所さん!大変ですよ「あなたの住民票が狙われる 恐怖の“なりすまし詐欺”」 2015.12.03


今年9月失業中の男性のもとに身に覚えのない多額の請求書が次々と届く事件が起きた。
えっ34万…。
104万…。
男性は知らぬ間に聞いた事もない会社の社長にされその負債を背負わされていたという。
この事件で狙われたのは誰もが持っているあの書類。
調べてみると同じ書類が悪用された事件が全国で相次いでいる事が分かった。
こよいはあなたにも降りかかるかもしれない世にも恐ろしい話。
ある日多額の請求額?はい。
事件っぽいよね今回本当に。
今回こそは本当怖い!いつ誰が被害者になってもおかしくない事件です。
さあタイトルこちら。
「世にも不思議ななりすまし事件」。
今年2月の出来事です。
名古屋市に住む男がですねなりすまし事件に絡んで逮捕されたんです。
誰になりすましていたかですポイントは。
この人。
ん?女性?女性になりすましていた。
しかも遠く離れた埼玉県内の女性になりすましていた。
で何してたかというとこの女性の名義のクレジットカードを勝手に作って200万円近くを使い込んじゃった。
うん。
もっと驚いたのはこれ。
面識がないのに?どういう事?埼玉県の警察の方もそう思ったんです。
調べて捜査をしていくと制度上誰しもが持っているはずのあの書類が悪用されていたという事が分かってきたんです。
全然分からない何だか。
まいります。
所さん!大変ですよ。
本当に大変らしい。
ディレクターが向かったのは事件の捜査にあたった埼玉県警。
組織犯罪対策課。
逮捕された男はどうやって面識のない女性になりすましクレジットカードを偽造したのか。
捜査の指揮を執った警部に聞くと…。
NHKの小林と申します。
こんにちは。
よろしくお願いします。
男はクレジットカードを偽造する時ある書類を悪用したというのだが…。
住民票?一体住民票をどう悪用したというのか?警察によれば男は女性になりすますと女性の住民票を勝手に埼玉県から名古屋市へ異動。
そこで新しく住民票を取得しそれを使って女性名義のクレジットカードを偽造。
200万円以上を使ったという。
クレジットカードや請求書は名古屋市の住所へ送られるため女性は全く気が付かなかったというのだ。
でも住民票って見ず知らずの他人が簡単に異動できるものなのか?数日後ディレクターが訪れたのは事件当時被害女性が住んでいた町の役所。
女性の住民票を異動する際男も訪れたはずだが…。
(取材者)あこれありました。
住民票を異動する時にまず必要なのはこの申請用紙。
これに記入し本人が窓口に提出する。
ちょっとこれを見て下さい。
その窓口には…。
見回すとあちらこちらに「本人確認」の文字が。
この中で男はどうやって女性になりすまし窓口に申請用紙を提出したというのか。
担当者に聞いてみると…。
男は窓口に来ていない?では一体どうやって…?すると担当者が一枚の紙を取り出した。
聞けば住民票を異動する申請は郵送でもできるのだという。
つまりやむをえない事情で役所に来られない人のために設けられた制度のようだ。
男はここに目をつけ郵送で女性の住民票を異動したというのだが。
書類を見ていたディレクターある事に気が付いた。
「届け出人である事を証明できるもののコピーを必ず同封して下さい」。
たとえ郵送であっても免許証やパスポートなど本人しか持ちえない書類のコピーを必ず同封せよと明記されているではないか。
(取材者)犯人の男は女性の本人確認書類を添えていた訳ですか?そうですね。
聞くと男は一度も会った事もない被害女性本人の免許証のコピーを同封してきたという。
一体男は…ディレクターは再び事件の捜査にあたった埼玉県警へ。
明かされたのは女性の免許証のコピーを手に入れた男の恐ろしい手口。
警部が見せてくれたのは男が作ったというアルバイトを募集する偽のホームページ。
老若男女を問わず手軽にできる副業をうたい全国からアルバイトを募っていたという。
偽の経験者の声なども載せ本物らしく見せていたという。
被害に遭った女性はホームページを信じてアルバイトに応募。
その時本人確認書類を求められ疑わずに免許証のコピーをメールで送ってしまった。
それが悪用されたのだという。
男がクレジットカードを偽造してから4か月後。
女性が偶然住民票を取ろうとして異動させられていた事が発覚。
その後警察は8か月に及ぶ捜査の末名古屋市に住む40代の男を逮捕した。
