪や雨の予想を見ていきましょう。
このあとも北日本や北陸でも山沿いを中心に雪が続きそうです。
あすの日中はいったん雪がやんだり、雨に変わる所もありますが、あす夕方以降も再び北日本を中心に雪が降って、強まる所もありそうです。
雪の量です。
北海道、日本海側で80センチ、東北の日本海側、こちらは山沿いを中心に40センチと、多い所で予想されています。
日曜日にかけて、さらに強まって、多くなる所もありますので、注意、警戒をしてください。
その暴風に対する警戒する時間帯です。
北海道ではあす朝9時ごろにかけて、東北ではあすに終わらず、あさって日曜日にかけて、続く所がありそうです。
また北陸では、あす6時にかけて警戒が必要です。
北海道や東北では雪を伴って、猛吹雪にも警戒をしてください。
その吹雪による交通の乱れ、また風や着雪による停電にも十分注意をしてください。
ではその理由を天気図で見ていきましょう。
あすも西高東低、冬型の気圧配置が続く見通しです。
低気圧の中心の気圧は972ヘクトパスカル、発達した状態が続きそうです。
このために北日本から北陸にかけては暴風、高波に警戒を続けてください。
北海道や東北では、猛吹雪となる所もありそうです。
西のほうからだんだんと等圧線は開いてきまして、西日本、東日本では、きょうよりも日ざしのぬくもりがありそうです。
各地の天気と気温を詳しく見ていきましょう。
課題で。
3倍以上は。
想像に任せます。
めっちゃ遠いな、これ。
よいしょ!
テコンドーしたら。
もうなんか楽しそう。
調子に乗っております。
濱田真由選手のインタビュー、後ほどお伝えします。
柔道の国際大会、グランドスラム東京が開幕。
女子48キロ級は、オリンピック代表を争う、元世界チャンピオンの2人が決勝で戦いました。
20歳の近藤亜美と、27歳の浅見八瑠奈。
決勝は2年連続で同じ顔合わせです。
初のオリンピック代表を目指す2人が互いに譲らず、きっ抗した展開になります。
残り30秒余りで、近藤に2回目の指導。
このままなら浅見の優勝です。
その直後。
大外刈りで逆転の技あり。
そのまま抑え込んで一本勝ちし、代表争いでも重要な大会を制しました。
女子57キロ級の松本薫は、ロンドンオリンピックの金メダリスト。
2回戦で、一瞬の隙をつかれました。
元世界チャンピオンの相手に、関節技で一本負けし、連覇を逃しました。
大リーグです。
マリナーズへの入団が決まった青木宣親選手。
本拠地のシアトルで会見に臨みました。
青木選手の新たな背番号は8。
イチロー選手がつけていた51も空いていましたが。
マリナーズが評価したのは、3割5分を超える高い出塁率と。
俊足を生かした広い守備範囲です。
契約は1年。
攻守両面での活躍が期待されます。
プロ野球・日本ハムの大谷翔平投手が契約を更改。
投手と野手の二刀流は、ことし、ピッチャーとして高く評価されました。
大谷投手は最多勝など、投手部門の3つのタイトルを獲得。
推定年俸2億円でサインしました。
高校から入団した選手の年俸が4年目で2億円に達するのは、大リーグで活躍するダルビッシュ有投手以来。
それでも大谷投手は冷静でした。
新人王に輝いた山崎康晃投手。
来シーズンの年俸は推定で5000万円。
今シーズンの3倍以上です。
DeNAの新たな抑えとして、37セーブをマーク。
プロ野球の新人のセーブ記録を更新する活躍でした。
ホームランと打点の2冠に輝いた中村剛也選手。
推定年俸4億1000万円に出来高を加えた契約で更改です。
不動の4番として、持ち味の長打力を発揮しました。
しかし、チームは4位と振るわず、来シーズンの巻き返しを誓いました。
オリックスのドラフト1位、青山学院大の吉田正尚選手。
球団と仮契約を結びました。
オリックスが中軸を担える即戦力として期待する吉田選手。
