≫決戦の舞台は大阪・万博記念競技場です。
今年のJリーグ王者が決まるJリーグチャンピオンシップ決勝。
ガンバ大阪×サンフレッチェ広島。
≫Jリーグチャンピオンシップ。
史上初、史上最大の優勝決定トーナメント、ついに決勝。
≫Jリーグの52チームの頂点を決める戦いです。
日本中のサッカーファンが、この一戦にだけ注目するんです。
≫各ステージの王者と年間勝ち点上位の3チームで争われる頂上決戦挑むのは、この選ばれし3チーム。
サンフレッチェ広島、浦和レッズ、そしてガンバ大阪。
先週土曜に行われた一発勝負の準決勝。
120分にわたる死闘の末、ガンバが決勝に駒を進めた。
狙うは1つ、史上最大の下克上。
ガンバを迎え撃つは、年間勝ち点1位、リーグ最多得点かつ最少失点の広島。
今こそ真の日本最強を証明せよ。
≫これこそが真の日本最強を決める戦い。
その死闘の先にあるのは、日本一の称号。
これは一生語り継がれる激闘になること間違いないと思います。
≫歴史に残る大一番。
Jリーグチャンピオンシップ決勝。
≫最高の雰囲気が場内を包んでいます。
万博記念競技場です。
Jリーグ頂上決戦、いよいよキックオフが近づいてきました。
皆さん、こんばんは。
Jリーグチャンピオンシップいよいよファイナルを迎えました。
≫こちらには大会アンバサダーの松木安太郎さんと解説の福田正博さんにお越しいただきました。
よろしくお願いします。
松木さん、いよいよ特別な戦いが始まります。
≫本当の日本最強を決めるゲーム始まりますね。
≫緊張感にあふれていますね≫いいね、いい、雰囲気が。
≫福田さん、いかがでしょうか?≫どのチームもこの舞台を目指して戦ってきましたからね、特別な緊張感をぜひ多くの人に見ていただきたいと思います。
≫優勝のシャーレを掲げるのは1チームだけです。
改めてチャンピオンシップ、どんな大会かご紹介しましょう。
≫Jリーグの年間王者を決めるトーナメント。
出場できるのは年間3位までのチームと各ステージの優勝チームとなった、こちらの3チームとなります。
≫まずは先週土曜日に行われました準決勝、ファーストステージの王者で年間勝ち点2位の浦和レッズと、年間勝ち点3位のガンバ大阪の一戦を振り返ります。
≫延長にもつれ込んだ壮絶な一戦は劇的な結末となりました。
≫4日前の準決勝、ガンバ大阪×浦和レッズの一戦は埼玉スタジアムでした。
まず前半ペースを握ったのはガンバ大阪でした、この宇佐美のシュート。
≫いい形で持ってきましたよね。
39番・宇佐美。
≫その後、前半18分、阿部のシュートは左ポストをかすめます。
≫これは阿部、イメージどおりのシュートだったと思いますが本当にわずかですね、すばらしいシュートだったと思いますね。
≫前半は0−0でしたが、後半の2分でした、浦和レッズのボール回し、パスカットした大森から中央、決めたのは、松木さん、今野でした。
≫見事だね、15番・今野。
本当に一瞬の隙を突きましたね。
しかもベテラン、いい仕事しますね。
≫先制はガンバ大阪でした。
そしてその後、浦和レッズの攻勢。
梅崎のこのシュートに東口。
≫これは東口、この試合、本当に当たっていましたよね。
梅崎も入ったと思ったんじゃないですか。
≫浦和レッズ後半27分、コーナーキックから最後はズラタンが押し込みました。
≫パワーあるよね、このズラタンというのは。
≫頭1つ、出てますからね。
気持ちで入れたようなゴールですね。
≫レッズが1−1、同点に追いつきます。
一進一退の攻防が続いて、後半のアディショナルタイム。
浦和レッズが最後、このシーンを迎えます。
クロスから飛び込んだ武藤。
東口のビッグセーブがありました。
≫すごかったな、これ。
≫福田さん、このシーン、浦和レッズが決めていれば決勝進出でした。
≫武藤も決まったと思ったと思いますが、東口、ナイスセーブですね、これは。
≫まさにガンバを救った東口試合は延長戦に入ります。
延長も両者譲らず、後半13分、このディフェンス、バックパス。
松木さん、ヒヤッとしましたか?≫これはとんでもないシーンから一転してこれ、ガンバの攻撃に。
≫遠藤選手のこのパス。
≫このダイレクト、効きましたね。
≫パトリックから…、米倉、そして最後は藤春、右足でした。
≫藤春、利き足は左足なんですけど、右でよく躊躇なく振り抜いてきましたね。
見事なゴールですね、藤春。
≫この気持ちわかりますね。
≫劇的なゴールでしたね。
≫最後になりますが、延長後半のアディショナルタイム、遠藤選手からパトリック。
こういうところがガンバらしいですね。
≫遠藤選手、見せるよね。
≫見事にガンバ大阪、3−1で勝利、決勝進出を決めています。
松木さん、準決勝、すごい戦いになりました。
≫ただ、キーパー・東口、神がかってましたね。
もう何本止めたか。
全部止めちゃったというくらい、止めてましたから。
大したもんだな。
≫今日もこの放送席の隣にハリルホジッチ監督来てますが大きなアピールになりましたよね?≫なるんじゃないですかね。
今日もそういう気持ちで東口試合に臨むんじゃないかと思いますが。
≫福田さんは準決勝どうご覧になりましたか?≫遠藤ですね。
ホントにゲームをコントロールする力、そして決勝点になる縦パス。
先ほど松木さんも言われてましたけど、ああいうパスが出せるのは遠藤だと思いますね。
経験がモノを言う大一番ですから、≫この戦いは運命か、それとも必然か。
真の最強へ、年間勝ち点1位、広島。
今シーズンの強さは圧巻だった。
リーグ最多得点かつ最少失点まさに、日本最強の矛と盾。
チームを牽引するのは、前人未到の12年連続2桁ゴールを成し遂げた佐藤寿人。
J1最多通算157ゴール、あのゴン中山の大記録に並んだ日本一のストライカー。
さらに試合後半の切り札として控える浅野拓磨。
50m5秒9を誇る驚異のスピードスター。
今シーズン決めた8ゴールはすべて途中出場から。
最強の攻撃陣は今宵のために牙を研いできた。
その広島にリベンジを誓うガンバ大阪。
それは11月7日、広島戦でのことだった。
年間勝ち点3位を争っていたガンバは最強の矛と盾に敗れ残り1試合で、まさかの4位転落。
チャンピオンシップ出場は絶望的かと思われた。
だが、この屈辱が去年の3冠王者を覚醒させる。
チャンピオンシップでリベンジを。
その強い思いが呼び込んだ最終節の奇跡。
なんと、5分間で4ゴール。
さらに、年間3位を争うFC東京が引き分け得失点差で上回るガンバが土壇場で大逆転。
運を味方にチャンピオンシップの切符をたぐり寄せた。
迎えた準決勝、レッズとの一発勝負。
ここでもガンバに神風が吹く延長終盤、あわやオウンゴールのピンチを紙一重で命拾い。
ここからガンバ最大の武器、電光石火のカウンター。
広島の待つ決勝へ、思いをつなぐこの一撃。
広島の敗れ、崖っぷちに立たされながらチャンピオンシップに滑り込み、ファーストステージ王者・浦和も撃破。
逆襲のガンバ、3位からの下克上まであと1つ。
そして今宵、決戦の舞台は整った。
ガンバがリベンジを果たすのか。
広島が再び跳ね返すのか。
究極の頂上対決、開戦。
≫ガンバとサンフレッチェの一戦になりました。
松木さん、今年のサンフレッチェの印象はいかがでしょうか?≫いや、強いですね。
勝ち方知ってますよね。
ですから途中からどういう選手を使うとか、しっかりとしたプランがあるという部分で。
≫福田さん、最多得点最少失点です。
≫本当に攻守のバランスがしっかりとれたチーム、隙のないのないチームといえると思います。
≫この決勝でどんな戦いを見せるか、非常に楽しみですね。
松木さん、ガンバですか?≫もう何といってもミラクルガンバといってもおかしくないですよね。
もう奇跡を呼ぶような勝負強さという部分では両チームの勝負強さはありますね。
≫いったんはチャンピオンシップは難しいかなというところから這い上がってきました≫年間3位からのここですから、失うものは何もないといって戦うでしょうね。
≫そして福田さん、ガンバといえはACL、ナビスコカップ、そしてこのJリーグと、どんなところでも上位まで勝ち上がってきました。
≫当然、今おっしゃった勝負強さですね。
それは遠藤、今野といった経験豊かな選手がいることがガンバの戦い方がしっかりとしているのかなと思いますね≫キックオフが近づいてきました。
松木さん、最高の雰囲気になってきました。
≫いい雰囲気だな〜。
≫すばらしい雰囲気になってきました万博記念競技場です≫Jリーグチャンピオンシップ決勝、ガンバ大阪のスタメンはこちらです。
≫松木さん、印象はいかがでしょうか?≫キーパー・東口、宇佐美といますけど、やっぱり中盤の7番・遠藤、15番・今野、このベテランに僕は注目したいと思いますよね、今日のゲームは。
≫そしてワントップには長沢が入ったガンバ大阪です。
ここの辺りも福田さん、注目ですね?≫パトリックを使わずに長沢を使ってきた、この采配が今日の試合にどのように影響を及ぼすかその辺がポイントだと思いますね。
≫続いてサンフレッチェ広島のスタメンはこちらです。
≫いつもの11人になりました。
≫本当にそうですね、その中でも佐藤寿人には注目したいですね。
今年、前人未到の12年連続2桁ゴールを果たしました。
中山選手の持っているJ1最多得点の157にも並びましたから、まさに日本一といっても過言ではないと思いますね。
彼の一瞬の隙をのがさない動きに注目したいですね。
≫松木さん、いよいよキックオフが近づいてきました。
