「うつ病になってから本が全く読めない。。。」
「最近、集中力がなくなって読書ができない。なんか変だ。もしかして鬱病?」
そんな悩みを抱えている人も多いと思います。
ぼくの妻もうつ病になってから本を全く読めなくなってしまったんです。
昔は沢山読んでいたのになぁ。
うつ病って「本が読めなくなる」という意外な症状があるんですね。
(ぼくの母も読書ができない症状がありました。でも、うつ病でも読書できる人もいるはず)
今日はうつ病と読書についてのお話しをしようと思います。
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読書家の人って素敵◎
本をいっぱい読む人って本当に凄いなぁ~。素敵だなぁ~。と思います。
とっても魅力的です。
ぼくが妻とお付き合いを始めたきっかけも本でした。
『ドストエフスキー 罪と罰』
出逢った頃の妻が読んでいた本です。当時は二人とも大学生。
僕じゃ絶対にありえない選書!
妻の本を読んでいる姿にビビッときちゃいました◎
まさしく文学少女といった雰囲気に惹かれたんですよね。
ぼくは当時体育会系の部活で、本とは無縁の生活だったので余計に魅力的に感じたのかもしれません。自分には無いモノを持ってると感じたのでしょう。
その後、だんだんと仲良くなって、お付き合いが始まると「図書館デート」などしていました。そこから僕も徐々に本に触れる機会が多くなりました。
妻はぼくに本の魅力を教えてくれた人でもあるのです◎
うつ病になってから本が読めなくなった。。。
そんな本好きな妻ですが、うつ病になってからというもの読書が出来なくなってしまったのです。うつ病になってからもうすぐ6ヶ月。一冊も読めていません。
そもそも鬱で何もやる気が起きないという事もありますが、それだけが原因ではないんです。具体的に言うとこんな症状に困っています↓
■大量の活字をみると気持ち悪くなる(情報を処理しきれない)
■本を読んでも光景が想像できない(頭の中で視覚化できない)
■同じ個所を何度も読んでしまう(集中力がない)
こんな感じなのでそもそも読書として成り立たないんです。
これは、やる気や気分とかの問題ではないですね。。。
やっぱり「病気」という事で脳の働きが健康時とは違うんでしょう。
「本が読めない」という事で「妻はやっぱり病気なんだなぁ。。。」と感じてしまいます。早く良くなるといいなぁ。
あ、ちなみに妻は漫画なら読めるんですよ。
活字だけの本と漫画ってやっぱり読む時の脳の働きに違いがあるのでしょうか?
画が入ってるとイメージの助けになるんですかね?
不思議です◎
癒しが一つ減っちゃった
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読書って癒しですよね?うん、心の癒しだと思います◎
妻の影響もあってぼくも読書の習慣ができました。
小説、実用書籍・ビジネス本、趣味やエンタメなど割と雑多に読むのですが世界や視野が広がって悩みごとがある時は本に助けられる事が多いです。
皆もきっと同じじゃないかなぁ?
鬱という癒しが最も必要な時に読書という癒しを奪われちゃった。。。
妻はまさにそんな状態。
本当に厄介な病気ですね。
「本が読めればもう少し早く治るのかもしれないのに・・・」
そんな風に考えずにはいられないんですよ。ほんと。
まとめ
「うつ病になってから本が全く読めない。。。」
これって思ったより厄介な症状ですね。闘病生活が長くなるほど、じわじわと効いてくる辛さを感じています。
「最近、集中力がなくなって読書ができない。なんか変だ。もしかして鬱病?」
そういう方が周りにいたら気を付けてあげて下さい。
「本が読めなくなった。。。」というのは何か体の不調のサインかもしれませんよ。
ほんと、早くこの症状から脱出したいです。
また妻と一緒に「図書館デート」したいなぁ◎