氷のバースデーケーキと新しい遊具が飼育員からプレゼントされました。
生まれた時は、体重がおよそ180グラムでしたが、今ではおよそ30キロで体長も90センチとすくすく育っています。
訪れた人たちはプレゼントされた新しい遊具で遊ぶ2頭に見入っていました。
(黒柳)こちらは今日のゲストが国会議員におなりになる前ビルの清掃員として働いていらした頃の杉村太蔵さんです。
なんとこの1年半後に国会議員になってしまうというジェットコースターのような人生を歩んだ方です。
あの世間を騒がせた失言騒動の意外な裏話もちょっとお伺いしてみたいなというふうにも思っております。
ようこそおいでくださいました。
ありがとうございます。
黒柳です。
ありがとうございますお招きいただきまして。
どうも。
光栄でございます。
いえいえ。
随分お行儀がいい…。
いえ…ええ…。
でもあれから随分色んなものに出ていらっしゃいますもんねテレビね。
ああ…おかげさまで使っていただいてます。
ねえ。
はい。
ありがたいことです。
だからほら初めの頃の色んな…あとから伺いますけどああいう何だか失言だとか何だかっていったのまだ何にもわかんない時ですもんね。
そうですね。
もう10年ちょっと前になりますけどね。
もうそんなになるんですか?小泉チルドレンと言われたりなんかして…。
あれから10年?10年ですええ。
当時私は26歳でしたから。
今36でございますので。
そうですか。
それはそれは…。
ちょっとプロフィルをお話ししますと今申しましたように小泉チルドレンの衆議院議員…衆議院議員ですよね?はいそうです。
そして北海道の旭川のご出身で36歳。
筑波大学中退をなさいましてそのあとちょっと無職になりましたもんですからビルの清掃員証券マンそういう経歴をなすって国会議員になったんですけど…。
とにかく波瀾万丈の人生で現在の肩書はタレント兼薄口政治評論家という…。
これはちょっと爆笑問題の太田さんが付けたそうですけどそうですか?最初は「薄口だ」って言われましてね頭にきたんですよ。
一生懸命喋ってるのに。
そりゃそう。
ただ…「その薄口がいい」と。
「誰でも言えることをあんな大きな声で言えるのはあんただけだ」と。
いやあ…人は何が評価されるかわからないなと思いましてね。
その薄口政治評論家という肩書でもう5年間こうしてテレビで使っていただいてます。
そうですよね。
でもあなたは…ひいおじい様は弁護士?そうなんです。
山梨の甲府で…はい弁護士をしていたみたいなんですね。
それでおじい様それからお父様は歯医者さん?そうなんです。
歯科医師。
歯科医でいらっしゃってね。
ですから私がもう生まれる前から父は私を歯医者にしたくてもう育ててきて…。
ただ…今ちょうどこれ出てますけどねそこの赤ん坊が僕ですけども。
ええそうですね。
あっちの大きい人があなただとはちょっと思わないけど一応まあ…。
厳格な父でございましてね。
でまあ…今でも怖い存在ではあるんですけども…。
今はもう歯医者になれとは仰ってない?さすがには言ってないんですが高校生3年生の時に…進路の時に「お前歯医者になるんだろ?」って言うんですね。
ただ厳格な父になかなか対座して言うこともなかったんですけども僕歯医者になる気なかったんですよはなから。
はなからね。
なんでかっていったら…。
「もう意を決して申し上げます」と。
「私は歯医者は立派な仕事だと思いますけどもどうも人の口の中に興味がない」って言ったんですね。
「一生人の口の中ずっと掘って生きていくっていうのがどうも性に合わない」と。
ええ。
「僕はもっとこの広い世界で仕事がしたいんだ」と。
そう言いましたらまさか父が…手塩にかけて育てた息子が人の口の中に興味持ってないと思ってなかったんでしょうね。
ええ。
もうびっくりした顔をしてでもまあしょうがないっていうんで…。
最後にでも父がね私に「わかった」と。
「でもな太蔵な」と…「口の中も広いぞ」って言ったんですよね。
すごい。
うん。
それがもう…今でも忘れられない言葉なんですけどね。
まあでもそんな父ですけどもあの…「とりあえず大学は行ってくれ」って言うんですよ。
僕大学なんか行く気全くなかったんです。
それもなかったんですか?すぐ働きたかったんです。
そう。
ところが…私テニスがちょいと…。