≫今夜は日本のサッカー界にとって特別なゲームなんですよね。
そしてすべての選手がこの舞台にかけて1年間、本当に頑張ってきたという最後の戦いです。
そんな選手たちが本気でぶつかれば絶対にいいゲームになると思います。
ですから今日だけは日本代表の試合しかなじみの方にも、ぜひ最後まで見届けてほしいという、私たちの心を揺さぶるゲームを期待しましょう。
≫戦うことを許された選ばれし男たち。
準決勝を突破したガンバ大阪年間勝ち点1位、決勝で待ち受ける広島。
去年の王者、3位からの逆襲か。
年間勝ち点1位のプライドか王座はただ1つ。
日本一を決めようじゃないか真の最強クラブ決定戦、ファイナル。
≫いよいよ迎えたJリーグのチャンピオンシップの決勝です。
万博記念競技場。
特別な一戦にこれだけのサポーターが集まって最高の雰囲気が出来上がりました。
天候は晴れ、気温は14.7度湿度は57%。
この特別な舞台に、いよいよ選手たちが登場しようとしています。
放送席の解説は福田正博さんそしてピッチ解説、中田浩二さん、リポーター・土井敏之アナウンサー、実況・佐藤でお伝えしていきます。
福田さん、この雰囲気の中、この後ピッチに選手たちが登場してきます。
≫選手にとっては非常に集中させてもらえる非常にすばらしい環境の中でプレーができるのかなと思いますね。
≫11年ぶりにJリーグはチャンピオンシップが復活しました。
準決勝に勝ったガンバ大阪か年間勝ち点1位のサンフレッチェ広島と対戦をするという決勝になります。
まず第1戦ですが、福田さん、どんなところに注目されますか?≫先制点というのは非常に大きな、ゲームを動かす大きなポイントになると思いますね。
試合の入りが非常に重要になるんじゃないかと思います。
≫ピッチ解説は中田浩二さんですが、中田さん、最高の雰囲気になってますね?≫本当に満員に近いスタジアムですばらしい雰囲気ですね。
≫中田さんはチャンピオンシップも経験されていますが、このチャンピオンシップは特別ですか?≫本当に独特の雰囲気もありますからそこに慣れた方が、自分らのペースで試合ができるのかなと思いますね。
≫なかなか自分たちのペースでできないのがこのチャンピオンシップなんですね。
≫ホントにお互い、慎重にかたく入ってしまいがちなんですが早くそこに慣れて、自分らのペースに持っていく方が勝ちにつながるんじゃないかなと思います。
≫試合中もよろしくお願いします。
11番の佐藤寿人、今、ストライカー同士、宇佐美とガッチリと握手を交わす姿がありましたどちらが先に点を取って、この決勝、輝くシャーレを掲げるのは、どちらでしょうか。
サポーターの期待、この後、万博記念競技場に選手たちが登場してきます。
特に特別な緊張感があるとこのチャンピオンシップはいいます。
選ばれた者だけが立つことのできる、この舞台です。
そのピッチに選手たちが向かっていきます。
サポーターの興奮は最高潮に達しています。
全員が立ち上がって選手たちを迎えています。
≫非常にいい雰囲気の中ですね。
ここに立てるのは本当にJ1のチームは18チームありますけれども、2チームしか立てませんから喜びを感じながら選手たちはプレーしていくと思いますけどね。
≫栄光に輝くこのシャーレが選手たちを待っています。
Jリーグの頂点を目指して選手たちがピッチに向かっていきます。
昨年の3冠王者、ガンバ大阪。
そして今年、年間勝ち点1位のサンフレッチェ広島。
青と紫のプライドがぶつかり合います。
J1の頂点を目指すチャンピオンシップ。
今両チームのスターティングイレブンがピッチに登場しています。
それでは日本国国歌です。
≫日本の頂点へ、J1最強へ、≫選手たちは、この日、この一瞬のためにすべてをかけてきました。
Jリーグチャンピオンシップ決勝です。
ガンバ大阪×サンフレッチェ広島、たどり着いた、つかみ取った、このファイナルの舞台です。
青がガンバ大阪、白、サンフレッチェ広島。
ガンバ大阪のボールでゲームが始まろうとしています。
明治安田生命2015、Jリーグチャンピオンシップ決勝。
ガンバ大阪×サンフレッチェ広島の一戦です。
まずガンバのキックオフでゲームがスタートしています。
プレッシャーを早速かけていくガンバ大阪です。
放送の解説は福田正博さん、そしてピッチ解説、中田浩二さん、リポーター、土井アナウンサー、実況、佐藤でお伝えしていきます。
いよいよ迎えた、この決勝。
福田さん、改めてこの決勝ですが、どんなところがポイントになりますか?≫当然、試合の入りは非常に重要になると思いますね。
ガンバは4日前に120分戦ってます。
どういう入りをするのか、ホームですからね。
サンフレッチェとしては、しっかりとした準備のできている中でどんな入りをしてくるかが重要だと思いますね。
≫13番の阿部のシュートでした。
まず1つ、中田浩二さん、今、ロングボールから長沢が落として阿部というところでした。
≫シンプルな攻撃ですけれども、うまく落としましたよね。
パトリック選手よりもこういう攻撃の形が増えると思いますね。
≫今日、ガンバ大阪はワントップに20番の長沢駿。
7月にエスパルスから完全移籍をしました。
その長沢を使ってきました。
長身の選手です。
福田さん、この長身の長沢はJ1リーグを通じて、そしてガンバ大阪では初めての先発なんですね。
≫それだけに今日の大一番での先発起用というのは少し驚きかなという感じしますね。
パトリックの疲れとかいろんなことを考えてのことだと思いますが、パトリックにないもの、長沢にしかない、前線からの守備、献身的にできますからね。
そういうところはパトリックよりも長沢の方がしっかりできるのかなと思います。
≫準決勝から≫フォワード1人欠いたというガンバ大阪です。
中3日で決勝を迎えていますこうやってガンバ大阪が攻めますと、中田浩二さん、白いユニフォーム、サンフレッチェ広島はいったん引くという守備の隊形をとります。
≫まず、しっかりブロックをつくってそこからのカウンターですよね。
鋭いものを持っていますからそこを狙ってるのかなと思いますよね。
≫前半、立ち上がり2〜3分というところ。
広島のスタメンです。
まず、入りですが、福田さん、どういう雰囲気に感じますか?≫非常に落ち着いて入ってるなという感じですね。
そこまでお互いリスクを冒して立ち上がりから激しくいっている感じではないですね。
≫ガンバ大阪は準決勝から中3日で今日のゲームを迎えて、サンフレッチェ広島はJ1の最終節から中9日あいて今日の決勝を迎えています。
ですからその辺り、福田さん、ややコンディションの差があるという見方があるんですが。
≫間違いなくコンディションとしてはサンフレッチェの方が有利、ガンバが不利だと思いますがただ、準決勝でガンバが劇的な勝利を収めましたから勢いという部分では、ガンバの方があるかなと思いますね≫こうやってサンフレッチェはディフェンスラインからゴールキーパーにつなぎながらボールを回してきます。
このボール回しを得意としているサンフレッチェ広島。
ただ、ここを狙いたいとガンバ大阪も言っていましたがこうやってかいくぐってくるんですね。
≫準決勝の浦和戦もそうでしたが、ガンバの1戦目は前線からボールを奪ってのゴールですから、今みたいな、サンフレッチェが自陣でゴールキーパーを含めて回しているときにボールがとれるとガンバとしても決定機は生まれると思いますね。
ただ広島もそれはわかってますから、広島の選手たちも非常に技術力、判断力が非常に高いので、なかなかミスはしてくれないとは思いますが。
≫ともに3番の若い西野、キャプテンマークの遠藤です。
今日、遠藤がどうやってチームをコントロールするんでしょうか。
勝ったチームが、そのシャーレを掲げる決勝です。
どちらか1チームしか頂点に立つことはできません。
≫今のは?≫中に合わせたんだと思いますけど、少しミスキックにはなりましたが、ゴール方向に向かっていったディフェンスに当たってるんで、少しコースが変わったんでキーパーの林、少しヒヤッとしたと思いますけど。
≫中田浩二さんは、チャンピオンシップでこういうクロスから得点という場面がありましたね?≫ありましたね。
全く狙ってなかったんですけど、でも、そうやってトライすることも大事だと思いますよね≫何が起こるかわからないのがこのチャンピオンシップの舞台です。
11年ぶりに復活したJリーグチャンピオンシップ。
あとはガンバのセットプレーですね?≫ほとんど両チームとも力の差がないですからこういう試合というのはセットプレーで流れが大きく変わりますからね。
今年、広島とガンバは2試合やっているんですが、両チームで3点入っているんですね。
そのうちの2点はセットプレーからなんですよ。
だから、それだけにセットプレーは重要になってくると思いますね。
≫1勝1敗という今シーズンの成績であります。
近々では11月7日に対戦をしているこの両チームの一戦です。
≫ここはファウルはありませんでした。
今の9番のドウグラスは今シーズン非常に成長したんですね?≫今シーズン、広島に入ってきてから広島で今シーズン21点取っているんですが、広島の今までになかった前線での高さと強さを加えてくれて、広島が今シーズン安定して戦えたのはドウグラスの加入というのが大きいと思いますね。
≫日本に来て6年目ですが、今シーズンからサンフレッチェ広島に入りました9番のドウグラス、注目の選手です。
