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【サッカー】

宇佐美「ゴールで逆転Vだ」 きょうJ1決勝第2戦 広島−大阪

2015年12月5日 紙面から

チャンピオンシップ決勝第2戦を前に、練習を終え引き揚げるG大阪・宇佐美=大阪府吹田市で

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 J1の年間王者を決めるチャンピオンシップは、ホームアンドアウェー方式による決勝第2戦が5日午後7時半からエディオンスタジアム広島で行われ、第1戦先勝の広島(年間勝ち点1位でシード)がG大阪(同3位)をホームに迎える。4日は両チームが地元で最終調整。2日の敵地での第1戦を後半ロスタイムの連続ゴールで3−2と逆転勝ちした広島は、引き分け以上なら無条件で2012、13年の連覇以来3度目の優勝が決まる。優勝チームは10日開幕のクラブワールドカップ(W杯)に開催国代表として出場する。

 誰ひとり、望みを捨てている者はいない。G大阪の長谷川監督は「調子は上がっている。大一番でエースのゴールに期待したい」と、宇佐美をキーマンに指名。宇佐美は「期待に応えて、チームを勝たせたい」と決意は固い。

 得点王を目標に走り始めた今季だが、得点ランクは3位に終わった。それでも、エースとしての使命は変わらない。「ゴールに結びつけることが、自分の存在価値」。現在クラブでは10戦不発だけに「悔しくて、ふがいない。そんな負の感情をプラスに変えたい」と、ゴールに飢えている。

 厳しい状況での勝負強さはG大阪の象徴だ。浦和を延長の末に破ったCS準決勝が印象的だが、アジア・チャンピオンズリーグでの経験値も高い。1次リーグは開幕から2連敗したものの、3連勝で通過。準々決勝は後半ロスタイムに勝ち越しゴールを決めた。

 昨季から広島戦は4勝1分け2敗。エディオンスタジアムで1得点している宇佐美は「失うものは何もない」と、逆転Vへ虎視眈々(たんたん)。このままでは終われない。 (國島紗希)

 

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