そうそうそう。
国体にお出になるぐらい…。
出ただけじゃないんです。
えっ?出て優勝したんです私。
すごい。
でもお父様が大体あれでしょ?テニスを…。
父も…。
あっこれあなた?ええそうです。
すごい。
高校3年生の時に…。
お父様北海道のインターハイでチャンピオンにおなりになってあなたも小学4年生から始めて高3の国体でダブルスの部門で…。
本当だ全国優勝。
そうなんです。
これその瞬間ですね。
瞬間かそれに向かう途中かわかりませんけども…。
その時…。
一生懸命…まさに18歳でやっていた時なんですけども。
それで優勝なんかしますでしょ。
ええ。
そうしますとご存じかどうかあれですけどスポーツ推薦っていうのがあるんです世の中には。
私全く大学行く気なかったんですけどスポーツ推薦っていう制度がありましてそれこそ慶應早稲田から法政日大明治。
関西に至ってはもう同志社やら近大からもう「来てくて」「来てくれ」…。
すごい!よく言うんですけどね冗談抜きでね私の知ってる限り「来てくれ」って言わなかったの東大と京大ぐらいですよ。
そのくらいね日本中から「来てくれ」って…。
その中で唯一ね国立大学から来たんです。
それが筑波大学だったんですね。
そうだったんですか。
で行ったんですけどね…ここから先は私の暗い人生になるんですけどね。
大学生っていうのは奇麗な格好をして授業が終わったらちょっとみんなでお茶してっていうイメージがあったんですけど私の行った学部っていうのは体育の専門学部でしてね。
そうすると朝から晩まで体育の授業なんです。
えー。
その筑波が?学生の9割が男だったんです。
えー!ちょっと僕の性に合わなくてですね嫌になっちゃったんですね。
ただ大学2年生からこれじゃいかんと思いましてやっぱり勉強し直そうと思って先ほどご紹介いただいたひいおじいちゃんが弁護士だったもので…それで司法試験の受験生になったんです。
弁護士になろうと僕も。
弁護士になろう?口の中は興味ないけどもっと広い世界で弁護士だと。
そうそう。
世の中は弁護士だ。
そう思ったんですけど甘くなくて。
6年通ったんですけどね司法試験も駄目。
大学の卒業単位も取れてない。
就職活動もしてない。
ないない尽くしで2004年の3月に社会に放り出されることになるんですよ。
じゃあ何にもないの?何…。
父が怒りましてねまた…。
「何やってるんだ!」って言って。
で「申し訳ありません」と。
「私心を入れ替えて旭川に帰って歯医者手伝います」って言ったんです。
そしたら「バカ野郎!」って。
「お前第一人の口の中興味なかったんじゃないのか」って言われましてね。
「少し興味湧いてきました」って言ったんですけど「駄目だ!」って言うんで。
そしたら…「働け」と。
「とにかく働け」と。
その次にね「働かないなら死ね」って言ったんです私に。
相当すごいわねお父様。
この「働かないなら死ね」というこの言葉が今の私があります。
そう?それで目が覚めましてね。
そのとおりだと思いまして。
偉い。
それで私はねそれまでやれ弁護士だなんて夢を持ってましたけどそうじゃないんだって派遣社員になって。
それでたまたま派遣された先が総理官邸の裏自民党本部の隣の地上44階建てビルの地下3階のそのビルを管理する清掃会社みたいなところに派遣されたんですよ。
それでたまたま担当したフロアが18階から22階で。
後に私が勤めることになる証券会社が入ってたんですよ。
すごいですねでも。
そこのところが。
それで朝から晩まで汗だくになりながらやってましたらね後にアメリカの大きい証券会社のトップになる人間がいるんですけどね外国人の上司でしたけど。
「君なんでね今のこういうお仕事をしてるの?」と。
「年配の方が多いでしょ?」と。
「なんで若い君がやってるの?」って言うからかくかくしかじかでこれしかないんですって言ったらその彼が「じゃあうちの会社おいで」と。
「君将来出世するから」って言ってくれたんです。
すごい。
それすごい会社なんでしょ?それが。
すごいも何も外資の証券会社っていったら東大やハーバードからありとあらゆるものをぶら下げて帰ってくる人たちが入るような会社ですから。
まあ拾ってもらって…。
そして一生懸命やってたら2005年の8月例の小泉さんが郵政解散になりますね。