広島の得点は73点と、リーグでは最多得点なんですけどそのドウグラスが21点取りました。
佐藤寿人は12年連続で2桁ゴールをマークしています。
やはり、その前線、佐藤寿人、ドウグラスがどう輝くか。
やはり白いブロックを崩すのは相当手こずります。
≫今シーズン、34試合やって30失点しかしてないと。
リーグで一番失点が少ないですから、本当に守備は強いですからね攻撃力を持ってるガンバでもなかなか崩すのは難しいかもしれませんね。
≫お互い研究をしているのでガンバ大阪・長谷川健太監督は話していましたが、決まり切ったパターンでは難しいんで個の力で打開していく、そんなことが必要かなと言っていましたね。
≫確かに組織で守っている相手には個人の力って重要だと思いますね。
≫浮いてしまったバーの上。
13番の阿部浩之。
ここは決定機を迎えました。
≫宇佐美からですね。
ゴール前でスルーをして、いい形でボールが流れてきましたからね。
阿部、少しシュートを抑えることはできませんでしたけれども。
特にグラウンド、試合前にかなり水をまいてますから今みたいにファーストバウンドがかなり伸びるんでああいう形でボールを入れていくのも1つの手かなという感じがしますね。
≫ガンバ、先制のチャンスを逃したという場面です。
≫佐藤さん、その瞬間の長谷川健太監督、今、ご覧のとおりの表情だったんですが、逆にサンフレッチェ広島の森保監督はそのボールをゴールマウスから抜けた後にすぐ早めのリスタートということを徹底的に言ってますね。
特に中盤でボールを取られるのを嫌がっています。
前線に早めに入れろという指示ですね。
≫土井敏之アナウンサーのリポートが入りました。
その辺り、中田浩二さん、一瞬の隙を逃さないという広島の戦い方、森保監督が早速指示をしたということですが?≫そういうミスとかが命取りになってしまいますからそこは細かく指示すると思いますね。
≫森保監督、長谷川健太監督、日本人の名将対決でもあります。
≫今、お話ありましたけれども、こういう試合というのは細部ですよね、細かいところでのミスとか、判断のミスとか技術的なミスそれで勝敗って分かれますからね。
そういう細かいところをどれだけ詰めてやれるかですね。
≫遠藤は日本最多、152の出場経験があります広島は攻守に隙がない、バランスのとれたチーム、先制されるとつらいゲームになるので、まず先に先制点を取って、相手が前に出てくる展開を期待したいと言っていました遠藤、そして今野、日本代表でも経験豊富な2人がダブルボランチのガンバ大阪です。
この中盤の攻防は福田さん、おもしろいですね?≫ガンバサイドの遠藤、今野と経験ある選手が2人名前が出ましたけれども、広島には青山という選手がいますからね。
≫青山と森崎も非常に長くコンビを組んでいる2人です。
≫広島の戦いの中で、その2人は替えのきかない選手だと思います。
≫ビルトアップは準決勝で戦った浦和よりもうまいんだと長谷川健太監督は話していました中田浩二さん、攻守の切り替えが速いですね?≫お互いカウンターを得意としていますから、本当に攻守の切り替えが早いですね。
お互いが警戒しながら、本当にいい内容でやってると思いますね。
≫この特別な舞台に、両チーム、緊張感を持って入りました。
1つサンフレッチェの特徴として今年、ワントップの下、2人のシャドーがかわりました。
柴崎とドウグラスですが、今のようにディフェンスラインからボールが入るんですね?≫そういうことですね、今シーズン、ここの2人がかわったんですね、大きく。
シーズン前は、ちょっとサンフレッチェ厳しいんじゃないかと言われましたが、この2人が見事にハマったんですよね。
≫この位置です、柴崎が起点をつくって左サイド清水。
今のところに1つ起点ができてそこから展開をしていくサンフレッチェ広島です。
ここは非常にうまいプレーを見せました。
≫ワンタッチで相手の裏をとるようなプレーでしたけど、入れ替わりましたよね。
もともとは攻撃的な選手じゃなくてどちらかというと守備的なところを担当する選手だったんですけど、今シーズン、非常に攻撃のところで才能が開花していますよね。
≫森保監督が早速、メモをする姿があります。
森保監督もすごくワクワクしています、楽しみな舞台、幸せな舞台で試合をさせていただくことに感謝していますと言っていました。
両監督とも特別な舞台という表現を使いました、このチャンピオンシップ決勝です。
11年ぶりに復活をしましたがやはり福田さん、このチャンピオンシップというのは何か特別な緊張感がありますね。
≫準決勝なんか見てても、浦和とガンバの試合なんかを見てても非常に緊張感のある試合でしたからね。
1つのミスが勝敗を大きく分けるような緊張感というのがスタジアム全体にありますよね。
今日の試合もそういう試合になってますね。
ゆったりとした時間が流れているような感じですけどお互い、どちらかが、少しミスをするとその隙を逃さずに、ゴールを決めるだけの力を持っている選手がピッチにいますからね。
≫この選手が9番のドウグラスです。
森保監督も、今年一番成長したという話をしてくれましたJ1ではノーゴール、それからJ2で29ゴールだったんですが、今年1年で21ゴールをとったという。
≫特に後半、セカンドステージで15点取ってるんですよ。
だからやっぱり、後半にどんどんチームになじんで彼の持ってる高さと強さが出てきたなと思いますね。
チームでそれが生かせるようになってきたということですね。
≫日本で才能が開花したドウグラスです。
ガンバ大阪の選手に聞いてもやはり注目、押さえるべきポイントはドウグラスだという声が聞こえました。
それだけ警戒心を持っているガンバ大阪です。
≫ここの青山からですね。
≫青山のところからボールが出てくる、これが広島の形ですね。
≫そしてもう一度高い位置でボールを奪ったのは青山です≫決定機、佐藤寿人のヘディングシュート。
≫佐藤寿人らしいクロスからの入り方をしましたけど、広島らしいですね。
広島はサイド攻撃が非常に得意ですから、ミキッチ、そして佐藤寿人、これはホットラインですね。
これ、フリーでしたね。
佐藤寿人の力ならばこれはやっぱり決めなきゃいけないシーンだと思いますね≫J1通算157ゴールという佐藤寿人。
このチャンピオンシップの舞台、ここは中田浩二さん、決めてほしかったところですか?≫本当に決めたかったですよね、本当に。
ドウグラスをうまく使ってフリーになって、抜け出しましたからね。
決めたかったシーンですよね≫森保監督からすれば、このフリーの状態なら、佐藤寿人なら外すわけがないということで押したんじゃないかと。
≫そんな感じでしたけどね。
少し体を寄せられていたんで少しバランスを崩したところはあると思いますけどね。
たくさんゴールを決められる選手ですからね、あれは決定的だったと思いますね。
≫両チーム決定機を迎えましたファイナルの舞台です。
19番の大森は5年目の選手ユース出身です。
長沢のファウルがありましたイエローカードです。
ガンバ大阪に来てから初めての先発に起用されている長沢駿です。
長谷川監督は、まず1つ勝負に出たという長沢駿の起用ですね。
≫やはり今日の試合、ガンバとしては勝ちたいということもあるんですがそれともう1つは、やはり広島に点を与えたくないというのがあると思うんです。
≫守備の面も考えて?≫守備も考えての起用なんじゃないかなと思いますね。
≫2007年から4年間長谷川健太監督のもとでエスパルスでプレーをした長沢駿です。
今年の7月にガンバに移籍をしてきました。
ですから、かつての恩師のもとに渡って、そして、その長谷川健太監督が送り込んだワントップの長沢駿です。
中田浩二さん、やや選手たちが足を滑らせる場面があるんですね。
≫水を結構まいてましたのでね。
滑るのかなという感じはしますね。
≫しかし、そのプレーでファウルがあってサンフレッチェボールです。
≫相当な量、水まいてましたからね。
選手たちも、やっぱりそこのところわかっていてもなかなか対応し切れていない感じですね、ここまでの時間。
≫ちょうど試合の1時間ほど前にピッチに水がまかれて、そしてこの試合を迎えたということになります。
チャンピオンシップの決勝です。
≫1つ、いい形が見えましたね。
サイドからですけど、宇佐美が中に入れてだと思いますけど。
少し角度がないところでしたけど、藤春、利き足の左で思い切り振り切りましたね。
≫少し宇佐美と大森がポジションを入れ替えながらという感じになっていますが?≫流動的な感じでプレーしてますね。
≫準決勝では見事な決勝ゴールをマークした藤春。
そして39番の日本代表・宇佐美がどういう輝きを見せるんでしょうか。
≫宇佐美、点が欲しいでしょうね。
準決勝の浦和戦のときにはいいプレーも見せましたけど途中で代わらなければいけなくなりましたからそういう意味では今日は自分の持っている力をもう一度ここで証明したい思いは強いと思いますね。
≫宇佐美は特に、中田浩二さん、準決勝の後半の27分に初めに交代をしたんですね?≫真ん中になってから、ボールにタッチする回数は多かったんですけれども、決定的な仕事としてはそこまで多くなかったですからね。
ただ今日も、個のところで結構崩していますからね。
期待できるんじゃないのかなと思いますね。
≫宇佐美はとにかく自分でボールを触って結果を出して盛り上げたい、自分も乗せて、チームも乗せる、ファンも乗せたいんですという話をしていました。