持ち味は、大学日本代表の4番を務めた長打力です。
きょう、出身地の福井市で、球団と仮契約を結びました。
チームの勝利のために、目標は打率3割、ホームラン30本です。
こちら、テコンドーの濱田真由選手。
ことし5月の世界選手権では、日本選手として初めて優勝しました。
あすから始まる国際大会で、オリンピックの出場権獲得を目指します。
身長1メートル74センチの濱田選手。
持ち味は、高さ2メートルにも達する蹴りです。
蹴り技を自在に操り、世界を制しました。
空手初段の私。
濱田選手が相手をしてくれました。
これ、めっちゃ怖いですね。
これ、見えないところから。
あー!もらうなぁ。
めっちゃ遠いな、これ。
あー!久しぶりにやった、久しぶりにやった。
触ってもいいですか?お尻の上辺り。
でも、すごい、あー、羨ましい。
羨ましい。
ことし10月、初めて世界王者として臨んだ国際大会。
濱田選手へのマークが厳しくなっていました。
相手は間合いを詰め、濱田選手の蹴りの種類を見極めていたのです。
試合終了直前。
軽く蹴りを出した直後を狙われ、逆転負けを喫しました。
蹴りがメインのテコンドーで、新たに始めたのがパンチの練習です。
パンチのポイントは、頭部への蹴りの3分の1。
このため、ほとんど使ってきませんでした。
相手が間合いを詰めてきたときに、パンチでポイントを奪うねらいです。
あすからメキシコで始まる国際大会。
まずは、オリンピックの出場権獲得を目指します。
佐々木さん、体を張った取材でしたね。
いやもう、すばらしさが、身をもって感じることができました。
濱田選手、現在世界ランキング3位なんですが、この大会を終えて、世界ランキング6位以内で、リオへの切符を獲得となります。
サッカーJ1の年間優勝を決めるチャンピオンシップ。
ホームアンドアウエー方式の決勝の第2戦は、サンフレッチェ広島のホームで行われます。
サンフレッチェは、アウエーの第1戦を劇的な逆転勝利で制し、ホームに戻ってきました。
サンフレッチェはあすの第2戦、勝つか引き分けで年間優勝が決まる有利な状況です。
一方のガンバ。
地元大阪で最後の調整をしてから広島へ向かいました。
追い込まれましたが、逆転優勝を諦めていません。
チャンピオンシップ決勝の第2戦は、あす午後7時半キックオフです。
幻想的な光が、冬の街を彩りました。
阪神・淡路大震災からの復興を願って始まった神戸ルミナリエ。
見事ですね。
きれいですよね。
イルミネーションに使われた電球なんですが、ことしは初めて、すべて消費電力が少ないLEDになったそうです。
電球の数を例年の1.5倍に増やして、輝き続ける神戸を表現しているということです。
2015/12/04(金) 21:00〜22:00
NHK総合1・神戸
ニュースウオッチ9▽冬型の気圧配置 暴風・高波・吹雪も▽前田投手大リーグ挑戦[二][字]

冬型の気圧配置強まり暴風・高波・吹雪も…あすも十分注意が必要▽“ポスティング”で前田投手大リーグ挑戦 広島ファンの反応は?▽“サダコの折り鶴”米元大統領のもとへ

詳細情報
番組内容
【キャスター】河野憲治,鈴木奈穂子,【スポーツキャスター】佐々木彩,【気象キャスター】井田寛子
出演者
【キャスター】河野憲治,鈴木奈穂子,【スポーツキャスター】佐々木彩,【気象キャスター】井田寛子

ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 天気
スポーツ – スポーツニュース

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音声 : 1/0+1/0モード(デュアルモノ)
日本語
英語
サンプリングレート : 48kHz

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