イラストコミュニケーションサービス[pixiv(ピクシブ)]

pixivへようこそ

お気に入りの作品はありましたか？
pixivに登録するともっとたくさんの作品を見たり、投稿者の方と交流することができます。

筋肉娘でスーパーガールな奥さんとイチャイチャするだけのお話

砂糖無線

2015年11月23日 01:16

タイトルの通り。
特にオチも山場もありません。

続きは、思いついたら書きたいな……

こちらで、スーパーガール、怪力娘についてだらだらと語ってます。
（まだ始めたばかりですが）
http://blogs.yahoo.co.jp/syrup121g

a a a

「あなた……」

目が覚めると、スーパーガールが枕元を覗き込んでいた。

「ん……ん～……」

艶やかな青と赤のコスチュームが、起きたばかりの眼には刺激的た。

「起きて……あなた……」

僕を見つめる優しい新妻の微笑み。

「ん……おはよう……綾乃……」
「おはよう、あなた……」

ブルーのボディスーツに包まれた逞しい腕が、僕の前髪を優しく撫でる。
釣られて、黄金の「S」のエンブレム越しに、大きな双丘が揺らめいた。

「綾乃……」

腕を伸ばし、彼女の二の腕に盛り上がる大きな力瘤に触れてみる。
すべすべのコスチューム越しに彼女の力強い温もりを感じる。

「もう……♪」

ため息混じりに綾乃が囁く。

「……いま、何時？」
「7時半」

もう、こんな時間か……
日曜日とはいえ、あんまり寝すぎるのもよくない。

「だから、はやく、起きて……チュッ……」

スーパーガールが僕の額にキスをする。
柔らかい綾乃の唇。
彼女のほんのり甘い薫りが鼻腔をくすぐる。

同時に彼女への愛おしさが込み上げて来くる。
だから―――

「綾乃……愛してるよ」

朝っぱらから、ストレートな愛の告白。

綾乃は微笑むだけで何も言わない。

「朝ごはん、もうすぐ出来るから……」

チュッっと、今度は頬に柔らかな感触。
朝から、くすぐったい嬉しさが込み上げる。

「わたしも……愛してる……♪」

綾乃は真紅のマントを翻し、寝室を後にした。

さてと―――
日課の『のろけ』を存分に楽しんだ所で。

「～～～んっ！」

体を起こし、大きく伸びをすると、ベッド脇に置いてある写真立てを覗き込んだ。

―――高校の卒業式の写真。
ガチガチに緊張した僕の横で、大柄な黒髪眼鏡の美少女がはにかんで笑っている。
スーパーガール綾乃の仮の姿だ。

隣にあるもう一つの写真立てに目を移す。

卒業式に撮ったもう一つの写真。
写真の中で全身を隆々とした筋肉で覆うスーパーガールが、僕の横で腰に手を当て微笑んでいる。
これが綾乃の本当の姿。

僕の妻、『綾乃』は、怪力や飛行能力、さまざまな超能力を備えた正真正銘のスーパーガールだ

この後が大変だったんだよなぁ……

写真を見ながら苦笑いを浮かべる僕。

卒業式後、僕らは卒業旅行と称して、文字通り、二人で世界中を飛んで回った。
世界中の都市、総移動距離56,550kmを日帰りで……

かかった費用はゼロだったが、帰ってきた後、全身筋肉痛で、しばらくの間動けなかった事を思い出す。

「あなたー」

綾乃の声がする。
僕は手早くシャツとズボンを着込むとダイニングへ向かった。

キッチンに向かうと、綾乃は朝食の準備をしているところだった。

「おはよ、あなた」

綾乃は、スーパーガールのコスチュームの上から、エプロンを着用している。
まあ、この格好をリクエストしたのは僕なんだけど……
新妻らしいピンクの可愛らしいエプロンが、押しあげる胸に引っ張られ張り裂けそうだ。