クラブでは公式戦9試合ゴールがありません宇佐美です。
このファイナルで、どういうプレーを見せるんでしょうか≫ガンバは広島にこれだけ人数かけて守られていますからこうやって組織的に非常にバランスよく守られていますから先ほど話ありましたけど、こういう組織に対しては個ですからね、そういう意味では宇佐美のアイデア、個人の技術、スキル、その辺は非常にこの試合、重要になってくると思いますね≫福田さん、本当に広島の選手、バランスがいいですね。
選手の距離感がホントにいいんですよね。
五枚、四枚でしっかり守ってますから。
ガンバはなかなかパスという形では崩せないので本当に個のところで勝負したいですよね。
≫どこかでズレを生じさせるには1人でそこを打開してズレを生じない戦い…≫決定的な形でしたね、宇佐美ね。
≫その壁をやはりワン・ツーなどを使いながら崩してきました。
これができるのが、中田浩二さん、ガンバです。
≫そうですね、本当に今、すばらしかったですね、宇佐美選手。
≫遠藤のトリッキーなパスから大森、そして最後は宇佐美でした。
≫止めてから速かったですね宇佐美。
その前の遠藤のヒールみたいなパスですね、縦パスに対してワンタッチが入ってくると広島の堅い守備も少しバランスを崩しますよね。
≫広島の青山が話していましたが、ガンバはそうやって自分たちが完璧な守備をしていても崩す力があるんで、そこは警戒したいという話をしていました。
やはりガンバがせめて広島が守るという展開にまずは今日はなりそうです。
特に中田浩二さん、サンフレッチェ広島はこのセカンドステージの後半になって守備の組織がまた一層強くなったなという印象があるんですけどね?≫本当に選手の距離感、いいですね。
穴がないですよね。
≫セカンドステージの終盤になって無失点を続けてきましたサンフレッチェ広島。
最多得点、最少失点でこのチャンピオンシップの決勝を迎えたサンフレッチェ広島です。
2012、2013年とJリーグを制しました。
昨年は8位と、いったんは順位を落としたんですがまた2015年、決勝の舞台に勝ち上がってきました広島です。
とにかくサンフレッチェは今年優勝して、福田さん、常勝軍団の一角に入りたいという思いがあるようですね?≫そうだと思いますね。
森保監督、今年で4シーズン目なんですが、就任して1シーズン目、2シーズン目、優勝してますからね。
4シーズンで、今年優勝すれば、3回優勝することになれば大したものですよ。
≫ボランチの青山が話していたのは、僕らは優勝するたびに強くなってきます。
ここまで来たら本当の強さを示して優勝を勝ち取るんだと言っていました。
ここ4年で3回の優勝となれば、サンフレッチェ時代の到来ということが言えそうです。
その大事な舞台を迎えたサンフレッチェ広島。
ただ相手は昨年、3冠王者・ガンバ大阪です。
水本もケガから戻ってきたんですが、佐々木も非常にいい働きをしてるんですね?≫後ろの、少し誰かケガした後、累積で出られなかったり、そういう中でしっかりと穴を埋められる選手ですよね。
≫特にサンフレッチェは選手が代わりながらも自分たちのサッカーを貫いてきました。
≫後ろからシュートを打っていったのは6番・青山です。
≫青山も長いボールを正確に蹴れる技術を持っていますから20mか30mぐらいありましたけどあのぐらいでも十分決めていく力を持っていますからね。
≫ブラジルW杯の日本代表です。
今、非常に青山は中田浩二さん、状態がいいなという感じがしますよね?≫ロングパスは正確ですし、攻撃に絡んでいますよね。
守備でもしっかりやってますからね、本当に調子いいなというのが見えますね。
≫1つ今日のポイント、20番の長沢駿のヘディングシュートがありました。
≫長沢の特徴が出たシーンですけど、その前、やっぱり遠藤、正確なキックですよね。
あそこにサンフレッチェとしてはプレッシャーをかけないと危険なシーンが続くかなと思いますけど、それにしても見事な攻撃だったんじゃないですかね。
≫遠藤と中盤の宇佐美、この2人がポジションを変えながらサンフレッチェの守備体系を崩そうとしています。
≫時間がかかってしまうと、サンフレッチェの選手たちも戻ってきました。
これで10人戻ってきていますからね。
ボールを奪ったらガンバとしてはできる限り速く攻めたいですよね。
≫佐藤さん、今日はスタジアムが超満員ですが、サポーターの皆さんも大変にサッカーの目が肥えているようで今のガンバのカウンターの瞬間は、いったれの後に、止まるな、止めるな、もうその声がよく響いてますね。
≫土井アナウンサーのリポートが入りました。
とにかく速く、ワンタッチでボールをつないでカウンターにつなげたいという思いのあるガンバです。
≫準決勝の浦和戦、2点目なんかまさにそういうシーンだったと思うんですよね。
東口からパスが出て、遠藤を経由して、最後は藤春のゴールでしたけど、ああいう攻め切ってしまう、速い、ワンタッチ、ツータッチでボールを回しながら攻め切るような攻撃ができればゴールの可能性は高まると思うんですけどね。
時間がかかるとどうしてもサンフレッチェの選手たちは帰陣が早いですからね。
≫あとわずか、ガンバ大阪。
≫股を狙ったんですね。
≫少しグラウンドがスリッピーなんでボールスピードがちょっと速くて遠藤のイメージしたところよりもちょっと速かったのかなと思いますけどね。
股を通す辺り遠藤らしいなと思いますね。
≫35歳の遠藤保仁です。
Jリーグ34試合すべてに先発しました。
≫中田浩二さんはここまでどうご覧になっていますか?≫入りとしては両方ともうまく入ったのかなと思いますね。
ただ、やはりガンバの方がホームですし勢いもありますからうまくカウンターを仕掛けるところまでは行けてるのかな、ただ広島の方も、相手ボールになってからしっかりバランスを保ってやってますからね、本当にいい試合になってるんじゃないのかなと、締まった試合になってると思いますね。
≫イエローカードが出ています。
19番の大森。
≫今シーズンの広島、去年までと違うのは、こういう個人の力で局面を打開できる選手が入ってきたということでしょうね今まではコンビネーションというか、パスワークというもので相手をかわしていくような、それでゴールをとっていくようなプレーでしたが今シーズンはドウグラスが入ったことによって個人の力で攻めきってしまうシーンが増えましたよね。
≫選手は抜けましたが、新しい力を手に入れたというサンフレッチェなんですね。
≫去年よりも当然、勝ち点を多く積み上げてますし、今シーズンの最初はバタバタしたところがありましたけれども、戦いながら選手層も厚くなりチームとしての成熟度も上がってきたなと思いますね。
≫ディフェンスラインから33番・塩谷が突破してきました。
日本代表経験もある塩谷です≫ディフェンスの選手ですけれどもシュート力を持った選手なんでああいう形でボールを持っていくと十分ゴールを取るチャンスはあると思います。
塩谷の1つの特徴ですからね≫今シーズンも3ゴールをマークしています。
運動量豊富な13番・阿部浩之です。
関西学院大学から入って4年目です。
≫福田さん、今のオ・ジェソクもそうですけど、ガンバ、今日の試合は前掛かりになったときに前向きに走る選手が多いですね。
何人も追い越していっていますから惜しいチャンスもできそうですよね。
≫厚い攻めができるかもしれませんね。
≫1戦目よりも緊張が解けて攻撃的にやっている感じがしますね。
≫長谷川健太監督はホーム・アンド・アウェーでいろんな考え方があるけれどもこの第一戦、ホームで勝利が一番だとこの一戦にかけるという言葉がありました。
その思いが伝わってくるわけですね?≫そういうことですね。
この1戦目をどういう形で終われるかというのは次の2戦目に大きく影響を与えてしまうのでガンバとしてはホームですからなんとしても勝ちたいという思いが強いと思います。
≫両チームの意地と誇りがぶつかり合っています。
こういうところの球際、さらにはセカンドボール、こういうところで勝負は決まるんですと両チームの選手たちは話していました。
≫今みたいな球際は激しくいかなきゃダメですよね。
ただ頭の中は冷静じゃなきゃいけないですけど、その辺のバランスだと思いますけどね。
≫サンフレッチェの千葉選手も話していましたが準決勝を見る限り、気持ちの強い方にボールが転がってくるんですと言ってましたね。
≫両チームとも技術も、戦術も、戦い方もしっかりしたチームですから最後、勝敗を分けるのはそういうところになるかもしれませんね。
≫福田さん、そういう意味では今日は両チームとも気持ちが入っているんじゃないですか?≫入ってると思いますね。
非常に緊張感のある、いいゲームになってると思います。
≫さすがに今シーズン勝ち抜いて決勝の舞台に立った両チームの一戦です。
この日、この一瞬のために1年間戦い抜いて、ようやくたどりついた決勝の舞台です。
サンフレッチェらしいですね蹴るのではなくしっかりつないでいく意識持っていますからね。
しっかりとつなげるだけの技術と判断力というのを持ってますよね。
≫中田さん、1対1の攻防がおもしろいですね?≫お互いがギリギリのところでやっていますから本当におもしろいですね。
≫先ほどから何度も1対1の攻防があります。
広島が迎えた初めてのコーナーキック。
ガンバ大阪ボールのフリーキックに変わります。
ゴール前の接触でファウルがありました。
