はじめに
こんにちは。
以前このような記事を書かきました。www.palepalette-blog.com
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というわけでちょくちょく見進めてきたので、ここで備忘録という意味も含めて記事を書いておきたいと思います。
dアニメストアで見終えた作品
二ヶ月の間に結構な数の作品を見ました。感想を書いたものと書いていないものがあるので、分けて記載しておきます。ちなみに10本ほど見ました。
感想を書いた作品
- 四畳半神話大系
- さくら荘のペットな彼女
- 未確認で進行形
感想をかけていない作品
- RDG レッドデータガール
- 結城友奈は勇者である
- 問題児たちが異世界から来るそうですよ?
- はたらく魔王さま!
- 蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-
- てーきゅう(一期)
- スケッチブック~full color’s~
多作品を見終えた感想
2010年以降、かなりの本数のアニメを見てきたつもりでしたが、見れていない作品が意外と多かった。というのが今回のきっかけとなります。2ヶ月の間に現行のアニメと同時並行で10作品も見ることが出来たので、かなりの成功と言っていいのではないでしょうか?(何が成功かは知りません)
感想としては、やっぱり僕が知らないだけで面白い作品はたくさんありました。
まあその中でもドハマリしたのが『未確認で進行形』でしょうか。オープニングから伺うことのできるキャラクターの可愛さ。これでもかと存分に詰め込んだ出来になっています。なぜオープニングの90秒があれほど濃密にかわいいのか。とても気になっています。いやー見てよかった…。
『さくら荘のペットな彼女』に関しては、夢と現実をノンフィクション寄りに描いていました。見ていてとても胸が痛かった。だからこそ見応えが有りましたね。
『四畳半神話大系』からは作品の見せ方について学ばされました。アドベンチャーゲームをアニメでやっているかのような感覚。見慣れているはずの手法なのに、アニメだと新鮮に映りました。『アマガミ』や『CLANNAD』でも同じような手法をとっていましたが、一話完結型で見せるとテンポもよく見え方がかなり違いましたね。
とまあ感想を書いた作品に関してはこんなもんで。感想をかけていない作品についても簡単に述べたいと思います。
RDG レッドデータガール
以前ツイートした内容から。
RDG レッドデータガール
早見沙織さんをきっかけとして見たものの、キャラとしては米澤さん演じる真響がとてもよかった。PAはAnotherのような雰囲気が重要とされる作品を背景の綺麗さで後押ししていて見ていて惹き込まれる。泉水子の能力と深行の感情の推移をもう少し描いて欲しかった。
— ぱん (@frenchpan) 2015, 11月 13
この時も述べたように、作品の作る雰囲気がとても好みでした。山という普段の生活からは離れた空間を神秘的に表現していました。神秘的な山と現代的な学園。その二つの空間をベースとして、泉子と深行の関係の変化を描いていました。あとやっぱり、深行がどう考えて、最終話の考えてに至ったのか。その辺りの尺不足をどうしても感じてしまいました。それ以上に余りある魅力の詰まった作品であることに間違いはないと思います。
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結城友奈は勇者である
このアニメは、勇者システムを用いて勇者になり、バーテックスを倒す。強靭なバーテックスを倒すために満開状態になり、自分の体を犠牲にしてみんなを守ろうとする。それがこの作品の主であり、キャラクターの心理が変化していった原因である。自分の体を犠牲にしてみんなを守ろうとする友奈。この世界の真相を知り、苦しみからみんなを開放しようとする美森。声を奪われてもなお笑顔を貫く樹。妹の悲しみを代わりに背負おうとする風。大赦の責任を感じてしまう夏凛。それぞれの心理変化を「満開」を通して描いていき、キャラクターの心理がおもしろさにつながっていたと思いました。
それでも見終えたあとに感じたことは、「結局この世界はどういう世界だったのか?」ということ。それがもう少し明らかになるとモヤモヤも解消されるかなと思いました。続編が出ているため、この作品はシリーズを通しての紹介編であり、世界への言及は多作品で行われているのかもしれません。
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問題児たちが異世界から来るそうですよ?
自分たちのコミュニティを守るために、異なる世界から能力を持つ人間を集める。そこから大躍進を遂げていくという感じの話。
全話を見終えた感想として、雰囲気はわかるが詳細はわからなかったという印象。原作ではきっともっとこの複雑な設定が丁寧に説明されており、能力についても世界観についても言及されているのだと思います。すごく面白そうな雰囲気を感じていたので、ちょっと残念だったような作品でした。あとオープニングで歌詞を全て文字にするのはやめて欲しかった…。
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はたらく魔王さま!
