寒くなってきました。
今回のテーマは…。
今履いてます。
靴下４枚とタイツを履いてレッグウォーマーをして靴下を１２３…４枚。
（取材者）冷えはいつぐらいから来ました？もう我々もう７０代になったから５０代ぐらい。
２０年ぐらい前。
「いじったでしょ」って。
皆さん冷え症ではいろいろと苦労されているようですね。
そこで冷え症治療のエキスパート伊藤剛先生に冷え症の効果的な対策を教えて頂きます。
えっ？じゃあこのソックスの重ねばきはどうなんでしょう？電気毛布にあったまって寝るのは？生のしょうがをすりしょうが湯で体の芯からぽっかぽか。
その効果のほどは？ひと言で冷え症と言っても手足の先が冷たくなる人もいれば逆に手足がぽかぽかで体の芯が冷えるタイプの人も。
冷え症のエキスパートが自信を持って勧める本当に効果のある冷え症対策。
まずは冷え症改善ウォーキング。
足先の冷えに効果抜群。
テレビを見ながらでも簡単にできる足指ストレッチ。
野球のボールを使った高齢者に多い下半身冷え症に効果抜群のツボ押し。
冷え症の正しい理解と対策で諦めないで冷え症改善を目指しましょう！風吹ジュンです。
国井雅比古です。
今日のテーマは「冷え症」です。
皆さん本当に悩んでる方多いですね。
多いですね。
でも私の周りも若い女優さんでも多いですよ。
最近年のせいかちょっとね手がね冷たかったり足先がちょっと。
何かそういう傾向が出てきて。
この方はどうなんでしょうか。
酒井和歌子さんです。
よろしくお願いします。
酒井さんは冷え症？冷え症です。
手先とか足の指先がそうですね…学生の頃から。
それは急になったの？いや〜ちょっとね分からないんですけれどもとにかく長いですね冷え症は。
だから冬場は大変です。
そう女子やっぱりそうですよ。
女優さん多いですもん。
多いんですね。
多いです。
きれいな方ってやっぱりそうなるんですかね。
絶対そうだと思います。
温めてあげたいというか。
そういうような感じになりますけども。
そうですか。
今靴下４枚ぐらい履いてます？いや今は…。
失礼しました。
いろいろ皆さん苦労しているようですが一体どうしたらいいんでしょうか。
まず長年ひどい冷え症で悩んでる方の例ですが原因と意外な改善法をご覧頂きたいと思います。
（取材者）吉川さんですか？はいそうです。
今日はよろしくお願いします。
はいこちらこそ。
よろしくお願い致します。
東京都に住む…音楽関係の仕事をしている夫と２人で暮らしています。
吉川さんの冷え症歴はなんと５５年。
その冷えの症状は？腰から下が特に冷えるという吉川さん。
今の時期は水仕事をしていると頻繁に足の指がつるのでそれが一番つらいのだそうです。
そこで吉川さんの冷え症対策を聞いてみました。
割烹着の下は簡単に着られるセパレートの着物でした。
ですからこれを合わせですよね。
それで中にじゅばんを着てますね長じゅばんをね。
で肌じゅばん着てます。
その下にまたほっかほかあったかいシャツ。
その中にまたね本当の肌着着てますよね。
普通の洋服着る時と同じ。
最後にマスクをして冷気をシャットアウト。
（取材者）旦那さんはどうなんですか？これ奥さんこんなに…。
これだけ着込んだうえ更にハロゲンヒーターに電気カーペット。
これこそなった人にしか分からない冷え症の悩み。
更にこの先の不安も。
その辺もどうなのかな？とか。
確かに冷え症がこの先大きな病気につながらないか心配です。
そもそもどうして冷え症になるのか疑問は尽きません。
そこで吉川さん思い切って冷え症の診療を受けてみる事にしました。
訪ねたのは北里大学東洋医学総合研究所。
日本で初めて冷え症外来を始めました。
診察するのは伊藤剛先生。
西洋医学と東洋医学両方の見地からもう２０年も冷え症の研究と治療に当たってきたエキスパートです。