低いボールが入ってきて、佐々木と遠藤のところファウルがありました。
今日もチームを引っ張るキャプテンの遠藤保仁です。
福田さん、間もなく40分ですね。
非常に早く時間が過ぎていくファイナルの舞台です。
≫今日、長沢に求められることは前線からの守備もありますけど、今みたいな後ろから入ってきた縦パス、あれをしっかりキープするってことですよね。
≫今日はパトリックを温存してベンチからのスタート。
≫あそこでしっかりとキープできるとガンバの攻撃っていうのは非常に威力を増すんですけど。
≫今日はサブのメンバーを見ていても非常におもしろい、後半も見逃せないゲームになりそうです。
≫今お話ありましたけど、両チームともベンチを見ると流れを変えられる選手がベンチにいますからね。
ガンバは当然、パトリックがいますし、倉田もいますよね。
サンフレッチェにしてみると柏がいますよね、あと、浅野もいますよね。
そういう意味では、ベンチワークというのも見ものになると思いますね。
≫ガンバがかなりプレッシャーをかけたんですが、中田さん、そこをサンフレッチェがかいくぐってきました≫技術高いですね、本当にうまく、抜け方知ってますね。
≫1カ月前、11月7日のJリーグでの対戦でも広島、2−0と勝ちました。
そのときも長谷川健太監督、ガンバが話していましたが、何回もプレッシャーをかけても広島は抜けてくる力があるんだと言ってましたね。
≫1つ引っかけられたら、決定的にシュートまで行かれるようなところでもしっかり回していきますからね。
それが広島のスタイルだと思いますね。
≫左足のシュートは、わずかに右に外れていきました。
1人抜いたそのドリブル、これが宇佐美貴史という男。
≫この辺の細かいステップからのシュートですね、宇佐美らしいプレーだったと思いますけどね。
完全に相手の逆を突いてますね。
少し前が開いたのでシュートコースが見えたんで思い切り振りましたけどね。
宇佐美のこういうプレー、たくさん見たいですね。
≫トップ下は一番好きなポジションなんですと、宇佐美自身、話しています。
浦和戦、準決勝は何もしていないんで、みんなのおかげで勝つことができた、感謝しています、次は僕の番ですと話していた宇佐美貴史≫ドウグラスが仕掛けていって最後は柴崎のシュートです。
≫佐藤さん、前半のアディショナルタイムは1分の予定です。
≫ガンバとサンフレッチェ、勝ち上がった両チーム。
≫パトリックが早めに準備している姿もありますね。
≫コンディションの問題があるのか、戦術的なことでベンチからのスタートなのかちょっとわかりませんけれども、途中から出てきたら、流れを変えられる選手であることは間違いないですからね、どこでどういうふうに起用してくるのか、楽しみですね。
≫両チーム、そういった交代選手がいるだけに前半から飛ばしていくことができるといえそうです。
今シーズン、全試合にフル出場している5番の千葉です。
さらに8番の森崎和幸。
サンフレッチェはもう無理をしないという前半の戦い方です。
≫サンフレッチェの守備が堅い、堅いと話していますけど、ガンバも実は守備、非常にいいですからね。
今シーズンはリーグで4番目に失点が少ないチームですからね。
≫非常に守備の安定したチームですからね。
≫ここで前半終了のホイッスルです。
Jリーグチャンピオンシップ決勝前半を終えて0−0、まだ点は入っていませんがここまでの戦いを見ていかがでしょう、松木さん?≫なかなかおもしろいですよしびれる感じのね、選手たちのプレッシャーも感じるような前半でしたから後半はベンチワークも含めて楽しみですね。
≫非常にスピード感のある戦いでした。
ここで前半のハイライトをご覧ください。
まずは、前半17分、広島のプレーです。
≫右サイドから本当に鋭いボールが入って佐藤寿人選手、11番、完璧かと思ったんですけどね。
本人もわかってる。
いや〜、惜しいね、ホントに。
≫非常に惜しいシーンでした≫そしてこれは宇佐美のシュートだな、これ。
≫前半23分です。
≫次は大森から、ワンタッチしたんですけど調子よければダイレクトで打ってたんじゃないかな。
≫非常に惜しいシーンでした松木さん、後半の見どころはいかがでしょう?≫やっぱり先ほども言いましたベンチワークも含めて選手たちがどういう戦いを見せるか後半はかなり動くと思います男子中学生を誘拐し身代金を奪う計画を立てたとして、警察は別の事件で逮捕されていた中国人の男2人を再逮捕した再逮捕されたのは、茨城県水戸市に住む元中華料理店経営者の李強容疑者ら中国人の男2人。
李容疑者らは今年男子中学生を誘拐し身代金数千万円を奪う計画を立てるなどした疑いが持たれている。
この男子中学生は李容疑者が経営していた中華料理店に客として来ていた60代の日本人男性の孫だった。
警察が2人の自宅などを捜索したところ男子中学生の家族を脅迫する文言が書かれたメモや携帯電話から男子中学生の顔写真が見つかったとのこと。
車両トラブルに陳謝。
改めまして、お詫び申し上げたいと思います。
東京のJR山手線の新型車両が営業運転初日にトラブルが相次ぎ途中で運転を打ち切った問題でJR東日本の冨田社長が陳謝した。
原因は新しく投入された車両制御システムの不具合と見られる。
≫明治安田生命2015Jリーグチャンピオンシップの結果をもって、優勝クラブにはJリーグ杯と明治安田生命杯が授与されます。
また、明治安田生命は地域に根差した活動の中で、小学生向けサッカー教室を通じて子どもたちの健全育成に取り組んでいます。
≫Jリーグの応援だったり地域の元気につながるようなことを、会社を挙げて貢献していきたい。
≫明治安田生命はこれからもJリーグのさらなる発展に貢献していきます。
≫明治安田生命2015Jリーグチャンピオンシップ決勝は、後半に勝負が持ち越されています。
0−0で後半戦を迎えましたJリーグチャンピオンシップアンバサダーの松木安太郎さん、前半をご覧になっていかがでしょう?≫やっぱりチャンピオンの決戦といいますか、それにふさわしい前半でしたね。
ある程度、両チームのいいところ、かたさも出て、サンフレッチェの11番、宇佐美のチャンスということで、両チームがストライカーがチャンスをつくっていますから、後半、どう動くかが楽しみです。
≫いよいよ後半のキックオフです。
今度は白、サンフレッチェ広島のキックオフで後半がスタートします。
0−0、両チーム、交代はありません。
前半は0−0。
シュート数はガンバ8、サンフレッチェ4でした。
後半はどういう展開になるでしょうか。
選ばれた2チームがこの決勝の舞台に立ってそして後半の45分を迎えます。
後半も福田正博さん、中田浩二さんの解説、2人のお話を交えながらお伝えしていきます。
両チーム、交代はありませんでした。
福田さん、後半のポイントはどこでしょうか?≫なかなか流れが変えられない中で、ベンチワークが1つポイントなのかなと思いますね。
ガンバはパトリックもいますし倉田もいますし、米倉もいますからね。
サンフレッチェに関して言うと、柏、浅野、野津田といますから、どのタイミングでどうやってメンバーを代えてくるのか流れを変えてくるのか。
≫この1戦目はガンバがホームですからこのまま0−0で終わってはいけないと思っているでしょうし、勝ちたいと思っているでしょうから、かなり後半は積極的に来るのかなと思いますね。
≫お互いの意地がぶつかり合っています。
中田浩二さんは、後半のポイントはどこに置いていますか?≫福田さん、おっしゃられたとおり、ベンチワークですよね。
攻撃的な選手、両チームとも持ってますからそこをいかに投入するか。
あとはガンバはやっぱり勝たないといけないですからどこでバランスを崩して点を取りにいくのか、そこをどう広島が受けてカウンターし返すのか、そういうところを見てみたいですね。
≫勝負は後半戦に入っています。
≫今、中央の青山にボールが入って、左サイドの清水ですね。
それが1つの広島の戦い方ですからね。
広島らしい攻撃が1つ、見れたんじゃないですかね。
≫中央にはJリーグ最多得点記録を持っている佐藤寿人が待っているサンフレッチェ広島です。
≫見事ですね、今シーズン157ゴールでね。
中山さんと一緒になりましたけどね。
≫最終節で、その中山さんの記録に追いついたという佐藤寿人です。
≫12年連続2桁得点もすばらしいですね。
≫チームメイトが話しているのは練習からほとんどのボールがゴールに吸い込まれていくと≫特別スピードがあるわけでもないですし、当然身長は1m70しかないですよね、高さもあるわけじゃない。
その中でも、それだけの多くのゴールを決められるというのは、ポジショニングがいいんですよね。
練習のときから周りの選手とのコミュニケーションを取りながら周りの選手の癖を知って、周りの選手に自分の特徴を知ってもらうところがしっかりできている選手だと思いますね。
≫佐藤さん、ハーフタイムの両監督のコメントです。
ホームのガンバ大阪の長谷川監督は、前半はいい入りができた、残り45分も続けること。
攻めているときこそリスク管理を、そして、焦れずにやり続けること。
一方、アウェーのサンフレッチェ広島、森保監督は攻撃はテンポよくボールを動かして攻守の切り替えを速くすること、さらに、失点をゼロに抑さえて得点を奪いにゆこうということです。
≫両チームのハーフタイムのコメント、土井敏之アナウンサーからでした。
両監督のコメントを聞いて、福田さんいかがでしょう?≫今日の試合は両チームとも我慢が必要なのかなと思いますね。