こちらも以前ツイートした内容から。
はたらく魔王さま!
カツドゥーンという掴みが最強だった。テンポの良いギャグから少しずつシリアスに移っていくバランスが絶妙。真顔とジト目がテンポを支えていた。魔王と勇者が相互に世界を思っていることが全面に出ていて良かった。OPの魔と聖の月が重なっている演出がすごく好き。
— ぱん (@frenchpan) 2015, 11月 13
この作品に関しては原作まで読んでいますが、原作よりタイプでした。同じストーリーを展開しているはずなのに見せ方でここまで変わるのかという感じ。原作ではギャグに寄っているという印象はなかったが、アニメではギャグ7:シリアス3というほどの振り方に変わっていたような気がする。それがこの作品をアニメ化する上ではあっており、見事な塩梅であったと言わざるをえない。
それにしてもこのアニメを見ているとツイートした時に、身内から「カツドゥーン」という単語だけが送られてきたほど、このアニメのカツドゥーンは有名だったのですね。正直ビビりました笑。
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蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-
霧の艦隊という敵が現れ、それによって海路が閉ざされた。一隻の霧の艦隊が仲間になり、そこからどんどん霧の艦隊を仲間にしていく話。3Dデザインと艦隊の戦闘シーンの迫力があり、見ていて引き込まれる作品。艦隊としての命令系統しか持たないはずのメンタルモデル。しかし人間のような感情を持ち、人間以上に情にあふれている場面も見受けられる。そのため圧巻の戦闘シーンも魅力であるが、メンタルモデルから人間になっていく過程がアニメの魅力であるように感じる。
『劇場版 蒼き鋼のアルペジオ ‐アルス・ノヴァ‐ Cadenza』がかなり好評だったようなので、早く見たい。少し前まで映画館でやっていたと今日知ったので、とても後悔しています…。
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てーきゅう(一期)
ルーツの『するめいか』は視聴しており、てーきゅうがそのルーツの作品と知ったのは最近。テンポの早すぎる5分ギャグアニメだが、何も考えずに無心で見ることができる。基本一話完結型だが、面白い時と面白くない時の差が激しい。5分だから許容できるし、5分だからインパクトもある。短時間アニメとしての長所のみを活かしているからこそ、6期まで続く人気シリーズになったのかも。
それにしても花沢香菜さんが演じる板東まりもがぶっとんでるヤバさ。おもしろい。
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スケッチブック~full color’s~
美術部である梶原空が見逃しがちな日常の良さ見つけていく話。前半はキャラクターを理解するための単調な話が続くため、少し退屈な展開であった。しかし後半に向かうに連れて、キャラクターの個性が全面に出てくる。それがすごく心地よい。
特に8話のカメラで撮る写真とスケッチブックで描く絵の違いの話。これが僕が一番好きなストーリーで、同じものを見て同じものを書いているはずなのに全く違うものになる。通したフィルターが違うため、見えている印象も大きく異なる。それを写真と絵でうまく表現していた。それだけでなく、日常のゆっくりとした時間の流れの中にその話を織り交ぜている雰囲気が気に入った。秋の河原でのむお茶は身に沁みそうだ。
あとは5話のねこねこの日。この作品に欠かすことのできない猫たちの視点で進むストーリー。人と猫を上手く組み合わせ、作品が綺麗につながっていく。
多角的に描かれる日常と、あーわかるなーという共感がこの作品の持ち味であり、見ている側をほっこりさせる作品である。ARIAやたまゆらといった時間のゆったりとした流れを意識した作品が好みな人には、是非見てほしい作品となっていた。
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テレビ東京系アニメ「スケッチブック~full color’s」サウンドスケッチブック
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今後視聴予定の作品
- 桜蘭高校ホスト部(視聴中)
- 花咲くいろは(視聴中)
- 狼と香辛料
- バッカーノ
- 電脳コイル
- SoltyRei
- 機動戦艦ナデシコ
- ガッチャマン クラウズ
とりあえずこのあたりでしょうか。これ!というものがあればぜひ。
まとめ
簡単にですが見た作品の感想をまとめてみました。今月もこの調子で続けていきたいと思います。ジャンル別おすすめアニメを紹介できる日は遠そうですね。
以上です。それではまた別の記事でお会いしましょう。