まず患者は診察の前に問診票に記入するのですが実はこんなにもあるんです。
冷えの症状はもちろん心理テストや好きな食べ物。
例えば温かいそばと冷たいそばどちらが好きかなんて質問もあるんです。
吉川さんどうぞ。
こんにちは。
はいどうぞ。
じゃこちらへお座り下さい。
よろしくお願いします。
問診です。
伊藤先生は患者の表情などを観察し更に問診票や冷え症アンケート必要であれば心理検査を行い冷え症の原因を探っていきます。
次に脈をとり体力や冷えの程度を把握し患者の舌を診て体の状態をチェックします。
それは本当は良くない事なんです。
続いて赤外線温度計で体の体温分布を比べるため全身１５か所皮膚の表面温度を測定していきます。
右手の温度は…。
そして冷たいと言っていた右足の温度はなんと…。
結果は膝から上は３０度台に対し足先は２０度台と足裏特に足先の温度が突出して低い事が分かりました。
更に血管の太さを調節する交感神経に乱れがないかチェックします。
でもなぜ人は冷え症になるのでしょうか？人の体は体の中心部の温度が常におよそ３７度に保たれるような仕組みが働いています。
３７度という温度は…。
ではどのような仕組みで３７度を保っているのでしょうか？暖かい時中心部の温度が３７度より上がるのを防ぐために体の中心から体の末端まで血液を巡らせて放熱します。
そして寒くなると３７度を保つために自律神経の一つ交感神経が働き末端の血管を収縮させ血流を抑え熱を逃がさないようにして中心部の温度を守ります。
手足は冷たくなります。
暖かくなると末端まで血液を流し熱を逃す。
寒くなると末端の血管を収縮させて熱を逃がさないようにする。
こうして環境の変化に交感神経が適切に働いて血液の流れをコントロールする事で中心部の温度を一定に保っているのです。
ところがそのコントロールの要である交感神経の働きが過剰に働いてしまうと暖かくなっても末端の血管を収縮させたままの状態になってしまいます。
これが寒くもないのに手足に冷えを感じる冷え症なのです。
逆に血管を収縮させる交感神経の働きが鈍いとちょっと意外な冷え症となります。
寒くなっても末端の血管を収縮させる事ができず血液は体の表面を流れ続け放熱が続きます。
すると本来３７度に保つべき中心部の温度が３６．２度ぐらいに下がってしまいます。
これが内臓型冷え症です。
この場合手足はほてっているのに対し体の芯は冷たいという状態になります。
いずれも交感神経が正常に働かない事で起きるのです。
交感神経の異常以外にも冷えにつながる大きな要因があります。
動脈硬化など血管そのものに問題があって起きる血流障害です。
原因は老化や生活習慣糖尿病など。
末端の血管が詰まって血液が流れにくくなってしまうとやはり手足に冷えを感じるようになります。
さて診察を受けた吉川さんの冷え症の原因は一体？そこで原因を触診で探っていきます。
すると…。
この辺はどうですか？そこ…もうちょっと下辺り。
なんとお尻の辺りに激痛が。
吉川さんの場合長年の疲労により腰とお尻に負担がかかっていました。
中でもお尻の筋肉が疲労し硬くなっていたのです。
その硬くなった筋肉によって筋肉の間を通る坐骨神経が圧迫されていました。
坐骨神経には血管の太さを調節する交感神経が含まれています。
この交感神経が刺激されたため足の血管が細くなり足先に十分血液が送れなくなり結果下半身が冷える冷え症になっているのです。
高齢者では最も多い冷え症です。
そこで家庭でもできるお尻の筋肉のコリを簡単にほぐす方法をお教えします。
使うのはこちら野球の軟式ボール。
場所的にはここに骨盤の一番上がありますね。
ここね。
で骨盤は大体ここからこのぐらいの間にあります。
場所は骨盤の真ん中辺りから内側に入ったところ。
そこに凝っているお尻の筋肉梨状筋があります。
ちょうどこの真ん中辺りのお尻の出っ張ってる真ん中辺りです。