その時に「お前よく頑張ってるからちょっと大きい仕事を与える」と。
「ビッグミッションを与える」って言うんです。
「この郵政民営化が成就すると株価跳ね上がるから選挙の動向を調べなさい」って言われたんです。
えー。
その選挙の動向を調べてるうちにたまたま自民党のホームページにぶち当たりましてね。
郵政民営化と構造改革に対するあなたの考え方1600文字…。
1600文字?あっこんなことやってるんだと思って私は上司の言ってることお客さんの言ってることそれから一部大臣の言ってることこれ全部バーッと書いて。
最後に「私もそう思う」って書いて送ったんですよ。
ええ。
そしたら2日後に電話かかってきましてね自民党から。
すごい。
「杉村さん論文読みました」と。
「素晴らしい論文だった」って言うんですよ。
当たり前なんですけどね。
皆さん素晴らしい方が仰ってることを書いてるんですから。
「すぐ来られますか?」と。
そしたら私ね「5分で行きます」…。
そこがね皆さんねこの方のすごいところですよ。
「すぐ来られますか?」って言ったらそこで働いてたんですから5分で行ける。
だから何が起きるかわかんないですね。
1年半前に本当に何にもない状況でたまたま派遣された先が党本部の隣だったもんですから。
後に私は大バッシングを受けるんですけども。
なぜ自民党が杉村太蔵を公認したのかと。
一つの答えがこの5分で行くっていうところにあったんですね。
44階のビルのその18階から22階の担当でそこのトイレのお掃除とかなんかやっていらしたんだからものすごくその窓から見ても近かったところにすぐに走っていった?ええ。
5分で来たっていうのは僕だけだったらしいんですよ。
そうでしょうね。
相当やる気があると思ったらしいんです。
で相当自信があると思ったらしいんですね。
これは大したもんだっていうんで候補者にしていただきまして。
そうですってね。
候補者にはなったんですけどね上司に言わなきゃいけないんです。
「選挙の動向を調べろ」って言われたのに…「ちょっとすいません」と。
そうかそうか。
「太蔵」と。
「お前選挙の動向わかったか?」と言うから「いやそれどころじゃなくなりました」と。
「選挙に出馬することになりました」って言ったんです。
「何!?」と。
「俺はお前に選挙の動向を調べろって言ったんだぞ」と。
「何も選挙に出ろなんてひと言も言ってない」と。
「いやそうなんですけど調べてるうちにこうなりました」と。
「何だかよくわからないけど」と。
「ただ落選しますから絶対に。
党もそう言ってます」と。
「だから有給休暇で選挙活動をさせてください」と。
「9月11日投票日」「でも翌12日の月曜日は出社します」とそう言ったんですけどもねまさかまさかの…当選ということで。
それではVTRですけども初登院の時の皆様がよくご存じのVTRをちょっと拝見しましょう。
恐れ入ります。
すごいすごい。
ねえ凛々しいですよね。
いやーそうですね。
キョロキョロしてますね。
これは思いの外国会の天井が高いんだなと思いまして。
初めて入りましたんで。
そりゃそうですよね。
口開けて…。
そうですね。
(リポーター)「おめでとうございます」「ありがとうございます」
(リポーター)「改めて今バッジを着けられた感想をお願いします」「重く受け止めてます」「ただ…一生懸命自分らしく頑張ろうと思います」
(リポーター)「今踏んでいらっしゃる…踏み締めていらっしゃるのは赤絨毯ですよ」
(杉村)「これは…本当赤いんですね」
(リポーター)「ちょっと緊張気味の杉村議員でしたね」ここは私もよく覚えてます。
ああこういう若い方がねお入りになったんだわっていうふうには思いましたよ。
ワーッとマスコミが詰め掛けて。
それからあなたにとっては思い出したくないことかもしれませんけどあれ…随分色んなことありましたよね。
まず「料亭に」…。
あれ料亭はどうしたんですかね?いや…正直言いますとねものすごく舞い上がったんです。
思わず…政治家っていうと料亭っていうイメージがありまして。
それありますよね。
「料亭行ってみたい!」っていう言ってはいけない心の声がポロッと出た瞬間まあその日の夕方NHKを除く全局が…たたいていただきましてね大バッシングになってしまいまして。