「おはよ、綾乃……」

今度は僕のほうからキス。
本日、早くも3度目だ。

結婚して一年ちょっと。
そろそろ慣れてきたっていい頃なのだが、未だに新婚気分が抜けきらない。

「座ってて、もう、出来るから……」

妻は皿に載った魚の干物に向けて、瞳から熱線を照射した。
ジュゥウと、立ち込める香ばしい匂いに、思わずお腹が鳴ってしまう。

両目を赤く光らせたスーパーガールが、クスッと笑った。

「お替りいる？」

ちょうど一杯目がなくなると、綾乃が手を差し出した。

「うん」
「半分？少し？」
「半分」
「はい、どうぞ」

綾乃がよそったご飯を掻きこみながらテレビを見る。

ニュースは今日もスーパーガールの話題で持ちきりだ。
昨日はマシントラブルに見舞われた旅客機が、彼女のおかげで無事空港に着陸できたという。

『―――こちらがその時の映像です』

空港で撮られたというビデオ映像が流れる。
ぼやけた映像の中で、巨大なジェット旅客機を、軽々と差し上げるとても小さな人影が見える。

綾乃が言うには、夕飯の買い物に行った帰りの事だったらしい。

「乳製品が安かったの♪」

あやのは笑いながら答えた。
彼女にとっては、特売品＞旅客機って事らしい。

……妻の頭は、時として夫の予想を大きく超えていたりする。

まあ、彼女にとっては総重量350tを超える鉄の塊も、いま手にしている箸もそんなに変わらないのだろう。

『―――彼女はいったい何者なのでしょうか？』

テレビではしたり顔のコメンテーターが『スーパーガールはこんな女性である』なんて好き勝手言っている。
スーパーガールもすっかり有名人だ。

改めて目の前のスーパーガールをじーっと見る。
当の本人は、ご飯をほおばりながら、まるで他人事のようにテレビを見ている。

「どうかした？」

僕の視線に気づいたのか、箸を咥えて小首を傾げる綾乃。

「いや……、こんな女性がスーパーガールだなんて、誰も思わないよなぁって……」

僕は彼女の頬についたご飯粒を取ると、自分の口に放り込んだ。

「あ…………」

顔を真っ赤にして俯いてしまった無敵のスーパーガール。
まあ、このギャップが彼女の魅力だったりする訳で。
案外、からかい甲斐があったりする。

「ゴメン、ゴメン。お弁当付けた綾乃が可愛かったから……」
「だめ、許さない……」

プゥと頬を膨らます綾乃。
そのまま彼女がふぅと息を吹くだけで、僕は吹っ飛んでいくに違いない。

「どうしたら許してくれる？」

僕の質問にスーパーガールは静かに眼を閉じ唇を尖らせる。

僕も、小さく唾を飲み込み、ゆっくりと顔を近づける。

そして……

吸い込まれるように唇を重ねた。

「あなた……」

目が覚めると、スーパーガールが枕元を覗き込んでいた。

「ん……ん～……」

艶やかな青と赤のコスチュームが、起きたばかりの眼には刺激的た。

「起きて……あなた……」

僕を見つめる優しい新妻の微笑み。

「ん……おはよう……綾乃……」
「おはよう、あなた……」

ブルーのボディスーツに包まれた逞しい腕が、僕の前髪を優しく撫でる。
釣られて、黄金の「S」のエンブレム越しに、大きな双丘が揺らめいた。

「綾乃……」

腕を伸ばし、彼女の二の腕に盛り上がる大きな力瘤に触れてみる。
すべすべのコスチューム越しに彼女の力強い温もりを感じる。

「もう……♪」

ため息混じりに綾乃が囁く。

「……いま、何時？」
「7時半」

もう、こんな時間か……
日曜日とはいえ、あんまり寝すぎるのもよくない。

「だから、はやく、起きて……チュッ……」

スーパーガールが僕の額にキスをする。
柔らかい綾乃の唇。
彼女のほんのり甘い薫りが鼻腔をくすぐる。

同時に彼女への愛おしさが込み上げて来くる。
だから―――

「綾乃……愛してるよ」

朝っぱらから、ストレートな愛の告白。

綾乃は微笑むだけで何も言わない。

「朝ごはん、もうすぐ出来るから……」

チュッっと、今度は頬に柔らかな感触。
朝から、くすぐったい嬉しさが込み上げる。

「わたしも……愛してる……♪」

綾乃は真紅のマントを翻し、寝室を後にした。

さてと―――
日課の『のろけ』を存分に楽しんだ所で。

「～～～んっ！」

体を起こし、大きく伸びをすると、ベッド脇に置いてある写真立てを覗き込んだ。