乗っかりますね？凝っているお尻の筋肉にボールをあてがい体重をかけます。
乗っかったら今度体をこっち側に斜めに。
痛い痛い。
これだけで痛いですよね？痛いです。
ちょっとあんまり痛くてつってきちゃう。
じゃもうちょっとずらしますよ。
このぐらいでやってみます。
痛みがあるところが凝っているところ。
最初は痛いかもしれませんが毎日続けるうちに痛みも和らぎ足先もぽかぽかに。
気長にやる事ですね。
そうですね。
はい分かりました。
ありがとうございます。
頑張ります。
冷え症の原因もいろいろありましたね。
あるんですね。
腰とはね。
あと交感神経や血液の循環も。
いろんな原因があるって考えた事もなかったですね。
なかったですね。
なかったですね。
冷え症は冷え症って…。
お尻の辺りの筋肉が硬くなってるから。
冷え症とどう関係があるのかと思っちゃいましたけど。
さてここからはＶＴＲにも登場しました冷え症治療の専門家北里大学東洋医学総合研究所の伊藤剛さんにお越し頂いています。
よろしくお願いします。
そもそも冷え症はなぜ起こるんですか？体温を調節してるいろんなメカニズムがあるんですね。
大体さっきも出たように３７度に一定するためにはですねまず体に熱を作る。
それからその熱を運ぶ。
それから余った熱を外に逃がすというそのバランスがとれてるから３７度に一定にできる訳ですね。
どっかに異常が起きてしまうと途端にそのバランスが崩れてしまう。
最大の要因はですねやっぱり交感神経。
自律神経の中の交感神経ですね。
交感神経は先ほども出てるように血管をコントロールしてる神経でもあるんですね。
寒い時には交感神経が緊張すると血管が細くなって血流が落ちてしまうという。
普通の人でも起こるんですけども普通の人はある程度時間がたったら戻ってきます。
なかなか戻らない。
それはやっぱり交感神経が？過敏にずっと働いてしまっているという事ですね。
あとは内臓ですか？もう一つちょうど真逆のタイプがある訳ですけど今度は交感神経がうまく働かない。
要するに鈍いというですね。
弱い方ですね。
だから本来だったら寒い時には血管が収縮して体温が外に逃げないようにしてる訳ですけどそれがうまくできない。
だから血管が開いたままなんですね。
寒くても開いたまま。
対応できないんだ？そうです。
そうすると開いたままですとここからどんどんどんどん熱が逃げてってしまう。
という事はここはあったかい訳ですか？そうですね。
寒いにもかかわらずあったかいんです。
あったかいんだけど結局熱はどんどん出ていくために体の中心部の熱はどんどんどんどん下がっていってしまう。
要するに内臓が冷えるので例えばおなかとかですね。
それからよく冷えを訴えるのは二の腕とかももですね腰とか。
そういうところの冷えをよく訴える方が多いですね。
そういう方たちは逆によく病院行って「私は冷えるんです」と言っても手を触るとあったかいから「あなた冷えてませんよ」って言われてそれでおしまいみたいになってしまう事もあるんですね。
先ほどのＶＴＲで吉川さんは下半身型冷え症というんですか。
あれはどういう事に？末端なんでしょうかね？あれも実は交感神経がね関係はしてるんですね。
先ほどの四肢末端型とか内臓型というのは体全体の交感神経が関係してますけどこの下半身型というのは腰から下の交感神経ですね。
吉川さんの場合は坐骨神経の中の交感神経がこのお尻の筋肉が硬くなって…。
交感神経が緊張するとそのために血管収縮して血流が落ちてあったかい血液が行かなくなる訳ですから当然冷えてきます。
そういう方多いんですか？多いです。
これは例えば酒井さんもたぶん手足が最初は冷えるようなタイプだったと思うんですけど大体２０代の女性はそういうタイプが多いんですね。
だんだんとある意味では年齢を重ねるごとにこの下半身型冷え症を合併してくる事が。
