忘年会シーズンに6割の人が体調不良を感じているが、取引先の誘いは断らない――。年の瀬を迎えて酒を酌み交わす機会が多くなる中、佐藤製薬(東京)は5日までに、こんなアンケート結果を公表した。
アンケートは11月24~26日にインターネット上で実施。20~59歳の仕事を持つ男女を対象とし、824人が回答した。
結果によると、忘年会シーズンに「体調不良の症状が出る」と答えた人は486人で全体の59%。症状を複数回答で聞いたところ、最も多かったのは「身体がだるい」の40%で、「眠気がひどい」の23%、「首や肩が凝る」の16%が続いた。
取引先との忘年会がある場合に、体調不良でも断らないとした人は77%だった。一方で、体調が不良になり仕事の効率が下がったと答えた人も83%に上った。
飲酒で負担がかかる肝臓をいたわる方法を複数回答で聞いたところ、「睡眠をよくとる」が37%、「休肝日をつくる」が28%、「食事に気を付ける」が24%などだった。〔共同〕
忘年会、佐藤製薬