男の自宅から押収したパソコンにはアルバイトに応募してきた人の免許証やパスポートなど2,000人分もの本人確認書類のコピーが保管されていた。
男はそれらを利用し被害女性のほかに14人になりすましそれぞれの住民票を勝手に異動。
クレジットカードを偽造し総額1,100万円以上を使っていた事が分かった。
今年8月男には詐欺罪などの罪で懲役3年6か月の実刑判決が下された。
調べてみるとこうした住民票を悪用した事件が全国各地で相次いでいる事が分かった。
このあと他人に住民票を取られたあげく知らぬ間に負債を抱えた会社の社長にさせられていた男性が登場。
男性の身に起こった世にも恐ろしい事態とは?どうしましょうねこれね。
住民票ってめったに取りに行かないから。
じゃあどうしたらいいんだろうってみんなスタッフも思ったので取材にご協力頂いた埼玉県警の方にお聞きしました。
免許証パスポート保険証など本人が確認できる書類のコピーをむやみに渡さない送らないというのがポイントだそうです。
そうだよね。
もちろんね自治体側も対策を打っているところ次々と出てきています。
今回舞台になってしまった埼玉県の川口市も新しい取り組み始めています。
本人に住民異動届受理通知っていうのを送っているんです。
なるほど。
これどういう事かというと本人が来なかった場合の異動が申し込まれた場合。
川口市役所が川口市内のその人の住所に「受理しましたよ」っていうお手紙を送ります。
なるほど。
もしもですよ本当に異動してなかった場合突然来る訳ですから住んでる人はびっくりして役所に行く。
おかしいと分かって取り消す事ができると。
自治体側も他人の住民票を勝手に異動させないぞという姿勢ではいるんですよね。
スタジオには今日も専門家の皆さんにお越し頂いています。
ご意見のある方?
(3人)はい!
(久保田)犬山さんお願いします。
今回の事件ってやっぱり女性が見知らぬ相手にネットを通じてコピーを送ってしまった事がポイントだと思うんですね。
…というアンケートをとってみたんですね。
…というお返事が寄せられまして。
中には子どもがネット上で遊び相手にパスワードを教えてしまうと。
それで覚えのないゲーム内の課金だったりとかあと音楽のダウンロード代とかそういった請求が。
えっ?ありますよ。
先生ネットでだまされるんですか?だまされた事1回…。
だまされたのでどうしてだまされたのかなという事を考えてこれはもう脳科学的には簡単だったっす。
何ですか?
(久保田)ああ〜分かります。
これも分かって架空の体験談が入るとこれはお互いの共有原理っていうんですけども。
でしょうでしょう。
やっぱり顔を見ないと駄目。
送る側は一方通行で送るだけじゃないですか。
だからあっち側のお前の免許証をまず寄こせと。
さあ所さん所さん。
もう一つ気になる話がございます。
あのVTRの最後に出てきたこの男性を覚えていますか?この方も住民票を勝手に使われてすごい目に遭いました。
なんと会社の社長になっていたんです。
あるんですか?こうなってればいいんですが実態は大変な事でございました。
さあ詳細見てみましょう。
所さん!本当に大変ですよ。
知らぬ間に社長にさせられていたとはどういう事か?待ち合わせの場所に現れたのはラフな服に身を包んだ40代の男性。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
社長だというのにちっともうれしそうじゃない。
それというのも…。
男性が見せてくれたのは自宅に突然届いたという請求書。
請求されたのは合計160万円以上。
パニくるというか…一切身に覚えがないという男性。
そこで知り合いに紹介してもらった司法書士に調べてもらったところ驚きの事実が明らかになった。
それは仙台に本社を置くある建築関連会社の法人登記情報。
その代表取締役の欄になぜか男性の名前が書かれていた。
この会社が契約し未払いとなっていたものの請求書が今年9月代表取締役として登記されている男性のもとへ送られてきたのだという。
男性によれば知らぬ間に社長にされたきっかけは去年10月ある男に住民票を渡してしまった事ではないかという。
当時派遣切りに遭って無職だった男性。
日雇いの仕事を探していた上野公園で見知らぬ男に声をかけられた。
男に「仙台に仕事がある。
住民票を異動してしばらく働いてみないか」と言われた男性。
男性は男と共に仙台へ。
役所に赴き男に指定された仙台市内の住所へ住民票を異動した。
その時男に「仕事を紹介するのに新しい住民票が必要だ」と言われ渡したところ…。