だから昔の冷えと今はたぶんちょっと違うと思いますけども。
ただ両方とも同じように足が冷えるので何となくつながっている感じがするんですけど実はかぶってるという事なんですね。
腰って聞いて何かもしかしたらって…。
下半身型冷え症の９割はこの圧迫坐骨神経の圧迫なんか…。
（酒井）だから年齢いっている人は多いという。
しかも男性も女性も起こりますし。
そうなんですか。
男性の場合は５０代ぐらいから出始めて６０代ぐらい過ぎてくると急にまたば〜っと増えてきますね。
まあ簡単に言うと老化現象なんですね。
あ〜そうかそういう事。
なるほどね。
老化現象で起きてくるんだよ。
年齢とともに動脈硬化も出てきますのでですので血管が例えば動脈硬化で細くなったりとか結局血液をうまく末端まで送れなくなってしまう。
血管がね。
そうです。
私最近何となく冷えてきたような感じがするのは…。
多少そういう面もありますね。
ただ動脈硬化で完全に詰まってしまうとこれはまた別の病気になってしまうんですね。
これはもう冷え症ではなくて病気です。
なので冷え症レベルでいるか病気になっちゃうかで非常に難しいところです。
あ〜なるほど。
それから先ほど吉川さんが言ってましたけどこの先大きな病気になるんじゃないかって心配だって言ってましたけど。
特に冷えると免疫機能が落ちて抵抗力が落ちてくる訳ですね。
風邪ひきやすくなったりとか。
先ほど吉川さんも言ったように例えばがんとかですね。
免疫機能を落とす可能性はある。
問題なのは冷える事によって病気が悪化しやすくなったりそれから病気が治りにくくなったり。
冷えたらなる訳ではないんですけど悪化させる要因の一つにはなるかもしれない。
さまざまな病気を？そうですね。
免疫力ですからね。
そうです。
あ〜なるほど。
あとストレスが冷えに影響するというのも？ストレスが慢性的にかかってくると自律神経のコントロールがまずできなくなってくる。
急性のストレスの場合には交感神経がバンと緊張するもんですからもともと交感神経が緊張しやすいような冷え症の方はストレスがかかる事によってそれが更にまた悪化してしまうと。
そういう意味でストレスはあんまり良くはないですね。
さてそれでは冷え症の方たちは対策としてさまざまな事をなさっている訳ですけれどもどういう対策がいいのかクイズ形式で先生に解説して頂きたいと思います。
ここで問題。
これ冷え症対策として有効でしょうか？○×でお答え下さい。
風吹さんと国井さんは×酒井さんは○の札を挙げました。
さあ伊藤さんどうなんですか？これは。
三角？そういう手もあるんですか？非常にあいまいな感じなんですけど一つはやっぱり重ねばきをすると特にその上から靴履いたりなんかするとかなり締めてしまうんですね。
そのために圧迫されてかえって血流を悪くしてしまう。
それから先ほどの汗をかいてしまうという事は特に綿の靴下を履くと吸湿はいいんですけどなかなか発散しないのでいつまでも水分が残ってしまってそれが冷える原因になる。
だから汗かきやすい方は例えばシルクとかウールとかですね汗が逃げやすい繊維を使った方がいいですね。
続いて第２問。
こうですね。
電気毛布良くない。
電気毛布にくるまってると体温が３８度以上になっちゃう事もある訳ですね。
そうするとうつ熱状態になりますから汗をどんどんかいて体温を下げようとするんです。
そうすると起きてる時も体温を下げるようなそういう働きがずっと続いてくる訳ですね。
そうすると熱を逃がしやすい体になってしまう。
なのでどんどん冷えていってしまうと。
自律神経のバランスが崩れてしまう訳ですね。
それが一つです。
慢性的にだから冷えを起こしてくる原因になってしまう場合がありますね。
ですので理想的には冷たいお布団をあっためて寝る時には消して寝て頂くと。
