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筋肉ダメイド番外編　１

砂糖無線

2015年11月19日 02:18

デアカルテさんuser/186531の筋肉ダメイドシリーズの芽衣子ちゃんが好きすぎて勝手に番外編を書いてしまいました。

筋肉ダメイド成長記novel/988768
筋肉ダメイド奮闘記novel/1035362
筋肉ダメイド発展記novel/2461262
筋肉ダメイトコ発育記novel/2572855

許可を頂いたデアカルテさんにはこの場を借りて、改めて感謝申し上げます。

a a a

「なあ、芽衣子」
「はい、何でしょうか？」

いそいそと仕事中の芽衣子を呼び止めた。

「これ、着てくれないか？」

僕は先ほど届いたばかりの大きめの段ボールから、青と赤のド派でな衣装を取り出した。

「これ……なんですか？」
「コスチュームだよ、コスチューム。スーパーガールの」
「すーぱーがーる？」

小首を傾げる芽衣子。
知らないのか……
まあ、スーパーガールってマイナーなキャラだからね。

「スーパーマンは知ってる？」
「あぁ、力は機関車より強く……ってやつですね、それなら知ってます」

芽衣子がポンと手を叩いた。

「それの女の子版がスーパーガール」
「へぇ、そうなんですかぁ、で、そのスーパーガールがどうかしたんですか？」
「だから、着てほしいんだよ、スーパーガールのコスチュームを」
「……え？」

普段はひまわりのように明るい芽衣子の顔がとたんに曇る。

「いやです！いやです！ぜーーったいにいやです！！」

まさかの全力拒否。

「いいじゃないか、一回だけでいいから」
「いーやー！」

正直、ここまで猛烈に拒否反応が出るとは思わなかった。

「一生のお願いだから！ね？」
「いーやーでーすー！コスプレなんて恥ずかしいじゃないですか～！」
「何でだよ、いつもコスプレしてるじゃないか」

僕は芽衣子のメイド服を指差した。

「あ～ん、メイド服はコスプレじゃないですよ～」

目に涙を浮かべ愚図りだしてしまった芽衣子。
力づくでといきたい所だが、芽衣子相手に力づくなんて無理ゲーもいいところだ。
こうなったら、奥の手を使うしかない……

「よし……わかった。芽衣子」
「うぅ……なんですかぁ……」
「ここに一枚のDVDがある」

僕が懐から取り出したのは、映画『スーパーガール』のDVD。
発売日に購入した特典満載の2枚組だ。

「これを見てから、もう一度、返事を聞かせてくれないか？」
「わかり……ました。見るだけですよ……」

―――2時間後

「ご主人様……」

僕を見つめる芽衣子の真剣な眼差し。

「で……どうする？」
「そのコスチューム着ます！というか、着させてください！」

芽衣子は勢いよく頭を下げた。
うん、彼女が単純でよかった。

彼女が部屋に戻って10分。
僕ははちきれんばかりの期待に胸躍らせていた。

「お、お待たせ、いたしました……」

振りかえると、そこにいたのは頬を赤らめるスーパーガール姿の芽衣子。

ぶほぉっ！！

その破壊力は僕の想像の範疇を遥かに超えていた。

「芽衣子……」

芽衣子は真紅のマントを控えめにバサッと翻した。
身体にピッタリと貼りつくようなブルーのボディスーツは、彼女の逞しい身体をよりいっそう際立たせている。
そして真っ赤なミニスカートから伸びる筋肉質な生脚……

「ちょ……これ、スカート短すぎませんかね……」

僕の視線に芽衣子は恥ずかしくなってミニスカートを下に引っ張ろうとする。

「あ、駄目だって、そんなに乱暴に扱っちゃ」

今時、コスチュームなんて、アマ○ンなんかでも、安価で購入できるが、芽衣子の身体に合うサイズともなると、そう簡単にはいかない。
数ヶ月前から生活費を切り崩し、特注のものを用意していたのだ。

