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チャドで自爆テロ ボコ・ハラムの犯行か
12月6日 11時05分

アフリカ中部、チャドの市場で、複数の女が相次いで自爆テロを行って少なくとも15人が死亡し、過激派組織IS=イスラミックステートに忠誠を誓うイスラム過激派組織ボコ・ハラムによる犯行の疑いが強まっています。
アフリカ中部のチャドにあるチャド湖の島で、5日、地元の市場付近で3回の爆発が起きました。現地の複数のメディアの報道によりますと、3~4人の女たちが身につけていた爆発物を相次いで爆発させたということで、これまでに少なくとも15人が死亡し、80人以上のけが人が出ています。地元の治安当局は、今回の自爆テロの手口などから、隣国ナイジェリアの北東部を拠点とするイスラム過激派組織、ボコ・ハラムによる犯行の疑いが強いとみて調べています。
ボコ・ハラムは、ナイジェリアとの国境地帯にあるチャド湖を渡ってチャド側にたびたび攻撃を仕掛けており、チャド軍がボコ・ハラムに対する掃討作戦を進めるとともに、チャド政府がこの地域に非常事態宣言を出してテロへの警戒を強めていました。
過激派組織ISに忠誠を誓うボコ・ハラムは、警戒されにくい女性や子どもに強制して、人混みの中で自爆させるテロを繰り返し、この地域の治安が悪化していて、大勢の住民が避難を余儀なくされています。

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