史上最高の打者 という言葉を聞いたとき
真っ先に思い浮かべる打者は、張本勲 ですね。
打者というくくりは勿論、選手としても本当に理想的だと思います。
(張本勲氏は、現役時代、守備に難があったという話を聞きますが)
9666打数 3085安打 504本 1676打点 319盗塁
打率0.319 出塁率0.403 長打率0.534 Isop0.215
オレが知っている氏の姿は
もう最晩年のときなので、そのときの印象は、ただの「イカツい感じのオッサン」という印象しかありません。
しかし、改めて数字を見ると
もう文句のつけようのない数字ですね。
氏は
1・・・打率も残せ(高打率)
2・・・本塁打も打て
3・・・打点もあげられる
勿論、ここまでは、スラッガーの最低条件ですね。 氏は素晴らしいです。
しかし、氏の更に凄いところは
4・・・盗塁も出来る(脚も速い)
5・・・出塁率も高い
6・・・長打率も高い
というところも存在するところですね。
普通、脚の速い選手は、本塁打が打てない、打点があげられない という
非力な打者にあるタイプです。
そうです。 ゴキブリイチローのようなタイプですね。
彼も、脚が速い=本塁打が打てない、打点も弱い という典型のタイプです。
しかし、張本勲氏は
その常識を見事に覆した打者です。(同じようなタイプには、元広島の、山本浩二もいます)
張本勲氏の凄いところは
3000安打 500本塁打 打率3割 300盗塁
をやってのけていることです。
これは、氏を含め、世界にたったの2人しかいません。
残る一人は、元メジャーリーグのスラッガー、ウィリー・メイズ だそうです。
打率も高い、本塁打も打てる、点も取れる、脚も速い、出塁できる、長打も打てる
文句なし。言うことないでしょう。
張本勲氏が史上最高の名にふさわしくないのであれば
一体、誰が史上最高なのか?