そういうふうにして頂くといいと思います。
続いて第３問。
これ本当？さて３人の回答は？私は夜紅茶でもしょうが入れたり。
やっぱり循環よくなると思うんですよね。
ぽかぽかしますよね。
実は…。
え〜？しょうがをとるとですね生のしょうがですね。
何かぽかぽかした感じがします。
あれは温感といって温かさを感じてるだけなんです。
実際体温を上げてる訳ではないんですね。
そうなんですか？生のしょうがはそれともう一つは体を冷やすように働いてくる部分もあってですね最終的には体温を下げてしまう場合もあるんです。
こちら以前「ためしてガッテン」で行ったしょうがの体温上昇を調べた実験。
生のしょうがを食べた被験者の体の中心部の体温は下がりだし指先の温度はいったんは上がるものの３０分後には降下。
全体にしょうがを食す前より体温が下がってしまいました。
生のしょうがには手足の末梢血管を広げ血流を良くするジンゲロールという成分が入っているのでしょうが湯などを飲むと一時的に手足はぽかぽかした感じになります。
しかしこれは体の奥の熱を手足に送り出しているだけなので逆に体の中心部は下がってしまいます。
しかし漢方薬に使われるようにしょうがを加熱し乾燥させる事で成分に変化が生まれます。
すると…指先の温度は急上昇。
更に中心部の体温はほとんど下がりませんでした。
明らかに体温を上昇させる効果が現れたのです。
生のしょうがを加熱乾燥させて水分を抜く事でジンゲロールの一部がショウガオールという成分に変化します。
ショウガオールを口にすると胃腸を直接刺激して熱を作り出すため体の表面温度はもちろん中心部も下がる事なく体はぽかぽかになるんです。
すごい勉強になりますね。
極めて個人的な質問ですが熱いやつで一杯ぐいっと熱燗はあれはどうなんですか？アルコールの代謝産物でアセトアルデヒドという物質が出てきますけどそれは血管を拡張させるんですね。
それで循環がよくなるので１回ちょっとあったかくなったりしますけど実はあれは内臓型冷え症と同じで血管を拡張して熱をどんどん外に出しちゃってるんです。
よく冬に酔っ払ってる方が凍死されるとかっていう話が出てくるのはそういった体温調節ができなくなる。
深酒は気をつけないといけないですね。
ではその冷え症に悩む方はどうしたらこの体質そのものを改善できるんでしょうか？手軽にできるこんな方法があります。
伊藤先生に冷え症改善に効果的なウォーキングを教えて頂きます。
ポイントは？普通だとトボトボトボトボやってると何の力もなくても歩けちゃう訳ですね。
ですので大きく踏み出してこの後ろ足でキックするような感じですね。
力を入れてこう。
そうすると大股で歩くような格好になります。
２つ目のポイントは…。
手はですね無理やり力を入れて振るんではなくて大股で歩いた時に振り子みたいに自然に振れるようにして頂ければいいです。
（酒井）分かりました。
じゃあちょっとやってみます。
それではスタート。
何か威張って歩いてるみたい。
いやいいですね。
何か伸び伸びと。
大股歩きの効果はお尻の筋肉と第二の心臓と言われ足の血液を心臓に戻すポンプの役目をしているふくらはぎの筋肉をしっかり使って歩く事でコリをほぐし血流を促します。
更に力を抜いて腕をぶらんぶらん振ると遠心力で指先まで血液が行き渡るのです。
歩き方だけでも１０歳若返ったという…思いますね。
はつらつして歩いてる感じで。
威張って歩いてるみたい。
ウォーキングでも手を曲げて歩く方法もあるんですけどこの場合は力を抜くって事が要点なので伸ばして歩いて頂くというのがね必要ですね。
かなり血の循環が？それだけでも違いますよね。
まず椅子に座り片足を膝の上に乗せ足を組みます。
次に足の指全体を手のひらで包み込むようにつかんだら指を足裏方向へ強く曲げます。
そうするとすねの筋肉が伸びますし足の甲の筋肉も伸びてきます。