焦れずに戦えるかというところだと思いますね。
慌ててしまうと、バランスを崩して相手に隙を与えることになりますからね。
両チームともそういう隙をのがさない力を持ってますからそこのところは我慢の要る試合になっていると思います。
≫準決勝でもいいシュートがありました阿部。
≫今も遠藤からの縦パスですよね。
やはり危険なところにワンタッチで縦パスを入れてくるのは遠藤は非常にうまいですからね。
ああいうプレーが後半数多く遠藤から出るようだとゴールになる可能性が非常に高くなると思いますねガンバは。
≫運動量豊富、長谷川健太監督になってから非常に伸びた選手の1人です阿部浩之。
あとは遠藤がどうやってゴールに絡んでくるか。
中田さん、今、ボールを持った遠藤が恐らくゲームの展開を読みながら今、プレーしていると思いますが?≫本当にポジションどりがうまいですよね。
フラフラしてるようにも見えるんですけど確実にボールに絡んでいますからね。
そこで決定的なパスも出しますし本当にワンタッチのパス、効いていますよね。
≫かなり今野選手が守備的で遠藤選手はポジションを変えながら今日、攻撃に絡んでいます。
≫今、中田さんが遠藤はフラフラしながらと表現してましたけど、相手の広島の選手にしてみるとつかみづらいですよ、マークが。
≫中田さん、やはりあえてフラフラしているという、相手がつかみづらいようにしている動きなんですね。
≫そうですね。
そこも含めて、本当に状況が見えているんですよね。
自分がどうポジションとればいいのかがしっかりわかっていますよね≫そこに宇佐美が絡んでくるガンバ大阪の攻撃です。
11年ぶりに復活をした、チャンピオンシップの舞台です勝負は細部に宿っていると言いますが、1つもミスができない緊張感の中選手たちがプレーをしています。
≫慎重さと大胆さが必要だと思いますからね。
そのバランスだとは思いますけどね。
≫粘り強く、我慢強くという両チームの選手たちの言葉。
ガンバ・長谷川監督は、いい入り方をしたんだという評価をしました。
こういう展開になると、中田さん、ショートカウンターというのが有効ですね?≫本当に効きそうですよね。
≫一瞬の攻守の切り替え。
やはり、サンフレッチェ広島は両サイドがポイントになりそうです。
≫今、ミキッチもそうですけど、入れてこないかなというところでも入れてくるんですよねミキッチにしても清水にしても。
中央にいるのは佐藤寿人、そしてドウグラス、柴崎といますけど入ってくるの、わかっていますからね。
いつも準備してるので、ガンバのディフェンスとしては一瞬たりとも目を離せないでしょうね。
藤春、ちょっとジャストミートできなかったですかね。
少し力みましたかね。
≫このシーンです。
大森が送って、藤春のシュート。
≫1つ前のプレーで中央の長沢がしっかりボールをキープできたんですね。
そのことによって、うまくサイドにスペースができてそこからの攻撃でしたね。
前半、なかなか長沢がキープできませんでしたけど彼のところでボールが収まればチャンスが生まれると思いますね。
≫福田さん、今のは宇佐美はクロスですか?≫キーパーとディフェンスの間に速いボールというイメージ、クロスだと思いますね。
≫J1の34試合を戦って、それからチャンピオンシップの準決勝を戦ってこの舞台に勝ち上がってきました。
J1、J2、J3、全52チームの頂点を決める戦い。
≫佐藤さん、先に動くのはサンフレッチェ広島です。
29番・浅野が呼ばれていますが、代わるのは佐藤寿人です。
≫森保監督が、まず手を打ってきた。
佐藤寿人に代わって浅野と投入です。
福田さん、早い決断をしました?≫今シーズンは佐藤寿人から浅野への交代というのは毎試合のように行われているんですが、今日、ちょっと早いですね。
もう少し後半の20分ぐらいでの交代が多いですけど。
少し今日、早いなという感じですけど。
≫大体60〜70分で佐藤寿人がプレーをして浅野が入るというパターンが多いんですが、中田さん、早い決断をしました。
≫ただ、広島の方はうまくボールを回せてなかったんですそういうところも含めての交代だと思いますね。
≫今、中田さんおっしゃってましたけど、後半、流れが少しガンバにあるんですよ。
それを少し広島ベンチの森保監督はそれを気にして、早めにメンバーを代えて流れを変えたいという意図があるんだと思います。
≫ここは今野が抜け出したところ、森崎和幸、足をかけてしまいました。
両ボランチの対決になりました。
森崎和幸にイエローカードです。
チャレンジャーの気持ちで謙虚に戦うこと、この試合のポイントを挙げていた森崎和幸です。
まず先に動いたのは、広島の森保監督でした。
前線に浅野を投入。
≫流れが悪いということで広島が先に動きましたね。
≫今のような場面で奪った瞬間に浅野を見て、一発で仕留めるという場面が今シーズン、中田さん、何度もありました。
≫本当に裏に走らせたら1人で持ってっちゃいますから、そこで1つの武器でもありましたし。
ちょっと押されてる分、裏にスペースができているのでそこを狙いたいというのもあると思います。
≫50m5秒9という佐藤寿人に代わって浅野が入りました。
≫決めたのは長沢!長谷川健太監督が先発に抜てきした長沢が決めた!≫期待に応えましたね。
広島としてはちょっとイージーなミスですね。
少しボールを見合うような形になってしまいましたけど。
そこの広島の隙を逃しませんでしたね。
≫このシーンです。
広島がボール回し、森崎和幸のところ、ここ見合ったところ、ガンバ大阪・長沢。
≫落ち着いて、よく決めましたよ。
≫一瞬の隙を突きました。
これがチャンピオンシップです。
一瞬の隙を突いた。
≫こういう大きな大会、試合では1つのミスというのは命取りになりますね。
あれだけチャンスを相手に与えてしまいますと確実にゴールされてしまいますから。
≫この1点で、やはりゲームは動きます。
≫佐藤さん、点を取った長谷川健太監督、ガンバ大阪、すぐさまカードを切ります。
大森に代わって倉田秋を投入です。
≫土井アナウンサーがリポートが入りました。
中田さんは今の一連の流れはどうご覧になりました?≫後半になってから、ガンバの選手が前から行くようになっていたんですよね。
広島の選手が後ろ向きのパスが増えていたところを逃さなかったですよね。
結果的には譲り合ってしまいましたけど長沢選手、宇佐美選手も含めて前からしっかり守備に行っていた結果だと思います。
≫決勝、ガンバ大阪、頂点に向かってまず1点を奪いました。
ガンバ大阪、得点を奪った後に大森に代わって11番の倉田秋。
日本代表経験のある倉田が入りました。
≫福田さん、1点が入って、この後、流れがどう変わるか。
≫ゲームとしては非常におもしろくなりましたね。
広島も点を取りに行かなければいけなくなりましたからね≫それからガンバにとっては中田さん先発で起用した長沢がとったというところが大きいですね?≫本当に大きいと思いますよチームとしても乗ると思いますね。
≫ガンバに移籍してから先発が一度もないという長沢駿を長谷川健太監督は、この大きな舞台で先発に抜擢をして、そして得点が生まれました。
1点が入ったガンバ大阪です≫大きな仕事しましたね、長沢。
長谷川監督もうれしいでしょうね。
≫準決勝では長沢駿は出番がありませんでした。
あのときピッチサイドから見つめていてチームメイトが頑張っていた今度は俺の出番ですと、昨日の練習の後、話していました。
代わった11番の倉田ですが福田さん、そのまま左サイドに入りましたね?≫そのまま入りましたね。
ドリブルのうまい選手ですしシュートテクニックもありますからね。
≫倉田は東アジアカップの日本代表。
今シーズン、リーグ戦で31試合で5ゴールをマークしています。
途中から入ってくる選手が福田さん、両チームの層の厚さ、日本代表の経験者が出てきますからね。
≫選手層が厚くないと、リーグ戦でも上位にはいけないですから。
選手層、両チームとも厚いですね。
≫中田さん、このようにガンバの出足が非常に速くなりました。
≫本当に速いですね、反応が速いですし、あと守っているときなんですけど、青山選手をうまく消してますね。
フォワードもそうですし、遠藤選手、今野選手が順番に見ながら、そこを消してますので広島がなかなかリズムができないですよね。
ドウグラス選手だったり柴崎選手だったり下がってきているんですけども、そうすると前が人数少なくなってしまいますからガンバの守備が本当に効いているなというのが見えますね≫今度はサンフレッチェ広島が、どうやってこのガンバの組織を崩していくか。
なかなか代わってから、浅野にボールが出る場面がありませんね?≫ないですね。
先ほど中田さんが言われましたけど、ガンバは後半、前がかりになってるので、後ろにスペースができたこともあって早めに投入したんだと思いますけど、ゲーム展開が、ガンバが1点取って、どちらかというとしっかり守ってカウンターという形になりましたから、なかなか浅野がスピードを生かせる、走れるスペースがなくなってしまったので浅野にとっては、ちょっと厳しい展開になったなという感じがしますね。
≫スペースがありますと浅野が生きてきます。
≫今日、先発に抜てきされた長沢駿の見事なゴール。
≫それと森崎と千葉のところでうまくコミュニケーションがとれない。
