水木さん 東スポで4コマまんがを連載していた
2015年12月02日 06時00分
亡くなった漫画家の水木しげる(本名・武良茂=むら・しげる)さんは1971年4月から72年3月まで、全52回、「東スポまんが展」というコーナーで毎週、社会風刺の4コマまんがを連載していた。
第1回のタイトルは「哀れな花見」。枯れ木にたった1輪の桜が咲いているのを見て喜んでいる花見客を描き、「30年後公害におかされた東京付近のお花見でした」というオチ。おなじみ鬼太郎とねずみ男が借金をめぐって掛け合う回もあった。最終回は「さいご屁」というタイトルで、誘拐された女性が強烈なおならで犯人を吹き飛ばし、「いまのうちに逃げよう」というものだった。
妖怪が見えた水木さんと東スポは、やはり波長が合っていた。
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