足先が冷たい酒井さん効果のほどは？いいような気がする。
何かこう血が流れていくような。
両足それぞれ５回繰り返して下さい。
続いては長年ひどい冷え症に悩んでいたのを独自の方法で改善したという方を取材しました。
一体どんな方法で冷え症を克服したんでしょうか。
ご覧下さい。
（取材者）どうも。
よくいらっしゃいました。
嵯峨さんでいらっしゃいますか？はい嵯峨です。
よろしくお願いします。
千葉県在住嵯峨幸雄さん７４歳。
実は嵯峨さん以前は足先がとても冷え苦労していたと言います。
いつ頃から冷えがつらくなりましたか？子どもの頃からすぐに風邪をひくような虚弱体質。
若い頃は１７４センチの身長に５５キロとかなり痩せており運動は大の苦手でした。
嵯峨さんご夫妻。
妻千恵子さんは冷え症ではないそうです。
大好きだよね。
更に寝床ではこんな冷え対策も。
特に冬場は足先が冷たく毎晩このように布団の中で足をこすり合わせないと寝つけなかったそうです。
健康診断では糖尿病など特に異常はありませんでしたが足の冷えとしびれは続きました。
嵯峨さんある偶然をきっかけに冷え症が良くなってきたというのです。
それは？今から１年前おなかの出っ張りが気になっていた嵯峨さんはたまたま見つけた地域で開かれる中高年のダイエット企画に参加しました。
以来その時手に入れた本を参考に自宅で筋トレを続けたのです。
１２３４５。
嵯峨さんが本を参考に自己流にアレンジした腹筋はほとんど上体を起こしませんがこれでもおなかの筋肉には効き目ありこの腹筋運動を１００回こなします。
次に膝の内側にボールを挟んでももを締めます。
この内股の筋肉を鍛えるトレーニングを５０回。
スクワットも５０回。
そして奥さんに頼み込み高性能の計測器を買い変化する体重や筋肉量を測りパソコンにそれを記録していきました。
するとトレーニングを始める前の筋肉量が４９．６５キログラムに対しおよそ２か月半で５３．５キログラムとおよそ４キロも筋肉量が増えたのです。
それに伴い基礎代謝も上がりました。
体が作り出す熱量が上がったのです。
筋肉トレーニングを開始して４か月たった頃冷えの症状に違いが感じられたそうです。
ダイエット目的で始めた筋肉トレーニング。
そのおかげで長年苦痛だった冷え症を改善したのです。
毎日がすごいですね。
何か記録するとやっぱり目標ができるのでいいかもしれないですね。
今の嵯峨さんみたいに筋肉つけると言いますかああいった運動をする事はいいんですかね？よく基礎代謝という言葉が使われますけど体の中で熱を産生するいろんなメカニズムがあるんですね。
その中でも食事とかですねそれから運動とかですね。
一般の方にはそれがむしろ結構重要な要素になってきます。
食べなければ要するに熱源になるものがなくなる訳ですね。
運動にしてもですね食べたもの特に糖質なんかの場合は筋肉に１回蓄積されてですねその筋肉を使わないと熱が出にくい訳です。
例えば風邪ひいた時に悪寒するのは筋肉が震えて熱を作ると。
そういう意味でも筋肉は非常に重要な役割を持ってはいますけど。
筋肉を動かす事に必要な例えば心臓が非常に重要な役割を持ってます。
心肺機能が高まる事でより多くの血液を流せるようになってきますね。
男性と女性とでやっぱり違うって事はあるんですか？よく言われてるのは筋肉量が少ないとかね。
１０％ぐらい少ないんだとかという話もありますけど。
ただそういうものだけではないんですね。
私が今まで患者さんを見てる中で一番感じるのはですね女性はまず冷えるような格好をしている。
（酒井）そう言われたらそうですね。
ファッションを重視してですね。
特に２０代の女性というのはそのためにダイエットもして太らないようにしている。
だから熱源がない訳です。
そういう生活習慣も変えていかないとだめだという事ですね。