―――高校の卒業式の写真。
ガチガチに緊張した僕の横で、大柄な黒髪眼鏡の美少女がはにかんで笑っている。
スーパーガール綾乃の仮の姿だ。

隣にあるもう一つの写真立てに目を移す。

卒業式に撮ったもう一つの写真。
写真の中で全身を隆々とした筋肉で覆うスーパーガールが、僕の横で腰に手を当て微笑んでいる。
これが綾乃の本当の姿。

僕の妻、『綾乃』は、怪力や飛行能力、さまざまな超能力を備えた正真正銘のスーパーガールだ

この後が大変だったんだよなぁ……

写真を見ながら苦笑いを浮かべる僕。

卒業式後、僕らは卒業旅行と称して、文字通り、二人で世界中を飛んで回った。
世界中の都市、総移動距離56,550kmを日帰りで……

かかった費用はゼロだったが、帰ってきた後、全身筋肉痛で、しばらくの間動けなかった事を思い出す。

「あなたー」

綾乃の声がする。
僕は手早くシャツとズボンを着込むとダイニングへ向かった。

キッチンに向かうと、綾乃は朝食の準備をしているところだった。

「おはよ、あなた」

綾乃は、スーパーガールのコスチュームの上から、エプロンを着用している。
まあ、この格好をリクエストしたのは僕なんだけど……
新妻らしいピンクの可愛らしいエプロンが、押しあげる胸に引っ張られ張り裂けそうだ。

「おはよ、綾乃……」

今度は僕のほうからキス。
本日、早くも3度目だ。

結婚して一年ちょっと。
そろそろ慣れてきたっていい頃なのだが、未だに新婚気分が抜けきらない。

「座ってて、もう、出来るから……」

妻は皿に載った魚の干物に向けて、瞳から熱線を照射した。
ジュゥウと、立ち込める香ばしい匂いに、思わずお腹が鳴ってしまう。

両目を赤く光らせたスーパーガールが、クスッと笑った。

「お替りいる？」

ちょうど一杯目がなくなると、綾乃が手を差し出した。

「うん」
「半分？少し？」
「半分」
「はい、どうぞ」

綾乃がよそったご飯を掻きこみながらテレビを見る。

ニュースは今日もスーパーガールの話題で持ちきりだ。
昨日はマシントラブルに見舞われた旅客機が、彼女のおかげで無事空港に着陸できたという。

『―――こちらがその時の映像です』

空港で撮られたというビデオ映像が流れる。
ぼやけた映像の中で、巨大なジェット旅客機を、軽々と差し上げるとても小さな人影が見える。

綾乃が言うには、夕飯の買い物に行った帰りの事だったらしい。

「乳製品が安かったの♪」

あやのは笑いながら答えた。
彼女にとっては、特売品＞旅客機って事らしい。

……妻の頭は、時として夫の予想を大きく超えていたりする。

まあ、彼女にとっては総重量350tを超える鉄の塊も、いま手にしている箸もそんなに変わらないのだろう。

『―――彼女はいったい何者なのでしょうか？』

テレビではしたり顔のコメンテーターが『スーパーガールはこんな女性である』なんて好き勝手言っている。
スーパーガールもすっかり有名人だ。

改めて目の前のスーパーガールをじーっと見る。
当の本人は、ご飯をほおばりながら、まるで他人事のようにテレビを見ている。

「どうかした？」

僕の視線に気づいたのか、箸を咥えて小首を傾げる綾乃。

「いや……、こんな女性がスーパーガールだなんて、誰も思わないよなぁって……」

僕は彼女の頬についたご飯粒を取ると、自分の口に放り込んだ。

「あ…………」

顔を真っ赤にして俯いてしまった無敵のスーパーガール。
まあ、このギャップが彼女の魅力だったりする訳で。
案外、からかい甲斐があったりする。

「ゴメン、ゴメン。お弁当付けた綾乃が可愛かったから……」
「だめ、許さない……」

プゥと頬を膨らます綾乃。
そのまま彼女がふぅと息を吹くだけで、僕は吹っ飛んでいくに違いない。

「どうしたら許してくれる？」

僕の質問にスーパーガールは静かに眼を閉じ唇を尖らせる。

僕も、小さく唾を飲み込み、ゆっくりと顔を近づける。

そして……

吸い込まれるように唇を重ねた。

イラストコミュニケーションサービス[pixiv(ピクシブ)]

pixivへようこそ

筋肉娘でスーパーガールな奥さんとイチャイチャするだけのお話

砂糖無線

投稿した作品

この作品の前後に投稿された作品