それはその「料亭に行きたい」って言ったのがやっぱりよくないっていうの?「料亭行きたい」だけだったらまあ…まだ…一塁打ぐらいだったんですけどそのあと「BM」で二塁打。
「グリーン車」で三塁打。
何?「BMが欲しい」って言ったの?「BMWが欲しい」って言ってしまったんです。
そこで?ええそこで。
だからまあ満塁ホームランのような形になってしまいましてね。
そのあとも…もう一つ何て言ったの?あとはグリーン車が乗り放題だっていうことに驚きまして。
それでもうノックアウトだったんですね。
そういうことができるから…。
それができるってびっくりしまして。
そりゃそうですよね。
だってそれまでしがない何でもないサラリーマンですから。
僕の人生これ何か変わると思いましてね。
もうその喜びそのままにカメラの前でお伝えしたら…。
いやー…報道流れますでしょ。
そしたら当時幹事長だった武部勤さんがもう怒りましてね。
あの方が怒ってるお写真出てましたね。
電話かかってきまして「今すぐ幹事長室来い!」って言うんですよ。
そして私…うわーなんか怒っていらっしゃると思って。
でもまだそんなに…。
どんなもんかなと思って行って幹事長室に呼ばれてコンコンとたたいて「失礼します」ってこう開くか開かないかぐらいのところで「貴様コラッ!」っていう声が…。
ハハハ…!今でも忘れない。
私ねあんなに大人が怒ってるの初めて見ました。
そうですってね。
大人ってあんなに怒らない…。
あんなに大人って怒るのかなっていうぐらい怒っていらっしゃいましてね。
いやーもう…「何やってんだ!」「お前が自民党ぶっ潰してどうする!」っていうね…。
そこまで言われたの?そこまで…。
小泉さんがほら「自民党をぶっ壊す!」って言ってね…。
「お前が自民党をぶっ壊してどうするんだ!」って。
そうか。
っていう…。
ただまあ…私の顔を見るたんびに怒ってた武部さんですけどねほとぼりが冷めますとね「太蔵ちょっと来い」ともう可愛がって…。
「料亭行ってみたいのか?」って言われて…。
うんうん。
「行ってみたいです」と。
「よし。
じゃあ俺が連れていってやる」って。
私が最初に料亭に連れていってもらったの武部さんですよ。
あらそう。
いやーいい方…優しい人なんですよ。
いい方ですね。
「どうだ?これが料亭だ」って言われて。
実際に行った料亭はどうでした?素晴らしかったです。
えー。
もう絢爛豪華といいますかねこんな世界が世の中にあるのかという…。
そのあと反省会あなたの…色んなことを言っちゃったんで大変になっちゃったんで珍しいんですけど反省会見っていうものがございましたんでそこをちょっと見ていただいていいですか?ありがとうございます。
「
(カメラのシャッター音)」「国会議員としての自覚の足りないまま幼稚で無責任な発言を繰り返してしまいました」「そのことを今では大変反省しております」
(記者)「お茶の間でもなんか杉村さん可哀想っていうふうに見られてるかもわかりませんけど…」「全然可哀想ではありません」いやー何度見てもつらいVTRでございます。
そうですか?本当に心にグサッときてる?そうでもないでしょ?まあでも…ただ…今黒柳さんに言い訳するわけじゃないんですけどね私違法行為してないんです。
何もしてない。
差別的な発言をしたわけではない。
ただただ幼稚な発言で全国民におわびした政治家って私が最初で最後です。
これ歴史的会見って言われたんですけどね。
でも私うんと若い子がやっぱり政治家になって「何したい?」って言われた時にやっぱり「黒塗りのいい車に乗っていって料亭に行ってご飯食べたいです」って言うのは私ねそうね間違ってはいないと思いますよね。
ただその「料亭に行ってみたい」って言う前にですよ一応ちゃんとなんで立候補したのかとなんで郵政民営化が必要でなんで…。
だったらこの…私自身が非正規の…派遣社員でやってましたから。
今も問題になってますけど。
非正規雇用の問題をやりたいんだと一応1時間ぐらいインタビュー受けたんですよ。
あっそうなのね?でもそれは残念ながら使われずに…。
いきなり?「料亭に行ってみたい」というこの強烈なフレーズだけがですね全国に流れたと。
すごいですよね。
でもその時マスコミは怖いと思ったでしょ?怖いと思いましたけどもまあ…。
