聴覚障害者対象に落語とエンディングノート講座
平成27年11月29日(日)西宮市立中央公民館講堂にて、西宮市・尼崎市・西宮市在住の聴覚障害の方(約30名)を対象に、「天国からの手紙~人生を笑顔で過ごすエンディングノート」と題してお話しさせていただきました。
手話通訳・要約筆記通訳が入った講演は何度か経験していますが、すべての受講者さんが聴覚障害の方というのは初めての経験です。
いつものように心を込めて話をすれば、特に意識することはないだろうと考えていましたが、落語がどこまで通じるだろうかと不安もありました。
手話通訳者さん、要約筆記通訳者さんには事前に落語台本をお渡ししていました。私は手話はわかりませんが、3名の手話通訳者さんが交代でとても頑張って務めていただいてるのが横から感じられ、落語は1人でするものですが、今回は共同作業をしている一体感がありました(^^)
いつもよりゆっくり目にお話ししました。表情で笑っていただけた箇所もあって、言葉をはっきり伝えることも大事ですが、表情豊かに心から演じることで楽しんでいただけるのだと改めて感じました。
相続遺言を通して家族や周囲の方のことを考えるきっかけとなる落語「天国からの手紙」と、より良く生きるために、また大切な方へ想いを遺すために作成するエンディングノートについてお話をさせていただきました。
「エンディングノートなんて聞いたこともない」「書くことは苦手」「あの世というものをイメージできない」、そんな方もいらっしゃったかもしれませんが、私の話を通して何か一つでも新しい発見をしていただけたなら、何か少しでも感じていただけることがあったなら、本当にうれしいです。
プロの落語家ではないので(行政書士が社会人として落語をしています)、だからこそさまざまな場で落語を通してメッセージを伝える機会をいただけることを、とても有難く思います。
「阪神くすの木学級西宮教室」関係者の皆様、手話通訳・要約筆記通訳をしていただいた皆様、お世話になりありがとうございました<(_ _)>
<生島清身(天神亭きよ美)のプロフィールです>
大阪市出身、2015年8月から東京都在住
秘書業務、インターネット関連業務を経験後、41歳で不妊治療をスタート。
仕事を休業し治療に励む傍ら、着物好きが高じ繁昌亭落語家入門講座に
通い、その後「天神亭きよ美」という高座名で社会人落語会に参加。
また、不妊治療を通して「いのち」について深く考えはじめる。
行政書士試験合格後、きよみ行政書士事務所を開業。
遺言・相続業務の一環として、カルチャー教室にてエンディングノート講座
講師を務めたのを機に、市民講座や終活セミナー等で、エンディングノート
を活用し人生を見つめ直してみることを提案する講演活動を始める。
遺言知識を深める落語「天国からの手紙」を創作し、落語の力を借りて
遺言・相続を前向きに明るく伝えることに挑戦中。
●講演に関するお問合せ先
きよみ行政書士事務所 生島清身(いくしまきよみ)
E-mail:kiyomijimusyo★nifty.com
(★を@に変えてメール送信いただくか、こちらをクリックしてください)
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