「どう、着心地は？」
「着心地は……抜群です」
「本当に？」
「はい、最高ですよ。これ」

そう言って芽衣子は、その場でくるりと一回転して見せた
真っ赤なマントとミニスカートがふわりと宙を舞う。
スカートの中の引き締まったヒップが眩しい。

「あの……ご主人様、どうですか？」
「どうって？」
「に、似合いますか？……この格好」

筋肉スーパーガールがモジモジしながら頬を赤らめ問いかける。
あぁ、可愛いなぁ、もう！

「ああ、な、なんていうか……可愛くて……それでいて力強くて……本物のスーパーガールより何倍も何倍も魅力的だよ……」
「ご主人様……」

はにかみながら、二の腕を曲げて見せる芽衣子。
山盛りの筋肉がモリモリッとブルーのコスチュームを盛り上げる。

「これ着ると、ホントに強くなった気がします」

芽衣子は庭に出ると、手ごろな小石を拾い上げた
まあ、芽衣子の手のひら自体も大きいので、小石と言うより普通に岩なのだが。

「ご主人様、見ててくださいねー」

芽衣子のやつ、映画のシーンを再現するつもりなのか……

「えい♪」
メリッ……バキィィッッ！！

なんとも気の抜けた掛け声と共に岩が粉々になった。

「どうです、ご主人様？」

ドヤ顔の芽衣子。
スーパーヒロインらしい小生意気な感じも、なんだか様になってるぞ。

「ご主人様、なんだかノリが悪いですぅ」

ぷぅと頬を膨らますスーパーガール。
そのままスーパーブレスでもしそうだ。

「そ、そうかな……？」

まあ、芽衣子ならこれくらい出来て当たり前と言うか、普段から異常にパワフルなわけで。

「そうだ♪ジムに行きましょう、ご主人様」
「ジムに？」
「はい、ご主人様に、もっと、もっーと、スーパー芽衣子の凄いとこ見てもらいたいんです！」
「その格好で？」
「はい♪」

満面の笑みで答える芽衣子、いやスーパー芽衣子。

「コスプレなんて恥ずかしいから嫌だったんじゃないの？」
「これはコスプレなんかじゃありません。私の新しい衣装です！」

芽衣子は腰に手を当て凛とした態度で答えた。

「いや……どっちかと言うと、一緒に行く僕が恥ずかしいと言うか……」
「う～、ご主人様、男らしくないですぅ」

業を煮やした芽衣子は、強引に右手で僕を小脇に抱え、空いた左手を空中に突き上げた。

「じゃあ、行きますよ！」
「……」

その間、十数秒。

「……あの、芽衣子……さん？」
「あ……飛べないんでした(・ω<) てへぺろ」

突き上げた手で、こつんと頭を叩く芽衣子。
もしかして、本当にスーパーガールになったつもりでいたのか？

「……わかった、一緒に行くから、とりあえず降ろしてくれないか……」
「はい、わかりましたです」

僕の真剣な声に芽衣子は僕の体をゆっくりと地面に降ろす。

「芽衣子、ちょっとはしゃぎすぎ……」
「はい……」

しゅんと肩を落とす芽衣子。
僕はそんな彼女を置いていったん部屋に戻る。

「ご主人様、どこへ？」
「どこへって、ジムに行くんだろ？とりあえず、ちょっと待って、部屋に戻って、ビデオカメラ取ってくるから」
「ビデオカメラ……ですか？」
「ああ、スーパー芽衣子の活躍。どうせなら、何度も見た―――」

と言いかけたその時だった。
芽衣子にぎゅーっと抱きしめられる。

「うわっぷ！？」

黄金の「S」のエンブレム越しに弾けそうな肉弾が、ムチムチと押し当たって気持ちよくてたまらない……
って、そんな場合じゃない。
何とか顔の位置をずらして呼吸できる位置を確保する。