もしあの時僕が「料亭行ってみたい」じゃなくて「若いけども一生懸命頑張ります」という普通のコメントだったら今の僕があるかどうかはわからないっつうところが人生面白いなと。
そうですよね。
小泉さんっていう方はどういう方ですか?よく小泉チルドレンなんで小泉元総理とは仲がよろしいんじゃないかと言う方もいらっしゃる…大変な誤解でございましてね。
企業に例えますとね社長と平社員みたいなもんですからそうしょっちゅう会うわけじゃないんです。
ただ総理ご退任になられてしばらくしてからたまたま…。
小泉さんは国会をよく散歩するんですよ国会のあの庭を。
そうなの?たまたま僕とすれ違うことがありまして「あっ小泉先生お世話になってます」と。
「おかげさまで子供が生まれました」とその時にちょっとご報告できまして。
そしたら散歩しながら「おうよかったな」と。
「子供はな」と。
「ハイハイさせろ」と。
「ハイハイだ。
ハイハイが重要だ」と。
こういう動きをしながらあの方は一歩も止まらずに「ハイハイ。
ハイハイだ。
ハイハイだ」って言ってこう…。
私が直立不動でこう頭を下げながら…。
僕通り過ぎてもしばらく「ハイハイだ」…。
ハイハイのジェスチャーで散歩して通りすがれていったのが思い出でございます。
奥様は証券マン時代にとてもほれ込んで…ひと目ぼれ?私の営業先の会社の広報に勤めてたんですけどね。
初めて名刺交換をしてバッと顔を見た瞬間絶対この人と結婚しようと思いました。
すごい。
それ以来「食事行きましょう」「テニス行きましょう」「映画行きましょう」誘っても全然来てくれなかったんですけどね議員になった途端食事してくれるようになったんですよ。
どういうの?それ。
それで結婚してしばらくしてから夫婦ゲンカしましてね。
ええ。
「お前な」と。
「俺が議員だから結婚したんだろ」って言ったんです。
そしたら家内がね「そんなわけないでしょ!」って言うんです。
「大体ね」と。
「あなたがこの先2回も3回も当選すると思ってないわよ!」って言ったんですよ。
フフフ…。
「ああそうですか」と。
「ただあなただったら食いっぱぐれることはないだろう」と。
「そう思って結婚した」って言うんですよ。
このね「食いっぱぐれることはないと思った」っていう言葉はもうすごく私の気持ちを楽にしてくれましてね。
そうね。
それまでの色んなことから考えれば。
国会議員っていうのは解散がありますからおのずとそろそろ失職するなっていうのがわかってくるわけですよ。
そうなんですか?とにかく食べさせていければいいんだということが…言ってもらったのがですねまあ今の私もあるかなと思いますね。
よかったですねいい方でね。
ええ。
お子さんも何人もいらっしゃってね。
ありがとうございます。
そうですか。
でもじゃあこれからあなたの人生はどうなっていくでしょうね?ありがたいことですよ本当に。
使っていただいて。
本当ね。
でも政治は好き?そうですねちょっと難しいですけど…。
2015/12/03(木) 12:00〜12:30
ABCテレビ1
徹子の部屋 杉村太蔵[字]
〜波瀾万丈!アノ失言大騒動…爆笑の釈明!〜杉村太蔵さんが今日のゲストです。
詳細情報
◇ゲスト
わずか26歳で国会議員になり、その後の数多くの失言ですっかり有名になった杉村太蔵さんがゲスト。
◇番組内容
祖父・父が歯科医の家に育ったが「人間の口の中に興味がわかない」と歯科医になることを拒否し、弁護士になるべく猛勉強をしていたが志半ばで挫折…大学も中退し無職に。派遣社員として就職した先は清掃業者。そこで清掃していた時に、そのビルにある外資系証券会社の人間に認められ証券マンになったという。その後、自民党の議員公募のHPを見つけ論文を送り、衆議院議員に当選。大学中退からわずか1年半の出来事だったと語る。
◇おしらせ
☆『徹子の部屋』番組HP
http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/
ジャンル :
バラエティ – トークバラエティ
ドキュメンタリー/教養 – インタビュー・討論
福祉 – 文字(字幕)
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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