少し譲り合うような形になってしまったのでそこを長沢が逃さなかったですし、うまくコントロールして、流し込みましたね。
≫Jリーグの最後の終盤戦になって、途中交代から結果を残した長沢駿。
長谷川監督も好調と認めた長沢が今日、結果を出しています。
≫点が入ったことによって、攻守の切り替えが速くなりましたね。
≫サンフレッチェが点を取るためには福田さん、どういうことが必要ですか?≫この右のミキッチ、左の清水のサイド攻撃ですね前半から再三やってますけどこういう形から中央ですね。
ドウグラス、今、浅野になってますけど、その辺がうまく合わせていくというのが1つだと思いますけど、サイドを使うにも、先ほど中田さん言ってましたけど青山を経由していくといい形で攻撃できるんですけど、なかなか青山のところで、うまくボールを入れさせてもらってないのでガンバとしてはサイド攻撃でも守りやすい形には今なってますね。
≫ですからガンバの守備が非常に今のところサンフレッチェの攻撃を抑えている展開になっています。
≫中田さん、一本の力で抜ける力が浅野にはありますからね?≫ドウグラス選手もそれをわかっていますから、シンプルにプレーしてますよね。
本当に前向きになれば、ああやって裏が使えますので、そうやってどんどん勝負したいですよね。
≫サンフレッチェ広島、選手交代があります。
この後、柏が呼ばれています。
ミキッチとの交代です。
≫右サイドのミキッチに代わってこちらもサイドの職人、柏を投入するサンフレッチェ広島ここで2人目の選手交代。
ミキッチに代わって柏を投入です。
これもシーズン中には、サイドの選手を代えるのはよくありました。
≫非常に柏1人で、ドリブルで切り裂いていくことができる選手なので、そういうものに期待しての交代だと思います。
≫シーズン序盤からレギュラーの座をずっと張っていましたが、9月に入ってケガがあってただ、最終戦に戻ってきたという柏です。
森保監督の信頼も厚いという柏が投入されてそしてサンフレッチェはフリーキックのチャンスを迎えます。
慎重にボールをセットしました、このファイナルの舞台。
≫迫力ありましたね、今のね。
≫11番の倉田が倒れています。
こういうところは非常に両チームの気持ちが出ているというセットプレーになります。
≫今もゴール方向に向かってくるようなボールなんですがキーパーの出れないところにボールを蹴っているんですねそんなに高いボールじゃないですけど、速くて鋭いボールでしたね。
≫早くも2人の選手交代を行った広島・森保監督。
浅野、そして柏という切り札2枚を使いました。
ガンバ大阪は、この倉田秋が入っています。
この辺りは中田さん、さすが今野ですね?≫本当に守備範囲が広いですね。
遠藤選手が自由にできるのも今野選手あってだと思いますから、本当に守備範囲が広く、黒子に徹してやっているという感じがしますね。
≫昨日の練習の後、ドウグラスと青山をどう抑えるかというところを聞きますと引っ張り合いなんでと、駆け引きで勝負するしかないんですと言っていました。
経験豊富な今野がチームを引っぱっているガンバ大阪です今野、遠藤という、かつて日本代表を率いた、その2人がガンバ大阪を引っ張っています。
そしてチームを勝利に導くことはできるんでしょうか。
≫ガンバは中3日ですが、コンディションは全く関係ないという、何か気持ちで体を動かしているという印象があります。
≫ドウグラスも今、股を抜いてうまく入れ替わったんですけれども藤春、よく戻りましたね。
≫スパイクが脱げてしまいました。
33番の塩谷です。
お互いが球際で戦っている両チームです。
中田さん、この後のゲーム展開ですがもちろんサンフレッチェは得点を奪いにいきますが、ガンバとしてはどうでしょうか?≫ガンバとしてはやっぱりカウンターを狙いたいですね。
広島が徐々に前掛かりになってきてますから、そこのあいたスペースを宇佐美選手がどう使っていくかですよね。
そこに倉田選手が絡んだらいい形ができるんじゃないかなと思いますね。
≫この攻守の切り替え、これが優勝への思いです。
ただ、やはり柏がチャンスをつくりました。
≫ボール持ったとき、1対1でどんどん仕掛けて、最後、しっかりクロスで終わる選手ですからね。
≫クロスで上げ切ることができる柏が入りました。
両チームがこの舞台に立ちました。
思いを持って、選手も、スタッフも、そしてサポーターも望んでいたこのファイナルの舞台。
≫ここはコーナーキックに変わります。
≫最後、塩谷ですかね、触れそうでしたけどね。
ディフェンダーにとってはゴール方向にボールが向かってくるので非常に処理、難しいんですよね。
そういうものを意図的に入れてきましたけどね。
≫チャンピオンシップ決勝、年間勝ち点の1位から3位、そしてファーストステージ、セカンドステージのチャンピオンがこの、チャンピオンシップに臨むことができる。
その中で3チームが決勝、このチャンピオンシップの舞台に臨んできました。
準決勝を勝ち上がった年間勝ち点3位のガンバ大阪がこの決勝の舞台年間勝ち点1位の広島と戦っています。
11年ぶりに復活をしたチャンピオンシップです。
≫ただガンバ大阪は、今のところ、1−0でリードしてますから中田さん、今のところパトリックを使う必要はないんですね?≫そうですね、ただ第2戦有利に臨むためにはもう1点ほしいですからね。
あとは、どこで使うかですよね。
≫佐藤さん、パトリックがベンチに呼ばれました。
長沢との交代です。
≫こういうところの球際ですね、福田さん?≫あれがどっちのボールになるかによって全然流れが変わりますからねここでパトリックですからねサンフレッチェ広島はちょっと嫌ですね。
でも、長沢、いい仕事してましたね。
≫このバックパス。
ミスがあったところ、長沢駿が流し込んでいます。
≫かつて長谷川健太監督のもとで4年間プレーをして今年、その長谷川健太監督のもとに戻ってゴールを決めました。
そしてパトリック投入です。
ガンバのストライカー、パトリックが投入されました。
ブラジル出身、今シーズン12ゴールをマークしたパトリックです。
福田さん、ここでパトリック投入は嫌でしょうね?≫広島サイドにしてみたら非常に嫌だと思いますね。
カウンターをやっぱりガンバは狙ってますからそういう意味では、前線でしっかりボールが収まって時間のつくれるパトリックが入ってくるのは、ガンバは大きいですね。
≫中田さん、今のは連動してましたね?≫本当に今日、ガンバ集中して守備してますね。
連動してますし、ボールにしっかり行っていますね。
距離詰めるだけじゃなくてボールに行きますので、ボール引っかけてますよね。
≫そのスイッチを入れたのが宇佐美でした。
≫これは大きいでしょうね。
パトリックの強さだと思いますね。
≫遠藤はキャプテンとしてチームを引っぱってきました。
年間勝ち点は3位ですが、優勝するチャンスがやってきました、ガンバ大阪。
自分たちには勢いがあるんです、そう話していた遠藤。
わずかにバーの上、決定機を迎えた、ガンバ大阪。
≫遠藤からパトリックでしたね。
完全にパトリックがマークしている選手を振り切ってフリーになりましたね。
≫ドウグラスのヘディング!広島、同点に追いついた!これが優勝への思いです。
≫すごいシュートでしたね、今のね。
≫チャンピオンシップ決勝、この舞台で追いついた広島。
≫浅野のシュートがポストですよ。
これ、残念に入らないのかなと思いましたけどその後、柏ですかね。
思い切り振り抜いて、枠は外れてましたけど、それにドウグラスがよく反応しましたね。
これは浅野のスピードが生きましたよね。
≫ゴールキーパーをかわしてそしてシュートを打った、ポストに跳ね返った、そして、その後、柏のシュートをドウグラスがヘディング。
何というゲームでしょう。
≫浅野もほとんど角度なかったんですけどね。
いや〜、これよく反応しましたね。
≫柏のシュートですよね、これね?≫シュートだと思います。
少しアウトサイドにかけたシュートを狙ったんですけど、アウトサイドにかからずに、真っすぐ飛んだんですね。
それに対して、しっかりと準備してたドウグラスがしっかり頭で合わせましたね≫中田さん、すごいゴールが生まれました。
≫すばらしかったですね、ガンバが前がかりになり出したんですよね。
パトリックのヘディングシュートもありましたけどそういう中で、浅野のスピードが生きましたね。
≫ガンバ大阪、再びリード!こぼれ球を決めたのは、今野泰幸。
≫セットプレーからでしたね≫また今野ですよ。
準決勝と一緒でね、いつも守備をやってる今野が大切なゲームでゴール決めてきましたね。
≫今野はこういう大事なところで決めるんです!≫これ、難しいシュートですよ。
ボールを浮かさないように上からたたきつけるような見事なシュートですね、これね。
いや、うまくミートしましたね。
キーパーの林も全く見えないですからね。
ガンバの選手と、味方の選手がいたんで、今野のシュートする場所はほとんど見えなかったしボールも見えなかったと思うんですよね、反応できませんでしたね。
≫すぐさま返して、そして勝ち越し成功というガンバ大阪。
中田さん、ガンバがすぐ返しました。
≫本当におもしろい展開ですね。
今野選手のシュート、シュートコースになかったと思うんですよね、ホント、広島の選手いっぱいいましたけど、難しいシュートをうまく決めましたよね。
≫中田さんは昔から今野選手を見ていると思いますが、こういう大事なところで決める選手なんですよね?≫そうですね、あまり得点してるイメージなかったんですがでも、黒子に徹しながらも、肝心なところは仕事しますねすばらしいですね。