「め、芽衣子！？」
「ご主人様っ！芽衣子でスーパーガールの映画撮ってくれるんですね♪芽衣子嬉しいですっ！」
「だ、そ、そこまで言ってないぞ！？」

お、おい、腕が万力みたいに締めあげてきて、痛い。物凄く痛いぞ。

「ご主人様ぁ～」

僕の頭に頬をすり寄せて、ただ、じゃれ付いてるつもりの芽衣子。
本当にいつもより力が強くなってるんじゃないか？

「あ、今度は飛行機能付きのコスチュームお願いしますね。ご主人様♪」

「なあ、芽衣子」
「はい、何でしょうか？」

いそいそと仕事中の芽衣子を呼び止めた。

「これ、着てくれないか？」

僕は先ほど届いたばかりの大きめの段ボールから、青と赤のド派でな衣装を取り出した。

「これ……なんですか？」
「コスチュームだよ、コスチューム。スーパーガールの」
「すーぱーがーる？」

小首を傾げる芽衣子。
知らないのか……
まあ、スーパーガールってマイナーなキャラだからね。

「スーパーマンは知ってる？」
「あぁ、力は機関車より強く……ってやつですね、それなら知ってます」

芽衣子がポンと手を叩いた。

「それの女の子版がスーパーガール」
「へぇ、そうなんですかぁ、で、そのスーパーガールがどうかしたんですか？」
「だから、着てほしいんだよ、スーパーガールのコスチュームを」
「……え？」

普段はひまわりのように明るい芽衣子の顔がとたんに曇る。

「いやです！いやです！ぜーーったいにいやです！！」

まさかの全力拒否。

「いいじゃないか、一回だけでいいから」
「いーやー！」

正直、ここまで猛烈に拒否反応が出るとは思わなかった。

「一生のお願いだから！ね？」
「いーやーでーすー！コスプレなんて恥ずかしいじゃないですか～！」
「何でだよ、いつもコスプレしてるじゃないか」

僕は芽衣子のメイド服を指差した。

「あ～ん、メイド服はコスプレじゃないですよ～」

目に涙を浮かべ愚図りだしてしまった芽衣子。
力づくでといきたい所だが、芽衣子相手に力づくなんて無理ゲーもいいところだ。
こうなったら、奥の手を使うしかない……

「よし……わかった。芽衣子」
「うぅ……なんですかぁ……」
「ここに一枚のDVDがある」

僕が懐から取り出したのは、映画『スーパーガール』のDVD。
発売日に購入した特典満載の2枚組だ。

「これを見てから、もう一度、返事を聞かせてくれないか？」
「わかり……ました。見るだけですよ……」

―――2時間後

「ご主人様……」

僕を見つめる芽衣子の真剣な眼差し。

「で……どうする？」
「そのコスチューム着ます！というか、着させてください！」

芽衣子は勢いよく頭を下げた。
うん、彼女が単純でよかった。

彼女が部屋に戻って10分。
僕ははちきれんばかりの期待に胸躍らせていた。

「お、お待たせ、いたしました……」

振りかえると、そこにいたのは頬を赤らめるスーパーガール姿の芽衣子。

ぶほぉっ！！

その破壊力は僕の想像の範疇を遥かに超えていた。

「芽衣子……」

芽衣子は真紅のマントを控えめにバサッと翻した。
身体にピッタリと貼りつくようなブルーのボディスーツは、彼女の逞しい身体をよりいっそう際立たせている。
そして真っ赤なミニスカートから伸びる筋肉質な生脚……

「ちょ……これ、スカート短すぎませんかね……」

僕の視線に芽衣子は恥ずかしくなってミニスカートを下に引っ張ろうとする。

「あ、駄目だって、そんなに乱暴に扱っちゃ」

今時、コスチュームなんて、アマ○ンなんかでも、安価で購入できるが、芽衣子の身体に合うサイズともなると、そう簡単にはいかない。
数ヶ月前から生活費を切り崩し、特注のものを用意していたのだ。