生活習慣から含めて変えていくという事ですよね。
そうですね。
酒井さん今日いかがだったですか？今日はとっても良かったです。
というのは冷えが腰から来るなんて全然…足の先の冷えがね。
だから今日あれして足指をこうするのとそれからぶらんぶらんとそれから先生ボールやるといいって言ってましたね。
そうですね。
だから少しずつやってみようと思います。
そうですね。
どうもありがとうございました。
どうもありがとうございました。
今日はお茶は？きれいな色をしてますが。
いい色ですね。
紅韻紅茶。
あ紅茶ですかね。
台湾で作られている紅茶なんですがこの味を作るのに品種改良なんと４０年。
え〜っ４０年かけて品種改良されたものですか。
どうぞ。
頂きます。
洗練された味わいどうですか？あ〜。
そして際立つフルーティーな香りと。
「洗練された」って感じはしますね。
さて視聴者の皆さんの輝いてる姿をお伝えする「私の団塊スタイル」です。
今日は沖縄県那覇市にお住まいの儀保純一さん６６歳の方から。
「趣味は４年前から始めた空手。
きっかけは脳出血で倒れた事。
右半身にまひが残りましたが懸命なリハビリで体を動かせるように。
体を健康にしたいと空手教室に入りました。
妻も一緒に習い始めました。
初心者同士対戦相手にはぴったりです」。
そうなんですかはあ〜。
何か型が決まってましたねピシッて。
どちらが強いんでしょうか？「稽古の末今では黒帯に。
２段を目指して練習中です。
稽古のない日は車を走らせ海に出かけます。
闘病中に手厚く介護してくれた妻と健康のありがたみを感じながら仲良く過ごしています」。
そうですか。
ご夫婦で格闘技いいですね。
本当一度病気すると健康のありがたみってね感じますよね本当にね。
趣味仕事に打ち込んでいる輝いてる姿を是非お寄せ頂きたいと思います。
皆様からのご投稿お待ちしています。
冷え症の話でしたが。
原因がいろいろあるという。
人によっても冷え方がいろいろあるんだなというふうに思いましたね。
だからやっぱり原因を知る事も大事ですよね。
私は最後にやった足指ストレッチ。
あれ効きましたね。
今もまだここら辺がうずうずうずうずしてますね。
だからこれ寝る前にやったり風呂入った時にやるとおそらく冬の寒い夜でもこんな事しながら寒いなあなんてやんなくても済むかもしれませんですね。
あとこのぶらんぶらん。
ねっ。
いかに動いてなかったかという事が。
体がね固まってるような気がします。
硬くなっちゃいけない。
ぶらんぶらんぶらんぶらん。
さようなら。
2015/12/04(金) 20:00〜20:45
ＮＨＫＥテレ１大阪
団塊スタイル「あきらめないで！冷え症改善」[解][字]
多くの女性が悩む「冷え症」。体内で熱を作りだし運び、放散する機能が鍵をにぎる。冷えのメカニズムと有効な体操、冷えを克服した人のケースなどを紹介する。
詳細情報
番組内容
女性の８割以上が“冷え”を訴えているといわれる。主な原因は「食事量や筋肉量が少なく、体の熱を多く作ることができない」「血流が悪いため、作った熱をうまく運べない」などだが、鍵となるのが交感神経。冷えのメカニズムと、どうすれば改善につながるのかを詳しく解説。番組では、冷えに悩むシニア女性が、病院の冷え症外来を訪ね、専門医からアドバイスを受ける。運動などで冷えが改善した人のケースも紹介する。
出演者
【ゲスト】酒井和歌子，【出演】北里研究所東洋医学総合研究所医長…伊藤剛，【司会】風吹ジュン，国井雅比古，【語り】バッキー木場
ジャンル :
情報／ワイドショー – 暮らし・住まい
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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