≫かつてもJリーグの最終節で決めるということもありました。
≫いいシュートですよ。
≫抑えた、すばらしいシュートでした。
≫広島らしい攻撃、サイドからクロスが入って、そのこぼれ球に塩谷ですよねディフェンスの選手があそこまでいってるわけですからね≫胸でトラップから抑えた弾道のシュート、枠に行っています。
≫落ち際を見事にミートしましたけど、キーパーは東口ですから相当シュートが際どいところにいかないとなかなか入らないでしょうけどね。
≫すばらしい攻防になりました、Jリーグチャンピオンシップ決勝。
この後、どういう展開になっていくか。
ハリルホジッチ日本代表監督も見つめる前で、この決勝の舞台。
1点リードはガンバ大阪。
≫この一戦にかける思いが伝わってきますよね。
パトリックはわずかにオフサイドでした。
≫広島は1失点目は自陣でミスから失点したにもかかわらず、あれだけプレッシャーかけられてもつなぐんですよね。
自分たちの戦い方、変えないということですね。
≫つなぐ広島に対して、中田さん、宇佐美とパトリックがあれだけ懸命に追う姿。
≫本当に宇佐美、パトリック、追ってますけども、そこに後ろの遠藤、今野も連動してるんですよね。
だから、そこで引っかけられるんですよね。
慌てない広島も広島らしいんですけど、ガンバ、ちょっと勝負に出てきたなという感じがしますね≫残り5分の勝負になりました。
≫ガンバ大阪、オ・ジェソク、一発レッドカード。
清水とオ・ジェソク、その後のプレーでガンバのオ・ジェソク、一発レッドカード。
≫気持ちはわからないでもないですけどね。
≫ここは両手で押してしまいました。
前半からかなり1対1の攻防がありました。
強い気持ちが裏目に出てしまいました。
そして27番の清水にもイエローカードが出ています。
オ・ジェソクが1人いなくなって、10人になったガンバ大阪。
この舞台にかけてきました。
前半から戦ってきました。
ただ、それが福田さん、冷静にならないと、こういうことになってしまう。
≫プレーは激しくてもいいんですけど、頭の中は冷静でプレーしていかなきゃいけないですけど、ちょっと自分を見失ってしまいましたね。
もったいないプレーだと思いますね。
これで2戦目に出られなくなってしまいますからね。
まずはこの試合ということになるとは思いますけど、ガンバが1人少なくなって、広島、1人多いですから、より広島が攻撃的には来ると思いますけどね。
≫恐らくアディショナルタイムを含めて残り5分以上はありそうです≫1人少なくなったガンバですが宇佐美に代わって米倉を投入します。
≫やはり前線を1枚削って米倉投入という、土井アナウンサーからのリポートでしたガンバはリードしていますがピンチを迎えた。
中田さん、広島としては絶対に追いつかなければいけないというゲームになりましたね?≫追いついて帰りたいですよね、ホームに。
逆にガンバはこのまま逃げ切りたいですよね。
米倉選手を入れるということは、監督としてのそういう意図だと思いますから、あとはピッチの選手がそれをどう感じて守るかですよね。
≫そしてサンフレッチェも清水に代わって山岸投入。
やはりサイドの選手を代えてきます。
両チーム3枚の交代枠を使い切りました。
≫広島、サイドから攻撃したいですね。
今、左に入った山岸、右にいる柏、彼らからいい形で1対1仕掛けてクロスという形が広島としての形ですからね。
≫1人多いわけですから、こうやってボール回しはスムーズにできそうですよね≫これくらいまでは自由に持って行けると思いますがここからでしょうね。
≫しっかりとサンフレッチェ広島、千葉が対応しています。
≫アディショナルタイムは5分あります。
≫十分チャンスつくれますね広島。
≫ガンバ先制、広島追いつく、そしてすぐさまガンバが再びリード。
さらにはディフェンス、オ・ジェソクのレッドカードがありました。
現在、広島11人、ガンバ大阪10人という後半の44分から45分。
今、アディショナルタイム5分に入りました。
この5分はどんな5分になるんでしょうか。
仕掛けて、仕掛けてフリーキックをもらいました。
1つ柏のよさが出ましたね、中田さん。
≫縦の推進力は出ましたし倉田選手も藤春選手をよくサンドして戻ったんですけど、ファウルになってしまいましたね。
≫決めたのは佐々木。
このアディショナルタイムで冷静に変化をつけてフリーキック!≫そうなんですよ、今、誰もが直接入れてくると思ってたと思うんですよ。
そこを1つ、変化つけたんですね。
短くパスをつないで。
あのパスを入れることによって、やっぱりガンバの選手たち、ボールを見てしまって自分のマークが見れなくなってしまったんですね。
広島の選手がフリーになってしまって、そこを逃さず佐々木が見事なヘディングですね。
≫すばらしいヘディングシュートが決まった、チャンピオンシップ決勝。
アディショナルタイムに追いついた広島。
≫まだちょっとわからないですよ。
このままゲームが終わるとはちょっと思えないぐらいゲーム、動いてますから。
≫想像もできないような展開が待っているのがこのチャンピオンシップです≫いや〜、すごい試合になってますね。
≫中田さん、何が起こるかわかりませんね。
≫本当にそうですね。
本当におもしろい試合になってますね。
≫倉田もうまく、最後、しっかりと守備してますけどね。
柏は自分が打ったらとことん前に行ってクロスを上げてきますからねこれでコーナーキックとりましたよね。
さっきの2点目の同点ゴールも彼のドリブルでファウルをとってからのゴールですからねセットプレーでね。
≫よく対応しましたね、今ね。
今野が対応しました。
≫最後に体を伸ばしてシュートコースに足を出しましたけどね。
≫劇的なゴールが生まれました。
サンフレッチェ広島!≫最後、柏ですか。
≫柏が押し込んだ。
後半のアディショナルタイム2ゴールで逆転。
≫よく決めましたね、今のね。
≫これが優勝への思いです。
≫最初、ドウグラスなんですけど、ちゃんと当たらなかったんですよね。
ガンバもよく体張って、守ったんですけどね。
浅野のシュートをブロックしたんですけど。
いや、すごい試合ですね、これ≫思いが強い方にボールは転がってくるんです、そう話していたサンフレッチェの選手たち。
3−2、逆転。
この第1戦を制したのはサンフレッチェ広島。
チャンピオンに一歩近づきました。
なんというゲームでしょう。
ガンバがリードをした、しかし、最後まであきらめずに粘り強く戦ったサンフレッチェ広島。
まさに年間勝ち点1位の意地を感じました。
≫ゲームは非常に二転三転するような、どちらが勝ってもおかしくないようなゲームでしたけど、その中で最後、よく広島追いついて、そして突き放しましたよね。
ガンバにしてみると、まさかという試合展開だったと思いますね。
≫チャンピオンシップアンバサダーの松木さん、いかがでしたか?≫すごい、いい戦いでしたね。
年間チャンピオンの思いというか、1人だけじゃなくて全員が逆転に向けていきましたね。
ああ、いいゲームだ。
≫気持ちが伝わってきましたね。
≫いや、最高だな、こりゃな。
≫そして、ピッチ解説の中田浩二さん、すごいゲームになりました。
≫本当に両チームのプライドを見たような、本当にすばらしいゲームだったと思いますね。
≫ドラマはアディショナルタイムに待っていました。
その残り5分で2ゴール、逆転に成功した広島が第1戦を制しています次は12月5日に第2戦。
そして勝った方がクラブW杯に出場できます。
≫2戦目、本当に楽しみですね。
≫いやいい試合でしたね、本当にね。
≫明治安田生命2015Jリーグチャンピオンシップ決勝2015/12/02(水) 19:00〜21:30
MBS毎日放送
Jリーグチャンピオンシップ2015決勝 ガンバ大阪×サンフレッチェ広島[字][デ]
真の日本最強クラブを決める、緊迫の頂上決戦・完全生中継!〜万博記念競技場
詳細情報
番組内容
日本サッカー界初!史上最大の優勝決定トーナメント『Jリーグチャンピオンシップ』。真の日本最強クラブを決める決勝戦を完全生中継。
準決勝、劇的ゴールで勝ち上がってきたガンバ大阪。狙うは年間3位からの下克上!迎え撃つは、年間1位に君臨する広島!果たして日本一の栄冠はどちらの手に?スペシャルゲストには、チャンピオンシップアンバサダー松木安太郎。お馴染みの熱いコメントで試合を盛り上げる!
1万円が当たる!
[d]ボタンをプッシュ!データ放送「カードコレクション」コンプリートで豪華プレゼントのチャンスが出現します!お見逃しなく!
出演者
【スペシャルゲスト】
Jリーグチャンピオンシップアンバサダー
松木安太郎
【解説】
福田正博(元日本代表)
中田浩二(元日本代表)
【実況】
佐藤文康(TBSアナウンサー)
おことわり
番組の内容と放送時間は変更になる場合があります。
ジャンル :
スポーツ – サッカー
福祉 – 文字(字幕)
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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サンプリングレート : 48kHz
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