「どう、着心地は？」
「着心地は……抜群です」
「本当に？」
「はい、最高ですよ。これ」

そう言って芽衣子は、その場でくるりと一回転して見せた
真っ赤なマントとミニスカートがふわりと宙を舞う。
スカートの中の引き締まったヒップが眩しい。

「あの……ご主人様、どうですか？」
「どうって？」
「に、似合いますか？……この格好」

筋肉スーパーガールがモジモジしながら頬を赤らめ問いかける。
あぁ、可愛いなぁ、もう！

「ああ、な、なんていうか……可愛くて……それでいて力強くて……本物のスーパーガールより何倍も何倍も魅力的だよ……」
「ご主人様……」

はにかみながら、二の腕を曲げて見せる芽衣子。
山盛りの筋肉がモリモリッとブルーのコスチュームを盛り上げる。

「これ着ると、ホントに強くなった気がします」

芽衣子は庭に出ると、手ごろな小石を拾い上げた
まあ、芽衣子の手のひら自体も大きいので、小石と言うより普通に岩なのだが。

「ご主人様、見ててくださいねー」

芽衣子のやつ、映画のシーンを再現するつもりなのか……

「えい♪」
メリッ……バキィィッッ！！

なんとも気の抜けた掛け声と共に岩が粉々になった。

「どうです、ご主人様？」

ドヤ顔の芽衣子。
スーパーヒロインらしい小生意気な感じも、なんだか様になってるぞ。

「ご主人様、なんだかノリが悪いですぅ」

ぷぅと頬を膨らますスーパーガール。
そのままスーパーブレスでもしそうだ。

「そ、そうかな……？」

まあ、芽衣子ならこれくらい出来て当たり前と言うか、普段から異常にパワフルなわけで。

「そうだ♪ジムに行きましょう、ご主人様」
「ジムに？」
「はい、ご主人様に、もっと、もっーと、スーパー芽衣子の凄いとこ見てもらいたいんです！」
「その格好で？」
「はい♪」

満面の笑みで答える芽衣子、いやスーパー芽衣子。

「コスプレなんて恥ずかしいから嫌だったんじゃないの？」
「これはコスプレなんかじゃありません。私の新しい衣装です！」

芽衣子は腰に手を当て凛とした態度で答えた。

「いや……どっちかと言うと、一緒に行く僕が恥ずかしいと言うか……」
「う～、ご主人様、男らしくないですぅ」

業を煮やした芽衣子は、強引に右手で僕を小脇に抱え、空いた左手を空中に突き上げた。

「じゃあ、行きますよ！」
「……」

その間、十数秒。

「……あの、芽衣子……さん？」
「あ……飛べないんでした(・ω<) てへぺろ」

突き上げた手で、こつんと頭を叩く芽衣子。
もしかして、本当にスーパーガールになったつもりでいたのか？

「……わかった、一緒に行くから、とりあえず降ろしてくれないか……」
「はい、わかりましたです」

僕の真剣な声に芽衣子は僕の体をゆっくりと地面に降ろす。

「芽衣子、ちょっとはしゃぎすぎ……」
「はい……」

しゅんと肩を落とす芽衣子。
僕はそんな彼女を置いていったん部屋に戻る。

「ご主人様、どこへ？」
「どこへって、ジムに行くんだろ？とりあえず、ちょっと待って、部屋に戻って、ビデオカメラ取ってくるから」
「ビデオカメラ……ですか？」
「ああ、スーパー芽衣子の活躍。どうせなら、何度も見た―――」

と言いかけたその時だった。
芽衣子にぎゅーっと抱きしめられる。

「うわっぷ！？」

黄金の「S」のエンブレム越しに弾けそうな肉弾が、ムチムチと押し当たって気持ちよくてたまらない……
って、そんな場合じゃない。
何とか顔の位置をずらして呼吸できる位置を確保する。

「め、芽衣子！？」
「ご主人様っ！芽衣子でスーパーガールの映画撮ってくれるんですね♪芽衣子嬉しいですっ！」
「だ、そ、そこまで言ってないぞ！？」

お、おい、腕が万力みたいに締めあげてきて、痛い。物凄く痛いぞ。

「ご主人様ぁ～」

僕の頭に頬をすり寄せて、ただ、じゃれ付いてるつもりの芽衣子。
本当にいつもより力が強くなってるんじゃないか？

「あ、今度は飛行機能付きのコスチュームお願いしますね。ご主人様♪」

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