試合を前に挨拶する上原浩治と巨人・高橋由伸監督(右)【拡大】
試合後は墨田区総合体育館で野球少年約200人を対象にしたトークショーを行い、来春の宮崎キャンプでの臨時コーチを正式に打診した。
高橋監督 「親友という間柄なので、気がむいたら1日でも来てくれたらうれしい」
上原 「検討中ですよ。(可能性は)フィフティフィフティ(五分五分)です」
故障明けの右腕は「まずは自分のことが大事」と調整を最優先させるが、親友からの打診に前向きな姿勢を示した。
高橋監督は「上原には1年でも長く現役を続けてもらいたい」と返し、「当然、勝つことしか考えていない。長く強いチームを作りたい」と常勝軍団を築くことを約束した。 (長崎右)
★7年後も監督
試合後は両チームともにMVPが発表され、高橋監督は1本塁打を含む3安打の磯辺シャークス・渡辺龍君(12)を選んだ。渡辺君から飛び出した言葉は「夢は高橋監督の下でプレーすることです」。高橋監督は「(入団までに)7年かかるのか。一緒にできるように何とか頑張ります」と苦笑いだった。
(紙面から)