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【ゴルフ】

日本4戦全勝で首位発進

2015年12月5日 紙面から

第1日、13番で勝利を決めて上田桃子(左)と抱き合う原江里菜=三好CCで(大橋脩人撮影)

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◇4カ国対抗戦 ザ・クイーンズ<第1日>

 ▽4日、愛知県みよし市、三好CC西C(6500ヤード、パー72)▽曇り、気温8・7度、風速2・6メートル▽賞金総額1億円、優勝4500万円▽32選手▽観衆932人

 2人1組でホールごとに良い方のスコアを採用するフォアボールでの第1日は、日本勢が4戦全勝の12ポイントを獲得し首位発進した。渡辺彩香(22)菊地絵理香(27)組が6&4で欧州チームを下し、大山志保(38)成田美寿々(23)組が2&1で韓国ペアに勝利、笠りつ子(28)酒井美紀(24)組が4&3で、上田桃子(29)原江里菜(28)組が6&5でそれぞれオーストラリアペアに勝利した。2位は7ポイントの韓国。3位は4ポイントの欧州。4位は0ポイントのオーストラリアだった。

 日本の4つのペアすべてが勝利しての好発進。上田主将の采配がズバリ的中した。「(組み合わせは)選手全員と話して、ランキングやスタッツ(個人成績)を見ながら大山さんと話したりして」決めたという。絶妙といえるペアリング。飛ばし屋の渡辺に安定ゴルフの菊地。アグレッシブ派の大山・成田ペア。安定したプレーヤー同士の笠と酒井。そして自身は昨年の日韓対抗でペアを組んでお互いをよく知っている原を選んだ。

 第1組に渡辺・菊地を抜てきして「後ろの組を勇気づける結果を出してほしい」と伝えて送り出した。そして「最後は私と江里菜が守りたい。必ず勝つという気持ちでやりました」という。それぞれが持ち味を発揮しての好結果。「どのチームも勝利を持って帰ろうと頑張って全部勝てた」と振り返った。

 2日目はチーム2人が1つのボールを交互に打つフォアサム形式。「経験したことがないスタイルなので、そこがキーになる。明日も気を引き締めて、みんなで力を合わせて頑張りたい」。優勝に向かって桃子主将がチームを引っ張る。 (櫛谷和夫)

 

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