男は住民票を持ったまま行方をくらましてしまったという。
しかし住民票一枚で他人を勝手に社長にする事なんてできるのか?ディレクターは事態の解明にあたっている司法書士を訪ねた。
そう言って司法書士が見せてくれたのは男性を社長に就任させるために何者かが法務局に提出した書類の数々。
男性の名前の印鑑登録証明書も提出されていた。
男性には心当たりがない。
(取材者)臨時株主総会議事録。
それにしても男性の住民票を悪用し社長にさせた男とは何者だったのか?手がかりを求めてディレクターは仙台へ。
向かったのは男性が社長にさせられた会社の所在地。
案内板を見ると登記簿にあった会社の表札が。
しかし…。
ビルの管理会社に確認したところこの会社は今年5月数か月分の家賃を滞納したまま連絡が取れなくなったという。
その後の男の足取りはつかめず。
取材はここまでか…。
しかし1週間後男の正体をうかがい知れる情報を入手した。
それはインターネットのあるサイト。
司法書士が見せてくれたのは…。
このサイトに公開されているのは実際に振り込め詐欺に使われた銀行口座。
そこに男性の名前を入れて検索してみると…。
なんと多くの口座情報が出てきた。
男性は社長にさせられただけでなく男性名義で銀行口座も作られそれらが振り込め詐欺に利用されていたのだ。
男性は警察の事情聴取を受けたが振り込め詐欺に関与していない事が確認された。
しかし知らないうちに犯罪に巻き込まれてしまった男性は…。
住民票一枚からどこまでも広がる被害。
今回取材した司法書士のもとにはこうした相談が今年に入って8件寄せられているという。
れれれれれれれれ…。
まさかここまでね…。
口座も作られちゃう。
大変なんですねこのあと。
こちらの男性今どうしているかというと先ほど出ていた司法書士の方を通して請求書を送ってきた企業と話し合いをしているんだそうです。
仙台で社長をしていたとされた時に本当はこの人はどこで何をしていたかというのを一つ一つ証明して納得してもらうという作業が必要なんです。
そうだよね。
その名もですね…フロリダ州に住んでいたオリビアさんという方がいるんですけど大学生になって初めてクレジットカードを作ろうとしたんですけどもなぜかどの金融機関からも駄目というふうに断られ続けたんですね。
調べてみると何者かがオリビアさんが9つだった時にIDを既に盗んでいて40以上の銀行口座を開設しておりそれのみならず車のローンや家のローンまで組んでですね被害総額を全部累計するとなんと150万ドルもの借金を知らないうちに抱えていたという事なんですね。
怖いっていうかもう何か仕組みを変えない事には駄目なんじゃない?根本的な。
だまされない脳?はい!そんな脳を作れるんだったらもうやってます教育で。
(澤口)いやちゃんとあるんです。
どういうのですか?いろんな脳内ホルモンが増えて判断力が高まりますから。
それもう証明されている事ですし。
だまされないようにしなきゃいけないっていうのもまたおかしな話で…裸でお酒塗って森に3か月くらい生きてろよみたいな。
皆さん気を付けて下さい。
気を付けて下さい。
2015/12/03(木) 22:55〜23:20
NHK総合1・神戸
所さん!大変ですよ「あなたの住民票が狙われる 恐怖の“なりすまし詐欺”」[字]

失業中の男性のもとに身に覚えのない多額の請求書が次々と届く事件が起きた。知らぬ間に会社社長にされ負債を負わされていた男性。狙われたのは“住民票”だった!?

詳細情報
番組内容
失業中の男性のもとに身に覚えのない多額の請求書が次々と届く事件が起きた。知らぬ間に会社社長にされ負債を負わされていた男性。狙われたのは“住民票”だった!?調べてみると、同じように住民票が悪用された事件が、全国で相次いでいることが分かった。今回は、あなたにも降りかかるかもしれない、世にも恐ろしい話。
出演者
【司会】所ジョージ,久保田祐佳,【ゲスト】澤口俊之,牛窪恵,モーリー・ロバートソン,【リポーター】徳永圭一,【語り】吉田鋼太郎

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
ドキュメンタリー/教養 – 自然・動物・環境

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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